オードリー若林 9年ぶりの日本アカデミー賞参加と9年前の大滑り事件を語る

オードリー若林 9年ぶりの日本アカデミー賞参加と9年前の大滑り事件を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年3月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で9年ぶりに日本アカデミー賞にナビゲーターとして参加することについてトーク。前回、2014年に大滑り事件を振り返っていました。

(若林正恭)あとあれ、R-指定とかも役者の仕事が来るんじゃないかな? やりたいかどうかはね、あれだけど。あんなにできて。吉住とかも俺、賞を取ると思う。日本アカデミー賞。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)俺、アカデミー賞やるんだよ。今度。ナビゲーターを。水卜ちゃんと。

(春日俊彰)ああ、そうなの? 日テレの? 中継みたいな?

(若林正恭)ほら、若林三大滑りのひとつ、2014年のオールナイトニッポンの話題賞のスピーチ。あれが2014年だから、もう9年経つんだね。うわっ、早い! あれから9年、経つんだ。なんか結構、岡村さんとね、山ちゃんとのアカデミー賞で……3兄弟(笑)。

(春日俊彰)いや、そうだね。やっぱり芸人とね、相性が悪いんだよね(笑)。まあ、ウケる現場じゃないもんね。そもそもね。

若林三大滑りのひとつ

(若林正恭)いや、本当よ。よく考えたら、今の立場でもし行って、なんか話題賞みたいな賞をいただいたら、絶対勝負しないよね。なんか本当にスタッフへの感謝とかを言って、降りてくると思う。もう普通に、その本当の気持ちで。よく、笑いを取ろうとしたよね(笑)。それがやっぱりちょっと、暑苦しかったりするんだろうね。昔の俺らって。

(春日俊彰)いや、そうでしょう。

(若林正恭)だから滑るんだろうね。

(春日俊彰)別になくていいというかさ。「無理しなさんな」っていうあれがあるんじゃない? 現場がね。

(若林正恭)そうだよな。それで今、人生で一番映画を見てるかもしれない。

(春日俊彰)ああ、それをやるからっていうこと?

(若林正恭)うん。もう10何本、見たね。

(春日俊彰)邦画を。うん。

(若林正恭)で、なんだろう? それに入るかもとか言われてる作品から見てるから、もうかなり見てるね。でも本当、「嘘だろ?」って思うかもしれないけど。全部の映画に松坂桃李さんが出てくるのよ。

(春日俊彰)嘘つけよ! そんなわけないじゃん。

(若林正恭)いや本当に。全部の映画に……全然違うのに、演技がうまいのよ。松坂桃李さんって、すごいな!

(春日俊彰)ああ、そう? 今、そんなに出ているの?

(若林正恭)全部の映画に出てたよ。

(春日俊彰)そんなことって、あるの? 全部の映画に出れるの?

(若林正恭)だからあれ、新しい賞を作った方がいいと思う。なんか、最多参加賞みたいな(笑)。

(春日俊彰)いや、「参加」なんか、軽くない?(笑)。ああ、そう?

(若林正恭)いや、すごいよ。皆さんの演技が。

(春日俊彰)「出てほしい」っていう監督さんが多いんだろうね。

(若林正恭)ねえ。で、本人もお忙しい中、やるんだろうな。すさまじい演技だったな。ヤスケンさんも出てましたよ。

(春日俊彰)いいね。取ってほしいね!

(若林正恭)それもすさまじい演技だったな。でもなんか、お話をいただいた時にやっぱりよぎるじゃない? 西田敏行さんの振りをお釈迦にしたさ。「若林さんは俳優とお笑いの仕事を何対何ぐらいでやるんですか?」って。「ええと、お笑7、役者3です」っていう感じで生々しい答えをしちゃったっていう。たしか、そんなんだったよね?

(春日俊彰)なんだったっけ? 西田さんの返しが面白かったんだよね?

(若林正恭)「偉そうだな」って(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 一時、コーナーになったもんな、あれ(笑)。滑りすぎてあれ、コーナーになったよ(笑)。

(若林正恭)偉そうだのコーナーみたいになったよね?(笑)。

(春日俊彰)そうだね(笑)。

「偉そうだな」(西田敏行)

(若林正恭)「偉そうだ」なんて拾い方、させちゃダメだよね?(笑)。なんでそんなことを言ったのか、全然記憶がないんだよな。意味がわからないよ。で、監督に滑りすぎて、「あれは若林さん、わざとなんですか?」って聞かれたもん。「あれはわざとです」って言って。まだプライドが高いから(笑)。

(春日俊彰)いやいや、でもそういう現場ですよ。まあ、わからんけど。見てて。

(若林正恭)事前告知Vみたいな、短めのを撮るやつでもう滑ったけどね。

(春日俊彰)ええっ? だってナビゲーターでしょう?

(若林正恭)なんか「どうですか?」みたいに水卜ちゃんに聞かれたから「ドラマにもしてもらうし。最近日テレが俺にベットしてますね」っつったら、誰も笑ってなかったですからね。そういう待ちじゃないじゃん? そのキャッチャーミットが。「アカデミー賞です! 楽しみです!」みたいなのがほしいからさ。

なのに「日テレが俺にベットしてますね」とかって言って、誰も笑ってなかったよ(笑)。「また黒歴史になっちゃうかも」ってその後に言ったの。それは水卜ちゃんは笑っていたけども、それも笑ってなかった。リカバリーも笑ってないっていう(笑)。「これは……大変なことになりますよ」って思ったね(笑)。

(春日俊彰)そうだね。先が思いやられるね。本番もね。

(若林正恭)でも、かっこいいだろ? そういうところに平気で出ていくの。平気で出ていくんだぞ、俺?

(春日俊彰)フフフ(笑)。いや、まあまあ、すごいよね(笑)。

(若林正恭)「なにか、起きるぞ」って思ってね(笑)。

(春日俊彰)いや、そうだよね。それは本番には行くっていうことですか?

(若林正恭)会場に行くよ。

(春日俊彰)で、お客さんじゃないじゃん? もう俳優さんがいっぱいいる中で?

(若林正恭)「今から始まります」みたいなことを角でちょっとやったりするっていう。

(春日俊彰)ああ、そういう? 司会ってこと? 司会ではない?

(若林正恭)ナビゲーター。

(春日俊彰)ああ、司会の方は別にいるってこと?

(若林正恭)そうそう。

(春日俊彰)ああ、あの現場に帰ってくるわけですね? 9年ぶりに(笑)。

(若林正恭)ワクワクしますよ(笑)。

(春日俊彰)いや、ワクワクするね! 生でしょう? 生放送でしょう?

(若林正恭)いや、生じゃない。生じゃないよね。

(春日俊彰)いやいや、楽しみですね。

(若林正恭)で、やっぱりこんだけ見てると、どの作品、誰が取るのか?って、めっちゃ楽しみだもん。どれも演技がすごいから。やっぱり。

(春日俊彰)わかんないもん? 「これだな」みたいなのはないの?

(若林正恭)いや、わかんないね。本当にそれぞれ違うじゃん? やっぱり映画って。で、みんなすごい人たちがやっぱり残ってるじゃん? ノミネートは。

(春日俊彰)ああ、そうか。もうその時点ですごいんだもんね。残っている時点で。

(若林正恭)そうそう。だから「誰なんだろうな?」ってね。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました