ハライチ岩井 第2弾エッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』取材を語る

ハライチ岩井 第2弾エッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』取材を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2021年9月24日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で自身の第2段エッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』の取材について話していました。

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(岩井勇気)ちょっとね、第2弾のエッセイが発売になるんですよね。

(澤部佑)もうすぐでしょう?

(岩井勇気)『どうやら僕の日常生活はまちがっている』っていうね。発売されるんですけどもね。まあ宣伝活動を今、いろいろやってまして。もう発売されるので。だから取材が多いんですよ。

(澤部佑)取材なんだね。

(岩井勇気)とにかくね。今回はもう前の倍ぐらいあるかもしれない。

(澤部佑)えっ? 前もだいぶやってなかった?

(岩井勇気)めっちゃやっていた。今回は1日7件、取材だよ。

(澤部佑)それ、ジャニーズの量だよ。本当に。ジャニーズがそんぐらい、まとめてやるんだよ。

(岩井勇気)そうだろう? 1日7件が×4ぐらいあるから。4日ぐらい。

(澤部佑)じゃあもう、全媒体やったんじゃない?(笑)。

(岩井勇気)ぐらいの。「これで雑誌、全部ですか?」ぐらいの。もうおかしいじゃん。なんか。もう本当にね、よく考えたら取材のこのインタビュアーの人と1時間話すのを7回やってるんだよ、俺。1日に。7回。1時間話してまた次の人が来て、また1時間話しているんだよ。異常だよね、これ。

(澤部佑)異常だね。それちょっと、ヤバいよ。精神。

(岩井勇気)クタクタだよね。で、その後に仕事があったりするからね。まあ、新潮社で出しているんだけども。新潮社はもう、取材のプロモーション費はそれはタダなわけよ。取材だから。なんかもうプロモーション費を払わないで、いろんな媒体で取り扱ってもらってるってことだから、タダなんだよ。だから、いくらでも俺にやらせればいいわけ。本を売るためには。

(澤部佑)ああ、そうだね。そりゃそうだ。

(岩井勇気)タダのプロモーションは俺を稼働させりゃいいだけだから。なんかちょっとご機嫌取ったりして。昼飯食わしたりなんかしてさ、やらせればいいだけでさ。それでプロモーションになるんだから。

(澤部佑)そういうもんだよね。

(岩井勇気)これみよがしになんか、鰻の弁当とか買ってきて。それも1日目だけなのね! ふざけんなよって思ってさ(笑)。

(澤部佑)いいだろう? 鰻の余韻で行けるだろうよ(笑)。

(岩井勇気)で、取材してたらさ、お茶を出してくれるおばあさんみたいなのがいるんだよ。新潮社に。

(澤部佑)新潮社で働いている方?

(岩井勇気)そう。その人がなんかコーヒーを持ってきてくれて。本当に取材日の一番最初だよ? コーヒーを持ってきてくれて。「どうぞ」とか言って。もう引っ込んだんだよ。そしたら、まだ取材が始まってないのに「あの、これよかったら……」とか言って、何か猫のモナカみたいなのを持ってきてね。

(澤部佑)その方が?

(岩井勇気)そう。猫のモナカみたいなのを持ってきて俺に「ちょっとあなた、疲れてそうだから」とか言ってね。まだやってないのに(笑)。標準の俺を「疲れていそう」って。まあ、優しいなって思ったけどね。でも本当にも新潮社もさ、俺のことを作家だと思っているから。作家扱いしているから。芸人っていうことをわかってないんだよね。俺、他の仕事もしているから。クタクタの状態で芸人の仕事をやりだしたら、支障が出ちゃうじゃん?

(澤部佑)まあね。

(岩井勇気)向こうは、もうそんな芸人の方なんかどうでもいいから。作家としてパンパンに働かされるんだよ。

(澤部佑)エッセイストだと思っているんだね。

(岩井勇気)だからさ、クタクタの取材の何件もやった最後の……最後かな? 7件目ぐらいにBuzzFeed。BuzzFeedっていう会社の人が来て。で、覚えているかな? 前の1回目のエッセイ取材の話をした時にいったんだけども。取材をすっぽかして。取材日だっていうのを忘れていて、来なかったんだよね。

(澤部佑)ああ、記者の人が。

(岩井勇気)で、そのやり取りを新潮社の人としていて。で、俺には言ってなかったんだよ。俺にはなんか「取材が1件、なくなりました」って感じで言われて。で、次の日の取材と一緒にそのBuzzFeedもう1個、プラスで来たんだよ。その時に、その取材の男の人が「本当に申し訳ございませんでした、昨日は!」って。俺はなんのこっちゃわかってないから。そこで「すっぽかしちゃってたんだ」ってことがわかって。ちょっとそれをいじりながら取材してたみたいなあったじゃん? なんか。

(澤部佑)前に言っていたね。

取材すっぽかし事件

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(岩井勇気)「なんかすごい気まずいと思って取材してるでしょ?」とか言いながら。ちょっといじりながら。

(澤部佑)まあ、言うしかないよね。

(岩井勇気)その方が雰囲気いいじゃん? で、そのBuzzFeedが来たんだよ!

(澤部佑)「そのBuzzFeed」(笑)。

(岩井勇気)そのBuzzFeedがまた。で、なんか若い女の子が来て。「うちの上の者がすいません。上司がすいません」みたいな。それで俺、「いや、あいつが来ないんかい!」ってなって。

(澤部佑)まあ、たしかにね。ちょっと思っちゃうな(笑)。

(岩井勇気)そうでしょう? そこが一番キモっていうかさ。それが来ないっていうのが一番嫌じゃん?

(澤部佑)むしろ来た方が、やっぱり前回のがあるからより引き出せそうだしね。

(岩井勇気)そう。ネタになっているし。もう、話した時点であの件なんか、チャラじゃん? でもあんな風に話したってことはさ、俺とその人はなんとなく仲良くなったというか、友達みたいなもんになってるじゃん?

(澤部佑)なにか、繋がりがね、しっかりできたというかね。

(岩井勇気)できているじゃん? でも、その次の時はそういう感じで一応義理でその人が来るかな?って思ったけど、その若い子が来ていて。

(澤部佑)いくつぐらいなの? その人は。

(岩井勇気)あの子はね、25とか。そのぐらいかな? 「来ないんだ」って思ってさ。で、またBuzzFeedのその子の取材が、まあ普通に取材してるんだけど。しゃべり方とかなんか、「ああ、そうなんすねー」みたいな。なんかちょっと軽い感じだったんだけど。まあ、それはいいとして、こうやって今、澤部としゃべっているように、アクリル板を挟んでしゃべっているの。で、明らかにその取材の途中で何回か、アクリル板に写る自分の髪を直してるのよ(笑)。

(澤部佑)そんなことない。それはない。岩井の見間違いだよ。

(岩井勇気)だって俺と目が合ってなかったもん。俺と目が合ってないんだよ?

(澤部佑)ちょっとかゆかったとか、そういうので。別に。

(岩井勇気)確実にアクリル板の自分と目があっていて。俺と目が合ってないのよ。これはちょっと……ヤバいなって(笑)。

(澤部佑)BuzzFeedさんにそんな人はいないよ(笑)。いない!

(岩井勇気)そうかな? 俺はなんかそんな気がして(笑)。ねえ。

(澤部佑)もしそうだとしても、言ってやるなよ、そんなの(笑)。

(岩井勇気)いや、なんかその前の人に来てほしかったんだよ。

(澤部佑)それはわかるよ。

(岩井勇気)で、その時の話とかもしたかったわけ。

(澤部佑)そうしたら絶対に他の媒体よりも深い話を引き出せそうなのにね。岩井のね。

(岩井勇気)そう。「いいよ。これ、話してないけど、話してあげるよ」みたいな。あるじゃん? もう何件も話しているんだから。その方がいいはずなのになって思ってね。

帯総選挙

(岩井勇気)で、あと宣伝を含め、エッセイの帯ってあるじゃん? 本の帯。あれの帯の総選挙みたいなの、やってるんだよ。帯総選挙みたいな。それが、帯を重版されるごとに、○刷りってなるごとにあの帯を変えよう。その新しい帯でやってほしいことをTwitterで募集して。みんなが案を出してくれて。その中からネット投票でやってほしい帯を決めようと。で、その帯にするという……だから投票された「やってほしい猫との写真」とか、いろんな写真とか。あと「ショートエッセイ書いてほしいです」とか、そういうのがあってさ。でも帯なんてさ別に興味ある? 本の帯なんて。

(澤部佑)まあ、別にそんなないな?

(岩井勇気)ないよね。本当に本が好きな人とかじゃないと興味がないだろうし。帯が変わって、もう1個その帯のやつを買おうなんていう人なんて、俺の濃いファンしかいないじゃない?

(澤部佑)岩井の顔ファンぐらいだろうな。たぶんな(笑)。

(岩井勇気)まあ、顔ファンは別に俺はいいと思ってるんだけども。濃いファンしかいないからさ。エッセイなんて1冊ありゃいいじゃん? そんな、その内容を見ればいいんだから。文章なんだから。だから、この特典違いのCDを積ませるみたいなことは俺、あんまりさせたくないの。だから、別にそういうことをずっとしてこなかったし。ファンビジネスみたいなやつ。やってないじゃん? よりやってない方の芸人じゃん? ハライチなんて。だから、その企画自体を面白いと思ってくれて「1冊買ってみようかな」っていう人がいればいいかな。そういう風に思う人がいればいいなという風に思ってやってはいたんですけど。そしたら、二刷り、三刷りの帯のための募集をしているんだけど、その投稿が全然ないわけよ(笑)。

(澤部佑)「ない」ってどういうこと?

(岩井勇気)投稿されてないの。

(澤部佑)ああ、投稿自体が?

(岩井勇気)投稿というか、案を……だから1回目はそりゃあさ、あったんだけど。でもなんか、投稿されてなくて。変なのしかないから選べないわってなって。でも、1回目は俺が呼びかけたりなんかして、みんななんかさ、呼びかけたら投稿してくれるから。で、1回目はやってんだけど、2回目、3回目は俺、やってないんだよ。呼びかけはしていないんだよ。でも、俺がTwitterで呼びかけたらさ、フォロワーはやってくれるよ。そりゃあ、優しいから。でも、それをやらずに……俺が呼びかけて投稿してくれるのがほぼになっちゃうと、その企画自体の魅力ってないわけじゃん?

(澤部佑)まあ、そうだよね。言わないと来ないんかい、みたいなね。

(岩井勇気)言わないと来ないんだ、みたいな。そんな中、ひとつ目の帯が発表されたの。もう投票で決まったやつがあって。その帯に対して、いろいろやったから、その帯がもう作られたわけ。

(澤部佑)「こうなりました」っていう。

(岩井勇気)で、俺の従来思っていた1人暮らしみたいなエッセイがあるんだけど。それの、思っていた1人暮らしみたいな写真を……。

(澤部佑)ああ、前に言ってたやつだよね?

(岩井勇気)そう。そのマンションの一室みたいなところで撮って。それが全面帯になってるみたいな感じのやつだったんだけど。それがまあ、ネットニュースとかで一応扱ってくれてさ。まあ、リリースとかを出しているのかわからないけども。で、全部文章を読んで。「こういう風に発表されてるな」なんて思って。で、写真のところを見たんだよ。ニュースの。そしたら、その帯が全部出ちゃってるの。帯の写真が。

(澤部佑)ああ、その画像に?

(岩井勇気)「ええっ? いや、全部わかっちゃってるじゃん!」って。それ、なんかよくわかんなくね?

(澤部佑)その帯にもなんかいろいろと書かれているの?

(岩井勇気)その帯になんか写真がブワーッと載っているんだけど。でも、その写真が全部出てて……そのニュースを見れば、写真が全部見れちゃうんだよ? それが全部見れた上で買う人こそ、ファンだけじゃん? なんか。

(澤部佑)ああ、まあフライングではあるね。たしかにね。

(岩井勇気)「いや、なにこれ?」ってなって。そのへんが全然わかってないんだよね。

(澤部佑)なんのためにみんなで……。

フライングで帯の写真が見えてしまっている

(岩井勇気)だから言ったの。「ショートエッセイだったらこれ、全部出すんですか?」って。そしたら「ショートエッセイは出しません」って言うの。ビジュアルを出しちゃって買うのなんて、ファンだけじゃん?って思っちゃって。

(澤部佑)まあ、結局見る……そうね。たしかに。ちょっと早いね。なんかね。

(岩井勇気)それはもうなんか、納得いかないな!って。

(澤部佑)それは言ったの? 新潮社の人に? 「なに出してるんすか?」って?(笑)。

(岩井勇気)そう。「これ、おかしいでしょう? これで買う人なんてファンしかいないじゃないか?」って言って。だからね、皆さんにもぜひね、本当にエッセイが面白そうだったら買ってほしいの。俺は(笑)。

(澤部佑)いつ発売?

(岩井勇気)9月の28日かな?

(澤部佑)もうすぐだね。気になる方はネットで見てみてくださいね。その帯を(笑)。

(岩井勇気)そう。帯が見れちゃっているんだよ(笑)。

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<書き起こしおわり>

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