星野源 杉谷拳士のリアル野球BAN「左で打てや」の絶妙な「間」を語る

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杉谷拳士さんが2025年12月2日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。星野源さんがリアル野球BANで杉谷拳士さんが見せた「左で打てや」「やってやるよ!」の絶妙な「間」について話していました。

(星野源)さっきもYouTubeで(リアル野球BANを)見てきましたよ。公式で上がってるんで。「やってやるよ!」って。

(杉谷拳士)「やってやるよ!」って(笑)。

(星野源)ああ、そうだ。あれ、聞きたかったんです。「逆で打てや」みたいなこと、言われるじゃないですか。

(杉谷拳士)「左で打てや」って。

(星野源)「左で打てや」。そう言われて「打たねえよ!」って1回、言って。「俺はもう、こっちでやるって決めてるんだ!」って言って。で、しばらく間があるじゃないですか。

(杉谷拳士)ありましたね、はい。

(星野源)こう、しゃべらない間が。そこからの「やってやるよ!」っていうこの間って、あれはどこで学ぶんですか? あんな素晴らしい間はないと思うんですよ。お芝居をしていても、演劇をやってる時も「とにかく間が大事だ」って言われてきたんですよ。で、間って本当にその、なかなか学べないものだと思うんですよ。あれってどんな……あれが生まれた瞬間って、どういう感じだったんですか?

(杉谷拳士)いや、もうまさに本当、信念を持って右で打とうと思ってパッて見たら、選手たちが全く動かなかったんですね。で、スタッフさんを含めて動かなくて。それでちょっと経った時に「仕方ねえな、行ってやろうかな?」って思いながら「左で打ってやるよ!」って言ったらもうドカーン!ってきて。そしたら貴明さんがもう「彼は天才です」って。

(星野源)アハハハハハハハハッ! 素晴らしい(笑)。本当に天才だと思いますよ。

「彼は天才です」(石橋貴明)

(杉谷拳士)それはもう貴明さんもずっと……その日の打ち上げはもう盛り上がって、盛り上がって。貴明さんからもすごい、「お前、野球やってるけどもああいうの、できるよな」って話になって。そこからもう毎年、呼んでもらえるようになりましたね。はい。

(星野源)うんうん。やっぱり見たいですよ。毎回、見たかった。あの間が……。いやー、そうなんですよ。間。やっぱりすごいですよね。間ですよねー。

(杉谷拳士)そうなんですよね。

(星野源)でも、たぶんその間って本当にいろんなところに大事になってくるじゃないですか。それこそ、人間関係とかもあるし。それこそテレビ出演の中継とかもきっとすごい大事になってくると思うんで。その才能は本当にかけがえのないものだと思います。

(杉谷拳士)皆さん、あそこずっと見ていただいてるので。よく子供たちにも……昨日も野球教室をしてたんですけど。子供たち全員から「おい、左で打てよ!」って言われて。

(星野源)アハハハハハハハハッ! そうですか(笑)。

(杉谷拳士)毎回、言われます。やっぱり。はい(笑)。

(星野源)すごいですよね。世代を問わず。それ、リアルタイムで見てない子供たちもですね?

(杉谷拳士)見てない子たちもやっぱり切り抜きで見て。リアル野球BAN選手っていうのと今、バナナボールの選手だと思われてるんで。「お兄ちゃんね、一応野球やってたんだよ」って言って。経歴もね、ちゃんと出すんですよ。自分で。「ほら、14年間もプロでやってたんだよ?」って言ったら「いやー、バナナボールしか見たことないよ」とか「リアル野球BANを十何年?」とか言って。「リアル野球BAN、そんなにやってないよ」って思いながら(笑)。

(星野源)いや、たしかに子供たちも「ああ、杉谷さんって人が来るんだ」みたいになって見た時にやっぱりYouTubeとかで調べて「やってやるよ!」をまず、見るわけじゃないですか。

(杉谷拳士)上がってくるのはそっちばっかりなんで(笑)。

(星野源)いやー、ありがとうございます。素晴らしい(笑)。

リアル野球BAN名物、杉谷さんの「左で打てや」誕生秘話、めっちゃ面白いですね。星野さんの「間」視点での絶賛も激アツでした!

杉谷拳士 リアル野球BAN初出場までの長い道のりを語る
杉谷拳士さんが2025年12月2日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。リアル野球BANに初登場するまでの長い道のりについて、星野源さんと話していました。

杉谷拳士「左で打てや」

星野源のオールナイトニッポン 2025年12月2日放送回

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