ディーン・フジオカと星野源『Echo』を語る

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ディーン・フジオカさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんと自身の新曲『Echo』について話していました。

Echo 初回盤B

(星野源)じゃああの、ちょっと今日はまず大事なディーンちゃんの……「ディーンちゃん」って(笑)。新鮮だな(笑)。

(ディーン)ディーンちゃんで。ディーンちゃんで。

(星野源)じゃあディーンちゃんの新曲が先週の水曜日にリリースされたということで。タイトルは『Echo』。おめでとうございます!

(ディーン)ありがとうございます!

(星野源)これ、聞きたかったんだけども。曲を聞いてすごくかっこよかったんです。

(ディーン)ウスッ!

(星野源)あ、いま敬語使っちゃった。

(ディーン)いや、全然。全然(笑)。

(星野源)すごくよかった。かっこよかった。

(ディーン)やった! 源ちゃんに「かっこいい」って言ってもらったよ! 1時40分!

(星野源)アハハハハハッ! ちょっとはじめて見るディーンちゃんのテンション。

(ディーン)あ、そうですか(笑)。

(星野源)いいと思う。それ、すごくいいと思う。

(ディーン)1時40分(笑)。

(星野源)あの「Wave」っていうジャンルになるという話を。でも、さっきちょっと話していたら、作っている途中でディーン……あ、ディーンじゃない(笑)。

(ディーン)もう、なんでも、なんでも。

(星野源)「ディーン」っていうジャンルじゃなかった(笑)。

(ディーン)アハハハハハッ! 「ウェーブちゃんがディーンを見つけたのはいつ?」って(笑)。

(星野源)Waveっていうジャンルだって知ったと言っていたけども。じゃあ、曲を作っている時にはジャンル先行っていうわけじゃなくて、やりたいものが頭の中にあってそれを先行で作っていってっていう?

(ディーン)そうですね。なんかこう、地獄とか悪魔とか絶望とか暗黒とか、そういうイメージがすごくあって。『モンテ・クリスト伯』のドラマの主題歌で書き下ろしということで。とにかく不安になるような、不吉な予感をさせるような、なにかがうごめいているような。そういうサウンドってなんだろう?って考えて。

(星野源)うんうん。

(ディーン)で、自分の頭の中で鳴っていた音はドラムはトラップのチキチキが鳴っていて。で、ベースはサイドチェーンですごい……モンスターというか大蛇というか。地獄の底にいるものがうごめいているみたいな。

(星野源)サイドチェーンって、厳密に言うとどういうことなの? スネアのタイミングで?

(ディーン)コンプレッサー……ええと、キックが鳴ると発動するコンプレッサーで、「モワン、モワン、モワン!」みたいな感じになって。ダブステップとかでよくやるやつで。

(星野源)うんうん。

(ディーン)で、上モノになんかこう、グライムとかウィッチハウス。ジャンルで言うとそんな感じになると思うんだけど。なんとなく一見はかわいい音なんだけど、そのコンビネーションが不気味になるような感じがいいなと思って。そんなコンビネーションの音を探していたらだんだん「#wave」とか「#darkwave」っていうものが増えていって。「ああ、こういうサウンドってWaveって言うんだ」っていうのを去年末から今年に入ってぐらいに気づいて。っていう感じかな? だからWaveちゃんを見つけたのは……(笑)。

(星野源)Waveちゃんを作りながら見つけて。へー!

(ディーン)作りながら見つけて。で、たまたま仕事でスイスに行っていて。報道の仕事で、核シェルターを取材しに行ったんだけど。スイスって全人口をカバーするよりも多くの、110%ぐらいの核シェルターの普及率で。

(星野源)へー!

(ディーン)だから、なんで人間がそういうことをしなきゃいけなくなるのか? とか。スイスっていう国の成り立ち。永久中立国としてすごい暗い、ヨーロッパの宗教戦争の流れだったりとか。そういうものを人から聞いたり、博物館や美術館でいろいろと見ていて。「いやー、本当にダークサイドだな」っていう、そういうのがインスピレーションにあって。そういうのもすごく、サウンドともマッチしたし。歌詞の世界にすごくインスピレーションのひとつになっていて。でも、聞いてみたらWaveってイギリス発祥なんだけど、自分の聞いていたサウンドってどちらかというと東欧とか旧ソ連。ロシアとかベラルーシとか、そこらへんの人たちのサウンド……DJプレイとかをYouTubeで見ていて。

(星野源)うんうん。

(ディーン)すごいこう、宗教感というか教会っぽい感じ。東方正教っていうのかな? カトリックの昔の美術画みたいなそういう様式美があって。すごくこう、それもWaveの雰囲気にハマるなとか思いながら。

(星野源)それで冒頭がピアノの雰囲気からっていうのもあるのかな?

(ディーン)ピアノはなんか、人間が死ぬ瞬間の前。息絶える前のか弱い……「あと5秒で死にます」みたいな、そのテンションをピアノ1本で弾き語りしたらいいなと思って。で、引きつけて、「死にました。悪魔に転生しました」っていうところからはもう嵐みたいになってきて。ズタボロにされて嵐が去って取り残されるみたいな、そんな音体験ができるといいなと思ってこういう展開にして。

(星野源)うんうん。面白い!

(ディーン)あざーす!

(星野源)素晴らしい。じゃあ、その曲を聞いてみましょう。じゃあ、曲紹介をお願いします。

(ディーン)はい。ディーン・フジオカで『Echo』。

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DEAN FUJIOKA『Echo』

(星野源)はい。お送りしたのは発売中でございます。ディーン・フジオカ、ディーンちゃんの新曲です。素晴らしい。

Echo 初回盤B
Posted at 2018.6.27
DEAN FUJIOKA
A-Sketch

(ディーン)ありがとうございます! ちょっと……真面目にやりすぎたかな?(笑)。

(星野源)いや、全然いい! 真面目にやって悪いことなどなにもない。

(ディーン)ああ、よかったよかった。

(星野源)アーティストですから。やっぱりなんか、自分の曲についての話とかをじっくり聞く機会って楽しいんですよ。結構その……あまりないから。

(ディーン)うんうん。なんか音楽の話ってずーっとやれちゃうから。自粛しないとなっていっつも思っているんだけど(笑)。

(星野源)フフフ(笑)。いや、素晴らしいことですよ。

(ディーン)やった!

(星野源)そういう面を割と僕はいろんな人に知ってほしい。ディーンちゃんを。

(ディーン)うれしいなー。なんかそう言ってもらえると。

(星野源)なんかね、対談の時にいろいろと話していたのもそうだし。だからもう、音楽で話が止まらなくなる感じっていう。Waveっていうイギリスのジャンルがあって、そのジャンルは知らなかったというところから影響を受けつつ作ってきたこの曲があって。なんていうか、いま全体のモードみたいなものはこの感じになっていくみたいなのはあるの?

(ディーン)ああ、この曲以降?

(星野源)うん。とかだったり、いまのモードっていうか。もしくは、ドラマに向けて作ったからこれはこれで一旦は自立しているというか?

(ディーン)ああ、たしかにそっちの方が近いかもな。逆にあまりにも『Echo』が暗すぎて絶望的すぎて2曲目に『Hope』っていう曲を作って。だいぶ『Echo』とは違うテンションかなと自分的には思っているんだけど。

(星野源)うん。

(ディーン)なんだろうな……その、曲のコアにあるコンセプトっていうか情緒みたいなものが自分にとって生々しいというか切実なものだったら、まああんまりサウンドとか、それこそ選ぶ言葉とかメロディーとかってその都度変わっていってもいいのかな? みたいな感じで考えていて。

(星野源)すごくわかる。僕がこの間出した『ドラえもん』っていう曲はもうドラえもんのためだけに4曲作って。だからモードっていうのとはまた別の感じっていうか。いまのモードはまたちょっと別になって。でも、自分のやりたいこととかそういう根底は全然変わっていないみたいな。そういう……なんだろう? いわゆるタイアップって意外とあんまりいい目で見られなかったりする時もあるじゃない? アーティストっぽくないっていうか。

(ディーン)ああ、なるほど。

(星野源)でも、そうじゃないと俺は思うんだけど。そういうところで広がるのがいっぱいあるから。

(ディーン)なんかタイアップ先……目標とかターゲットっていうか。今回だったら『Echo』は『モンテ・クリスト伯』っていうドラマに向けて作ったけども、なんかそこの世界観でも本編というかドラマの魅力が増すようにしたいし、かつ、曲単体で聞いても独立した物語みたいなものが作れるように。なんかこう、針の穴に糸を通すのって大変だけど、すごくやりがいのあることだなって毎回思うから。うん。でもなんか、他の人に全く自分が歌うことを想定しないで誰かに書いたりとか、そういうのもすごく自由になれそうでいいなって。源ちゃんを見ていて思うんですよ。

(星野源)ああ、本当に?

(ディーン)うん。楽曲提供。

(星野源)でも僕、全然していないよ。

(ディーン)ああ、本当に? 関ジャニの……。

(星野源)あれは僕じゃないの。アハハハハハッ!

(ディーン)そうかそうか、なるほどなるほど(笑)。

(星野源)あれは僕じゃないの。あれはね、Wikiとかにも僕って書いてあるんだけど、あれはやめてほしくて。あれ、僕じゃないの。ニセ(明)さんっていう人で。

(ディーン)ああ、誤情報(笑)。

(星野源)そう。あれはニセさんががんばって書いたやつだから。僕のところにマジで入れてほしくないんだよね。僕って言ってほしくないのよ、あれ。

(ディーン)ああ、誤情報だったんだ。

(星野源)いいんだよ。ディーンちゃんはいい(笑)。

(ディーン)アハハハハハッ!

(星野源)聞いているみんなはそれ、ちょっとよろしくっていう感じで。そうそう。だから……いいねえ。いまのは面白いね。

(ディーン)なるほど(笑)。

(星野源)でも、面白いとは思います(笑)。

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