安住紳一郎 お米の計量カップをなくして升を買った話

安住紳一郎 お米の計量カップをなくして升を買った話 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年4月30日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でお米の計量についてトーク。炊飯器についていた計量カップをなくしてしまい、かわりに1合升を買ったと話していました。

(安住紳一郎)メールです。武蔵村山市の36歳、女性の方。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「学生の頃、付き合いたての彼氏の家でご飯を一緒に作った時のことです」。いい思い出、持ってるねえ!

(中澤有美子)フフフ(笑)。キャラメル案件ですね。

(安住紳一郎)女性の方だからね。女性の方はだいたいあるのかな? よくわからないけど。「付き合いたての彼氏の家でご飯を一緒に作った時のことです。彼に『お米を3合、炊いてくれる?』と言われ、3合炊きの炊飯器の水の目盛り分、迷わずお米を入れてしまいました」。それはダメだよね。あれは水を入れての3合目盛りだよね。「その後、お米を研ぐ際に異変に気がつき、『家ではお手伝いをしている時は、もっとお米が少なくて研ぎやすいんだけどな。なんか、いつもとは違う』と思いつつ、手でそーっとかき混ぜるしかできないままお米を研ぎ、いざ水を入れようとした時、水の分量がわからないとパニックに。

彼が私の行動を見るやいなや、『なにやってんの?』と冷たく一蹴。『まさか、水の分量の米を入れるやつがいるか』と怒られ、そしてそのお米は彼の実家のおばあちゃんが作ってくれたものだったので、『米をムダにするなんて、百姓が……』と生産者の目線レベルで怒られました。言い訳をすると『もちろん家で米研ぎのお手伝いをしたことはありますが、私の家は家族が多いのでボタンを押すと指定の分量が出てくる米びつを使っており、計量カップですくってお米を炊いたことがなかったのです。

また、学生時代の家庭科でお米を炊く際も、あらかじめ分量通り用意がされていたので、恥ずかしながらこの瞬間まで計量カップ1杯が1合だなんて知らなかったのです』と言い訳しました。今も計量カップを見ると、その時のことを思い出します」。

(中澤有美子)そうですかー。しょうがないよー。

(安住紳一郎)あれ、あんまり最近、使わないのかな? ボタンを押して1合とか3合とか、バーッと出てくるやつ。

(中澤有美子)実家には昔、あったけど。今はカップでやっているなー。

(安住紳一郎)そうね。たしかにそんなにお米、毎日毎日食べる人じゃないと、袋から直接カップとか升で計ったりしてるのかな? あれ、カップがなくなると大変ですよね。1合、どうやって測ってるんですか?

(中澤有美子)ああ、そうですね!

1合をどうやって測るか?

(安住紳一郎)私、炊飯器を買ったんですけど、カップがね、どっかに行っちゃって。で、令和の御世に入って「1合ってどうやって測ったらいいんだろう?」なんて、うんうん悩んだ挙句、「升で測るのがいいんだろうな」と思いましたよね。ありますよね? ちょっと、日本酒とか飲む時に出てくる升。1合升。

(中澤有美子)それがお家にあって?

(安住紳一郎)いや、それがないんですよね。で、「これは買ってくるしかないな」と思って、雑貨屋さん。金物屋さんみたいところに行って、升を買いました。これで良かったんでしょうか?

(中澤有美子)どうせ買いに行くなら、お米の計量カップを買ってよかったんじゃないですか?

(安住紳一郎)ああ、そうか。お米の計量カップって、売っているのか。売ってますね。

(中澤有美子)普通のカップとかでも……。

(安住紳一郎)ああ、そうか。180ccのあの計量カップでいいのか。

(中澤有美子)200ccとかね。

(安住紳一郎)ああ、200ccとかね。

(中澤有美子)でも、それよりちょっと少っぽいよね。米のカップって。

(安住紳一郎)いや、1合が180ccだから。200ccカップだと、ちょっと多くなっちゃうじゃない? 必ず硬いお米ができると思うから。やっぱり升でよかったんじゃない? どうなんだろう? 違う?

(中澤有美子)そうなのか。升って180なのか。

(安住紳一郎)升は180ぴったりですよ。

(中澤有美子)じゃあ、なんかおしゃれだし、いいですね。

(安住紳一郎)それでいいんでしょうか? 皆さん、本当に私は……。お米の計量カップをなくして私は、金物屋で升を買いました。それでいいんでしょうか?

(中澤有美子)おしゃれ。

(安住紳一郎)でも、自分的に悩んだんだよね。「どうしたらいいんだろう? 1合を測るには……」って。お酒の1号瓶とかあるけど、入れるにはちょっと口が細いし……みたいな。

(中澤有美子)手間ですし(笑)。

(安住紳一郎)紙でじょうごを作ってやらなきゃいけないしさ。うーん。未だにね、私が升を買ったことについて、悩んでるんですよね。「これでよかったのかどうか?」って。よかったと思いますか?

(中澤有美子)うん。自慢していいぐらいかな?

(安住紳一郎)そうですか。ただね、その升を買った時もね、「本当にこれで1合なのかな?」と思うじゃん。別に目盛りも何もないからさ。だから、恐る恐るでしたよね。

(中澤有美子)うまく炊けてるんですか?

(安住紳一郎)とっても美味しく炊けています。

(中澤有美子)よかったじゃないですか(笑)。

(安住紳一郎)連休中ですけど、皆さんラジオ、聞いてくださってますよね?

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)たくさんのメッセージ、お待ちしています。

(中略)

(安住紳一郎)先ほど、お米の1合の話がありましたけれども。私、ちょっと間違ってましたね。180cc……体積は180ですが、グラムにすると150gだそうです。お米はね。失礼しました。あとは、こちらのメール。「お米は同量の水で炊けばいいので、たとえばお茶碗1杯のお米を入れたら、同じお茶碗1杯の水を入れればいいのです。もちろんそれは1号ではありませんが、必ずしも米は1号で炊かなければならないわけではないのです」という。たしかに。そうか。

(中澤有美子)そうかー!

(安住紳一郎)そうだよね。ありがとうございました。そうか。勝手に1合とか2合とか、決めてました。

(中澤有美子)縛られていましたね。

お米と水を同量で炊けばいい

(安住紳一郎)縛られていましたね。この方は川崎市の方。「お米の計量カップの話がありましたが、私は使い続けているうちに白く曇ってきたので、洗ってみると、それはなめらかプリンのカップでした。いつの間にすり替わっていたのか? でも、美味しく炊けていましたとさ」。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ああ、そう? へー!

(中澤有美子)おもしろーい!

(安住紳一郎)ちょっと小さいような気もするけど。でも偶然なのかな? 合っていたっていうことなのかな? わからないけども。ねえ。すごいね。逆にこれじゃないと……この分量の方が美味しいんじゃないか、みたいなこと? どうでしょう。面白いですね。

(中澤有美子)おかしい(笑)。

<書き起こしおわり>

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