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竹内まりやと安住紳一郎 アルバム『Turntable』を語る

竹内まりやと安住紳一郎 アルバム『Turntable』を語る 安住紳一郎の日曜天国
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竹内まりやさんがTBSラジオ『日曜天国』にゲスト出演。安住紳一郎さんと新作アルバム『Turntable』について話していました。

(安住紳一郎)それでは今日のゲストです。竹内まりやさんです。おはようございます。

(竹内まりや)おはようございます。4回目ですよね。ありがとうございます。呼んでいたいだいて。

(中澤有美子)嬉しいです。

(安住紳一郎)ありがとうございます。昨年10月21日にご出演以来1年ぶり4回目ということです。昨年はちょうど40周年の記念の年でしたので。

(竹内まりや)そうでしたね。ちょうどファンミーティングをやろうかなっていうところの直前でお邪魔したと思うんですけどね。

(安住紳一郎)ファンミーティングしかやらないんですか、いまは?

(竹内まりや)いや、そういうわけでは……ファンミーティング自体はほとんど初めてのことだったので。

(安住紳一郎)そうですか。なかなかね、コンサート、ライブなども忙しいということで。

(竹内まりや)そうですね。2014年以来やってないですよね。

(安住紳一郎)ファンは待っていますんで。そろそろ……。

(竹内まりや)「がんばらなくては」と思ってます。はい。

(安住紳一郎)口だけですよね、そうやって言っているのは?(笑)。

(竹内まりや)フフフ(笑)。あの、旦那さんの都合もあるんでね。私の場合は。私の一存だけではちょっと動けないところがあって。

(安住紳一郎)そうですか。当然ね、旦那さんの……。

(竹内まりや)彼がバンマスなんで。彼がツアーしたりアルバム作ってる時は待つしかないという感じですけどね。

(安住紳一郎)そうですね。なので山下達郎さんに竹内さんのファンはもう少し強い圧を……。「ご自分のお仕事もそうですが、竹内まりやさんの方の作業もやってください」っていう風に……。

(竹内まりや)そういう風にたのんでいただけると……なんて(笑)。まあ、このペースがちょうどいいんですよ。

(安住紳一郎)そうですね。さて、昨年は映画の公開もありまして。ちょうど竹内さんのこれまでの40年の歩みのようなものをライブの映像などたくさん交えながら……。

(竹内まりや)そうですね。ちょっとドキュメンタリータッチで。『souvenir the movie』というのをおかげさまで公開しました。おかげさまで。

(中澤有美子)とても良かったです。

(竹内まりや)ありがとう。ご覧になったんですか? ありがとうございます。

(安住紳一郎)また、その映画の評判もウケまして。今年3月に第69回芸術選奨を受賞ということで。

(竹内まりや)光栄なことに、いただきまして。

(安住紳一郎)突然、電話がかかってくるんですか?

(竹内まりや)電話ではなくて、スタッフから知らされて。これ、数年前に達郎もこの賞をいただいていたので、「ああ、夫婦揃っていただけるなんて光栄ね」って、みんなでお祝いしましたけど。ありがたいことです。本当に。

(安住紳一郎)文化庁の表彰ですよね?

(竹内まりや)そうですね。厳かな式でしたよ。割と表彰状を壇に上がって。文部科学大臣から渡されるんですけども。身が引き締まる思いで……(笑)。

(安住紳一郎)場所はどこなんですか?

(竹内まりや)あそこは、どこでしたっけ? なんか……ナントカ館みたいな。普段行かないような場所だったんですよ。

(安住紳一郎)そうですか。科学技術博物館みたいな?

(竹内まりや)そうじゃなくて……ナントカホールじゃなくて……。で、その後にその文部科学大臣がちょっと私のところに来られて。「いつもカラオケで歌ってます」って。なんかそれでホッとしたんですよ(笑)。

(安住紳一郎)文部科学大臣がカラオケで歌っていると(笑)。へー!

(竹内まりや)嬉しかったです。

(安住紳一郎)そうですか。さて、改めまして竹内まりやさんのプロフィールです。島根県大社町。現在の出雲市のご出身。1978年シングル『戻っておいで・私の時間』でデビュー。次々とその後ミリオンセラーを記録。稀代のヒットメーカーとして女性アーティストのトップを走り続け、9月4日にデビュー40周年記念アルバム『Turntable』が発売になりました。先週の水曜日ですね。

(竹内まりや)はい。ありがとうございます。

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デビュー40周年記念アルバム『Turntable』

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(安住紳一郎)これは3枚組で、かなり分厚いCDになりました。

(竹内まりや)そうですね。全62曲、欲張って入れたんですけど。まあそれぞれ、ディスク3あって。それぞれちょっと違う色合いなので、どうしてもこの曲数が必要だったんですけどね。

(安住紳一郎)62曲っていうのはなかなかないですね。

(竹内まりや)なかなかね。と、思います。あの……1曲65円だそうです。計算をすると(笑)。

(安住紳一郎)そう考えるとね、お値打ち品ですよね。

(竹内まりや)そうですね。4000円(笑)。

(安住紳一郎)3枚っていうことで、それぞれベストに入らなかった……。

(竹内まりや)ベストに入らなかったモア・ベストっていうのがディスク1で。それからセルフカバーとかレア音源がディスク2で。たとえば岡田有希子ちゃんとかそういう人に書いた曲のセルフカバー。それで3枚目はもう完全な洋楽のカバーなんですね。ビートルズとかカンツォーネとかいろいろと。

(安住紳一郎)へー! 竹内さんがこれまでに影響を受けた?

(竹内まりや)影響を受けた洋楽を……まあ昔から歌ってきたその洋楽をカバーしたという。

(安住紳一郎)やっぱり、あれですか? ご兄弟の影響で小さい時から?

(竹内まりや)そうですね。幼い時からいろんな音楽が鳴ってましたんで。その環境の中で、いろんな雑多に聞くのが好きだったんで。もちろんグループサウンズもあったり、加山雄三さんがあったり、ビートルズがあったり、フレンチ・ポップスがあったりとか。そういうものがやっぱり自分の中にはいっぱい入ってるんでしょうね。

(安住紳一郎)そうですね。やっぱりご実家が旅館で、お客さんからも……大人のお客さんがたくさんいるし。

(竹内まりや)そうですね。まあ、音楽的にっていうよりは、たくさんいろんな人たちが出入りする場所だったことは私にとってはとても子供心に大きかったと思いますね。いろんな意味で影響を受けたり。芸能人の方も泊まりにみえたり。外国人の人も来られたりで。なんかこう夢は広がりましたよね。田舎にいたからこそね。

(安住紳一郎)出雲大社の前の旅館のお嬢さんなので、やっぱりそうですよね。ちょっとその島根県に住んでいながらも、なんとなく深い窓が……。

(竹内まりや)いろんな人の行き来があったので。はい。

(安住紳一郎)昔はたしかにインターネットとかない時代、私も田舎出身ですけども。外国人が来た!」ってなったら見に行って。「サイン、プリーズ!」なんて。全然、農業の勉強をしに来ているアメリカ人にサインをもらっちゃったりして(笑)。

(竹内まりや)本当? へー! 一言の英語で話しかけて、それが通じる時の喜びみたいなのは幼心にありましたね。「ハロー」って言ったら「ハロー」って言ってくれたとか。うん。珍しいことだったので。外国人が。

(安住紳一郎)そうですね。それで、竹内さんは高校時代に留学をするんですよね?

(竹内まりや)17の時に1年ほどね、イリノイ州っていうところに行ったんだけどね。

(安住紳一郎)当時としては、高校生にしては少し早いっていうか画期的ですよね?

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17歳でアメリカ・イリノイ州に留学

(竹内まりや)どうしても海の外に行きたくて。元々はイギリスに行きたかったんですけど、そういう留学制度はなかったので。で、そのアメリカの田舎町に1年、いたんですけど。それもやっぱり自分にとってはすごく大きい体験でした。もうみんながいい人たちばっかりで。本当に。

(安住紳一郎)1年間ですか?

(竹内まりや)1年です。はい。

(安住紳一郎)だからいま考えるとね、なかなか思い切った……。

(竹内まりや)うん。なんかでも、それが夢だったんで。

(安住紳一郎)勉強はどうしたんですか? 英語……。

(竹内まりや)英語はおぼつかない感じで行ったんですけど。でも、みんなが教えてくれるし。最初はスラングが全く分かんないんですよ。「なに言ってるの、この人?」って。なんか習った英語とは違うんですよ。でもだんだん聞き取れるようになると、スラングも自分で使えるようになると馴染んできて。で、ピークがやってくるんですよ。「ああ、結構話せるようになったな」って。そこでもう帰らなきゃいけなくなって。で、帰るともう日常で使わないので、どんどん衰えていくんですよね。

(安住紳一郎)へー! で、いつもの高校に戻るんですか?

(竹内まりや)戻るんですよ。戻ってそこから受験勉強して大学に行くんですけど。戻った時にその落差というかね、向こうでの生活があまりにも……ミニスカートとか。男の子たちはみんなロン毛で車運転してっていうような生活から、もうまた黒い制服とおさげ髪っていう。まあその落差が逆に楽しかったとも言えますけどね。「勉強して大学に行こう!」みたいな感じがありましたから。

(安住紳一郎)へー! その多感な時期に全く違う世界にポーンと飛び込んだっていう、その時間がその後の楽曲制作にもね。

(竹内まりや)生きてますね。そうですね。ロスでレコーディングするとか言っても、あんまり物怖じしなくてよかったのはその体験があったからかもしれないなと思いますしね。

(安住紳一郎)イリノイ州に1年間。あの、恋愛関係は?

(竹内まりや)恋愛関係はね、大失恋しましたね。

(安住紳一郎)でもちゃんとその1年間で恋をしているんですね。

(竹内まりや)当たり前ですよ。多感な時期ですから(笑)。でも、相手にされなかったですね。

(安住紳一郎)そうですか。同じ学校の?

(竹内まりや)同じ学校の年下の男の子でしたけど。すごく歌が上手くて優しい子だったんですけど、フラれましたね。まあその後、失恋の曲とかね、書いてる時はたぶんその男の子の面影を見ては……役に立ってますよね(笑)。

(中澤有美子)やっぱり歌が上手い彼だったんですね(笑)。

(安住紳一郎)やっぱり歌が上手い子を好きになるんですね。

(竹内まりや)どうなんでしょう?その音楽的なとのセンスがすごい良かったんですよね。そこに惹かれるものってきっとあるんでしょうね。

(安住紳一郎)プレ山下達郎みたいな(笑)。

(竹内まりや)フフフ、「プレ」って(笑)。「プレプレプレ」ぐらいかな?(笑)。

(安住紳一郎)失礼しました(笑)。まさか2人ってわけじゃないですもんね(笑)。へー! その好きだった男の子の音楽性はどこで感じたんですか?

(竹内まりや)音楽性っていうかその彼がピアノを奏でて歌う声が素晴らしかったんですよね。で、素敵な曲をチョイスして歌うんですよね。

(安住紳一郎)コーラス部みたいなのがあったんですか?

(竹内まりや)コーラス部だったんですよ。私たち。それで。

(安住紳一郎)で、一応告白はしたんですか?

(竹内まりや)そうなんですけどね。うん。でもなんか「僕には他の子がいる」みたいなことで。「ガーン!」ですよね。あるでしょう? そういう体験。高校ぐらいの時に。

(安住紳一郎)いや、高校なんかはほとんどその繰り返しですね(笑)。

(竹内まりや)それが強くしたでしょう?

(安住紳一郎)もう本当ですよ(笑)。そう。いま思っても辛くなる感じ(笑)。

(竹内まりや)そういうものですよね。青春の失恋っていうのはね。

(安住紳一郎)さて、アルバムの話に戻りたいと思いますが、『Turntable』というタイトルがつきました。これはいわゆるレコードプレイヤー?

(竹内まりや)そうですね。なんか私がデビューした時ってまだこのアナログ盤だったんで。やっぱりターンテーブルでアナログ盤に針を落とすっていうところが40年前でしたし。私の小さい時からのいちばんの喜びっていうのはこのターンテーブルを回っていうか、アナログ盤に針を落とすこと。それが喜びのもとで。それから結局は歌い手になったということを考えると、象徴的な意味で『Turntable』ってつけました。

(安住紳一郎)そうですか。今日、スタジオに……。

(竹内まりや)ターンテーブルが。これはTBSって入ったものが用意されていますけども。

(安住紳一郎)放送局にまだ何台か残っていまして。そして竹内まりやさんのLP盤をセットしておきました。

(竹内まりや)『VARIETY』。これ、どこでお買い求めになったっておっしゃってましたっけ?

(安住紳一郎)これはですね、静岡で……。

(竹内まりや)懐かしいですよね、これ。

(安住紳一郎)レコードショップで。これ、1984年ですかね。

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欧米で高まる竹内まりや作品の評価

(竹内まりや)そうですね。84年の、休業して初めて復帰した時のアルバムですけど。このアナログ盤をいま、アメリカとか欧米の人が日本に来て買い求めるっていう現象が起きてるのは本当に不思議ですよね。

(安住紳一郎)そうですよね。いま、ニューヨーカーの間ではカセットテープが最もクールだなんて言われているらしくって。

(竹内まりや)マジで?(笑)。本当?

(安住紳一郎)なんかちょっと自分が見たことのないものを。

(竹内まりや)それを新しいと感じる……カセット、ヨレちゃいますよね。最終的には。

(安住紳一郎)そうですね。でもあの四角い感じとか、カチャカチャっていう感じが、なんかすごいところから音を引き出してるみたいな。スタッフで20代のスタッフなんかはやっぱり昨日、このターンテーブル。レコードプレイヤーを見ると「これは何ですか? 遠心分離機ですか?」みたいな。

(竹内まりや)えっ、そういう世代の人がいるの? 本当に? 割といま、アナログ盤を聞く人がまた増えてるっていうことを聞いたので。でも放送局にいたら普通、これ見ますよね?

(安住紳一郎)そうですね。いや、でももういまは見なくなってしまいましたね。ちょっとLP盤がセットされていますので、今日はこのアナログレコードの中から1曲、お聞きいただきたいと思います。ちょっと回してみますね。

(竹内まりや)安住さんが? これね、大丈夫?

(安住紳一郎)そうなんですよ。ずいぶんとスタッフも若返りしまして。アナログレコードプレイヤーを上手にいじれるのって私とか、ごくごく限られた人になっちゃったんですね。

(竹内まりや)でも、溝のところにちゃんと落とすの、大変じゃないですか?

(安住紳一郎)そうなんですよ。これ、溝の上にレコード針をセットしておきましたので。これでスタート・ストップで盤が周りまして。33回転にしましたね。で、このレバーを下に落とすとちょうど……。

(曲が流れる)

(安住紳一郎)ああ、これは1曲目の終わりですね。ここからですね。失礼しました。ズレてしまいました。

(竹内まりや)プチプチいっているのがアナログっぽいじゃないですか。この隙間がね……。

(安住紳一郎)そうですね。なかなか2曲目は難しいんですよね。それでは『プラスティック・ラブ』をお聞きいただきます。

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竹内まりや『プラスティック・ラブ』

(安住紳一郎)今日はアナログレコードから音楽をお楽しみいただきました。

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(竹内まりや)うん。なんかやっぱりあったかい音に聞こえる。あとノイズがね、プチッていうのが逆に好きなんですよね。

(安住紳一郎)そうですね。では、次の曲に行く前にそのレバーを上に上げていただいて。あ、そっちじゃなくてその奥ですね。

(竹内まりや)これですか。わかりました。はい。でも、いいね。アナログって。本当に(笑)。

(安住紳一郎)なんかこう、盤が回ってる感じがいいですね。

(竹内まりや)そうですね。なんか久しぶりに自分の曲をアナログで聞きました。ありがとうございます。

(安住紳一郎)さて、それから先週の水曜日に発売になりました『Turntable』、新しいアルバムですけれども。ディスク3は影響を受けた洋楽が入っているということで。かなり挑戦されたという……。

(竹内まりや)そうですね。ビートルズは元々好きで。バンドのメンバー、BOXと一緒にやってたんですけど。それにプラスしてまあフレンチ・ポップスとかイタリアン・ポップス、カンツォーネですね。そういうものとか。あとジャズ・スタンダードも松木さんというギタリストのアレンジで歌いたかったので。そういうのもぎゅっと詰めて25曲、カバーしています。

(安住紳一郎)25曲!

(竹内まりや)楽しかったですね。やっぱりなんかボーカリストとしての自分を表現できる場っていうのはやっぱりいちばん好きで。自分が曲を書く時ってやっぱり「詞をどうしよう?」とか「このメロディーでいいのかな?」っていう、そういうのがあるけど。単純にもボーカリストに徹するっていうことができる時間がいちばん好きかもしれないですね。

(安住紳一郎)ご主人の山下達郎さんと一緒にやっているラジオ番組での課外活動のような……。

(竹内まりや)ああ、そうですね。はい。クラブ活動ですよね。

(安住紳一郎)その中でもカンツォーネ。

(竹内まりや)カンツォーネはね、好きだったんですね。60年代、70年代のカンツォーネが好きで。よく、イタリア語の歌詞カードに自分でカタカナで振って、もう見様見真似で歌ってたんですけど。で、今回もカンツォーネをどうしても1曲入れたくて。じゃああの70年のレイモンド・ラブロックっていう人が主演した映画で『ガラスの部屋』っていうのがあるんですけども。その曲をやろうって……まあみなさんは「ヒロシです……」でご存知の曲だと思うんですけど。私は高校時代にそれが好きで。それをちょっとやってみました。

(安住紳一郎)イタリア語は?

(竹内まりや)イタリア語は全然話せないんですけど、今回はヤマザキマリさん。私のイラスト書いてくださった漫画家のヤマザキさんがもうイタリア在住何十年の方なので。

(安住紳一郎)『テルマエ・ロマエ』の。

(竹内まりや)そうですね。イタリア語がペラペラなんで、「ちょっとこの曲をやるんだけれども。イタリア語の指導してください」っていうことで来ていただいたら、「ここはこういう感じよ」っていう風に教えていただいて。がんばって歌いました(笑)。「ゥラッ!」みたいなね、巻き舌もね、教えていただいてね。

(安住紳一郎)「ムジカ♪」みたいな?(笑)。さて、それではそのカンツォーネをお聞きいただきますけども、ただお聞きいただくのもなにかなと思いましたので。

(竹内まりや)そうなんですよね。せっかくその「ヒロシです……」っていうのがあるんだったら、「安住です……」も聞きたいなっていうことで(笑)。

(安住紳一郎)いえいえ、「安住です……」をやるんだったら「まりやです……」も先にやらないと。

(竹内まりや)「まりやです……」もね。安住さんの番組だったら「まりやです……」もやろうかなって。ネタはちょっとね、なかなか難しいんですね、これね。まあ、どんなもんかちょっと、自分のこの『ガラスの部屋』に合わせてひとつ、挑戦しようかなって。

(安住紳一郎)ぜひお願いします!

(竹内まりや)あとでやってよ。安住さんも。

(安住紳一郎)私もやります(笑)。

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竹内まりや『ガラスの部屋』

(竹内まりや)「まりやです……独身時代、ところてんを男の子の口に絞り出すゲームをやらされたのがトラウマで、いまもバラエティ番組には出られません」。

(竹内まりや)「まりやです……ほんのたまーにテレビに出ると、毎回決まって『老けたしょこたんみたい』と言われます」。

(竹内まりや)「まりやです……渋谷駅でじろじろと顔を見てくる人がいたので、『新曲を出したからかな?』と思いつつ、その場を足早に去りました。帰宅後に鏡を見ると、ヨード卵光のシールがこめかみに張り付いていました。まりやです、まりやです、まりやです……」(笑)。これ、マジな話です!

(中澤有美子)本当ですか!?(笑)。

(竹内まりや)全部これ、事実だから(笑)。

(安住紳一郎)ヨード卵光の……(笑)。

(竹内まりや)なんかね、渋谷駅で今日に限って人が見てくるなって。「あれ? 新曲のプロモーションをやっているから……まあ、家に帰っちゃおう」って帰って鏡を見たら、このこめかみから髪のところにピタッてヨード卵の(笑)。たぶんね、冷蔵庫にそのヨード卵光を入れる時かなんかにちょっと……。なんかこういう風にやった時に(笑)。

(安住紳一郎)こめかみの方に(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(竹内まりや)もう超恥ずかしくて。「なんだよ! なにをうぬぼれていたんだ……」みたいなことでした(笑)。

(安住紳一郎)おばあちゃんがこめかみになんか絆創膏を貼っていたりとか、ありますよね(笑)。

(中澤有美子)まさか、まりやさんが(笑)。

(竹内まりや)私がやったんで、今度は「安住です……」を。

(安住紳一郎)そうですか(笑)。

(曲が流れる)

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「安住です……」

(安住紳一郎)「安住です……街中で、なんか臭いな。下水のような臭いがするな。最近はまず、自分のことを疑うようになりました」。

(安住紳一郎)「安住です……携帯電話に歩数計の機能が付いていることを先日、知ったとです。過去の歩数をさかのぼって見ていくと、自分の生活のパターンが見えてきました。休みの日は決まって17歩です」。

(安住紳一郎)「安住です……この番組の話です。来週はマラソン中継があるので、番組が休みと聞き束の間喜んでいたら、そのマラソン大会の司会は私でした。マラソン大会の司会って、何なんだろう? 安住です、安住です、安住です……」(笑)。

(竹内まりや)イエーイ!(笑)。事実だよね、全部?(笑)。

(安住紳一郎)フフフ、これはまりやさん、ファンミーティングでやった方がいいですよ(笑)。

(竹内まりや)マジで?(笑)。

(安住紳一郎)絶対にやった方がいいです。まりやさんの完成度、ちょっとそれはもう……もう出られますよ。M-1でもR-1でも。

(竹内まりや)それはいいよ(笑)。でも、このところてんの話も本当で。ところてんってこう絞り出す機械があるじゃないですか。なんかその日はバラエティで私は歌で。『二人のバカンス』を歌うことになってたんですけども。「あ、ちょっと手伝ってください。男の子の大口コンテストをやるんで、大口にどのぐらいところてんが入るかを競うんで。ちょっとそれを絞り出してください」って言われて。「ああ、わかりました」って絞り出したんだけど、やりながら「私はなぜ、ここにいてこうしているんだろう?」って。もう結構それがトラウマで。それでちょっとバラエティは出なくなっちゃったんですよ。

(安住紳一郎)そうですよね。

(竹内まりや)1980年ごろですけどね。

(安住紳一郎)それで体調壊すくらいまでいっちゃうんですよね。

(竹内まりや)ああ、それは喉を壊しちゃったんですよね。やっぱりストレスだったと思うんですよ。やりたくないことをいっぱいやってたんで。

(安住紳一郎)で、ご主人からお見舞いの花が来て……。

(竹内まりや)詳しいね(笑)。

(安住紳一郎)新聞の連載を読みました(笑)。

(竹内まりや)そんなようなこともありました。

(安住紳一郎)中澤さんも挑戦してみます?

(中澤有美子)いいです、いいです。私はいいですよ。

(竹内まりや)中澤さん、ちょっと……ひとつ、やろうよ。

(安住紳一郎)うん。ひとつ。

(中澤有美子)ひとつ? ええーっ?

(安住紳一郎)行ってみよう!

(曲が流れる)

(中澤有美子)「有美子です……宣材写真を長い間更新していません。理由は聞かないでください。有美子です、有美子です、有美子です……」。

(安住紳一郎)フフフ、そうね。たしかにね(笑)。

(竹内まりや)そういうことってありますよね。うっかりっていうか、別に意図的でもなく、ねえ。そういう場合、ありますよね。大丈夫よ。

(中澤有美子)そうですか? 大丈夫ですか?(笑)。

(安住紳一郎)そうよ。私の先輩の大沢悠里さんなんて、もう40年ぐらい変えてないから。本人に会ってびっくりしちゃって。「あれっ?」って(笑)。

(竹内まりや)フフフ、中澤さん、でもかわいい(笑)。

(安住紳一郎)さて、今日は竹内まりやさんにお越しいただいているということで。前回も好評だった「まりや姉さんに相談だ」。ぜひ、何通か……。

(竹内まりや)本当に好評だったんですか? 適当なあれだったのに……。

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まりや姉さんに相談だ2019

(安住紳一郎)もう私はどっちかって言うと、日本語オタクなので。竹内まりや研究が進んでるんですよ。この正確なプロナンシエーション、発音と共に出てくる、やっぱりなんていうんですかね? 牧師のような感じの、人の心を穏やかにさせる発音というのがあるんだなと私は思いまして。

(竹内まりや)私、田舎なのでちょっとアクセントが違ってたりするんですけど。それは気にしないで、このご相談を読んだ方がいいですか?

(安住紳一郎)お願いします。

(竹内まりや)「ソルティ」さん。25歳、女の方からですね。「まりや姉さん、こんにちは。いま、職場に好きな人がいます。そして最近その人といい感じになってきました。しかし私の勤めている会社は規模が小さく、何かと噂が絶えないような場所です。周りの目を気にする私としては、なかなかな……と一歩の勇気が出ません。なんなら諦めようとも思っています。とりあえず、代案としてマッチングアプリを始めてみました。

まりや姉さん、私はどうするべきでしょうか? そしてこんな時、良薬になるようなまりや姉さんの曲も教えていただきたいです。よろしくお願いいたします」とありますけども。あの、マッチングアプリって私、ちょっと知らなかったんですけども。先ほど、ディレクターの方に聞きましたら、なんかこう出会うためのっていうか、自分で相手を探すためのツールなんですって?

(安住紳一郎)いまは結構抵抗なく若い方は取り組んでるみたいで。自分のプロフィールをのせて……だからなんとなくアプリ上でのお見合いサイトみたいな。

(竹内まりや)でも、それを「お見合い」と考えれば、ひとつの出会いの方法ですよね。現代的な。それはいいんだけど、ひとつ思うのはこのソルティさん。せっかくその好きな人ができて、いい感じになってきたら、その人との関係を進めていく方向に……「なんなら諦めようと思っています」っていう程度の好きなのかな?って思っちゃって。でも、きっとその会社の目が気になる。でも目を気にしてたら、たぶんきっといつまでたっても、いろんなそういうことが気になって進まないでしょうから。私はその、いまいい感じになっている人を極めていくというか。その方がおすすめなんですけどね。

(安住紳一郎)そうですね。ただ、うまくいかなかった時に小さな職場なので。その後に仕事がうまくいかなくなる。居づらくなるとか。

(竹内まりや)ああ、そこで勇気が持てなくなるんだ。うーん。そうですね。じゃあマッチングアプリをやってみたら? みたいな(笑)。

(安住紳一郎)そうですね。まあ、たしかに職場恋愛はハイリスク・ハイリターンですからねー。

(竹内まりや)なんかちょっと経験ありそうな? いまのね、響きが。

(安住紳一郎)いやいや。だからあれですよ。あえて職場では恋愛感情は封印するっていうスタイルの人もいるみたいですよ。

(竹内まりや)でも、じゃあ外だったら恋愛しやすいかっていうと、逆にその見えない部分があったり。その人を知る時間が少なかったりするんで。やっぱり身近にいる人ってね、とらえやすいと思うんですけどね。

(中澤有美子)マッチングアプリをやってみて、いろいろ見てみて、「やっぱりこの人、ハイリスク・ハイリターンだけど行ってみる!」みたいに……。

(竹内まりや)ってういぐらいその人が好きだと思たら、やっぱりそこですよね。

(安住紳一郎)あとは身近な人と付き合って恋人になった時の興奮はすごいらしいっていうのは聞いたことあります。

(竹内まりや)ああ、わかる。私、それ『ミラクル・ラブ』っていう曲で書きましたね(笑)。

(安住紳一郎)アハハハハハッ!

(竹内まりや)今回の『Turntable』にも入っていますけども。すごく身近にいて、まあ相談事をしたりされたりしているお友達だったのが、ふと気付いたらもうなくてはならない人になっていたっていう。このテーマは結構好きで書きますね。

(安住紳一郎)なんか、うん。職場恋愛を一度やるとやめられないっていう、そういう「手近キング」って呼ばれるような……(笑)。

(竹内まりや)フフフ、でもやっぱりいちばん身近にいる人がリアルで。いちばん言葉を交わしますから。がんばってください、ソルティさん。

(安住紳一郎)そうです。それで恋愛失敗したら転職するぐらいのね、感じで。それぐらい恋に行ってはいかがでしょうか? 若い。25歳ですからね。

(竹内まりや)ねえ。若いもん。

(安住紳一郎)さて、それでは新しいアルバムからもう1曲、お聞きいただきたいと思います。岡田有希子さんの曲をセルフカバーしてらっしゃいますね。

(竹内まりや)そうですね。今回、やっと彼女の曲を3曲入れました。

(安住紳一郎)1986年の4月ですね。私も中学校1年生だったかな? すごく当時のことを覚えてますけども。

(竹内まりや)私もショックだったんですよね。すごく彼女にはたくさん曲を書いたので。もうちょっと封印しなくてはいけないのかなと思ってたんですけど、今年三十三回忌を経て。彼女のファンの方たちからもね、「セルフカバーしてください」という要望もずっとあったので。「じゃあ、『ファースト・デイト』からの3つをちょっと歌ってみます」っていうことで。彼女への感謝の意味も込めて、セルフカバーしました。

(安住紳一郎)そうですか。岡田有希子さんファンの方からもたくさんお礼のメールが届いています。それではお聞きください。竹内まりやさんで『恋、はじめまして』。

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竹内まりや『恋、はじめまして』

(安住紳一郎)先週水曜日に発売になりました竹内まりやさんの新しいアルバム『Turntable』の中から『恋、はじめまして』をお聞きいただきました。

(中澤有美子)改めまして今日はゲストに竹内まりやさんをお迎えています。5年ぶりのニューアルバム『Turntable』は初回プレス盤に漫画家ヤマザキマリさんによるスペシャルブックが入って3枚組全62曲。税別4000円でワーナーミュージックから発売中です。また10月9日(水)にはニューシングル『旅のつづき』が発売になります。このシングルに入っているハガキにアルバム『Turntable』に入ってる応募券1枚を貼って、来年4月に行われる『LIVE Turntable』に応募することができます。詳しくは竹内まりやさんの40周年特別サイトをご覧ください。

(竹内まりや)ありがとうございます。

(安住紳一郎)これはですからチケットを買ってライブではなくて、応募してライブということになりますね?

(竹内まりや)そうですね。Zepp TOKYOとZepp Osakaでやるんですけども。ライブハウスでやるのって39年ぶりなんで。まあ達郎バンドと共にやってみようかということで。

(安住紳一郎)じゃあ、オールスタンディングで?

(竹内まりや)どうなるんでしょうね? そんな感じかな? まあ何千人かは入ると思うので。ちょっと初めての試みですけど、ぜひ応募なさってください。

(安住紳一郎)これが当たるわけがないじゃないですか。

(竹内まりや)そんなことないですよ。応募しないとわからないもんね。フフフ(笑)。

(安住紳一郎)そうですか。もうちょっとね、期日を増やしていただいたらいいのに……っていう気もいたしますけども。まあ、このペースでやるのが丁度いいということですね。あとは、さっき私、番組でちょっと話したんですけど。大阪のラジオ局に出てらっしゃいましたよね?

(竹内まりや)そうです、そうです。福島(暢啓)さんのところでお世話になりまして。

(安住紳一郎)あれはなんで福島くんの番組に急遽行くことになったんですか?

(竹内まりや)どうしてですかね? なんかそういう、ワーナーさんからのブッキングで見たら「福島さん」って書いてあって。「ああ、この人はたしか安住さんがジェラスしていた人だわ」って思って(笑)。そうですよね?

(安住紳一郎)ああ、じゃあレコード会社の方のブッキングで行ったところが?

(竹内まりや)行ったら「福島さん」って書いてあって。「ああ、安住さんのピンチヒッターでここに出られてた人ですよね?」ってお会いしたら、すごく落ち着いた方なのに32歳。本当に安住さんがおっしゃるように農協の理事さんみたいな、本当に実直な感じで。

(安住紳一郎)茶色いスーツとか着てそうな。

(竹内まりや)でも本当に上手でしたね。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。私、なんか勝手に一人合点していて。なんとなく、私との番組に出てくださっている竹内まりやさんとの関係性を利用して、福島某が「俺だよね?」みたいな感じで行ったのかな?と思って。それだったらちょっと礼を失しているなって思いまして。

(竹内まりや)なるほど。そうじゃなかったと思いますね。

(安住紳一郎)レコード会社様の差配で。ああ、そうですか。

(竹内まりや)なんかめっちゃ汗を拭き拭きね(笑)。

(安住紳一郎)そうですね。本当にそういういいヤツなんですよ(笑)。誤解がとけました。ありがとうございます(笑)。さて、41年目ということですね。いま、活動が。

(竹内まりや)これから41年目に入っていきますけど。その10月9日のシングルは吉永小百合さんと天海祐希さん主演の『最高の人生の見つけ方』っていう映画の主題歌なんで。映画も楽しみにしてください。

(安住紳一郎)またぜひ、来年とは言わずスタジオに来ていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(竹内まりや)もちろん。よろしくお願いします。

(安住紳一郎)竹内まりやさんにお話をうかがいました。

(竹内まりや)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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