オードリー若林さんが2023年11月25日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で解散したゾフィーについてトーク。上田さんから聞いた解散を発表した後、最後に残っていた学祭仕事での模様を紹介していました。
(若林正恭)そういえばなんだけどさ、ゾフィーがさ、解散したじゃない?
(春日俊彰)したね。
(若林正恭)あれ、でも春日って、なんだろうな? パラちゃんもそうだけど。ゾフィーのサイトウとか、ああいうやばいやつと仲がよくなるよな?
(春日俊彰)そうね(笑)。
(若林正恭)お前がなんかやばいやつにさせてるのか……。そういう人もいるからさ。
(春日俊彰)させてないわ(笑)。元々やばいんだから。パラダイスもそうだけど。
(若林正恭)で、気が合うんだろうね。飲み方とかが。
(春日俊彰)そうね。なんかサイトウくんはわかんなかったけど。でも、やばいはやばかったからね。
(若林正恭)お酒、すごい好きなんでしょう?
(春日俊彰)だって、所沢に行きつけの店がいっぱいあるわけだから。私、一切ないんだよ? 地元の。で、あの人は外からやってきて、飲むのが好きだから1人でパッと入ったことないお店にも入っていってね。で、そこの大将とすぐに仲良くなって……っていう。
(若林正恭)だから春日ってさ、こういう言葉を俺たちが使うのは違うかもしれないけども。春日って、陰キャじゃん?
(春日俊彰)おいっ!(笑)。
(若林正恭)水口っちゃんとか社交性がある人を必ず横に置くよね? それで、遅れてきてさ。「今日はどんな感じ?」っつって、遅れてきてさ。フハハハハハハハハッ! 本当はああいう遊び方をしたいんだけど。なんかお前ってさ、陰キャじゃん?(笑)。
(春日俊彰)いやいや、真正面から使わないでくれよ(笑)。
(若林正恭)今、真正面から使っているの、あんまり見ないよな?(笑)。
(春日俊彰)見ないよ。恥ずかしいよ。まあ、だからできないことを……。
(若林正恭)谷口も言っていたよ? 2人で野球を見ながら。お前の悪口で盛り上がるのよ。6回表ぐらいから。で、谷口も言ってたよ。「春日ってさ、陰キャじゃん?」って(笑)。
(春日俊彰)ダセえな! あいつは本当に正面から使ってるからね。そういう人間だから。あえて使うとかじゃないからね。わかる。谷口が言ってそうなのは、わかるなー。
(若林正恭)で、本当はそういう飲み方をしたいから、楽しいんだろうな。
(春日俊彰)したいし、できないからそういうのができる人といて楽しいし。「すごいな」とか思いながらね。
(若林正恭)それでこのラジオでも「チェだぜ!」とかのコーナーをやったりしてさ。1回、酔っぱらって来たもんな。あれ、怖かったな! 怖くなかった? 酔っ払ってるサイトウさんが急に来たの。
(春日俊彰)顔が真っ赤でね(笑)。
(若林正恭)顔真っ赤で。飲んじゃって。その感じで。で、『しくじり先生』で授業をやって。上田くんとサイトウじゃん? 俺さ、何年か前にゾフィーの企画、覚えてるんだけど。サイトウくんがとにかく、破天荒っていうんじゃないけど。まあまあ、そういう人だと。で、いろんな失敗とかもしているっていう悩みをみんなでしゃべるみたいな授業だった時。授業中に俺ね、上田くんに「これって俺も経験あるんだけど。テレビって、どんなにコンビの内側の事情があって困っていても、カメラの前で『こいつが』って言う方が悪くとられるんものな気がするのよ」って。テレビって、点で見られるからコンビの普段の感じとか、長い歴史とかじゃなくて、切り取りなわけじゃない? だから、言っている方が悪く見えちゃうから。
(春日俊彰)たしかにね。文句を言っているみたいに見えちゃうからね。
(若林正恭)俺、「それが、すごいわかる。で、それが変わったやつも見たことないから。いろんな芸人を見てきて。サイトウくんもたぶん変わらない。だから、これをエンタメにする修行だと思ってやるしかないのかもな。俺たちみたいなタイプは……」みたいなことを言ったのを覚えていて。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)それをね、上田くんは何年間か、やったんだって。もう、お坊さんとかが出す怒らないための本とか読んで……アンガーマネジメントとか言うけどさ。上田くん、それでやってみたけど、やっぱりうまくいかなかったっていうことで解散をするっていう授業で。俺、申し訳ないことをしたなって。そこまで深く理解してないのに「修行だと思ってやった方がいい」って簡単に言って。なんか申し訳ないなと思っていたの。でもその日、結構しくじりの収録が終わってすぐ飛び出しだったから、上田くんに挨拶もできずで。それで、その授業の後。「私たちは解散します」っていうのを撮った後に、ゾフィーは静岡の大学の学祭の営業が1本だけ残っていて。それが終わったら解散っていう感じだったんだって。
「上田くんに一言、言いたかったな」
(若林正恭)それで「今、この感じで最後の学祭、大丈夫?」みたいな感じで終わって。俺、飛び出しで。「上田くんに一言、言いたかったな」ってずっと思っていて。それでインスタでDMをしたのよ。「この間、授業ありがとうね。飯でもどう?」って。それで「いつ空いてる?」みたいな話になっていたら「今日、空いてます」って。それで「えっ、今日空いてるの? どこ住んでんの?」って聞いたら、めちゃくちゃ家が近かったの。「マジで? じゃあ、今から行ける?」っつったら「行けます」って言うの。で、2人で飯を食いに行ったんだよ。焼き鳥屋さんにね。
(春日俊彰)へー!
(若林正恭)それで、「ごめんな」とは直接は言わないけども。「最後の学祭、どうだった?」って聞いたら、やっぱりちょっとゾフィーもさ、ネタはもうみんなに知られていてさ。実力者じゃん? 感傷的になりながら最後の学祭に……「これで終わりなのか」っていう感じで、学祭の野外のステージに出て。そしたらネタをやっている最中に「ボボボボボッ、ボボボボボッ……」って音がして。で、お客さんにもいまいち声が伝わっていない。「何の音だろう?」って思って自分のピンマイクを見たら、上田くんのピンマイクには風防が付いていて。風防ってあるのよ。風よけが。風の音が入らないようにね。だけど、サイトウのピンマイクを見たら、風防がついてなかったんだって。で、「うわー、サイトウっぽいな!」と思って。
(春日俊彰)なるへそ。その風の音が入っちゃっていたんだね。
(若林正恭)で、それはサイトウがで動いて取れたのか、付いてないことにも当然、気づいてないのよ。サイトウだから。「ボボボボボッ、ボボボボボッ」ってコントの最中に音がずっと鳴っていて。それで、なんとなく「ボボボボボッ」ってなっちゃってということもネタに何とか入れながら、サイトウにも気づかせて、風防をつけるチャンスはないかもしれないけど、なんとなく通しやすいようにするとかっていう、そういう技術もサイトウにはなく。終始、「ボボボボボッ」って音が鳴ったままで(笑)。それでサイトウはもうフルMAXで声を張ってやってるんだって(笑)。
(春日俊彰)ああ、気づいてないからね(笑)。自分じゃあね。
(若林正恭)で、下りてきて。「ああ、そう。それって、どんな気持ちになるの?」って言ったら、「でももし最後、めちゃくちゃウケちゃったら『いや、まだゾフィーでできたな』とか、『ソフィー、やっぱり最高だな』って思っちゃうから、風防はつけてくれなくて結果的によかったです。後ろ髪、引かれないから」みたいに言っていて。
(春日俊彰)なるへそ。
結果、風防はついてなくてよかった
(若林正恭)そんな感じだったみたいね。で、サイトウも1人でやるのかな? 上田くんはもちろんやるけどね。で、サイトウと話したりした?
(春日俊彰)いや、まだ。「解散するんですよ」みたいな連絡はいただいてね。メッセージというか。「そうなの?」っていうのを返したっきり。まだだね。サイトウくん側の話もやっぱりね、聞かないといけないなと思いつつ。
(若林正恭)いや、そうなんだよな。
(春日俊彰)まあ、所沢かなんかでね、タイミングが合えばね、飲みたいなと思ってるところでね。
(若林正恭)いやー、まさかだよな。
(春日俊彰)いやいや、そうよ。本当に。びっくりしました。
(若林正恭)やっぱりなかなか……まあ「どっちが」ってわけじゃないけど。なんか漫才ってさ、やっぱり「素」っていう言い方が合ってるかどうか、わかんないけど。何となく、そういうやつだっていうのも年数を重ねていくとさ、ネタに、おじさんになると入ってくるっていうかさ。「酒でおいたする」みたいなところが漫才にはあるけれども。コントとなると、違うのかね? コントをやったことないから、わかんないけどさ。
(春日俊彰)やっぱりその役の人になる……別人というかさ。
(若林正恭)ああ、作品だからかな? やっぱり。
(春日俊彰)そうじゃない? 違う世界というかね。わかんないけどね。サラリーマンとかさ、警察官とかさ、変な人とかさ(笑)。違う人になるからじゃない? そこにうまいこと……でも、そこにリアルを入れると、また違っちゃうのかね。世界観というかさ。
(若林正恭)でも元々は春日も西麻布に出入りして、六本木の社長にモンクレールのダウンとかもらっていたじゃない?
(春日俊彰)それ、何回言うのよ?
(若林正恭)峯岸みなみが言っていたけど、おっぱい大きな子と一緒にラウンジにいたっていう(笑)。
(春日俊彰)やめなさいよ、それは。細かくしなくていいのよ。
(若林正恭)ラウンジにいたっていう。本当は、でもそれが悪いわけじゃないじゃん?
(春日俊彰)まあ別にね、何か李触れるようなことをしてるわけじゃないからね。
<書き起こしおわり>