オードリー若林 星野源とのANN55周年ラップジングルレコーディングを語る

オードリー若林 星野源の結婚を語る オードリーのオールナイトニッポン

(若林正恭)なんかあんまり四の五の言わずに録るだけ録って帰る人みたいになりたくて(笑)。ノリだけ持っていくみたいな(笑)。

(春日俊彰)細かいことは気にしないっていう(笑)。

(若林正恭)で、俺の横に5個ぐらいのつまみがあって。あれは何? 返し? なんなんだろう? 俺はわかんなかったけど。「あとは自分のお好みで調節していただいて……」みたいな。その5個のつまみ、全部わかんない。何のつまみなのか。1個は音量だろうなとは思った。俺の、そのトラックの。あとはわかんないよ。「ああ、大丈夫です」って言って。

(春日俊彰)聞けよ! わかんねえんだからよ。はじめて来たんだから(笑)。

(若林正恭)それで、星野さんの声がスピーカーからブースには聞こえる感じになっていて。で、たしか録っている時は星野さんの姿は見えない。エンジニアさんはちょっと見えるのよ。チラッと。みたいな状況で。それで「1回、録ってみますか?」みたいな。「うーん、大丈夫です……」って言って。で、通しで1回録るわな。そしたら、何て言うんだろうな? なんか、CMの声だけ録る時とかもそうだけど。1回、録り終わったら無音になるじゃない? それで、たぶんエンジニアさんと星野さんがしゃべってんだろうなっていう、その姿だけは見えるのよ。だから、なんていうかレントゲンの結果待ちみたいな。ちょっと怖いのよ。「大丈夫かな?」みたいな。

(春日俊彰)きれいだったのか、陰があるのか(笑)。

(若林正恭)それで「若林さん、アッパーな感じ、ちょっと今、いただいたんで。ダウナーな感じも録らせてももらっていいですか?」みたいな。「ああ、大丈夫です……」みたいな(笑)。

(春日俊彰)わかんねえなら、聞けよ! 「アッパーとダウナーって、なんすか?」って早く聞けよ!

(若林正恭)あと「俺、今アッパーだったのか?」っていう(笑)。そしたら、たぶん星野さんが「若林さん、わかってないな」っていうことに気づいてくれたんだよ。たぶん。優しいから。だから「今、攻めてる感じだったじゃないですか。攻めてる感じと落ち着いた感じ、どっちでイメージしてます?」みたいな。そんな声が聞こえて。で、なんかさ、こっちの方がかっこいいなと思って。「ああ、落ち着いてる感じでイメージしました……」って(笑)。なんか、攻めてるよりさ、この歳になったらなんか、落ち着いてる人と思われたいなと思って。星野さんには。まあ、いろいろ気を遣わせちゃって申し訳なかったけど。

(春日俊彰)いやいや、難しいよ、そりゃあ。

(若林正恭)で、録る前にもネタライブの話とか……俺の顔が緊張してたんだろうな。だからすごいリラックスして……それも10分ぐらいだったかな? しゃべってる時も、なんかよぎったよね。AV撮る時の女優さんに話しかけてる企画物の人みたいな気持ちになったんだよ。なんか。リラックスして……「緊張してますか?」っていうの、必ずあるじゃん? 女優さんの気持ち(笑)。それで、「落ち着いた感じで次、録ってみましょうか」ってなって録って。「めっちゃいいっすね」とか言ってくれて、それで嬉しくて。でも、俺としては本当にできてるのかどうか、わかんない感じだよね。

(春日俊彰)そりゃそうでしょうよ。

(若林正恭)で、「若林さん。次はちょっとリズムの後ろを狙っていく感じで」って言われて。「ああ、うん。わかりました……」って。

(春日俊彰)聞けよ! 「なんすか? リズムの後ろって……わかんないですけども?」って聞きなさいよ。すぐに。

(若林正恭)「リズムの後ろを狙っていく感じで」っていうの、はじめて聞いたから。俺はとにかく後ろを狙ったよ。

(春日俊彰)なにそれ? 全然わかんないよ。自分なりに?

(若林正恭)自分なりに後ろを狙うのよ(笑)。

(春日俊彰)それ、聞いた方がいいって。時間のムダだよ!(笑)。

(若林正恭)でも「ああ、こうやって録ってるんだ」と思って。で、なんかよかったところを使って、作ってくれているんだよね。1小節ずつなのか、2小節ずつなのか、わかんないけども。たぶん、なんかそういう作業を向こうでしている感じだったの。それで、どんどんと出来上がっていって。録り終わったら「若林さん、次はトラックだけ流すんで。ラップは録れたので、たとえば『Yeah』とか『Ah』とか、そういう合いの手だけ。自由に、そこだけ録らせてください。じゃあ、トラックだけ流します!」って。まあ30秒ぐらいのトラックなんだけど。「♪♪♪♪」って流れてくるんだけど。本当に2回だけ「アー」って言っただけで終わっちゃったのよ(笑)。

(春日俊彰)フルで入れてくれよ!

(若林正恭)カラスが「アー、アー」って2回、鳴いて終わったのよ(笑)。なんかさ、「Yeah」とか「Ah」とかっていうことなんだけども、いきなりそれはできないじゃない? だから「アー、アー」って(笑)。

(春日俊彰)それにしても……でしょう?(笑)。

(若林正恭)で、たぶんそれも気づいてくれて。「最初、ラップが始まる前になんか、なんでもいいんで。この55周年の気持ちとか、言ってください」みたいな感じで。それで「55年、中途半端!」って。これ、ずっと思ってたことなんだけど。55周年って……50周年と60周年ならわかるけどって。それも録らせてもらえばよかったな。「50周年と60周年はわかるけど……55周年って! タモリ、たけし、ユーミン♪」って(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

「55年、中途半端!」

(若林正恭)それも録らせてもらえばよかったな(笑)。今、思いついた。だからこういう風に、リラックスしていると出てくるんだけども。でも、「55周年、中途半端」って言って録り終わった時に星野さんの笑い声がちょっと残っていて。「フフフ(笑)。若林さん、じゃあ、次に……」みたいな感じで。「ああ、よかった! スタッフさんで盛り上がってくれた!」って。それだけで、もうかすかに掴み取っていく感じよ。で、プロだなと思ったけども。「いろんなCDとか音源が、こういう風に録られているんだな」って。だからあの『歌ヘタ』の『ハトよめ』なんか2回ぐらいしか歌ってないんだよね。下手な方がいいから。だから、録れたんだろうね。

(春日俊彰)まあ、回数を重ねると上手くなっちゃうっていうのもあったんじゃない? だから、逆だよね。

(若林正恭)だから俺は「録れてるのかな?」と思いつつ「OKです」ってなって。ちょっと1回、だからその合いの手とかを組み合わせた感じとかで。それで、ちょっと音とかも変えてくれるんだよな。俺がフロウが変わるとこだけ、なんか音をパッと入れ替えたり、足したりして。で、それがすごいどんどんとよくなっていくのね。プロの……星野さん、かっこよかった! だから「歌って人前に出て、ああやってパフォーマンスをする裏で、こういう作業をされてるんだな」っていうの見れた感じ。お前が一生見れないもの。クミさんに伝えられないものを。

(春日俊彰)そんなの、わかんないじゃないかよ。

(若林正恭)いや、違うのよ。お前と星野さん、BPMが違うもん。

(春日俊彰)フフフ(笑)。合うことはないか。

(若林正恭)それで「1回、ちょっと聞いてみましょう」っつって。星野さんとかエンジニアさんのいる方に戻って。それでみんなで……もう「大丈夫かな?」って不安だったんだけども。そしたら、流してる時に星野さんとエンジニアさんの背中が見えて。流しながら2人が頭を振って、リズムを取っていたのよ。それを見て「ああ、大丈夫かな」と思うっていう。そこが手がかりだよね。で、「大丈夫だったのかな?」って思ったけども。でも、なんか楽しかったな。すごい、ものづくりを一緒にさせてもらったというか。空気もいいのよ。なんか、楽しい。すごい楽しかった。

それで、できて。それで、星野さんのラジオでこの間、解禁していただいて。で、そのダブルミーニングのところを言ってくれて。そういえば、スタッフさんで野上さんっているじゃん? で、だからリリックで「フワついてんの上だけ」の「の上だけ」が「野上」になっているんじゃないか?って言われていたけども。それはもう、一切考えてないです(笑)。

(春日俊彰)ああ、たまたま?

(若林正恭)野上さんは把握してるけど、そこはたまたで。でも、「ここもそうです」って自分で言うのは恥ずかしいから、言わないすけど。まあ、「ここが誰だ」とか、言ってくれてるのかな? きっと、聞いてくれてる人は。それは、嬉しいけどね。

(若林正恭)ただ、今回のは言わないですけど。ちょっと時間が空いたから、誰も指摘してくれた人がいないから。もう、これは無粋だとは知りつつ、1個だけ言いたいことがあるんだけど。

(春日俊彰)うんうん。

(若林正恭)『Pop Virus』のラップを星野さんのオールナイトに呼んでいただいた時にやって。そこでどうしても「星野さんの結婚、おめでとう」っていう気持ちを入れたかったの。だから「心の中は落書きだらけ」っていうリリックがあるんだけど。「落書きだらけ」の「落書き」を「Luck ガッキー」っていう意味で俺、入れたんですよ。でもこれ、ネットを見ても誰も指摘してる人がいないから。ちょっと春日、それ、言ってもらえる?

(春日俊彰)ああ、私が?

(若林正恭)うん。ちょっと寂しかったのよ。ずっと。

(春日俊彰)えっ、なになに?

(若林正恭)「『落書きだらけ』のところって、もしかして『Luck ガッキー』ってことですか?」って。それだけ、言ってもらったら気が済むから。

(春日俊彰)えっ、今、言うっていうこと?

(若林正恭)今、言って。それだけで気が済むから。もう、誰も言ってくれないから。

(春日俊彰)そのまま言えばいいの? あの、あそこのね、ラップのところで「もしかしたら?」って思うところがあるんだけども。「落書きだらけ」っていうところ、あるじゃないですか。

(若林正恭)ああ、ああ、うん。

(春日俊彰)あそこって、もしかしてそれ、「Luck ガッキー」っていうのがかかっているんじゃないかな?って思って。

(若林正恭)フフフ(笑)。いや、深読みしすぎよ?(笑)。

(春日俊彰)いやいや(笑)。これで、いいんですか?

(若林正恭)そう(笑)。これで、気が済んだ(笑)。

(春日俊彰)ああ、気が済むんなら、いいけどね(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

「落書き」=「Luck ガッキー」

(若林正恭)で、まあもちろん春日さんも自分でどこに入っているか、探しながら聞いてください。今から流すんで。で、CMにいきますから。じゃあ、ちょっと探してみてください。お願いします。

(音源が流れる)

(音源の冒頭)「Aye, 春日出て来ない Yah Yah……タモリ、たけし、ユーミン♪」

(春日俊彰)えっ? 「春日出て来ない」って最初に言ってるじゃん?

(若林正恭)うん。最後にゴーッ!ってなったでしょう? あれでなんかかき消されちゃって……(笑)。

(春日俊彰)ちょっと待てよ? じゃあ、誰が悪いんだよ! 誰だ? 「ゴーッ!」って最後に風を吹かせたの、誰だ?(笑)。

(若林正恭)春と日を持っていっちゃったっていう(笑)。あそこが春日なの(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

星野源 オードリー若林とのANN55周年ジングル制作を語る
星野源さんが2023年1月17日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でオードリー若林さんがラップで参加したオールナイトニッポン55周年記念ジングルをオンエアー。楽曲制作の話をしていました。
佐久間宣行 星野源×オードリー若林ANN55周年ラップジングルを語る
佐久間宣行さんが2023年1月18日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』で星野源さんとオードリー若林さんが制作したオールナイトニッポン55周年記念のラップジングルについて話していました。
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