ハライチ岩井さんが2022年12月8日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で最近、ふるさと納税デビューをしたことを明かし、次々に送られてくるふるさと納税の通知について、話していました。
(岩井勇気)ついにですよ、私もデビューというか、手を出しちゃいました。
(澤部佑)なにに?
(岩井勇気)ふるさと納税です。澤部さん、言ってましたよね?
(澤部佑)ああ、岩井さんはやってなかったですよね?
(岩井勇気)やってなかったんです。まあ厳密に言うと、俺が手を出したというよりは、母親がたぶんラジオを聞いてるから「やろう」ってなったんだろうな。
(澤部佑)ああ、息子がやってないってなって?
(岩井勇気)そう。俺はだから自分の給料を一旦、全部母親に預けて。そこからお小遣いを毎月もらってるっていう、10代アイドルシステムを採用してるわけなんですけども。そのお金の管理……納税とか、そういう面倒くさいことは全部、母親に任せているんですよね(笑)。
(澤部佑)お前、ヤバいのまだあるじゃん(笑)。
(岩井勇気)えっ、なにがヤバいんですか? なにが、なにが、なにが?
(澤部佑)36よ?(笑)。
(岩井勇気)はい。
(澤部佑)ええっ? いろんな手続きとか?
(岩井勇気)俺は本当に、自分で1回も、何もやったことないから。そういうのって。
(澤部佑)ヤバいって。一人暮らしを始めるタイミングで、いろいろ全部自分でさ、やろうってならなかった?
(岩井勇気)ならない。俺、家賃も自分で払ってないからな(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! ヤバいって(笑)。ヤバいわ! ハライチ。
(岩井勇気)ヤバいよ。俺、電気、水道代も自分で払ってないんだよ。
(澤部佑)ええええーっ? ヤバいぞ?
(岩井勇気)で、引っ越したでしょう? なんか、電気代の会社が変わっちゃったの。で、「もうちょっと電気を止めますよ」みたいな通知が来た時に、「うわっ、ヤバい! これ、変わったから引き落としじゃなかったんだ」ってなって。支払いに行くのも、どこに行けばいいか、わかんないんだよ。
(澤部佑)いや、それはすごいな(笑)。
(岩井勇気)全くやったことないのよ。全部任せちゃってるからね。ヤバいよね。うん。で、そんな母親が、俺、節税とかも全然してないから。「ふるさと納税、したら?」みたいな。
(澤部佑)ああ、言ってきたんだ。
(岩井勇気)で、「ふるさと納税すれば、返礼品いっぱいもらえるから」みたいな感じで。「なにがいい?」みたいにいろいろ、聞かれてたの。「あんた、必要なもの、ある?」みたいな。でも、もう面倒くさいから。そういうのですら。
(澤部佑)いや、答えろよ(笑)。
(岩井勇気)いや、それもどうやって見ればいいのかもわからないし。「どうやって? どこに書いてあるのよ? わかんないよ!」って。
(澤部佑)だって、いろんなサイトあるじゃんよ。「ふるさと○○」とか。CMもやってるでしょ?
(岩井勇気)わかんないから。
(澤部佑)調べたら、すぐ出てくるから。
(岩井勇気)「調べてよ!」ってなって(笑)。
(澤部佑)お前、それ「無知くん」とかよりもヤバいぞ?(笑)。無知くん越え(笑)。
(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! ヤバいよ。ただの子供だから。無知だし、いろいろとやってもらっているし(笑)。
(澤部佑)ただの岩井くん(笑)。
(岩井勇気)ただの子供、岩井くん(笑)。
(澤部佑)岩井くんが頑張って泣かずに1人で生活しているっていう(笑)。
ただの子供、岩井くん
(岩井勇気)1人の住むところにいるだけだから。たぶん生活はできてないんだろうな。で、「もう面倒だから。俺、もういいから。実家で自分がほしいものにしないよ」って言ったの。「そっちでやって」って。
(澤部佑)ああ、そうね。お母さんが使うものとかね。
(岩井勇気)で、結局母親が選ぶことになったんだよ。その話し合いで。で、なんかふるさと納税って、楽天でできるのね? 楽天でなんかさ、ふるさと納税のものを買うみたいな感じで納税できるのね。
(澤部佑)それでなんか、ポイントもついたりするのかな?
(岩井勇気)そうそう。それがいいんじゃないかなって。で、俺は楽天のアカウントがあるから。「俺のアカウントでやれば、俺がやってるっていう話じゃん?」っていうことで。で、母親にさ、いろいろと選んでもらって。で、向こうで俺のアカウントでやってもらって。で、どこに納税しているのか? どういう返礼品が来るか?っていうのは俺のメールアドレスに通知がくるようになっているから。俺のアカウントだから。で、しばらく経って、メールの通知が来るのよ。「ふるさと納税」って書いてあって。で、これがまた北海道のメロン。「おお、いいねえ」って。愛媛のみかん。「これもいいね」って。
(澤部佑)そのへんはもう、間違いないね。
(岩井勇気)で、宮城の気仙沼のカニ。「いいねえ!」って。あれも結構するじゃん? 「やってるね!」ってなって。「やっぱりふるさと納税だけあって、ふるさとの地のものが返礼品で来るんだな。いいの、あるんだな。結構いいのあるじゃん!」ってなって。で、その後も熊本の馬刺しね。通知が来て。それから宮崎の宮崎牛。しゃぶしゃぶみたいなやつが来て。それから、栃木のいいイチゴ。「いいねえ、いいねえ! いい波、乗ってるね! 返礼のいい波、乗っているよ!」って(笑)。その後ももうブワーッて。いっぱい来るのよ。「やってるね!」ってなって。北海道のサーモン。新潟コシヒカリ。「フゥーッ!」ってなって。もう本当にふるさとズ・ハイだよ、これ(笑)。
(澤部佑)乗ってるね!
(岩井勇気)「いい波、乗ってるねー!」って。だから結構、通知が来るたびに「いいじゃん、いいじゃん!」って思っていたのよ。そしたらまた、メールの通知が来て。何日間か、それが続いて。メールの通知がまた来て。「今度は何の返礼品ですか? いいんじゃないですか?」と思ってメールを開けたら「猫の餌置き」って書いてあって。「ね、猫の餌置き?」って(笑)。「猫の餌置き? うん? ふるさと納税って、ええっ? 福岡、なんのふるさとなの?」ってなって(笑)。「これ、どういうこと?」って。福岡なんだけども。「福岡の返礼品で猫の餌置き……猫の街みたいなの、なんかあったっけな? どういうこと? これ、猫たちの住むふるさとみたいなことなの?」って俺の中でなったの。ハテナが浮かんで。
(澤部佑)今までのやつはわかりやすかったからね。
(岩井勇気)そしたらまた通知が来て。で、開けてみたら「大阪 自転車」って書いてあって。「えっ、自転車? 返礼品? はあ?」ってなって。
(澤部佑)やってるね!
(岩井勇気)「自転車? 大阪? どういうこと? ふるさと納税で?」ってなって。これ、まずどういうふるさとなの?
(澤部佑)自転車、あるんだな。
(岩井勇気)「これ、どういうこと? わかんないわ……」って思っていたら、またすぐに通知が来るんだよ。それでメールを開けたら、「宮城 ミニ冷蔵庫」って書いてあって。「ええっ? ミニ冷蔵庫? はあ? ちょっと待って? いや、なんのふるさと? これ、どういうことなの?」ってなって。「えっ、ふるさと納税って何?」って。もう、ちょっとわかんなくなっちゃって。俺もあんまり調べてやってないから。「宮城のどこかに家電の街みたいなのがあるの?」って思っちゃって。
(澤部佑)なるほど。
(岩井勇気)「えっ、どういうこと?」って。なんか、家電たちの住む街があって。そこが「ありがとうございます」ってミニ冷蔵庫をやってきているの?ってなっちゃってね。だからいろんな家電か、もしくはいろんな冷蔵庫が暮らす冷蔵庫の街だよね(笑)。
(澤部佑)どういう……パニクりすぎだって(笑)。
(岩井勇気)で、だから冷蔵庫もやっぱり冷やすだけではやってられないと。冷蔵庫たちも。電気も使うし。じゃあ、どうするか?
(澤部佑)「この地域を盛り上げるためには……」って。
(岩井勇気)盛り上げるためには、mこれはもうふるさと納税でお金を集めてやりくりするしかない。「やろうよ。これ、やってみようよ。我ら、冷蔵庫も!」ってなって。そうやってできた風習が、オスの冷蔵庫とメスの冷蔵庫の間にできた子供の冷蔵庫の中から毎回、ふるさと納税と注文が入った時に、冷蔵庫の長さが「今回は、この家じゃ!」って言って。まだ年端もいかない冷蔵庫。泣いてすがりつく冷蔵庫を親の冷蔵庫の元から引きはがして、人柱としてふるさと納税した人間のもとへ納めるっていう。そうやって送られてくるミニ冷蔵庫……。
(澤部佑)いや、使えないよ! 生贄として?
(岩井勇気)「これはふるさと納税、怖すぎるだろ!」って思って。生贄だね。もう、人柱だよね。「ふるさと納税、恐ろしい!」ってなってね(笑)。
(澤部佑)妄想が膨らみすぎちゃっているよ(笑)。
「ふるさと納税、恐ろしい!」
(岩井勇気)で、その後にまた、すぐにメールが来て。パッと開けたら「北海道 キャリーバッグ」って来て。
(澤部佑)お母さん、すごいな(笑)。
(岩井勇気)「ひいーっ!」ってなって。「今度はキャリーバッグの街から!?」ってなって(笑)。
(澤部佑)「冷蔵庫でもう頭がグチャグチャになっているのに……きゃ、キャリーバッグ!?」って。
(岩井勇気)その後も、いっぱい……ワイヤレスイヤホンとか、なんかそんなのがいっぱい来て。猫のトイレシートとか、いっぱい来て。「うわっ、怖い、怖い……」ってなったんだけども。「いやいや、母親、やりたい放題だな!」って(笑)。
(澤部佑)冷静に考えると、まずそっちだよね?
(岩井勇気)「母親、やりたい放題だな!」ってなって。それで今やもう、メールの通知に怯えようになったね(笑)。
(澤部佑)それは怖いな……(笑)。
(中略)
(澤部佑)ちょっと、ちゃんと止めた方がいいぞ。母親を。
(岩井勇気)でもまあ、限度まで、みたいなことだからな。
(澤部佑)いやいや。
(岩井勇気)なんか、そういう系、やってる? メシ以外で。
(澤部佑)メシ以外のものもやっているかな。いろいろあるじゃん。だって、旅行とか。
(岩井勇気)ええっ? 旅行?
(澤部佑)旅行とか、あるよ?
(岩井勇気)どういうこと? そこに行けるっていうこと? まあ、それはわかるな。
(澤部佑)旅行券とか。何百万とかのやつとかも、あるからね。
(岩井勇気)マジで?
(澤部佑)お母さん、たぶん止まらなくなって。そういうの、手を出しちゃうよ。たぶん。
(岩井勇気)もう、そうか。歯止めがきかなくなって。
(澤部佑)そう。「いい波、乗ってるね!」とか、乗せちゃっていると……だから、よきところでね。
(岩井勇気)納税中毒になってるの?
(澤部佑)なってる可能性、あるね。
母親は納税中毒?
(岩井勇気)なんだよ、納税中毒って? 国の思うつぼじゃねえかよ(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 気をつけてくださいね(笑)。
<書き起こしおわり>