ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で大好きなアニメ『恋は雨上がりのように』の聖地、川崎のガストに実際に行った際の模様を話していました。
(岩井勇気)そんな中ね、最近ちょっとハマったアニメがありまして。岩井はアニメが好きなんですね。ハマったアニメがありまして。この間までやっていた『恋は雨上がりのように』っていうアニメなんですけどね。ファミレスでバイトしている女子高生が40過ぎでバツイチの店長のことを好きになっちゃうっていう話なんですよ。
(澤部佑)実写化になるやつでしょう?
最終話「つゆのあとさき」ご視聴頂きました皆さま、あきらと店長の夏に付き合ってくださりありがとうございました!スタッフ一同集まってリアタイ視聴しておりました…。名残惜しいですが、アニメ「恋雨」はいったんここでお別れです。原作からアニメへ頂いたパスはさらに映画「恋雨」へ。お楽しみに! pic.twitter.com/ULrJ5UVcwI
— TVアニメ 「恋は雨上がりのように」公式 (@koiame_anime) 2018年3月29日
(岩井勇気)大泉洋さんね。それで実写化されるやつなんですけど。そのアニメがもうめちゃくちゃ面白くてさ。俺は前のクールでいちばん好きだったんだけど。そのアニメの舞台のファミレスが「ガーデン」っていう架空のファミレスなんだけど。そのファミレスのモデルになったファミレスがあるっていうことで。神奈川の川崎のガストなのね。
(澤部佑)そこが舞台なんだ。
(岩井勇気)そう。そこがモデルになったファミレスなのよ。
(澤部佑)これ、『アニニャン』?
(岩井勇気)『アニニャン』じゃございませんよ(笑)。
(澤部佑)『アニニャン』のトークじゃん(笑)。
聖地は川崎のガスト
(岩井勇気)で、これ、「川崎か。行けるな。そんな遠くないし……愛車のセルシオを転がして行っちゃおうかな?」なんつって。
(澤部佑)セルシオ乗ってるんだよね。
(岩井勇気)でも、そこで少し考えるわけ。作中でもあんなに平和なファミレスに俺がこのヤン車を転がして行ったら主人公のあきらちゃん、びっくりするんじゃないかな?っていう風に思ったの。
(澤部佑)いや、いないから。別に。
(岩井勇気)やっぱさ、強気な女の子ではあるけどね。あきらちゃんね。
(澤部佑)全然聞いてくれないじゃん。いや、別にアニメだから……。
(岩井勇気)いや、さすがにまだ女子高生だし。30ぐらいの目つきの悪い男が行ったらちょっと怖がられちゃうんじゃないか?っていうさ、一抹の不安がありまして。でも待てよ……あきらちゃんが怖がったところをすかさず店長がフォローする事によって、2人の仲は深まるんじゃなかろうか?っていうこともあるよね。
(澤部佑)いやいや、店長もいないじゃん。
(岩井勇気)……いますよ。でも、それぐらい、俺が行って怖がっちゃって店長が助けるみたいなエピソードが生まれちゃったら、それで1話できちゃうじゃん。だから俺が登場することになっちゃうんじゃないの?って。
(澤部佑)フハハハハハッ! ああ、そのまんま、そうか。いい話ができちゃうと。
(岩井勇気)でも、登場するならそんな噛ませ犬みたいな出方は嫌だなって思ってさ。行くのはやめようかな?って思って(笑)。
(澤部佑)すごいな。止まらないな。
(岩井勇気)いろいろと考えちゃってさ。でも、ちょうど行けそうな日があって。「行ってみるか」っていうことでさ。
(澤部佑)行くのね。結局。
(岩井勇気)で、その日の昼ぐらいから川崎に向かったんですよ。で、車で下道をチンタラと走って向かっていたら、都内から神奈川に入ってちょっとしたぐらいで後ろからすごい走り屋仕様のアリストに煽られてさ。
(澤部佑)アリスト?
(岩井勇気)車。で、マフラーも変えていて、ブンブンいってるわけ。
(澤部佑)うわっ、怖いね!
(岩井勇気)うん。うるさいわけ。で、バックミラーを見たらもうヤンキーみたいなやつが乗っていて。「出たよ。神奈川に入った途端にこれだよ。川崎め、ふざけんなよ……」って思って。で、俺の車のいじり方はヤン車だけど、ちょっとやりすぎていない大人ないじり方というか。
(澤部佑)俺はあんまり車、よくわかんないんだけど。
(岩井勇気)ちょいワルというか。品がある程度のいじり方で俺は乗っているんだけど。
(澤部佑)でも「セルシオ」っていうだけでそういうイメージが。
(岩井勇気)まあでもラグジュアリー感というかね。それを大事にしてるんだけど、もう神奈川のガキは品がねえチューンナップで煽ってくるわけよ。「ダサ坊がよ!」って思って(笑)。
(澤部佑)フハハハハハッ! ひさしぶりに聞いたわ、「ダサ坊が」って(笑)。
(岩井勇気)「ダサ坊がよ、こいつ」って思って。で、しばらくして俺がチンタラと走っているからそいつがさ、ブーン!って追い抜いて行ったんだよ。で、追い抜いた時にナンバープレートを見たら大宮ナンバーなのね(笑)。
(澤部佑)フハハハハハッ!
(岩井勇気)同郷じゃねえかよ!っていう(笑)。
(澤部佑)同郷だよ、ほら! 埼玉、同郷は多いんだよ。
(岩井勇気)「ふざけんなよ、ダサ坊がよ!」って思って。
(澤部佑)てめーもだよ(笑)。
(岩井勇気)で、聖地のガストに着いて、外観を見て。「うーわ、あのまんまじゃん!」みたいな。
アニメに出てきたままの外観
アニメ「恋は雨上がりのように」の舞台は横浜や川崎!主人公・橘(あきら)のバイトするファミレスは東横線の元住吉駅から徒歩20分ほどのガスト新川崎明津店がモデル。 #恋は雨上がりのように #恋雨 #yokohama #横浜 pic.twitter.com/2O7Ivx90AX
— としお (@fujiko_f_toshio) 2018年1月30日
(澤部佑)もうそのままなんだ。
(岩井勇気)そのまんまなのよ。でも、その時にさ、「アニメのあのファミレスが忠実に再現されてんじゃん!」って思っちゃってるの。俺はね(笑)。
「恋は雨上がりのように」聖地巡礼中… (@ ガスト 新川崎明津店 in 川崎市, 神奈川県 w/ @kei3426) https://t.co/sJlEr70umv pic.twitter.com/T1q3wZkkph
— みふか (@LR_Mihuka) 2018年1月28日
(澤部佑)フフフ、逆だからね(笑)。
(岩井勇気)っていう風に思っちゃってるの。逆なのに。アニメの店を再現した場所だと思っちゃってんの(笑)。アニメを先に見ているから。
(澤部佑)そうか。
(岩井勇気)「あ、違う違う」って思ってさ。で、店内に入ったらさ、店内もよく出てくる風景なわけ。
(澤部佑)あ、そんな?
(岩井勇気)そう。結構店内出てくるんだけど、「うわっ、一緒だ。すげー! ドリンクバーの感じとか、席の並びとかも一緒だ!」って思って感動していたら、「いらっしゃいませー」って従業員のおばさんが来たんだけど、「ん? こいつ、知らねえな……」って(笑)。
(澤部佑)フハハハハハッ!
(岩井勇気)「なんだ、この人? こんな人、出てきたっけ?」って思って(笑)。
(澤部佑)それは本物の店員さんだから。
(岩井勇気)「なんだよ、知らないわ。脇役か?」って思って(笑)。
(澤部佑)機嫌悪くなっちゃってるなー。
(岩井勇気)「まあ、いいや」って思ってさ。で、「タバコ吸いますか?」って聞かれたから、アニメでよく出てくる窓際の席があるんだけど。「あそこがいいわ」って思って。一席あるんだよ、なんかよく出てくる席が。で、見たら家族連れが座っていてさ。「チッ!」って思ってさ。
(澤部佑)なんだよ、態度悪いな、こいつ(笑)。
(岩井勇気)しょうがないからその隣の席に座らせてもらってさ。で、メニューを開いて見たんだけどさ、もう久々にガスト行ったよ。メニュー、すごいね。やっぱりね。
(澤部佑)ああ、そう?
(岩井勇気)うん。美味そうだし、安いしさ。もうデカいピザが499円なんだよ。
(澤部佑)安いね(笑)。
(岩井勇気)デカいピザなのに。
(澤部佑)デカい(笑)。ちょっと待って、デカいピザなのに?
(岩井勇気)デカいピザなのに。あれ、美味いからね。デカいピザなのに。
(澤部佑)デカいピザ、だいたいなにか伴わなかったりするもんね。
(岩井勇気)そう。で、もう1人ではあれ、食べきれないからね。デカいピザだから(笑)。
(澤部佑)デカいピザだから(笑)。
(岩井勇気)デカいからね!
(澤部佑)デカいピザ(笑)。
(岩井勇気)デカいピザはデカいからね!
(澤部佑)デカいよね。デカいよ、それは。
(岩井勇気)デカいピザのデカさは……デカいからね。
(澤部佑)いや、そうだよ。なのに、499円。
(岩井勇気)そう。すごい安いからね。デカいのに。で、山盛りポテトフライ299円。本当にヤバいからね、あれね。
(澤部佑)ああーっ!
(岩井勇気)山盛りポテトフライ299円、本当にヤバいからね。あれね。いや、本当に山盛りだからね!
(澤部佑)山盛りだね。たしかにね。
(岩井勇気)大きめの皿にパンパンにフライドポテトが乗っているからね。で、ちょい盛りポテトフライ199円にしないと後悔するからね。
(澤部佑)ああ、ちょい盛りもあるんだ。それは何人かで行ったら山盛りでしょう?
(岩井勇気)で、若鶏の唐揚げ5個が299円なんだよ。あんな大皿にパンパンの山盛りポテトフライと若鶏の唐揚げ5個が299円で同じなんだよ。なんなの、若鶏の唐揚げ5個って?って思って。
(澤部佑)なんだよ、こいつ(笑)。
(岩井勇気)美味いけど、高いなって思って。
(澤部佑)美味いよね。でもね。
(岩井勇気)で、たのもうと思ってさ、ボタンを押してさ。で、店員を呼んだら、また違うパートのおばさんが来てさ。「なんだ? 知らねえやつだな」って思って(笑)。
(澤部佑)フハハハハハッ!
(岩井勇気)「なに、この人。知らねえやつだな。こいつも脇役か」って思って。で、とりあえずさ、ハンバーグとソーセージと鳥のミックスグリルセットとちょい盛りポテトフライとドリンクバーと、あと作中で主人公のあきらちゃんが食べていたチョコレートパフェをたのみまして。
(澤部佑)うん。結構楽しんでるね。
(岩井勇気)そう。で、待っていたんだけど、「そういえば……」って。店内を見たらそんなに混んでいないんだよね。「ちょっとおかしいな」って思って。結構話題のアニメだったのね。で、なんか新しい実写も始まるわけで。アニメの最終話の直後なわけ。それで来ているのに……。
(澤部佑)いちばん盛り上がる時だ。
店内で感じた違和感
(岩井勇気)「なのに、空いているっておかしくねえか?」ってなって。で、店も絶対に合っているわけ。で、「なんでだ?」って思ってネットで調べたわけ。そしたら、まさかの事実が発覚してさ。
(澤部佑)えっ?
(岩井勇気)『恋は雨上がりのように』が公式でやっているコラボカフェっていうのがお台場にあるらしくて。みんな、アニメにハマった人はそこに行ってるんだって(笑)。
(澤部佑)フハハハハハッ! ああ、よりいま強めの聖地みたいなのがあるんだ?
(岩井勇気)『恋は雨上がりのように』カフェがあって。そっちにみんな行っちゃってるんだよ。
(澤部佑)ええっ!
(岩井勇気)で、調べてそれが出てきたから急に「なにやってんだ、俺……」ってなって。「普通にちょっと遠目のガストに来て、メシ食ってチョコパフェ食べてるだけじゃねえか」って思って。
(澤部佑)それもいいけどね(笑)。
(岩井勇気)「ええっ?」って思って。「『恋は雨上がりのように』カフェに行って、雨上がりパフェ食えよ!」って思って。
(澤部佑)そんなのあるの? 知らねえけど。
(岩井勇気)あるのよ。で、「結局あきらちゃん、いねえじゃねえか!」ってなって。
(澤部佑)いねえよ。それはだから。
(岩井勇気)「シフト、入ってないだけかな?」って思って。
(澤部佑)違うよ、いないんだよ!
(岩井勇気)で、速攻で「ふざけんなよ……なんだよ……」って思ってさ。がっかりして、店を出てさ。そそくさともうセルシオに乗って帰ってさ。で、家に帰って「なんだよ……」って思って、うずくまって寝たんだよ。
(澤部佑)フハハハハハッ! たまーにある岩井のクソ一日(笑)。
(岩井勇気)うずくまって寝るんだよ。
(澤部佑)フフフ(笑)。行きなよ、そっちの方に。
(岩井勇気)行かなかったんだよ。もう終わっちゃっている時間だから。
<書き起こしおわり>