オードリー若林 Creepy Nuts出演の年末年始番組を見て羨ましくなった話

オードリー若林 Creepy Nuts出演の年末年始番組を見て羨ましくなった話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリーのお二人が2021年1月9日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でCreepy Nutsが出演していた年末年始番組を見て羨ましくなった話をしていました。

(若林正恭)それでさ、正月番組とか見ているとさ、実はさ、お笑い芸人とお笑いのディープめなファンは誰が先輩とか後輩とかって詳しいじゃん? だけど、なんていうんだろうな? 俺たちがああやって若い人のコントとかをスタジオで見て、感想を言って回すってさ、俺は結構カルチャーショックだったのよ。その仕事を自分たちがやるっていうのは。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)だってびっくりしない? 「この仕事って……」って思うから。

(春日俊彰)そうだね。そっちのVの方をずっとやってたからね。今までは。

(若林正恭)でも、不思議なのが……ちょっと先輩なんだよね。ちょっとアルピーがスタジオもコントもいるっていう(笑)。俺はコントを見る立場になったんだけども。平子さんってちょい先輩ぐらいなんだよね。たぶん。

(春日俊彰)まあ芸歴だけで言ったらね。

(若林正恭)だいたい同期ぐらいでね、接させてもらっているけども。東京だし。

(春日俊彰)うんうん。歳が同じだからね。芸歴、単純に言ったらそうなんだね。

(若林正恭)だからさ、あれさ、今、若いいわゆる第7世代みたいな芸人さんとか……第7世代が多めじゃない? それで見ていると、なんか時代の列車みたいなのがあって。そこに乗ってるメンバーって先輩とか後輩とか……「その時期に乗っている」みたいなことで言うとさ、俺たちはさ、『コレってアリですか?』だとバナナさんとタカトシさんと俺らとかだったわけじゃない? だから、そこでは後輩じゃない?

(春日俊彰)そうね。

(若林正恭)それで、ゴッドタンとかに行ったら一番後輩なんだけども……だから、その列車の一番後輩で動いてたって、全く別の列車で入ってきてる感じがするじゃん? 第7世代って。だからたぶん、今のこの第7の後輩でいじりやすい子たちも今年とかにバッと出てきて。それでいじる列車であの人たちも行くから。ずっと強いよな。だから、俺たちは一番はもう末端のダンゴで出てきているっていう感じなのかなと思った。

(春日俊彰)ああ、まあ、たしかにそうかもね。後輩……そうだよね。

(若林正恭)「ちょっと待ってくださいよ!」が多めだもんね。そこで出てくるから。誰か、そこでいじってないじゃん?

(春日俊彰)でもやっぱり若い子が出ていって、そっち側の……いじる側の方になっていくんだろうね。押し出されてというか、なんていうの?

(若林正恭)そうなっていくのがすごいよな。

(春日俊彰)まるごと、移動させられるでしょう?

(若林正恭)だって、あれだよ。『オチルナ!』っていう水の上のアトラクションの特番。あれもなんか、本当に俺が鹿賀丈史さんみたいな格好をしてさ。軍服みたいのを着てさ、「ゆけーっ!」とか言ってるんだよ?(笑)。あれって40代の仕事だもんな。

『オチルナ!』

(春日俊彰)そうだね。うん。あれはちょっと面白かったけどね(笑)。「なにが『ゆけーっ!』だよ? やれよ、お前も!」って思っていたよ(笑)。

(若林正恭)そうなのよ(笑)。でも、俺はああいうの、画が弱いから。ダメだったからさ、仕事も来ないし。いつの間にやら……それで、大部屋でみんな着替えていたりするけどもさ。ハナコとか宮下草薙とかがいてさ。「ゆけーっ!」とかやっている時の俺……なんか、そういうのを感じるんだよね。すごい自分で。でも、ふわふわしちゃうとバレるし。絶対にダメだからそこをぶった切って本番はやるけども。でも「すんません……」っていう気持ちはやっぱりあるね。

(春日俊彰)だから、そういう年齢と芸歴になったっていうことなんでしょう? 単純に。上にあがったというか。

(若林正恭)だからさ、Creepy Nutsとかはさ、ヒップホップだけど。めちゃくちゃテレビに出てたじゃん? で、2人とも上手だし、しゃべれるっていうのももちろんあるんだけど。なんかさ、楽しい番組にばっかり出ていて、ずるいよな? 楽しい番組ばっかり出てない? あの2人。「もっとなんかYouTubeから持ってきた衝撃映像みたいなのを2時間見て、スタジオで二言しかしゃべんないみたいなの、やれや!」と思って。

(春日俊彰)いや、そういう人たちじゃないからさ。ミュージシャンだからね! ワイプで……(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 「大食いのVを3時間、スタジオで見て二言しかしゃべんなかったとか、やれや!」と思って(笑)。

(春日俊彰)いや、そういう人たちじゃないじゃん(笑)。

(若林正恭)それをやって、やっての楽しい番組だったらわかるんだけどさ。

(春日俊彰)まあまあ、そうだね。そうだけど……。

(若林正恭)楽しい、もう本当にテレビの中トロの部分ばっかりをちょびっとの醤油で食べて「美味い!」って言ってるわ。今度、ちょっと言わなきゃな(笑)。

テレビの中トロの部分ばかりを味わう

(春日俊彰)言ったところで……だろうけどな(笑)。芸人じゃないしな(笑)。まあ、羨ましいは羨ましいよな。

(若林正恭)まあ、そうか。アーティストで、その……なんていうの? スーパースターとして呼ばれてるからっていうのがあるか。そうだよ。俺たちはスーパースターじゃないからな。

(春日俊彰)まあね。そこの人たちだから。ワイプの人たちなわけだから(笑)。

(若林正恭)そういうことになるよな(笑)。

(春日俊彰)そこがリングなわけだから。しょうがないよね。

(若林正恭)だから楽しかったよ、特番は本当に全部。

<書き起こしおわり>

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