オードリー若林 あこがれのエアジョーダン1シカゴ争奪戦を語る

オードリー若林 あこがれのエアジョーダン1シカゴ争奪戦を語る オードリーのオールナイトニッポン

(若林正恭)それはもちろん、2015年以前のモデルなんて持ってないから。でも、あるとしたら「ジョーダンシリーズのいずれかをお履きになってる方」じゃない? 「ジョーダン1限定」とかさ。でも、2015年に買った人が7年ぶりってことはさ、そういうことだよね? 自分のを履いて並ばなきゃいけないから。

(春日俊彰)お得意さん、常連さんのみ、みたいなことでしょう?

(若林正恭)だよな。だからみんな、エアジョーダン1シカゴを履いて並んでたんだと思うわ。「俺は無理だわ。持ってないから、ほしいんだもん」と思って。「行けないか……」と思って。それでまず、ナイキから一番先に来たわ。「今回は残念ながらお届けできません」って。で、その後、いろんな日本のサイトも全部外れて。海外のサイトも……もう5個のアプリ、全部外れていたよ。で、買えなくて、めっちゃへこんで。本当に、ジョーダン1シカゴはほしいのよ。ジョーダン1シカゴを履いていた時期がある人生で死にたいのよ。

(春日俊彰)ああ、なるへそ。今のところ、ないもんね。

(若林正恭)うん。それで俺ね、これ、前の復刻が7年前でしょう? で、また7年後に復刻するとしたらその時に俺、51歳なんだよ。「51歳でエアジョーダン1、履くかな?」と思って。

(春日俊彰)うーん。どうだろうね?

「51歳でエアジョーダン1、履くかな?」

(若林正恭)それでもうさ、スニーカーを履くこと自体さ、俺は許されてるの?

(春日俊彰)今? 7年後?

(若林正恭)44歳で。

(春日俊彰)別に大丈夫っていうか、いいでしょうよ?

(若林正恭)でもお互いにさ、服のセンス、ないじゃん? 大丈夫なの? 44歳ってスニーカー、履いていて。

(春日俊彰)いや、別に大丈夫でしょう?

(若林正恭)そうかな?

(春日俊彰)好きなわけだしね。

(若林正恭)ええーっ? どうかな。でも、名前を出したらリスクがあるから言わないけど。結構歳行っていてさ、「なんか変だな」って思う人、いない? Supremeのさ、思いっきり書いてある変なディレクター、いない?

(春日俊彰)うん。まあまあ……それとはまた違うじゃん? そのね、エアジョーダンとかは。そういう、別に今流行ってる若者のやつを身につけてるわけじゃないじゃない?

(若林正恭)ジョーダン1って、若者に流行っているよ。だって。

(春日俊彰)いや、流行っているっていうのもあるし。その、いわゆる若者向けっていうだけじゃないじゃない? 今、若い人に流行っているっていうだけじゃないじゃない?

(若林正恭)まあ、おじさんも懐かしいなと思うから。

(春日俊彰)あと、理由もわかるしね。「ああ、昔ね……」って。

(若林正恭)話、膨らむのよ。ジョーダンを履いていたりすると、おじさん同士で。「これ、高校生ぐらいだよね」とかって話になるのよ。

(春日俊彰)だから、そういうのだったらいいんじゃない?

(若林正恭)で、「俺、51でほしいと思うかな?」と思った時に……なんか、この小中高と買えなかったものを迎えに行くブームって、だんだん熱がおさまってきているんだよね。

(春日俊彰)ああ、そう? いろいろ揃ってきたからってことですか?

(若林正恭)いや、これは本当に申し訳ないけど。俺、ずっと言わないまま過ごしたかったんだけど。「春日さんには内緒で」って、日向坂のスタッフの関谷さんと約束したからちょっとまずいんだけど。ビックリマンのキン肉マンシリーズ、関谷さんが集めていて。だぶったを100枚ぐらい。「ちょっと春日さんには内緒で」って俺、もらったんだよね。

(春日俊彰)おいっ! なんでその……取りジャンしたいじゃないですか。それ、ドンと真ん中に置いてさ。日向坂の、それ。「これ、ほしい」って。ジャンケンして。収録前に。

(若林正恭)いや、俺の方が関谷さんに熱が伝わっているんじゃない? こんな束になって、輪ゴムで十字に……(笑)。

(春日俊彰)もう最高じゃん! 昔のビックリマンの……。

(若林正恭)関谷さん、同い年なんだよね。で、それをさ、毎日見ながら紅茶を飲んでるんだよ。

(春日俊彰)はいはいはい(笑)。

(若林正恭)いい超人も揃ってるんだよ。それがあってさ。で、ミニ四駆もさ、作ってさ。で、一通り、まあ新橋ミニ四駆のコース走らせるなら一番速いよっていう納得いく1台が出来上がったから。それもまあ、たまに眺めてるけど。で、キンケシはね、水口っちゃんが新シリーズが出るたびに……で、リングとかが発売されるんだけど。新シリーズが出るたびに写真だけ送ってきて。「これ、ヤバいね」っつって。俺のその「ヤバいね」を水口っちゃんがカツアゲするんだよ(笑)。

で、今度、キン肉マンの腕と足と首が動く可動式のキンケシが初めて発売されるとかいって。「これ、ヤバいな」って盛り上がった時になんかね、「ちょっとほしいやつは揃えちゃったかな?」って思って。でさ、さっき話した話なんだけど。ジョーダン1が外れたことにより、潮目になったなって。なんか、潮目になった。諦めがついた。

(春日俊彰)へー! ああ、もうこのへんで一段落つけようかな、みたいな感じになったんですか?

(若林正恭)なんか、なっちゃった。そのぐらい、ショックだった。落ち込んだ。

(春日俊彰)ああ、もうだから、諦めの方ってことね? 「手に入らないんだな」みたいな。

もう、諦めがついた

(若林正恭)俺、「これで少年時代に買えなかったものを迎えに行くのは終わりです」と思って。服も、変えようと思って。

(春日俊彰)ええっ? 服装も?

(若林正恭)うん。で、いろいろ見たのよ。なんか……つまらなくなるな。

(春日俊彰)なにがですか?

(若林正恭)青銅さんみたいな格好で、テレビ局に行くようになるんだぞ?

(春日俊彰)フフフ(笑)。まあ、うーん。

(若林正恭)なんか、革靴だよ。ついに。で、革靴ってなんなんだろうな? お前も考えたこと、あるだろう? 正直。

(春日俊彰)どういうことですか?

(若林正恭)だってスニーカーの方が軽いしさ、滑らないじゃん。「革靴ってなんなんだろう? 私服で履く場合……」って思ったこと、あるだろう? お前だって、あるだろう? だって秋冬通してクロックスなんだから。

(春日俊彰)まあね。そうね。「考えたことがない」って言ったら嘘になるかな。うん。たしかに革靴って、スーツだったらわかるけどね。

(若林正恭)だから「ユニクロのポスターのおじさんみたいな格好をしなきゃいけないんだな」って薄々は思っていたのよ。俺も。

(春日俊彰)ああ、もう年齢的にも?

(若林正恭)そうそう。なんか、柄も抑えめのやつで、革靴。俺ね、何をしに行ったと思う? 今日の昼。

(春日俊彰)ええっ、何ですか?

(若林正恭)俺ね、フルオーダーのスーツ、作りに行ったんだよ。

(春日俊彰)ほうほうほう。

(若林正恭)オーダーメイドの。俺ね、スーツでこれから、出勤するんだ。

(春日俊彰)えっ、それ用のスーツ?

(若林正恭)そう。

(春日俊彰)漫才の衣装じゃなくて?

(若林正恭)じゃなくて。

(春日俊彰)ええっ? スーツで?

(若林正恭)結局、わかんないから。ユナイテッドアローズに行っても。革靴に合う服が。もうずっと、エアマックス95とかが好きで来ちゃったから。でも、なんかおかしくなってくると思うんだよ。俺、もう44だよ?

(春日俊彰)まあね。

(若林正恭)わかんないのよ。ユナイテッドアローズに行っても。だから俺、スーツで出勤するからさ。俺、オーダーメイドでサイズ全部測ってきて。スーツが出来上がるの、3月だって。

(春日俊彰)えっ、来春からスーツ?

(若林正恭)だから、スーツでラジオも来るよ。

(春日俊彰)いや、ラジオはさ……。

(若林正恭)ただ、ノーネクタイだけどね(笑)。岡田と一緒で。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

オードリー若林 あこがれのエアマックス95とエアジョーダン6を語る
オードリー若林さんが2021年1月23日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で中学・高校時代にあこがれていたスニーカーについて話していました。
オードリー若林 10代の頃に買えなかったスニーカー集めを語る
オードリー若林さんが2022年9月10日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で10代の頃、欲しくても買えなかったスニーカーを40代になった今、買い集めていることを紹介。あと2足で欲しかったものが全部揃うと話していました。
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