ハライチ岩井 立ち飲み屋で酔っ払いにしつこく絡まれた話

ハライチ岩井 立ち飲み屋で酔っ払いにしつこく絡まれた話 ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2023年3月23日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でよく行く立ち飲み屋で1人飲みをしていた際に、酔っ払ったサラリーマンにしつこく絡まれたという話をしていました。

(岩井勇気)先週、1人で立ち飲み屋に行ったみたいな話をしたじゃない? で、それがWBCをやっている日で。その店にはテレビがあるから、みんなでWBCで盛り上がっていて。俺は野球は見ないからさ、そのノリしんどくて1杯飲んで出た、みたいな話をしましたよね?

(澤部佑)メシを食べに行ったのに、1杯だけ飲んで出た、みたいな。

(岩井勇気)で、なんかそこの店員の子も知り合いだし。オーナーとも俺、知り合いだから。「この間、すぐ出ちゃって悪かったな」と思って。だから今週、もう1回行ったんですよね。

(澤部佑)ああ、なるほどね。

(岩井勇気)「この間は、ごめん」みたいな感じで。で、1人でまた行かせてもらったんですけども。夜10時ぐらいに。で、その立ち飲み屋がコの字型のカウンターのところで、最大15人ぐらい入れる感じ。ぎゅうぎゅうにすればね。で、その店、行ったらその日もパンパンで。

(澤部佑)そこ、人気なんだね!

(岩井勇気)「行けるかな?」と思ってチラッと覗いてみたら「行きますよ」って。そこの店員の女の子が「奥、どうぞ。一席、空いてます」みたいな感じで言われて、入れてくれて。で、奥に入って上着を脱いでさ、レモンサワーとつまみみたいなのをとりあえず頼んでね。それを待っていたら、隣にサラリーマン2人組……30代ぐらいかな? が、飲んでいたんですけども。俺は一番奥にいて、その手前。俺側にいた方のサラリーマンが俺の顔を見て「えっ、えっ?」みたいな。

(澤部佑)ああー、すごい画が出ているね(笑)。

(岩井勇気)「えっ、えっ?」って。で、そのもう1人の方と顔を見合わせて。「えっ? だよね? だよね?」ってなっているわけ。「ああ、めんどくせえな……」って。

(澤部佑)ああ、そこまでのテンションだとね。

(岩井勇気)そしたら、その手前の「えっ、えっ?」って言っていた方が俺にね、「ですよね? ですよね? ねえ? ですよね?」って言ってくるわけ。でも、もうだいぶ酔っ払っているのよ。その感じだと。

(澤部佑)ああ、そうか。10時ぐらいか。

(岩井勇気)でもさ、その「ですよね?」って言われてもさ……。「そうです! どうも。ハライチの岩井です!」とは言わないじゃん? 言うわけないじゃん?

(澤部佑)言わないね。

(岩井勇気)だから「ですよね?」って言ってくるから「えっ、何がですか?」って俺、聞いたの。

(澤部佑)うん。まあ、会話としては別に普通だよね。

(岩井勇気)そう。俺は普通の会話だと思ってるから。で、聞いて。そしたら、「いやいや……ですよね? そうですよね?」ってずっと言ってくるの。で、「よく来るんですか?」みたいに聞いてくるから「いや、たまに来るんですよ。ありがとうございます」って、こう、切るように……(笑)。

(澤部佑)あるよね。切る「ありがとうございます」ね。

(岩井勇気)「はい、もうおしまいです。このめんどくさがっている感じ、わかりますよね?」っていう投げかけの「ありがとうございます」ね。それでも、もうすごい酔っ払ってるから。で、「写真、ダメっすか? 写真」って言ってくるわけ。

(澤部佑)ああ、止まらない?

(岩井勇気)で、「うわっ……」って思って。でも、そこで「いや、ダメだって!」って切れても……今のこの令和の時代、ちょっと大ごとになる可能性とかもあるわけじゃないですか。コンプラとか言って。もし江戸時代だったら、俺はもう刀を抜いて、ぶった斬ってましたけども(笑)。

(澤部佑)過激すぎますけどね。江戸でもたぶんダメですけどね(笑)。

(岩井勇気)完全に刀を抜いてぶった斬っていましたけどね。でも今は違うから。「いや、ちょっと写真、ダメなんですよ」って。あたかも「写真、ダメなんですよ」って決められてるから言ってるかのように。わかる?

(澤部佑)「事務所がそう言ってますんで」みたいな。

(岩井勇気)誰かに言われていて。「写真、ダメなんですよ。本当は撮りたいんですけどね」みたいなね。それで「写真、ダメなんですよ」って言ったら、「ええーっ? なんでですかー! めっちゃファンなんですよー! めっちゃファンなのに。1枚、撮りましょうよ!」って。「うわっ、こいつ、ヤバいな」ってなって。で、その奥のやつは苦笑いしているんだけども。で、その手前のやつが「ちょっと今日、俺は大阪から出張で来たんですよ。友達のこいつは東京の支社で。俺、出張あんまりないんですけど。たまたま今日、大阪から来たんですよ。写真、いいっすか?」って言うわけ。

「いや、お前が出張ではるばる来てるかどうか、俺は知らないから。なんで知らないやつのそれで、俺のルールが歪むと思ったんだよ?」って思って。

(澤部佑)まあ、そうね。テンションが上ったのかな?

(岩井勇気)でも100歩譲って、はるばる俺に会いに来たんだったらいいけど。出張で、たまたま来てるだけって、そんなの関係ないじゃん?

(澤部佑)まあ、たまたまで会えたから、なんかテンションが上がっちゃってるんだよね。まあね。

(岩井勇気)でさ、「いや、めっちゃ好きで! 写真、撮りましょうよ。めっちゃ好きなんですよ!」ってしつこく言ってくるから。「えっ? じゃあ俺、誰?」ってそいつに聞いたの。

(澤部佑)すごいですね……。

「えっ? じゃあ俺、誰?」(岩井)

(岩井勇気)「じゃあ俺、誰?」って聞いたの。そしたら「いや……いやいや。すげえ好きなんすよ。俺、テレビで見てて……」とか言うの。「いや、知らねえじゃねえかよ! こいつ、知らねえな? テレビに出てるっぽい人だったら誰でもいいから写真を撮って、それで友達とかに『俺、こいつと撮ったよ』って見せるやつだろ? お前は」って。で、そんな風に言われても「いや、写真はちょっとごめんね」って言って。「ええー? 1枚、ダメっすか? 1枚、ダメっすか?」って。もうしつこいわけ。

でももう、切れる時代じゃないから。令和だし、コンプラとかもあるから。でも、戦国時代だったらもう火縄銃で俺は撃ち抜いてるけどね。頭を撃ち抜いてるけどね?

(澤部佑)いや、戦国時代でもそれはダメだと思いますけども……。

(岩井勇気)でもね、だからなるべくにこやかにね、にこやかに……「いや、ダメだっつってんだろ! イカれてんのか?」って俺、言ったの。にこやかにね?

(澤部佑)いや、それをにこやかにできます? その文言で……。

(岩井勇気)へらへらしながらね、言ったんですけどね。でも、それでもこいつ、酔っ払っているから。ちょっとなんか、喜んでいるの。「またまたー」みたいな感じ。大阪のやつなんだろうな? わけがわかんねえけど。

(澤部佑)岩井的にはだいぶ、ちょっと爆発寸前みたいな感じだね。

(岩井勇気)そしたらまた、その店員の女の子が……そのお店の、30代ぐらいの子なんだけど。1人で回してる子なのよ。もう、すごいんだよ。めちゃくちゃできる子で。そしたらその子がさ、サラリーマンに「お兄さんたち、本当に来た時から結構、飲んでますもんね。仕事終わりなんですか?」みたいな感じで、注目を自分に持っていくようにして。その、俺から遠ざけてくれているような感じなのよ。

(澤部佑)ああ、それはできる方だね。たしかに。

(岩井勇気)それで俺、「なんか申し訳ないな」とか思ったんだけど。でも、その子と話し終わったらまた、その手前のサラリーマンが「いや、マジで好きなんすよ」って、また来るの。で、酔っ払っていて、距離感もわかんないから。めちゃくちゃ顔を近づけてきて。でもこれはもう、今は切れる時代じゃないから。

(澤部佑)それはわかっているんですね?

(岩井勇気)切れる時代ではないから。どうなるか、わかんないから。でも本当、縄文時代だったら土器でぶん殴っているけどね?

(澤部佑)縄文時代、そんな倒し方をしてたか知らないですけども。土器を鈍器として使っていたか、知らないですけど。

(岩井勇気)だから、今の時代だからにこやかにね。にこやかによ? にこやかに「あのさ、飲み屋で言うことじゃないんだけど……酒臭えわ!」って俺、言ったのよ。

(澤部佑)それ、切れているよね? 切れてますよ、それ?(笑)。

(岩井勇気)切れてないよ。切れてない(笑)。で、またその店員の女の子がそれを聞いたのか、察して。「今日、金曜で。みんなこうやって来てくれて。仕事終わりでみんな、疲れてますからねー」とか言って。遠まわしに「鬱陶しい絡み方を他の客にするな」みたいな感じで。だから、その店はその子がいるから基本的には秩序がめっちゃ保たれているのよ。俺、話しかけられたこともほとんどないんだけども。でも、そいつは出張で来てるから。新規の客だから、訳がわかんなくて。で、そのサラリーマン、もうお構いなしでさ。もう酒とか食いもんとかをさ、俺の方にガッと寄せてきて。「一緒に飲みましょうよ!」とか言って。

(澤部佑)ああ、もう……そういうことじゃない段階なんだけどね。

(岩井勇気)で、基本さ、俺ってそんな絡み方ってされないからさ。人相もちょっと悪いし。澤部とかみたいじゃなく、人相も悪いし。あと、俺にそんなことをしてきたら、切れられる可能性、あるじゃん? そんな雰囲気で、テレビにも出たりしてるし。で、案の定、なんか奥の方のサラリーマンはちょっと気まずそうにしてるんだよね。「俺、大丈夫かな?」みたいな感じで見ているの。で、それを俺が見て思ったんだけど。「手前のこいつ、本当に俺のことを知らないんだな」と思ったの。その出ている感じとか。「俺がそんな絡み方されたら、切れる可能性があるとかもわかんないぐらい、知らないんだな。テレビに出ている感じも知らないんだな」って。

(澤部佑)なんとなく見たことがあるっていうね。

(岩井勇気)「だって、こんな絡み方、されるわけないもんな」って思って。そしたらまた、その手前のサラリーマンにカウンターの店員の女の子が「ちょっとお兄さん、泊まっているホテル、どこなんですか? チェックインとか、大丈夫ですか?」って。もう帰そうと促していて。「なんか悪いな」って思ってさ。そしたらそのサラリーマンが、おもむろにカメラを起動して。「ちょっと、インカメで写真、いいっすか?」みたいな感じで言うの。でもそんなの、もう切れる時代じゃないじゃん?

(澤部佑)そうよ。時代はね。

(岩井勇気)どうなるか、わかんないし。原始時代だったら、もう石斧でぶっ倒れて、飼いならしてマンモスで踏みつけてやるんだけども(笑)。

(澤部佑)ちょっと知らないですけども。原始時代って、マンモスを飼いならしていたんでしたっけ? そのへん、わからないですけども。

(岩井勇気)踏み潰すところだったけども。でも、今の時代だから、にこやかにね。にこやかに、その奥の方のサラリーマンに「おい、こいつ連れて早く帰れ!」って。

(澤部佑)それは、ちょっとにこやかにはできませんよね?(笑)。

(岩井勇気)にこやかによ。めちゃくちゃニコニコしながら。

(澤部佑)時代に適したにこやか度で?

にこやかに「こいつ連れて早く帰れ!」

(岩井勇気)そうそう。そうしたら、その奥の方のサラリーマンがビクッとなって。「もう、帰ろう、帰ろう……」みたいになって。その奥のやつは店員のその感じにも気づいていて。「帰ろう、帰ろう」って言うんだけども。その奥のやつは「えっ、なんでだよ?」みたいな感じなわけ。でも、そいつがもう引っ張っていって、お会計して。それでその2人は出ていったんだけども。

でさ、なんかその店員の女の子も「ごめんなさいね。なんかもう、来た時からすごい酔っ払っていて……」「いや、全然、全然。大丈夫です、大丈夫です」って言って。「でもさ、俺さ、飲み屋に来て言うことじゃないんだけども。酔っ払い、嫌いなんだよね」って(笑)。

(澤部佑)飲み屋で言うことじゃないね(笑)。

(岩井勇気)で、まあ笑ってくれてさ。それでちょっと、メシを食って、飲んで。それでお会計をしようと思ってね。それで俺、隣の客を2人、帰しちゃってるから。「帰れ!」っつって。だから、「だいたいこの会計は4、5000円ぐらいだけど、万券を置いて帰ろう」と思ったの。俺は。「ごめんね」って。

(澤部佑)ああ、なるほどね。お店に対して、やっぱりちょっと申し訳ないと。

(岩井勇気)それで「帰ろう」と思って「お会計」って言ったら、なんか伝票が1500円ぐらいなんだよ。「えっ、これ、どうしたの? なんか安くない?」って聞いたら「さっきの奥のサラリーマンの人が『悪いから』って、岩井さんの分まで、自分たちがいたところまでは払ってくれているんですよ」みたいな。いや、なんかそんな……「その程度で、恩着せがましいな」とか思ったんだけど(笑)。

(澤部佑)「恩着せがましいな」って……(笑)。まあ、その謝罪のつもりじゃない? 恩着せがましいっていうよりかは。

(岩井勇気)「だとしたら、俺がどんだけ飲んでも大丈夫なぐらい置いていけよ。店にも悪いんだから」って。そう思ってね。

(澤部佑)まあ、ちょっと……っていうね(笑)。

(岩井勇気)で、俺がお会計、1500円を払おうと思って財布を見たら、まさかの……びっくりしたんだけども。2000円しか入ってなくて(笑)。

(澤部佑)ヤバッ! こいつ……(笑)。

(岩井勇気)「うわっ、あっぶねー!」って思って(笑)。「ギリギリ払えるー! 出してくれて、ありがとう!」って思ったの(笑)。

(澤部佑)ヤバい、こいつ……(笑)。

(岩井勇気)本当にヒヤッとした。あれ。「じゃあ1500円だったら、これ。2000円だね」って(笑)。

(澤部佑)それしかないのに(笑)。

(岩井勇気)そう(笑)。

(中略)

(澤部佑)いやー、ハラハラしたなー。

(岩井勇気)だから、思ったよ。澤部とか池崎とか、大変なんだろうなって。だってさ、「帰れよ!」とか言った日にはさ、「マジであいつ、性格悪かった」とか言われるだろう?

(澤部佑)まあね。そんなの、言えないよ。声が震えちゃうよ。そんなの、言ったことがないから言えないだろうし。あと、俺はその切る能力がすごい上達してるかもしれない(笑)。「ありがとうございます」の切るやつはすごい上達しているかも。

(岩井勇気)でも、あいつには通じないからね。切る能力は。

(澤部佑)「こいつ……切る能力を無効化してくる!」みたいな(笑)。

(岩井勇気)それで一番、角の袋小路のところに追い詰められてるわけだからね。そいつに。

(澤部佑)それで延々と攻撃を受けているんだね。それはたしかに、なかなか過酷な状況でしたね。

<書き起こしおわり>

ハライチ岩井 酔った勢いで取る行動のウザさを語る
ハライチ岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で酔っ払って気が大きくなって取る行動についてトーク。酔って何度も電話をかけてきた澤部さんに警告していました。
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