ハライチ岩井 高校時代の先輩女子との甘酸っぱい思い出を語る

ハライチ岩井 スピッツのライブで草野マサムネと本当に目が合った話 ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年12月15日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で高校2年生の頃、仲良くなった1学年上の先輩女子との甘酸っぱい思い出を話していました。

(岩井勇気)今週ね、旅行に行ってきました。私。

(澤部佑)今週?

(岩井勇気)はい。今週なんですよね。

(澤部佑)休みがあったんだ?

(岩井勇気)「休みがあった」っていうか、もう来年からこの昼の帯『ぽかぽか』が始まるじゃないですか。「もう休めなくなるな」と思って。12月中にどこか、3日ぐらい休めるところ、ないかな?って思って。でもね、やっぱり今までだったら俺はそんなこと、しないわけ。俺が休みなんか取ろうものなら、事務所がさ、「こいつはもう、やる気がないな」ってなってさ(笑)。「じゃあずっと、この仕事を入れないでいいんですね?」っていう感じになっちゃって、見切られちゃって。「じゃあ、お前にはもう永遠の休みを与えてやろう」っていう。

(澤部佑)あなた、そういう思想でいらっしゃいますけど。なんでそんな、事務所が敵なの? すごい敵じゃん(笑)。

(岩井勇気)「ごめんなさい! もう休み、取りません!」っていう状態でいつも俺、やってきたから。「私はもう、いらないです。本当に……なかったところでどこかに行きます!」っていう。

(澤部佑)「ここは、たまたま空いてたんですか!?」っていう(笑)。

(岩井勇気)そういう感じやらしてもらってますんで。「でも、帯が決まりまして。もう来年から休めなくなるんで……いいですよね?」って言って。「いいですよね? 3日ぐらいの休み、いいですよね?」って。

(澤部佑)「いい」って言っていた?

(岩井勇気)「お願いします! お願いします!」って言って。もう本当、最後のわがままとしてね、3日間だけね、今週休ませてもらってね。

(澤部佑)みんな、取ってますよ?

(岩井勇気)えっ?

(澤部佑)みんな、結構休みを(笑)。

(岩井勇気)おかしいぞ? そいつら、仕事なくなっちまうぞ? 大丈夫か? おい? そんなことしてたら……(笑)。

(澤部佑)フフフ(笑)。

(岩井勇気)だからもう3日、休みを取ってね。本当に、スケジュールが入ってなかったの。この3日間。本当に2ヶ月前ぐらいに俺、押さえてたの。「じゃあここをちょっと、休ませてください」っつって。で、「どこに行こうか?」っていう風に思ってたんだけど。9月くらいにね、ふと高校の子の先輩で果樹園をやってる高校のサッカー部の先輩がいたんだけど。埼玉でね。で、毎年秋になるとその人が梨を送ってくれるのよ。先輩としてなんだろうと思うんだけど。で、その梨を俺は今年、写真で撮って。Twitterにあげてたの。「こんなに先輩らしくいつでも言ってくれる」みたいな感じで。

(岩井勇気)で、ツイートに対するリプライを見ていたら、その中のひとつに「うわっ、この梨、懐かしい! ランド、覚えてる?」みたいなリプライが来たの。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、その「ランド」っていうのは、俺の高校の時のあだ名なわけ。

(澤部佑)謎のあだ名ね。

(岩井勇気)そう。俺、サッカー部でめちゃくちゃ足が速くてね。で、がむしゃらにこうやって走ってる様子が、元々は「恐竜みたいだな」って言われて。「恐竜」っていうあだ名が最初について。で、東大宮っていう地元にあるゲームショップの恐竜ランドっていうところあるんだけども。それでその後、俺は「恐竜ランド」っていうあだ名になって。それで結局、その「恐竜」が取れちゃって「ランド」になったの。最終的に。

(澤部佑)その方が、呼びやすいもんな。

(岩井勇気)そう。で、本当に3年間、サッカー部界隈では俺はずっと「ランド」って呼ばれていたの。で、「うわっ、俺をランドって呼ぶの、誰?」って思ったの。そしたら、それが高校の女子の先輩だったの。

(澤部佑)女子?

(岩井勇気)で、ひとつ上の先輩で。その人とは、仲が良かったんだよ。

(澤部佑)女子の先輩にもランドって呼ばれていたの?

(岩井勇気)だから、その果樹園をやっている先輩の友達だったから、その先輩界隈でもランドって呼ばれていたの。で、「うわっ、懐かしい!」ってなって。なんかリプライ上だとちょっとやり取りするの、嫌だな。面倒くさいなと思って、ダイレクトメッセージでその人に「久しぶりですね」って送ったの。そしたら「久しぶり。ランド、覚えてくれたんだ」みたいな感じになって。で、いろいろ聞くと、なんとその先輩は結婚されて。で、山形に行って、旅館に嫁いだんだって。それで今、女将をやってるって。「えっ? 女将やっているの? すごいな! じゃあ、いつか旅館、行きますね」みたいな返信をして、そのままだったの。そこから連絡、取っていなかったんだけども。ただ、その1ヶ月後ぐらいに俺は休みが取れたわけ。その12月の。で、「ああ、この3日、その山形の旅館に行けばいいんだ」って思って。

(澤部佑)いいね!

(岩井勇気)で、山形の旅館に行ってきたんですよ。で、その先輩に「旅館、行かせてください。いついつごろに……」っていうやり取りをしながら「ああ、もう結婚して、女将をやっているんだ」なんて思いつつ、なんか高校の頃のことを思い出したわけ。で、もう本当にこの話は青春なんだけども。俺が高2になった時。

(澤部佑)ランドが高2。

(岩井勇気)そう。ランドが高2の時。だから果樹園をやっていたサッカー部の先輩に俺はかわいがってもらっていて。「ランド、ランド」って言われて、かわいがってもらっていて。で、ある日、その先輩が同じクラスの女子の先輩1人に俺を紹介したわけ。「こいつ、ランドっていうんだよ。かわいがってあげて」っていう。で、俺は学校でその女子の先輩に会ったら「ランド!」なんて言って、こうやって話しかけてくれるみたいな関係性になっていって。

先輩から「ランド」と話しかけられる関係性に

(岩井勇気)で、その後に俺は自分の隣のクラスの男友達2人と「ブレイクダンスをやろう!」なんて言って、始めるわけよ。放課後、体育館の裏とか、街頭のあるところで練習してたりなんかして。で、そこで練習していたら、たまたまその俺をランドって呼んでくれてる女子の先輩と、その先輩の友達の2人で通りかかったのよ。で、「ランドじゃん。何やってんの?」みたいなことを言われて。

(澤部佑)すげえな……。

(岩井勇気)「ああ、ブレイクダンスですよ」「えっ、やりたーい」なんてなって。

(澤部佑)えっ? 「やりたい」?

(岩井勇気)そう。だからその俺をランドって呼んでくれてる先輩の友達にも「私たちもやろうよ!」みたいな感じになって。で、結局やることになるんだよ。

(澤部佑)一緒に?

(岩井勇気)そう。

(澤部佑)なにそれ?

(岩井勇気)で、後輩男子3、先輩女子2のこのブレイクダンスをグループみたいな感じになって。放課後……。

(澤部佑)なんだよ、それ?

(岩井勇気)これ、すごいだろ?

(澤部佑)相方はその頃、学校でいじめられているからな! ふざけんなよ! おいっ!(笑)。

(岩井勇気)そう。ブレイクダンスを練習する日々が始まるんだぞ?

(澤部佑)輝きすぎだって!

(岩井勇気)なんてリア充なんだ!っていう。今、考えたらすごいな、これはって。

(澤部佑)本当にすごいだよ。岩井の高校時代は。

(岩井勇気)で、その頃に俺はランドって話しかけてくれる先輩のことを、練習してるうちにちょっとやっぱり好きになっちゃっているんだよね。

(澤部佑)意識するわな!

(岩井勇気)でも、「いや、ちょっとダメだな」って思うことがあって。なんと、サッカー部のその果樹園の先輩が、その先輩のことを好きだったんだよ。

(澤部佑)ああ、好きなんだ!

(岩井勇気)そう。「だから、ダメか……」みたいな感じに思っちゃっていたんだけども。

(澤部佑)世話になっているしな。

(岩井勇気)でも、放課後会うたびに、仲良くなっていくわけ。ダンスをしながら。それである日、ブレイクダンスをやってた友達2人のうちの1人と、俺のちょっと好きだった女子の先輩と、その友達のブレイクダンスをやっている先輩。だから2対2で。後輩2、先輩2でショッピングモールに行ったりなんかして。で、その俺の友達は友達で、その俺が好きだった先輩の友達のことを好きだったんだよ。

(澤部佑)ええーっ? じゃあ……。

(岩井勇気)そう。なんかちょっとダブルデートみたいな感じになっちゃって。

(澤部佑)お前、変わったな……。

(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! いつのお前でいるの? 今、いつのお前がしゃべってんの?(笑)。中学のお前がしゃべってんの?

(澤部佑)ショック! エロい! こいつ、変わっちまったな……なんだよ、ええっ?

(岩井勇気)すごいんだよ(笑)。で、これ、もうとてつもないよ。今、考えるとやっぱり1軍のやることだな。で、その後、俺はね、夏休みに入るんだけど。そのね、好きだった女子の先輩と花火を見に行くわけ。

(澤部佑)全部やるじゃん! こいつ……(笑)。

(岩井勇気)花火を見に行くんだよね。でもその日はね、結局花火を見ただけで帰ったんだよ。

(澤部佑)特に、こう……?

(岩井勇気)そう。で、なんかそんなモヤモヤした関係が続きつつ、高2の冬のことなんですけども。

(澤部佑)冬……。

(岩井勇気)ウィンターね。その、どっちから誘ったのか、わかんないけど。向こうからかな? うーん……その女子の先輩からだと思うんだけど。なんか「2人でクリスマスパーティーをやろうよ」みたいな。

(澤部佑)2人でクリスマスパーティー!? すごい……(作家の)持ちビルさんがすごい顔してるぞ?(笑)。

(岩井勇気)持ちビルさん、オーバーキルだな(笑)。持ちビルさんはオーバーキル(笑)。

(澤部佑)「うーん……」って(笑)。

(岩井勇気)ブレイクダンスに入ってきたあたりで、もう死んでたもん。オーバーキルなんだけども。

(澤部佑)「2人でやろうよ」って。

(岩井勇気)そう。で、俺はでもさ、ちょっと果樹園をやっているサッカー部の先輩がいるから、後ろめたい気持ちがあったんだけど。でも、「やりましょう」って返信したんだよ。で、そしてなんと、どこでやるかっていう話になったんだけど。その女子の先輩の家でやろうっていう話になって。

(澤部佑)うわっ、なんで?

(岩井勇気)誘ってくれて。

先輩の家で、クリスマスパーティー

(澤部佑)お前はでも、そのクリスマスパーティーで「先輩に申し訳ない」とか言ってるけど、その前に花火大会にも行ってるから! その前にお前はもう、先輩への申し訳なさなんて、なくなってるからな!

(岩井勇気)いや、でも「花火、見たいからな」と思って。

(澤部佑)そっちでなんとか、正当化しようと。

(岩井勇気)で、クリスマスイブの日ですよ。「ランドはケーキ、買ってきてね」って言われていたの。で、俺はケーキをお小遣いで買っていって、その先輩の家に行くんだよ。しかも、昼過ぎぐらいね。夜じゃないんだけど。昼過ぎぐらい。自転車で40分ぐらい、家からかって。で、着いて、ピンポンってしたら、その先輩が出てくるわけ。で、「どうぞ」なんて言われて。もう先輩、実家だよね。で、すぐに2人で部屋に行くわけ。で、女子の部屋なんか俺、初めてだったから。その時。「うわっ、これが女子の部屋か! すげえ! ブランケットとか、ある!」って思って(笑)。

で、2人でその先輩の用意したチキンとか、サラダとかがあるんだけど。それをね、「食べよう」なんて言って、食べて。で、食べた後、俺の買ったケーキを2人でね、切り分けて食べて。で、食べ終わっちゃって。そしたらもう、やることないじゃん? やること、ないんだよ。

(澤部佑)パーティー、別にな……。

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