オードリー若林 渋谷・東急本店閉店の衝撃を語る

オードリー若林 渋谷・東急本店閉店の衝撃を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんば2023年1月7日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で渋谷の東急本店の閉店についてトーク。Bunkamuraのル・シネマでアルバイトしていた若林さんが東急本店の閉店を知り、愕然としたという話をしていました。

(若林正恭)なんか渋谷って、どんどん変わっているじゃない?

(春日俊彰)ああー、そうね。

(若林正恭)で、この間びっくりしたんだけど。渋谷の東急本店が1月31日で閉まるのね。

(春日俊彰)ああ、なんかニュースでやってたな。

(若林正恭)俺、元々Bunkamuraの映画館でバイトしてたりしたからさ。で、渋谷ってさ、なんか若者の街じゃん? で、俺、渋谷に……たとえば、NHKの後でちょっと時間が空いていたりすると、渋谷の東急本店によく行っていたのよ。テレビに出始めてからも。あと、あれだな。サトミツと渋谷にシアターDがあった頃さ、俺がBunkamuraでバイトしてるから知ってたんだけど。「東急本店のトイレがきれいだ」っていう話を……だから当時から、サトミツと2人で楽屋にいるのが嫌でさ。で、渋谷の東急本店とシアターDが近いからさ。で、東急本店の屋上が、古いデパートの屋上みたいな感じで。

なんていうんだろう? ベンチとテーブルが置いてあって、ペットショップみたいなのがあって、観葉植物の店があるみたいなところで。夏はビアガーデンとかやってんだけど。よく、収録の合間に……どうなんだろう? これ、かっこいいのかな? 自分ではかっこいいとは思わないけど。なんか、知ってるから東急本店の屋上に1人でいたりしたんだよね。それもなんか、スタバを買って座ってるとかじゃなくてさ。これ、かっこいいのかな? 桃ネクターの缶のを買ってさ、1人で時間を潰してたりしたのよ。

(春日俊彰)まあまあ……。

(若林正恭)別にこれ、かっこいいとは思わないけど。でも、もしかしたらこれ、かっこいいのかな?

(春日俊彰)いやー、どうなんだろう? それはちょっと、わからんね。

(若林正恭)俺もわかんないのよ。

(春日俊彰)まあ、人それぞれかな?

(若林正恭)そういうところにいる人なんだよな。なんか知らないけど、知ってるからな。高校生のあたりから。渋谷がどこがどうとか。

(春日俊彰)はいはい。一番、その居心地がいいところだったんですよね? 東急本店の屋上が。

(若林正恭)ああいう、代官山のカフェとかにはいないのよ。いるやつもいるだろうけどな。代官山のカフェに、いるやつもいるだろうけど。

(春日俊彰)いるやつの方が多そうだけどね(笑)。まあ、それぞれでしょう?

(若林正恭)まあ、代官山のカフェの店に行ってる俺と、東急本店の屋上で桃ネクターを飲んでる俺、どっちがかっこいいと思う?

(春日俊彰)それはもう、桃ネクターでしょう?

(若林正恭)いや、俺はわかんないんだよね。

(春日俊彰)いや、そこは「うん」でいいだろうよ!

(若林正恭)俺はわかんないの。本人だから。そんなこと、「かっこいい」と思ってやってないから。

(春日俊彰)かっこいいというか、そっちの方が若林さん的に、なんかいいなって思うっていうことね。その、東急本店の上で桃ネクターを飲む若林さんの方が、いいなと思うっていうだけでね。

ル・シネマのバイト時代、屋上でよく休憩していた

(若林正恭)で、なんか、まあそうなんだよな。それで、東急本店で……ル・シネマっていう映画館でバイトしてた時は、休憩中にその東急本店の屋上にいたりしたわけよ。30分、休憩とかもらって。そのバイトの休憩室でカップラーメンを食べて、残りの15分は屋上にいるみたいな感じだったわけよ。俺自体がね。で、渋谷の東急本店の屋上にわざわざ来る人って、たぶんあんまりいないんだよ。だから渋谷の東急本店の屋上とか最近も行くと、東急で働いてる店員さんが休んでたりする店員さんが休んでいたりするの。

(春日俊彰)なるへそ。わざわざ行かないところか。そうか。渋谷、いっぱいいろんなところが他にもあるからね。わざわざそこを目指していくっていう人は、少ないのか。

(若林正恭)で、東急本店って「渋谷」と言われるような場所の端の方にあるじゃない?

(春日俊彰)まあ、そうだね。ちょっと外れてるよね。

(若林正恭)そうそう。そのもうちょい先にベローチェとかがあるんだけど。わかるかな? まあ、そこにサトミツとかとよく行っていて。無限大の吉本の芸人さんがよくいるんだけど。

(春日俊彰)そうだね。∞ホールの近くだね。

(若林正恭)で、俺が渋谷に行く時は、そのへんの駐車場に停めて、東急本店までしか行かないの。で、東急本店ってすごいいいのが、結構でかめの本屋さんが入ってて。で、読みながら、「こういう本が流行っているんだ」とか思いながら。それで、おじさんとおばさんしかいないような8階のレストランフロアがあって。お蕎麦屋さんがあって。で、そのお蕎麦屋さんとか、ちょっと高いのよ。でも「高い」って言っても、まあまあ……で、そのお蕎麦屋さんが俺は好きで。だから本屋、お蕎麦屋さん、屋上っていう、ちょっとした時間が余った時には……えっ、これ、かっこいいのかな?

(春日俊彰)いや、それはわからんけど。

(若林正恭)で、その8階のレストランフロアにはちっちゃい喫茶店みたいなのがあって。そこもバイトの最中とかも行ってたりしたんだけど。昔ながらのところで。どうなの? これ、かっこいいの?

(春日俊彰)いや、かっこいいかどうかは……いいなとは思うけど。

(若林正恭)表参道のカフェとか、宮下パークのちょっと休めるベンチみたいなところとかにいる方が、いいのかな? どっちがかっこいい? その両方の若林がいたら。

(春日俊彰)それはやっぱり、ねえ。蕎麦屋さんからの、屋上。あとは喫茶店とかの方が、いいな。かっこいいなとは思うけどね。

(若林正恭)いやー、俺はわかんないんだよね。それは客観的には(笑)。

(春日俊彰)1回、受け取ってくれよ。「そうなんだ」でもいいから(笑)。

(若林正恭)そうなんだ。うん。自分ごとと思えないっていうか。昔から、当たり前の行動すぎて。

(春日俊彰)なるほど。特別なことをやってるつもりじゃないからね。若林さんは。

(若林正恭)そうそう。かといって、俺は宮下パークで、そういう流行りのドリンクとかを飲んで時間を潰すっていう人もいるんだと思うよ。

(春日俊彰)いるよ。そっちの方が多いよ!

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! で、それがダサいとかは全然思わないし。すごい消費の活動として楽しまれてるなと思う。で、宮下パークで時間を潰す人もいるんだと思うの。

(春日俊彰)そっちの方が多いよ。こっちが少数派なのよ。「もしかしたら、いるかも」とかじゃないのよ(笑)。

(若林正恭)だからその、バイト時代とか、サトミツと楽屋から出るっていう、その20代の時からの場所だから。このラジオでもしゃべったことないし。それはもう、リトルトゥースが殺到するから。むつみ荘みたいに。

(春日俊彰)いや、むつみとは違うでしょう? うーん。行かないよ。「殺到」はしないんじゃない?(笑)。だから、雰囲気が変わっちゃうっていうこと? 宮下パークになっちゃうってこと?

(若林正恭)いや、なんかリトルトゥースの日比谷公園の集まりみたいな、そういうイベントみたいになっちゃうと……(笑)。

(春日俊彰)それ、いつの話をしてるのよ? 10年前だったら、あるかもしれないけどね。

(若林正恭)そこで、東急本店の屋上で俺が時間を潰して「はー……」って。天気の良い日にさ、「はー……」とか思ってる時に「すいません、リトルトゥースです」って声かけられるほど嫌なことって、この世の中にないから(笑)。

(春日俊彰)まあまあ、そうだね。「そうだね」というか。そこまで、ならないんじゃない? 今は、もう。10年ぐらい前だったら、もしかしたらね。聖地巡礼じゃないけどさ。あるかもしれんけどさ。

今でも頻繁に行く東急本店

(若林正恭)そうそう。いや、それでさ、すごい頻繁に行ってるわけ。よくね。渋谷の東急本店には。で、1階でエレベーターを待っていたら、そのエレベーターのところにラベルで、シールみたいなので貼られていて。「1月31日に……」みたいな。それで「生まれ変わります」みたいなことなんでしょう? あれ、きっと。2020何年かに。で、「渋谷の街が変わっていく」って言っていたけど。あの、なんとかスクエアとか……あるよね? 変わったじゃん、駅前のところとか。ヒカリエとか、できたのも。まあヒカリエができたのは何年も前だけども。

(春日俊彰)景色がすごい変わってね。

(若林正恭)で、あのへんが変わっても、何とも思わなかったのよ。渋谷、あそこまで入っていかないから。

(春日俊彰)はいはい。駅前だしね。そんなにね。

(若林正恭)あんまり若いやつ、視界に入れたくねえしな。見たくねえわ。若いやつは。

(春日俊彰)「見たくねえ」まで行ってるの? 「絡みたくない」じゃなくて?(笑)。

(若林正恭)でも、わからないかな? 気持ち。

(春日俊彰)まあ、わかるけどね(笑)。

(若林正恭)わかるでしょう?(笑)。

(春日俊彰)「いい、いい、いい……」って思う。「Z世代が……」「いい、いい、いい……」って思うね。

(若林正恭)自分だけ、なんか理解がある感じの方に立たないでよ?(笑)。

(春日俊彰)申し訳ない。若林さんと全く同じですよ。申し訳なかった。

(若林正恭)メインに入ると、なんか疲れるから。渋谷は中まで入っていきたくないの。本当、ヤマダ電機まで。あれより先に行ったら、もう張が降りてる感じなの。

(春日俊彰)ああ、駅方向には行かないっていうことね。

(若林正恭)ヤマダ電機には用事があるじゃない? 家電とか。で、俺の中で渋谷って、東急本店のことだったのよ。それで、もう膝つきそうになった。その閉店っていうのを知って。「うわっ、マジか!」って思って。というのは、三鷹のガストも閉店するんだよ!

(春日俊彰)えええーっ!? あそこの?

(若林正恭)あそこの、東八の。

(春日俊彰)東八のところを入った……。

(若林正恭)東八沿いの、あるじゃん?

(春日俊彰)玉川上水がブワーッてなるところでしょう?

(若林正恭)俺さ、「それはマジでしんどい」と思っていて。なんでかっていうと、東八のガスト三鷹店って、大学時代、免許取りたてで……あのへん出身の友達が多いのよ。日大二高だから。それで、よくあのガストで朝まで……っていうことをやってたのよ。20歳前後に。で、なんか落ち着くんだろうね。奥さんと娘と行くのが。だから、このラジオでもしゃべったけど。そのガストの三鷹店まで日曜日に行って。で、ガソリン入れて、あの自動の洗車のやつをやって、帰るっていう。その往復でちょうどオープニングトークと俺のトークが終わるっていう、そういう距離だったのよ。

(春日俊彰)ああ、言ってたね。

(若林正恭)だからあっちの方のガストとかに行くのが、落ち着くのよ。それも、かっこいいのかな?

(春日俊彰)いや、かっこいいかどうかは、わからんけど。

(若林正恭)いや、俺もわかんなくて。

(春日俊彰)かっこいいというか、まあいいとは思うよ。私もそっち側がさ……。

(若林正恭)表参道ヒルズで、娘に子供用のモンクレールのダウンを着せて買い物をする俺と、三鷹のガストにいる俺って、どっちがいいのかな?

(春日俊彰)うーん。三鷹の方が、やっぱりいいと思うけどね。

(若林正恭)なんで? なんで、なんで?

(春日俊彰)「なんで」って、そっちの方が安心するというか。フィット感? 若林さんという人間のフィット感として、カチッとはまってる感じ。だから、気持ちいい感じね。カチッとはまって。

(若林正恭)でもなんか、春日の話を聞いていて思うのは、港区の人たちを安易に批判するのもどうかと思うよ、今の時代……。

(春日俊彰)いや、私じゃないのよ、うん。

(若林正恭)それはそれで安易なんじゃないの?

(春日俊彰)いやいや、逆にね。それ、出してるのは私じゃないから(笑)。対比のさ、比較の対象を出しているのは、私じゃないからさ。

(若林正恭)ああ、そうか(笑)。

(春日俊彰)いや、でもそりゃそうよ。なじみが……。

(若林正恭)そのポピュリズムみたいな感じの人気の取り方、したくないからさ。「庶民派です」みたいなさ。

(春日俊彰)逆にね。本当にそうだしね。なじみがあるっていう……やっぱり西の方がね。

(若林正恭)落ち着くっていうことなだけな話なんですよ。あのへんをうろちょろしてたから。

(春日俊彰)自分に合ってるっていうのはあるよね。

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