渡辺志保 2023年グラミー賞ヒップホップ誕生50周年パフォーマンスを語る

渡辺志保 2023年グラミー賞ヒップホップ誕生50周年パフォーマンスを語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2023年2月6日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中で2023年グラミー賞授賞式内で披露されたヒップホップ誕生50周年を記念するトリビュートライブについて話していました。

(渡辺志保)あと、ただヒップホップファンとしてはグラミー賞授賞式の数日前に発表されましたけれども。今年、2023年がヒップホップ誕生から50周年目ということで。クエストラブがキュレーターとなって、一大ヒップホップトリビュートパフォーマンスが行われたっていうことで。全部でね、14分ぐらいなんですよね。で、元々はもっと長かったらしいんですよ。ヒップホップトリビュートの尺が。なんだけど、「申し訳ないけど、14分に縮めてくれ」っていうことで。皆さん、大変だったと思うけど。でも本当に数秒、もしくは数十秒のパフォームをするために、本当に全米から地域、年代を問わず、大スターたちが集まって。

地域、年代を問わず、スターたちが集結

(渡辺志保)で、メソッド・マンがさ、「M-E-T-H-O-D Man」って『Method Man』を歌いながら登場した時とかさ、客席のジェイ・Zの姿をカメラが抜いてましたけど。ジェイ・Zもめっちゃ楽しそうに「M-E-T-H-O-D Man」っていう風にリップシンクしていらっしゃって。「うおっ、クソアツい!」と思ったし。もう、クイーン・ラティファの「U.N.I.T.Y.」とかもクソアツかったしさ。かつ、ザ・ロックスが出てきた瞬間にも泣きましたし。

で、私は事前にスクリプトをいただいていて。これも本当にめちゃめちゃ細かく、ダンサーの方のお名前とか、バンドのメンバーの名前とかが書いてあるスクリプトをいただいたんですけど。その中にはフューチャーが『Fuck Up Some Commas』をやる。そしてリル・ウェインが『A Milli』をやるっていう流れが書いてあったんですけど。

このトリビュートパフォーマンスに、いなかったね。ただ、WOWOWさんの字幕の処理が追いつかなくて、私が出た朝に放送された中継バージョンのやつにはリル・ウェインが当初出るはずだったところにたぶんリル・ウェインがドタキャンかなんかをしてリル・ベイビーになっちゃっていたんですけども。そこに一瞬リル・ウェイン『A Milli』って出ちゃっていたんですけども。正しくはリル・ベイビーだったんですけども。

だから、ドタキャンしたのかな? しかも、フューチャーなんてさ、ベストメロディックラップパフォーマンスだったっけな? ドレイクとの曲で受賞しているわけなんですよね。で、会場にはそのアイス・Tとフューチャーとリル・ダークが同じテーブルにいる写真をアイス・T自身があげていて。フューチャーはその場にいるにもかかわらず、その50周年のトリビュートのステージには上がってこなくて。

「えっ、謎? なんで? ボイコットしたのかな? なにか理由があるのかな?」と思ったり。単純になんか「えっ、あっ、フューチャーさん? いません! ステージ袖にまだいらっしゃってません!」みたいな、そういうハプニングで出なかったのかなとか。そういう理由がもし明らかになっているのであれば、ちょっとこれからディグりたいなと思うんですけれども。

そういった一幕もあったし。あと功労賞みたいな。新しく設立された賞をドクター・ドレーが受賞して。だからそのプレゼントターもLL・クール・Jでさ。で、彼もね、ブーンボックスを片手にステージを駆け回り。最後はリル・ウージー・ヴァートが出てきて締めっていうトリビュートのパフォーマンスでしたけど。これはね、ぜひぜひぜひぜひここだけでも皆さん見てほしいなと思うし。

あとはバッド・バニーのオープニングのパフォーマンスなんかも私はすごく印象的だったなって感じですね。はい。以上です。

(DJ YANATAKE)はい。完全に聞き入っておりました。ちょっと僕も今日、札幌から帰ってきて。なかなか追えてなかったんで、今の志保さんの話を聞きながら、自分でも調べていたんですけども。なので俺もこれからじっくり見て。またね、グラミーのことをこれからもいろんなところでね、話したり聞いたりしていくと思うんですけど。とにかくそのヒップホップ50周年のライブっていうのは、ちゃんと見たいな。結局見れないんで。

サウスのレジェンドたちも登場

(渡辺志保)いや、あれは本当にね、すごい。私もスタジオで本当に大興奮しながら見たし。で、素晴らしいのはその西海岸と東海岸だけじゃなくて、ちゃんとビッグボーイがね、出てきて『ATLiens』をやったり。あとはスカーフェイスが出てきたりとか。ちゃんと南の……サウスを抜きにはもうヒップホップは語れないですけれども。そういう、ちょっと往年のサウスのラッパーなんかも出てきて。まあ欲を言えばちょっとね、バン・Bも出てきてほしかったなとか思うんですけど。まあ、そういうことを言うキリがないので。

(DJ YANATAKE)キリがないよね。でも、そのキュレーターが、クエストラブということで。まあまあ、間違いはないのかなっていうね。

(渡辺志保)本当に間違いない。というか、あのメンツはもうクエストラブにしかできないと思う。ミッシー・エリオットも出てきて。だって本当に数十秒のパフォーマンスするためだけに、メリー・メルとかがわざわざ来るんですよ? グランドマスター・フラッシュとメリーメルが! だからすごいっすわ。やっぱり。

(DJ YANATAKE)今年はね、ヒップホップ誕生50周年記念ということなんで。今年は本当にいろんな、そういうことが起こりそうですね。

(渡辺志保)ねえ。日本でも盛り上がるといいなと思いますね。

<書き起こしおわり>

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