星野源さんが2022年6月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でフィーチャリングで参加したSuperorganismの楽曲『Into The Sun』について話していました。
（星野源）さあ、そんな感じでたくさんメール、ありがとうございました。ちょっとあの話をしていいですか？ 私、星野源、Superorganismの新曲『Into The Sun』にフィーチャリングで参加しました！ ええとですね、Superorganismがもうちょっとでニューアルバムを出すんです。で、Superorganismというのはですね、僕の大好きなバンドというか、チームですね。で、大好きな友達でもあります。
僕は過去にですね、『Same Thing』という曲をコラボレーション、フィーチャリングで参加してもらって一緒に作りました。で、リリースしたことがあって。それ以来のあれですね、なんていうか、一緒に音楽を。
星野源『Same Thing feat. Superorganism』
（星野源）で、今回は……あ、メールでもあったね。（メールを読む）「ミュージックビデオで『Into The Sun』、聞きました。それぞれの言葉の発し方やリズムがかっこよくて、何度もリピートしちゃいました。ミュージックビデオではリンゴがモチーフになったのはどうしてですか？」って書いてありますけど。僕、なんていうかいわゆる、向こうに僕が参加してる形なので。なんていうか、僕は知らないです（笑）。「知らないです」っていうか、ミュージックビデオがどういう風に作られたのかは全然知らないんですよね。
そうなんです。なので、1から一緒に作ってったっていうよりかは歌で参加してっていう感じですね。でも、ちょっと前なんで。歌詞をどうやって……なんか、完全にあるものを歌っただけじゃなかったような覚えがあって。なんかその、ボーカルのOrono歌詞を作ってるところで「どんなイメージがいい？」みたいな。で、「こんなイメージ、いいね」みたいな話をした覚えがなんとなくあります。
続いてのメール。「Superorganismとの楽曲『Into The Sun』、YouTubeで見させていただきました。源さんの心の復活を後押ししてくれた皆さんとの共演はさぞかし嬉しく楽しかったことでしょう」。そうですね。そうなんですよ。結構落ち込んでる時に……『Same Thing』をリリースした時も話しましたけど。Superorganismのライブを見て、なんていうかすごく音楽の楽しさみたいなのをね、思い出させてもらって。で、友達になって、すごく素敵な時間を過ごして。それが、今もですけど。『Same Thing』以降の僕の音楽の作り方っていうか。「ちょっとやめようかな」ぐらい、思ってたんですけど。
なんかね、その「やめようかなぐらいに思ってる」みたいなのって、結構そういう風に言う人も多いから、なんていうか、ちょっと軽々しく聞こえちゃうかもしれないんですけど。僕は結構深刻だったので。でも、それをすごく救ってくれたというか。本当に「音楽ってそうだよね。めっちゃ楽しいし、俺は音楽、やっぱり好きだわ」っていうのをすごく思い出させてくれた人たちでしたね。なので、すごく大事な友達です。
で、彼らみんなと一緒にまた参加できること、非常に嬉しいです。で、アルバム発売、本当におめでとうという感じで。僕もリリースを楽しみにしてたので。はい。ちょっと聞いていただこうと思います。Superorganism『Into The Sun ft. Gen Hoshino, Stephen Malkmus & Pi Ja Ma』。
Superorganism『Into The Sun ft. Gen Hoshino, Stephen Malkmus & Pi Ja Ma』
（星野源）お送りしたのはSuperorganism『Into The Sun』でした。ぜひたくさん聞いてくださいね。『喜劇』のリミックスもそうですし、『Into The Sun』もそうですし。『Into The Sun』は僕、英語で歌ってるんでね。自分でも違うところから声が出る感じがして、非常に英語詞も楽しいです。たくさん聞いてください。
＜書き起こしおわり＞
