上柳昌彦 星野源と海野雅威の音楽対談を語る

上柳昌彦 星野源と海野雅威の音楽対談を語る 上柳昌彦 あさぼらけ

上柳昌彦さんが2022年3月16日放送のニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』で『星野源のオールナイトニッポン』で放送された星野源さんと海野雅威さんの音楽対談について話していました。

(上柳昌彦)星野源さんのオールナイトニッポンにあのニューヨーク在住、そして暴漢8人に襲われて右腕の肩のところを骨折したピアニストの海野雅威さんがゲストにいらっしゃって。私もお会いすることができたんですよ。メールもいただいていますんでね、ちょっと天気予報の後にご紹介しましょう。

(中略)

(上柳昌彦)このあさぼらけにリモートでニューヨークから登場していただいたジャズピアニストの海野雅威さん。いろいろとお話をしているうちにその暴漢に襲われて怪我をし、リハビリをする。そして幼子を抱えている。ピアノを弾ける状態ではない。そんな中でジャズの仲間たちがクラウドファンディングを立ち上げて、そこにたくさんの善意のお金が集まった。その送ってくれた方の名前を見ていると「星野源」という名前があったということで。「今度、日本に行くんだけども、星野源さんに会いたい」っていうようなことを海野さんがおっしゃっていて。「それならば私も知らない方じゃないんで……」なんてことで昨日、収録だったんですけども。夕方、海野雅威さんがニッポン放送にいらっしゃいましてね。源さんと海野さん、そして私でちょっと立ち話なんかもしたんですよね。

で、その海野さんと星野源さんの対談っていうのはさっきの星野源さんのところで1時半ぐらいからですね、結構長くお話を……いいお話でしたね。2人にはいろんな共通点があったっていう。46歳、大阪・枚方の方からメールをいただいております。ありがとうございます。「上ちゃん、星野源さんのオールナイトニッポン、ピアニスト・海野雅威さんがゲスト。はじめて会ったとは思えない、いろいろとシンクロした話。出会うべくして出会った2人の音楽談義に鳥肌が立ちました」。

2人の素晴らしい音楽談義

(上柳昌彦)いや、まさにそうだったですね。幼き頃にジャズに触れるっていう、そういう環境にあった星野さんと海野さんですね。で、「星野」と「海野」。それから海野さんの弟さんには「源」という文字が使われていたりとか。そしてジャズに出会うきっかけ、その最初の頃にアート・ブレイキーという方がいて。海野さんはアート・ブレイキーが来日した時にそれをブルーノートで見て、アート・ブレイキーに頭を撫でられた。源さんも幼き頃にお父さんがかけていたアート・ブレイキーなどを聞いていたっていうね。すごいものがあるなと思いましたね。

星野源と海野雅威 アート・ブレイキーを語る
ジャズピアニストの海野雅威さんが2022年3月15日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんとアート・ブレイキーについて話していました。

(上柳昌彦)そして星野源さんがNHKでやっている『おんがくこうろん』。NHKプラスで全話、見れるようになっていますね。一番最近の回が中村八大さん。永六輔さんと組んで名曲の数々を生み出した、元々はジャズのピアノを弾いていた中村八大さん。それをまた海野さんはご覧になって。「ああ、『明日があるさ』のこの感じってここからじゃないか?」っていうことでサム・クックの『大きな古時計(Grandfather’s Clock)』。これがまた、いいんですよねって、いろんなものが重なり合って、紡ぎ合っていくっていう、素晴らしい音楽談義だったなって思ったんですよ。

ですけどね、海野さんに会った瞬間に海野さんが私を見てなんて言ったか? 「ああ、ポメ柳さん」っつったんですよ。「いやいや、海野さん、それは違うと思いますよ? それは星野さんの番組の『星野ブロードウェイ』のお遊びのところで私の名前が使われているだけで。違いますね」っていう。そこから始まってしまったんですけども。感想としていろいろといただいておりますが。この方は「『ポメ柳さんという名前がすっかり定着して、海野さんもポメさんと呼んでいた』と星野さんが言っていました」という。まさにそうなんですよ。会った初対面っていうか、実際に会った第一声が「ああ、ポメ柳さん」って……いやいや、ちょっと違うんじゃないかなって。

第一声が「ああ、ポメ柳さん」

(上柳昌彦)続いてのメールです。「海野さんはポメ柳さんじゃなくて、ポメさんと言っていましたね」とか。こちらの方も「ポメ柳さんと言っていました」っていう。あのね、星野源さんと海野さんの音楽談義の感想等が多く来るのかと思ったら、ポメ柳さんの方がいっぱい来ましたね。でも、本当に素晴らしい方でしたね。背が高いんですよ。ええ。もうね、小柄な人っていう風にイメージしていたら、King Gnuの井口さんみたいな感じでしたね。「おおっ、意外と背が高い!」っていう感じの。雰囲気もちょっと似てらっしゃったんですけどもね。

<書き起こしおわり>

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