オードリー春日さんが2023年6月24日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で妻・クミさんが出演した『星野源のオールナイトニッポン』生放送に乱入をしようとした際の模様をトーク。早々にニッポン放送に向かっていることがバレてしまい、乱入が大失敗に終わったことを話していました。
(春日俊彰)あのー、先々先週か。スペシャルウィークの時にね、星野さんの番組クミさんとフワちゃんがゲストで呼んでもらって。で、結果的に私もね、出させてもらったんですよ。エンディング近くで。で、これ放送の中とかでも、なんかいろいろね、「春日はまだか?」みたいな感じになってたんだけど。当初の私の中の予定では、全然違ってさ。エンディング近くで出て。「うわっ、春日、来たんだ!」みたいな感じにしたかったんだけど。もうのっけからバレていたんですよ。春日がね(笑)。
(若林正恭)フフフ……(笑)。お前、その……なんだろう? 今日、(若林トークゾーンで春日がわざと遅れてくることを検証していたため)二部作になっちゃっているじゃん?(笑)。「春日の遅れて入ってくる、かっこいい主役登場」っていう(笑)。
(春日俊彰)それはやっぱり、春日っていうのはそこだから。春日って、ピンクベストと七三と、あと遅れて入るっていうね。
(若林正恭)でもお前って、そういうところ、ちょっとあるよな? なんか、平気で人をダシにするところが(笑)。
(春日俊彰)いやいや……(笑)。それ、ちょっと言い方が悪いな(笑)。
(若林正恭)だって俺は別に西武球場で……まず俺自体が遅れて来ることがかっこいいことだとは思ってないから(笑)。で、春日がまあ、田淵さんを見てほしかったなっていうぐらいなんだけども。でも春日、クリちゃんとの飲み会にわざと遅れて来るっていう。そこはマジで……「あいつ、きついな」とは思ったよ(笑)。
(春日俊彰)いやいや、「待望の」で行きたいじゃない? 希少性が出るというかさ。
(若林正恭)それで、そんな話をクリちゃんとして。「いや、俺はさすがにないと思うよ」って。でもクリちゃんの方が春日といる時間が長いじゃん? 「いや、YouTubeを編集してると春日さんって、なんかめちゃくちゃ髪型を直すんすよ。編集してるとわかるんすけど、。あれ、やっぱり自分で『髪を下ろしてる春日は、かっこいい』と思ってると思うんすよね」って。「でも春日って、そういう感じはないと思うよ? 私服も変だし」っつって(笑)。
(春日俊彰)変ってなんだよ!(笑)。そこでなんか変な説得力を持たすんじゃないよ。
(若林正恭)「ああ、でもそれもかっこいいからサンダルしか履かないとかになるのか」みたいな話をクリちゃんとしていて(笑)。その感じは……実は俺も聞いてた。星野さんの。それはちょっと別方面から入ってきて。情報は。
(春日俊彰)ああ、そうですか。自分の中でのそのね、出方というかさ。理想の形はそれだったんだけど……。
(若林正恭)えっ、ちょっと待って? まず、クミさんとフワちゃんがゲストじゃん? それはどう、春日の中で想定してたの? 自分が出るかどうかのことについては。
(春日俊彰)最初は、まあ出ないっていうね。やっぱり2人の感じがいいじゃない? 出るつもりで当初、全然なかったのよ。お話をいただいた時はね。クミさんが出るってなった時は、それは2人のものだし。
(若林正恭)星野さんは別に来てほしいわけじゃないんだから。星野さんは来てほしいかもしれないけど、星野さんのスタッフは……。
(春日俊彰)待て待て待て! ここのスタッフがかぶっているんだぞ! なあ、あのヘアバンドしている男だよ……。
(若林正恭)フハハハハハハッ! 落合は別に来てほしいっていう気持ちじゃないんだから。
(春日俊彰)まあね。たしかにそれは感じたよ。だってコメントを録ったわけだからさ。「お聞きの皆さん……」っていうコメントをお願いされたぐらいだから。それはもう、思ったけども。だから当社はそう思ってたのよ。なにより、やっぱり呼ばれてないってのもあるしね。
(若林正恭)呼ばれてなかったら、行っちゃダメだよ?
(春日俊彰)行っちゃダメだし。やっぱりちょっとそこで強情になっていた部分もあるしね。「呼ばれてないぞ?」って。「ああ、そっちがそう来るならば……」って。
(若林正恭)お前、出たがりだな(笑)。お前は出たがりの裏方だな(笑)。
(春日俊彰)なんで裏方なんだよ! 表だよ、表! 表に出してくれよ(笑)。で、クミさんからもちょっとね、「不安だから春日も来てほしいな」みたいなことも言われたりもしたんだけど。もうはそこも意地になってね。「呼ばれてないから、行かない」みたいなことは……(笑)。
(若林正恭)まあ、わがままな人間だからな。自分が主役だと思っている。遅れてくるヒーロー。「遅れてきたヒーロー」じゃないよ? 「遅れるヒーロー」(笑)。「遅れていくヒーロー」(笑)。
(春日俊彰)そう思っていたんだけども。なんか、聞いていたらその前の週かな? 星野さんが「春日さんにも来てほしいな」みたいなことを言ってくれてたのよ。ありがたい。そしたらもう「ああ、そうなの?」と思ってさ。でも、なんかバッと行くのも、普通に行くのも、おかしな話じゃない_ 正式には呼ばれてないんだから。だからなんかちょっとね……。
(若林正恭)まあ、星野さんは来てほしくてもね、落合はね……。
(春日俊彰)なんでだよ、お前!(笑)。
落合くんは来てほしくなかった?
(若林正恭)やっぱりクミさん、フワちゃんで成立するっていう、このラジオの良さ。そういうのを落合はほしかったから。
(春日俊彰)うーん(笑)。たしかにな、落合だけなんかちょっと盛り上がってなかったような気もするな。そう考えると。
(若林正恭)まあ、まずその前に、そんなに好きじゃないっていうのも……(笑)。
(春日俊彰)そもそもの話?(笑)。いやいや……(笑)。それは話が変わっていちゃうじゃない?(笑)。
(若林正恭)でも、これはムズいよね。ムズいっていうか、俺だったら出ないかなと思って。
(春日俊彰)だから最悪、出なくても仕方がないというかさ。行くだけは行って……っていう。まあ、とにかく行くというのはもう決めてたのよ。で、最後の最後に「実は……」みたいな感じで出て「うわーっ!」みたいなのがいいなと思ってたんだけど。本当に全部バレていてね。クミさんとフワちゃんにさ。で、もう行く道中は、クミさんのタクシーチケットを置いておいてもらってさ。
(若林正恭)言ってたね。なに? クミさんには電車で行かせたってこと?
(春日俊彰)クミさんは電車を……だから、そこは促してないの。クミさんは「電車で行きたい。ゆっくりと……」って。だから森脇さん方式よ。
(若林正恭)ああ、こだまで来るみたいなね。早く着きすぎると、ちょっと気持ちの準備ができないから。
(春日俊彰)そうそう森脇さんと同じで。
(若林正恭)でも、なんかちょっと怪しいけどね。タクチケを置いていってるっていうのが。なんか、言いはしなかったけど……みたいな。
(春日俊彰)なんかでも、そのへんからクミさんは「こいつ、来るな」って……(笑)。
(若林正恭)ダセえな(笑)。
(春日俊彰)わかっていたらしいのよ。
(若林正恭)まあ、いいや。それで?
(春日俊彰)それで、向かいながらさ、春日的にはわくわくしたわけ。「これは驚くぞー!」とか思いながら、ニッポン放送へね、向かっていたのよ。そしたらちょうど、ニッポン放送に着いた時にゲストの呼び込みがあって。クミさんとフワちゃんがね、登場したわけ。で、「ああ、ちょうどの時に着いたな」とか思いながら。まだわくわくしてるのよ。そしたらもう結構のっけの、最初の早い段階で「春日も向かっている。GPSでわかる」って言っていて。お互いの位置情報がわかるアプリケーションが入っているからさ。「GPSが動いていて。春日はニッポン放送の近くまで来てる」みたいなことを言ってたのよ。それを聞いてさ、焦っちゃってさ。「バレてる!」って思って。私のプランじゃないわけさ。最後にね、出るっていうのとは。
(若林正恭)遅れてきたヒーローをやりたいのに(笑)。
(春日俊彰)遅れてきたヒーローをやりに来てるわけだから。それをもう……(笑)。でさ、どうしようかな?って思って。そこから、怖くなっちゃってさ。
(若林正恭)1個、ムズいよね?
(春日俊彰)「これ、逆に帰った方がいいのかしら?」って。一瞬。で、あの1階のエレベーターホールをウロウロしちゃってさ。本当は上に上がってね、空いてる部屋で待って、聞いていようと思ったけどさ。「これは……いや、でもそれもおかしいよな」って。ニッポン放送のあたりまで来ているのがわかっている上で、家に帰っちゃっていたらおかしいじゃん?
(若林正恭)それは変だよね。
(春日俊彰)で、とにかくまずやるべきことっていうので、そのアプリケーションを削除したのよ。まあ、もう全然遅いんだけどね。
(若林正恭)遅いよね。
(春日俊彰)もうニッポン放送に着いているっていうのを言っちゃっているし、わかっちゃっているから。今更……でも、とりあえず控室というか、空いている部屋に上がろうと思ってさ。で、上がってさ、もう震えながら聞いていたよ。「どうしようかな?」って。
(若林正恭)お前、空白の時間が多いな(笑)。
(春日俊彰)そこから、空白よ(笑)。
(若林正恭)遅れて来るヒーローって、空白の時間があるんだね(笑)。
(春日俊彰)空白を作らないと、遅れられないから(笑)。そこにいるんだもん。
(若林正恭)遅れてくるためのイロハだね(笑)。
(春日俊彰)うん。ニッポン放送にもベルーナドームにも、いるわけだから。
(若林正恭)フハハハハハハッ! いたのかよ! お前、なんだよ? さっきの「酔っ払って……」って。電車って、酔っ払ったからって遅くならないから。あそこ、春日変だったよね? 自首するか、迷っているところね。そこもちょっと、遅れているし。
(春日俊彰)やっぱり空白を作らないと、どうしたって遅れられないから。でもその、ニッポン放送の空白。それはまず、どうしたもんかなと。出るのか、出ないのかっていうね。
(若林正恭)ああ、星野さんのラジオに?
(春日俊彰)そう。出させてもらえるのか、否かっていうところでさ。で、ずっと考えながらさ。でも、そんなのも……もう春日の存在なんて吹っ飛ぶぐらい盛り上がっていて。その間も、もうあんまり頭にも入ってこないのよ。ラジオは流れているけど。「ああ、盛り上っているな」っていうのはわかるけど。「うーん、どうしたもんかいの?」っつって。そしたらあっという間に2時とか、回っていてさ。「一応、着替えよう」と思って。その完全体のベストとか、持ってきていたからさ、着替えてさ。
(若林正恭)用意もしていって(笑)。
とりあえず、完全体の春日になる
(春日俊彰)用意もして。ビチッと完全体の春日になったまま、ずっと上の階で足閉じて、震えていて(笑)。「うわっ、わからん……」って思って。サトミツにでも連絡しようかなとも思ったけど、時間が遅いからさ。次の日も、早いわけでしょう? なんかここで連絡するのも迷惑だから、自分で何とかしなきゃいけないと思って。こうやってずっと、待ってたのよ。そしたらさ、もう終わりぐらいになってね。で、冨山さんが来てさ。「春日さん」って。まあ、春日がいることは知ってくれているから。「皆さんが、お持ちです。もう次が最後のブロックになるんで、ここで出ていただかないと、もう終わります」っていうので、来てくれたんだよ。