オードリー若林 渋谷・東急本店閉店の衝撃を語る

オードリー若林 渋谷・東急本店閉店の衝撃を語る オードリーのオールナイトニッポン

(若林正恭)ガスト三鷹店も閉店しますみたいな感じになっちゃってさ。それで俺、本当に東急本店で「1月31日閉店」っていうのを見て、愕然として。1回、エレベーターを見送ったもん。

(春日俊彰)もうショックすぎて、乗れなかった?

(若林正恭)乗れなくて。で、「ちょっと、これは……」と思って、スマホで写真を撮って。で、渋谷の東急ハンズもあれ、たしか閉まるんだよね?

(春日俊彰)あそこが?

(若林正恭)たしか、そうだよね?

(春日俊彰)東急ハンズ自体が、どこかになるんだよね。

(若林正恭)ああ、そういうことなんだ。

(春日俊彰)ああ、「ハンズ」だけになったんだ。そうだ。

(若林正恭)どういうこと?

(春日俊彰)「東急ハンズ」じゃなくて、「ハンズ」になるのよ。そうだ。

(若林正恭)じゃあ、あそこの東急ハンズ自体は変わらないってこと?

(春日俊彰)渋谷のあそこはハンズで……。

(若林正恭)もう、そうなってるか。でも、どういう違いなの? 東急ハンズとハンズって……。

(春日俊彰)だから、東急のグループじゃなくなったんじゃないの? 業種としたら、商売的には変わってないかもしんないけど。まあ、あるじゃん。そういうのって。名前がさ。

(若林正恭)「TAKIUE」みたいなことだ。じゃあ。池田一真さんが「KAƵMA」になったみたいな。

(春日俊彰)そうね。TAKIUE、KAƵMA路線だよね。だから。ハンズって。だからTAKIUE、KAƵMA、HANDSよ(笑)。

(若林正恭)それで役はできねえだろ(笑)。

(春日俊彰)それで和了れるっていう。それが揃ったら(笑)。

TAKIUE、KAƵMA、HANDS

(若林正恭)それでさ、本屋って本当になくなっていくよな。ちょっと、しんどすぎるぐらい……赤坂も、ないもんな。TSUTAYA、あと文教堂だっけ?

(春日俊彰)ああ、TBSの前のね。あれもなくなってたね。

(若林正恭)なあ。でも、東急本店の新しい建物が建ったら、本屋は入るのかな? まあ、わかんないけど。だからそれで結構おしゃれな建物が建つんだろうな。あそこに、きっと。

(春日俊彰)同じようなあれが建つのかね? デパートというか。それもわかんないのかな?

(若林正恭)でもさ、俺もこうなってきちゃうとさ、なんか2023年ってさ、もう未来に生きてるような感じ、するんだよ。なんか「えっ、今って、2023年なの?」みたいに、新聞のあそこを見て思うじゃん? スポーツ新聞の暦のところを見て。「えっ、今、2023年なの? 2023年!?」って。

(春日俊彰)マーティじゃん。完全に、それ(笑)。

(春日俊彰)で、なんかそれで「なくなるのか……」と思って。それで、わかる? 東急本店でBunkamuraのル・シネマっていう映画館で働いてる時に、東急本店のレストランで昼ご飯を食べられるなんてことは、ないわけよ。カップラーメンとおにぎりを映画館の休憩室で食べて、屋上に行くみたいな流れがあったの。東急本店とBunkamuraって、つながっているから。だけどいつか売れて、デカい車で乗りつけて、この8階のレストランで食べるみたいなことをやろうと思っていて。それで、パジェロを当てて、そのパジェロで来て。あそこに停めて、鰻を食べたことがあるもん。えっ、それって、かっこいいの? 俺、わかんないけども。別に、かっこよくないよね、そんなの。普通にある話だよね?

(春日俊彰)まあ、あるっていうか、ひとつ叶えたじゃないけどさ。まあ、だいぶ上がったっていうね。そういうことができるようになるまで……っていうことを言ったら、まあまあ、いい話ではあると思うけどね。かっこいいは、かっこいい?

(若林正恭)俺は、わかんないけどね。自己満足でしかないから。で、そのレストランとかも……さすがに本屋で写真を撮るわけにもいかないかと思いながら。レストランのところで写真に撮って……最近ね、昔のものを写真に撮ってばっかりですよね。「そういえば、なんか親父が隠れる前にそうだったな」って思いながらさ(笑)。

(春日俊彰)「残しておこう」って。いや、わかる、わかる。

(若林正恭)で、屋上でも写真とか、ずっと撮っていたの。で、Bunkamuraも……Bunkamuraはなんか、またなるみたいだけども。「映画館のところとか、どうなってんのかな? バイトしてたところ……」って思って見に行って。そしたら、映画館は昔のまんまなのよ。それで「なくなるのか……」とか思いながら、エレベーターに乗ってたら……Bunkamuraのエレベーターでガラス張りなんだけど。当時のね、映画館の支配人よ。俺をバイトで取ってくれた人。で、オーディションとかさ、なんか融通を利かしてくれてくれてさ。

(春日俊彰)シフトとかね。

(若林正恭)で、お笑いもさ、本当に応援してくれて。お金がない時に、俺の誕生日に回らない寿司に連れてってくれた支配人が……もう、さすがに人も代わってるんだろうなとか思っていたら、その支配人がガラス越しにちょうど、昼休憩に行くのでスーツのジャケットを当時と同じ感じで肩にかけて。寅さんみたいにやっていて。その姿で休憩を取りに行く支配人だったんだけども。全く同じスタイルで、ジャケットを肩にかけながら、休憩に行く支配人の背中が見えて。ちょっと、もう声をかけれる距離じゃないんだけど、ガラス越しから見えて。頭がタイムスリップして。

(春日俊彰)うんうん。

(若林正恭)でね、それは思ったんだよね。「街は変わるけど、人は変わらないよ」って。

(春日俊彰)はあ……。今のは……?

(若林正恭)今のは、かっこ悪いと思うよ。

「街は変わるけど、人は変わらないよ」

(春日俊彰)ああ、それはわかるんだ。ああ、よかった、よかった。危ない、危ない! 今のをかっこいいと思っていたら、ちょっと……。

(若林正恭)言った後に、気づいたよ。

(春日俊彰)ああ、よかった、よかった!

<書き起こしおわり>

オードリー春日 東急歌舞伎町タワーで大きく変わる新宿歌舞伎町を語る
オードリー春日さんが2023年1月7日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で新宿歌舞伎町、東急歌舞伎町タワーの建設現場を見に行った話をしていました。
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