高田文夫さんが2023年8月28日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中でNetflixで配信がスタートした『LIGHTHOUSE』について話していました。
（高田文夫）いろんなことがあって。ねえ。若い人をどんどんいろんなことをやっていくっていうのは本当にいいことだよ。やっぱり。本当に。この間、若林くんと星野源ちゃんのさ、Netflixを全部見たんだよ。
（松本明子）『LIGHTHOUSE』。
（高田文夫）灯台だから。いや、若林と俺は年齢は30ぐらい違うのかな？ 75だから。向こうは44だろう？ やっぱり30年の間に物の考え方が……今の人って、真面目だよな。本当に時代が違うからさ。そうしないと、笑いもやっていけないんだろうけど。物を作るということに関して、すごい真面目に考えているんだね。
（松本明子）すごい若い頃からの気持ちとか、不遇の時代とか。
（高田文夫）そう。星野くんもすごいしね。考えてさ。1回、収録が終わるとその数日後にその日にしゃべったことをテーマに1曲、作るんだよ。あのクリエイティブがすごいんだよ！
（松本明子）毎回毎回。
（高田文夫）お互い、物を作ってくるっていうね。だから、評論家なんかじゃないんだよ。やっぱりちゃんと作り続けるってことがすごいなと思ってさ。
（松本明子）阿佐ヶ谷にね、2人ともね。
（高田文夫）そうそう。スタートがね。
（松本明子）まあ春日さんと星野さんが住んでいたということで。
阿佐ヶ谷・高円寺つながりの2人
（高田文夫）それからいろんなことがあって。嫌な思いもしたんだろうなって。関西芸人にもいじめられてさ。いろんな嫌なこともいっぱいあったんだよ。関西芸人に脅かされて。「なんやねん、ワレ！」って。東京の若手はみんなそうだよ。関西にいじめられてさ（笑）。「ここは東京だっつーの！」って。そこにダーッと入ってくるからね。ズカズカと。それで脅かされて、嫌な思いをいっぱいして。それで今回さ、東京ドームをやるだろう？
（松本明子）そうですね！
（高田文夫）「なんやねん、若林。東京ドームをお前、やるらしいな？」って。かわいそうだよな（笑）。
（松本明子）来年の2月18日。いよいよ、東京ドームで。
（高田文夫）あんな、僕らの時代なんて……B&Bでもたけしさん、ツービートでも、そんなに考えずにダーッと突っ走ってきちゃったからさ。最初からさ。なんにもわからなかったね。今の子は数も多いし、みんな考えているから。いろんな戦略とかさ、自分のこととかね。
（松本明子）自分と向き合って。
（高田文夫）そうなんだよ。そんなに向き合わなくていいだろうって思うぐらいに向き合うね。
（松本明子）真面目ですよね！
（高田文夫）それでポツッと若林が言った言葉でさ、「よく考えたら俺ってさ、20代が一番老けてたな」って言ったのよ。思い当たる節があるんだよ。俺も20代が一番電球切れてたと思うんだよ。わけがわかんなかったね。20代の頃。売れるか売れないかもわかんない。世に出られるか、出られないかもなんにもわかんない。けど、忙しくなんか作ってたでしょう？ だからそういう頃ってね、わかるよ。一番老けていたっていうのが。それで30、40で光がこう、見えてくるじゃない？ 「ああ、これをやっていけばいいんだな」って。「自分の好きなことがあるから」ってなるけどさ。いや、すごいなと思ってさ。
「よく考えたら俺、20代が一番老けてたな」
（松本明子）そうですね。見ごたえがありますね。あれね。
（高田文夫）あれ、佐久間がやっているんだよ。
（松本明子）そうですね。去年の10月ぐらいからずっと収録をして。
（高田文夫）ずっと。毎月1回、会って。それで長い時は3月も会っていなくて。お互いにたまっちゃって。その間、ちょうど若林は武道館も終わって。今度のドームの間だから、ちょうどいろんなことを考える時だから。ちょうどよかったもしれないね。あれをやってね。
（松本明子）で、今はオールナイトニッポンで2人ともすごい頑張っていらっしゃって。
（高田文夫）2人ともやってね。素晴らしいよ。
＜書き起こしおわり＞
