星野源とマフィア梶田「出口がない」と思っていた時代を語る

星野源とマフィア梶田「出口がない」と思っていた時代を語る 星野源のオールナイトニッポン

(星野源)なんかその「嫌な場所だけど、なんか楽しんで生きていこうぜ」っていうよりかは、「もうこうするしかないんだよ。そうしないと、死んじゃうんだ!」っていう。そういう部分があって書いた部分もあるんだけど。それを受け取っていただいて……でも、楽しいミュージックビデオをね。めちゃくちゃだけども。なんかそういうのを受け取ってもらえてよかったし。あと、あれですよ。選曲ね。梶田くんが選曲してくれた曲がまさにこの曲ですね。

(マフィア梶田)そうなんですよ。もうこの曲は本当に俺にとっての一番の応援ソングなんで。ネガティブだけど、明るくて。「ネガティブなまんまでも前に進んでいい」っていう、そのメッセージがすごく自分にはまるんですよね。ポジティブな人生は俺、やっぱり生きられませんわ(笑)。

(星野源)でも、なんかポジティブに見えるけどね。その「自分なりのポジティブ」っていうのはたぶんあるはずで。社会が提示するポジティブと違くていいんだっていうのはすごくあると思うし。

(マフィア梶田)どこまでもはぐれ者として生きていくのはもう間違いないので。それを肯定してくれる歌だったんですよ。

(星野源)じゃあ、ちょっとそれを聞こうかな? じゃあ、曲紹介をお願いしてもいいですか?

(マフィア梶田)星野源さんで『地獄でなぜ悪い』です。

星野源『地獄でなぜ悪い』

(星野源)お送りしたのは星野源で『地獄でなぜ悪い』でした。ありがとうございました。奈良県21歳の方。「僕はインターネットがあるからこそ見えてくる絶望や壁が存在していると思っています。梶田さんのお話を聞いていると、絶望や壁の中にも活路はあって。自分なりの好きやマインドを持っていけると少しでも楽しく生きられるのかなと思いました」ああ、よかった。

(マフィア梶田)ありがとうございます。

(星野源)いや、本当そうだと思うんだよな。なんか今、僕らがその10代でリアルに感じていたものとはまた違う壁みたいなものがあるんじゃないかなっていうのはすごくあって。

(マフィア梶田)たしかに。今はより複雑化してますよ。

(星野源)続いて。「梶田さんのお話。私も学校での疎外感や違和感をすごく感じていて、卒業してフリーランスで好きなことで自由に働く34歳の今が一番青春していて一番楽しいです。孤独を感じている方にも今日のラジオを聞いてほしいなと思いました」。ああ、よかったです。そうそう。あのね、青春って10代の時だけが青春じゃないですからね。マジで何度でも来るし。

(マフィア梶田)今が青春ですよ。本当に。

(星野源)ああ、そう? よかった。

10代の時だけが青春じゃない

(マフィア梶田)だって中村さんが持ってくるおもちゃとかをいつも……(笑)。

(星野源)本当にそうだよね! めっちゃ楽しそうだもん。トランスフォーマーとか。すごいですよね。

(マフィア梶田)30超えてもこんなにおもちゃでテンション上がるんだっていう。

(星野源)トランスフォーマー、ほしくなっちゃいましたよ(笑)。

(マフィア梶田)今、取り戻しています。

(中村悠一)またその2人のね、会話がいいのが『わしゃがなTV』なので。ぜひ見ていただきたいと思っております。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました