ロバート秋山さんが2022年12月3日放送のTBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』に出演。木梨憲武さんと『TOKAKUKA』など、自身の音楽活動について話していました。
(木梨憲武)秋山自身はどうなの? 音楽……。
(秋山竜次)いや、めちゃくちゃ好きですよ。僕も、憲武さんじゃないですけど。変な曲を作るの、好きで。
(木梨憲武)うん、そうだよね。ネタの中にもあるぐらいの。
(秋山竜次)めちゃくちゃ大好きです。
(木梨憲武)もちろんアルバムは出てる?
(秋山竜次)アルバムは出してないです(笑)。そんなレベルじゃないんですけど。
(木梨憲武)いやいやいやいや……もうそっちも本気でさ、ダブル体制でやってよ?
(秋山竜次)いや、本当にそう思います。好きなんです。やっぱり変な歌を歌うのが。公共施設の都がやってるのか、区がやってるのかっていうのを歌にしたり。なんか親がすぐ聞いてくるんですよ。なんかプールとかに行っても。「あれはなに? あれ、持ち物は県? 市?」とかって。子供の頃から親が……「それ、どっちでもよくない?」って(笑)。親がだいたい施設に行くと「これ、管轄は区? 市? これ?」とか言うんですよ。それを曲にして……。
(木梨憲武)ああ、これね。じゃあ、ちょっと一旦聞きましょう。タイトルは?
(秋山竜次)『TOKAKUKA』。都がやっているのか、区がやっているのかっていうね(笑)。
(木梨憲武)ちゃんと聞きたい(笑)。
『TOKAKUKA』
(木梨憲武)いやー、素晴らしい作品が。
(秋山竜次)いやいや、6時17分に、わけがわからないですよ。都か区か?って。申し訳ないですよ。
(木梨憲武)いやいや、秋山先生、音楽ってこういうことなんですよ。こういうところに早く行きたいです。
(秋山竜次)「早く」って(笑)。いやいや。
(木梨憲武)たとえば、歌詞もそうなんだけども。こういう本格的な、いろんなジャンルの……友達とか仲間にミュージシャンがいるわけ? 「ちょっとちょうだい」みたいな。自分でメロディーとオケ、作っちゃうの?
(秋山竜次)いや、全然無理です。鼻歌で言ったりとか、なんとなく「こういう歌がいいんだけど」っていうのでちゃんと作ってくれる……まあ、ネタの延長というか。本当にマジの音楽の人はいないので。たとえばコントの音楽を作ってくれてる人とかに頼んだりとか。
(木梨憲武)いや、そうなんだけど。ほら、ミュージシャンたちがいるんでしょう? こういうのを作ってくれている。
(秋山竜次)ああ、そうですね。います。ミュージシャンではないですけども。作ってくれている人が。
(木梨憲武)いいっすねー。こんなの、爆発しますよ。これ。早く作品集を出してください。
(秋山竜次)いや、作品集というようなもんじゃないんですよ。中身がなさすぎるんで。本当に。
(木梨憲武)いやいや、そんなに中身とか、いらないんですよ。このメロディーで、いい詞をいただけたら。
(秋山竜次)いや、でも羨ましいですよ。憲武さん、めっちゃ最高な曲をいっぱい出しているんで。かっこいいですよ。
(木梨憲武)まあ俺、メロディーも歌詞もそんなに力ないんで。いろんなトップのミュージシャンの人たちとか仲間に作ってもらったりして。そこにうまく乗っかれないかな?っていう大会はずっと繰り広げられているんですが。自分のアイディアと……横にいる人に「ちょっと、こういう感じがほしいんだよね? ああ、そうそうそう。もうちょい弾んで……」とか言うんでしょう? 結構、そこは厳しいんでしょう?
(秋山竜次)そんなの、全然ないです。本当に、テープレコーダーに録音して。「都ーがー、やってるー♪ 区がやってるぅー♪」っていうのを渡しているだけです。で、歌詞も作ってなんとなくってやっているだけなんで。憧れますよ。ちょっとこういう感じで、スタジオでやるみたいな。作ってみたいですよ。
(木梨憲武)いや、もうTBSで。毎朝、ここでやって?
(秋山竜次)大丈夫ですか? 本当にこのラインの歌ばっかり……だいたい比較の歌ばっかりなんすよ。「交際して性交渉か、性交渉して交際か」という歌とかね?
(木梨憲武)それ、聞きたいわ!
(秋山竜次)「交際して性交渉♪ それとも性交渉して交際♪」って歌です。
(木梨憲武)フハハハハハハハハッ! そこに作品としては楽器が入っているんでしょう?
(秋山竜次)もちろんです。はい。どっちでもいいんですけど、どっちが先なのか? それぞれ違うよっていう。はい。
(木梨憲武)比較っていう(笑)。
(秋山竜次)はい。だいたい比較が多いですね。
比較の歌が多い
(木梨憲武)いいですね。ちなみに何曲ぐらい、自分の世界の曲を?
(秋山竜次)でも、結構あります。いろいろ小ネタも挟むと。『便所のタンクの上に咲く専門の花』っていう歌もありますね。「便所のタンクの上に咲く、専門の花がぁー♪ どんな花よりも、美しいー♪」って。
(木梨憲武)いやー、わかった。やっぱり強いものをもっていますよ。これね、わかった。どうやら音楽方面は所さんに近いです!
(秋山竜次)フハハハハハハハハッ! そうですか?
(木梨憲武)所さんもギターでガーン!ってやって。やっぱり自分のこの普通のミュージシャンと違うラインを……まあ比較もそうなんですけど。「こう思うよ」っていうことの、やっぱり音楽の中での表現をしてくれるんだけど。ついにいましたね。やはり。
(秋山竜次)いや、僕、楽器全くできないっすよ。本当に。
(木梨憲武)やっぱり男女物もあるでしょう? 恋と愛の……その性交渉もそうなんですけど。「君のこと、好きだ」っていうラブソングみたいのも持ってるでしょう?
(秋山竜次)ああ、ラブソング的なものも、全然ありますね。
(木梨憲武)やっぱり比較しちゃってるのかな? こんな自分の思いで……彼女に思いを伝えてるのに、みたいな。
(秋山竜次)そんな、ラブソング的のはなかなかね、出てきませんけども。あまり恋愛経験がないので。ただ、今みたいなやつはあります。本当に。比較系は多いですね。
(木梨憲武)比較しない音楽っていうのも、持っているの?
(秋山竜次)童謡。結構、子供向けの童謡、いっぱいあります。めっちゃ持ってますね。なんかこう、『どんぐりころころ』とか、よくあるじゃないですか。でも、あれも聞き飽きたと思うんで。たとえば、「いとこ」とか。「今日は、来るかなー♪ いとこのにいちゃーん♪ かけっこだーって、縄跳びだって、来ればできるのにぃー♪」って。「脚が速いぜ、博多の兄ちゃん♪」って。
(木梨憲武)フハハハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>