ハライチ岩井 酔った勢いで取る行動のウザさを語る

ハライチ岩井 酔った勢いで取る行動のウザさを語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で酔っ払って気が大きくなって取る行動についてトーク。酔って何度も電話をかけてきた澤部さんに警告していました。

酔っ払いは二度ベルを鳴らす~ススキノエッセイ~ (光文社文庫)

(岩井勇気)だからさ、お前から電話がかかってきて。3回目に出て。で、無言で。誰かの声がして。「なんか店っぽい感じの音が流れていたな。これ、やっぱり飲んでいる感じか……」って思って。で、切って。そしたら向井くんから電話がかかってきて。「なに?」って言って。「あのさー、あのいま澤部くんと飲んでてさ。澤部くんがなんかちょっと熱い感じになっちゃって。『岩井くんを呼ぼう』みたいな話になっているんだけど、どう?」みたいなことを言われたから、「ああ、行かない、行かない」って言って。

(澤部佑)フフフ(笑)。

ハライチ澤部 酔った勢いで岩井に電話をかけまくった話
ハライチ澤部さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でパンサー向井と酔った勢いで岩井さんに電話をかけまくった話をしていました。

(岩井勇気)で、向井くんも俺のこの感じを察してさ。「ああ、あっ、ああ……わかった」みたいな。

(澤部佑)なんかそんな感じだったね。

(岩井勇気)そんな感じになって。でさ、「ああ、ちょっと待って」って。向井くんに「あのさ、こっちは普通に家でフラットな状態でいるのよ。あの、酔っ払ってそっちで盛り上がったのかなんか知らないけどさ、シラフだったら絶対にやらない『相方、呼ぼう』みたいなノリ、やめてくんない? ムカつくから」って言って。

(澤部佑)向井に? ああ、だからなんか、そうか。

(岩井勇気)で、俺、切ったのよ。うん。そうそう。

(澤部佑)だからちょっと、すごい向井の顔が引きつっていたんだよ。「うわっ!」って、なんか。

(岩井勇気)うん。向井くんに言うのがいちばん効果あるから。そう。

(澤部佑)フフフ(笑)。向井はでもやっぱりその場ではそんなこと、言わなかったな。

(岩井勇気)「酔っ払って電話かけてきてんな」って思って。お前、やっぱり酔っ払うと気が大きくなるからさ。多少オラつくというかさ。本性が出るわけですよ。それ俺、すっげー痛いと思ってんだよね。

(澤部佑)フハハハハハハッ! いや、全然……それはそうね。いや、でもせっかくだから……っつって。

(岩井勇気)酔った勢いで「あいつ、呼ぼうぜ!」みたいな。「いや、同窓会かよ!」って思って。

(澤部佑)だから同窓会気分だよ、あの時は。同期だし。

(岩井勇気)「俺、次の日『おはスタ』なのによ……。朝4時起きだよ。タガ外してんじゃねえよ! ふざけやがって……」って思って。

(澤部佑)フハハハハハハッ! でもそんな深い時間じゃなかったでしょ?

(岩井勇気)10時ぐらいだよ。

(澤部佑)10時ぐらいでしょ? まあまあまあ。

(岩井勇気)それもわかんなくなっちゃってんじゃねえかよ。

(澤部佑)もう時間も把握してなかったわ。あの時は。

(岩井勇気)「『熱くなっちゃってさ』じゃねえよ」って思って。俺はさ、シラフで言えねえような熱い話はしなくていいと思っているからさ。そんな熱い話、信用できねえからさ。酔っ払ってする熱い話なんてさ。

(澤部佑)まあ、酔っ払った時にしかできないからね。

酔っ払ってする熱い話なんて信用できない

(岩井勇気)「できない」っていうのがおかしいからね。「酔っ払った時にしか熱い話できない」っていうのがまずおかしいから。

(澤部佑)いや、やっぱり恥ずかしいからできないんだよ。

(岩井勇気)あと、「酔っ払っていたから」っていう風に言い訳するやつ、最悪だと思っているから。大多数がやっていることでさ、容認されている悪も立派な悪だと俺は思っているから。「『みんな酔っ払ってこうなっちゃうから、いいでしょ?』じゃねえよ」って思っているからさ。「じゃあ、酔った勢いでぶっ殺してやろうか?」って俺は思っているんだよ。

(澤部佑)フハハハハハハッ! いや、それはさすがにちょっと違うじゃん。

(岩井勇気)「それで、あとで謝ってやるよ。『酔っ払ってたんだから』って」っていう風に思っているからさ。

(澤部佑)いや、違うじゃないですか、それはさすがに。

(岩井勇気)「さすがに違うから」じゃなくてさ。一緒だから。完全に。理屈が全部一緒だから。

(澤部佑)すごい怒ってるじゃん……。

(岩井勇気)だからちょっと前もさ、夜、昔の同級生から電話がかかってきてさ。女の子なんだけど。「いま、同窓会やってんだけど、来ないの?」って。

(澤部佑)なにそれ? 高校の?

(岩井勇気)中学よ。で、まず同窓会のお誘いなんか俺に来てなかったし。

(澤部佑)そもそも?

(岩井勇気)で、この手のノリが俺は嫌いだからさ。「ああ、これからまだ仕事だから」って言って断ったわけ。そしたらその女の子がさ、「岩井と飲みたいっていうやつがいるのよ」って。電話口で言うわけ。ちょっとテンション上がっている感じで。で、聞いたらさ、まあグループにはいたけど、同じクラスになったことはないし。そこまでめちゃくちゃ仲がよかったわけじゃない感じの男だったのね。その「会いたい」って言っているやつが。

(澤部佑)ああ、一緒に飲みたいって言っているやつが?

(岩井勇気)「そいつが俺と飲みたいって、なに?」って思ってさ。で、女の子の方もさ、「じゃあさ、都内で2人で飲んでいるから。待っているからさ。仕事が終わったら連絡してよ」って言って。押しがすごいからさ。

(澤部佑)ああ、2人で飲んでいるの?

(岩井勇気)だから「同窓会でいま一緒にいて、飲みたいっていう男がいるから。この後で2人で飲むから来てよ」みたいな。めちゃめちゃ押してきて。全然電話を切ろうとしないから。「ああ、じゃあわかったわ」って。それで仕事終わりにさ、もう12時すぎぐらいかな? 代官山のバーで飲んでいるっていうからさ、行ったわけ。

(澤部佑)ああ、行ったんだ。

(岩井勇気)で、店に入ってさ、小さいバーなんだけど。その同級生の2人がいたのよ。そしたら、俺と飲みたいって言っていた男の方がもう結構酔っ払った様子で。「おっ、天才来た、天才!」って言うわけよ。

(澤部佑)フフフ(笑)。

(岩井勇気)「ああ、こういう感じね……」って俺は思ってさ。

(澤部佑)フハハハハハハッ! ああ、まあまあ、あるね。そういう感じね。

(岩井勇気)一瞬でそっちの感じに俺もなって。「よお」って言ったの。

(澤部佑)フフフ、天才の挨拶ね。

(岩井勇気)そしたらそいつが「ひさびさ!」っつって。「がんばってんのー?」とか言うわけ。「『がんばってんのー?』ってまず、なに?」って思って。「みんながんばってんだよ!」っつって。

(澤部佑)いい言葉(笑)。

(岩井勇気)「お前がその感じで下に見ているであろう人も、俺も、みんながんばっているから」って。で、「まあ、な……」って。「なんでこんな代官山のバーなの?」「俺さ、最近仮想通貨の仕事しててさ、結構儲かっちゃって。このへん住んでんのよー」みたいに言うのよ。

(澤部佑)ほう。へー!

(岩井勇気)でさ、「ああ、そうなんだ」って。女の子の方はさ、「同窓会しててすごい岩井とか澤部の話になったよ」みたいな話をしていて。「ほら、今日の同窓会の写真」みたいに見せてきてさ。それで見たら、俺が結構仲がよかった男友達が写っていて。「ああ、来てたんだ」「ああ、そうそう」って。「こいつ、いまなにしてるんだろうな?」みたいに言ったら、その女の子が知っていたみたいで。「警備員してるらしいよ」って言ったの。「へー」って。そしたらその男の方がさ、「この歳で警備員ってどうなの?」って言うわけ。

(澤部佑)うわっ、ええっ!?

(岩井勇気)「いや、別にいいだろ? 各々仕事がんばってんだらよ。お前の価値観で決めてんじゃねえよ」って思ってさ。で、その後もすっごいちょくちょく自慢を挟んでくるのよ。いま、調子がいいみたいなさ。

(澤部佑)まあ、そういうことだな。

(岩井勇気)そしたらもうこいつの思惑がわかってさ。こいつはだからいま調子がいい。上手くいっている。「俺、いい感じだな」っていう。で、同級生の中で同窓会なんか行こうものなら、もてはやされると思っていたわけですよ。でも、現実は俺とか澤部とかの話ばっかり同級生がしていて。イメージと違っちゃったのよ。

(澤部佑)ああ、岩井の予想だとね(笑)。

(岩井勇気)だから俺を呼びつけて。「お前よりすごい」っていうところを言いたかったんだと思うのよ。

(澤部佑)直接、上から叩きたいと?

(岩井勇気)そうそう。「しょうもないわ」って思ってさ。

(澤部佑)岩井の予想だとね(笑)。

(岩井勇気)まあ、そいつもその店によく行くらしくてさ。店のママみたいな人にも結構横柄な態度なわけ。挙句の果てにさ、適当にリアクションしていたらさ、「イワーイ、お前なんか変わったな」とか言われて。「いや、お前だろ!」っていう。

(澤部佑)フハハハハハハッ! まあでも、そうだね。その感じだと。

(岩井勇気)だからたくさん飲ませて酔っ払わせてさ。そのうちに寝たからさ、金を払って帰ったんだよ。

(澤部佑)ああ、なるほど。岩井が出したの?

(岩井勇気)ああ、まあそうそう。だから、そういうのさ、俺すっげーイラつくからさ。今後二度とさ、飲んだ勢いで電話かけてくんなよ。

(澤部佑)フハハハハハハッ! それ、今回のでそれを思い出したのね?

(岩井勇気)思い出したから。たのむわ。今週は、以上です!

(澤部佑)フハハハハハハッ!

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