安住紳一郎 ヒゲタ醤油・玄蕃蔵プレゼントの反響を語る

安住紳一郎 関東醤油の最高峰 ヒゲタ醤油・玄蕃蔵を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年9月19日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で前週にプレゼントしたヒゲタ醤油の限定醤油・玄蕃蔵についてトーク。玄蕃蔵が届いたリスナーからのお礼状などを紹介していました。

(安住紳一郎)さて先週、お醤油・玄蕃蔵を20人の方にプレゼントいたしました。千葉の銚子のヒゲタ醤油から出されている予約しないと手に入らないという、知る人ぞ知る、知らない人は知らないままというお醤油ですが。私も大変好きなお醤油なので、ぜひ皆さんにもということで、私をはじめ番組が事前に予約をしておきました。ということでこの美味しい蔵出してすぐのお醤油を皆さんに、ということでして。しかも、すぐにご賞味をいただきたいということで、なんと番組放送中からスタッフがダンボールを作り始めていたという。

(中澤有美子)フフフ、そうでしたね(笑)。

(安住紳一郎)むしろなにかね、出演者のケアなどは二の次、三の次ですよね。よくわかりませんでしたけども。

(中澤有美子)すごい梱包されていた(笑)。

(安住紳一郎)放送が終わってトイレに行こうと思ってスタジオからトイレまでの道がダンボールでふさがっていたんですけども、どいてくれないっていうね。本当に。「ふーん。そうか」って思いましたけども。まあ、いいんじゃないですか? 「ふーん」って思いましたね。少ないスタッフで一生懸命頑張っておりますけども。さすがだと思いましたけども。スタッフの1人にLINEですか? メッセージで「放送後にこういうものが必要なので、どこにあるんですか?」って聞いたら「今、コンビニで宅配便を発送している作業中なので、ちょっとお待ち下さい」なんて言われて。まあ、「いいんじゃないですか?」って思いましたね。素晴らしいスタッフだと思いましたよ。

(中澤有美子)本当に。頑張ってくれています。

(安住紳一郎)頑張っていますね。「ふーん。はー」と思いましたよ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)いやいや、素晴らしいなと思いましたけども。やっぱり1人の人間としてはね、「ああ、じゃあ俺がもうプレゼントの企画をやめるって言えばいいんだな?」って思いましたよ。「そんな、なんでさ、人のために生きる必要がある?」って思った。

(中澤有美子)ちょっと……ベクトルが間違っている(笑)。

(安住紳一郎)えっ、違う?

(中澤有美子)なんでそっちなの? もうちょっとケアが必要だったですね(笑)。言ってくださいよ。私、手が空いていたから。

(安住紳一郎)いや、そういうものじゃないけども。いやいや、わかっていますよ。よくわかっていますけども、一瞬感情の回路って短くパパンッ!ってつながるでしょう? 「あれ? やめればいいじゃん!」って思ったよ。こんなになんかさ……わかんないって思った。いやいや、そうだと思ったよね。蔵出し、9月9日ですよ。菊の節句にヒゲタ醤油さんが蔵出しをする。節句、節句で作業をするっていうのがまた粋じゃないですか。昔ながら。で、9月9日、菊の節句で放送が9月12日でしょう? で、早い人にはリスナーの方、9月13日に届いているんだから。もう9月12日の放送中にダンボールを組み立てて配送しているんだから。で、私のさ、ものが滞っているんだ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)もう、思った。こんなね、「なんだ?」って思いましたよ。「わからん」って思って。「マザー・テレサじゃない」って思ったよ。そんなに人のため、人のため、人のため……「へー! 俺はどれだけ徳を積んでいるんだ? 来世は幸せになれるのか?」って。本当に思っている。「なんだ?」って思った。

(中澤有美子)なれる、なれる(笑)。

(安住紳一郎)本当に皆さん、最近そういう傾向、ありますでしょう? そういう、人の「よく思われたい」っていう気持ちを逆に利用して。「人によく思われたい」って思っている人からの搾取。

(中澤有美子)ああ、なるほどね。

(安住紳一郎)あるね。それは、ある。テレビとかラジオとか雑誌とかの人たちはなにも反論しないと思っているから。もう、好感度の搾取みたいなところ、あるよね。と、思った。「ああ、よくない。まず、俺を大事にしてくれ」って思った!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! そうです(笑)。

(安住紳一郎)まあまあ、冗談半分です。冗談半分ですけどね。まあ、それだけ一生懸命、「皆さんにいいものを」ということでした。で、届いて満足というところがまず、ありますね。

(中澤有美子)そうですよね。

(安住紳一郎)お礼がね、届いてますよ。ありがとうございます。

(中澤有美子)よかった、よかった!

リスナーからのお礼状紹介

(安住紳一郎)こういうお礼のメール、手紙などが届きますと、そういう気持ちが一気に払拭されますよ。宇都宮の方、ありがとうございます。「当選したこと、嬉しくて飛び跳ねていたら、棚から物が落ちてきて足の親指を直撃し、巻き爪が肉に刺さりえぐい痛さでした。このたびは玄蕃蔵をお分けくださいましてありがとうございます」。素晴らしい書き出し!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 本当ですね(笑)。

(安住紳一郎)お礼状の書き方も一通りじゃないね! いや、素晴らしい! やっぱりこういうのはね、日頃から練習しておくべきですよ。グッと心を掴まれるもんね。

(中澤有美子)本当ですね。いいこととセットでね、そんなことが。

(安住紳一郎)うんうん。禍福は糾える縄の如しっていうね。ワンツー、ワンツー。いいこと、やなこと、いいこと、やなことね。「さて、玄蕃蔵。香りも味も華やかで濃厚で本当に美味しいです。『雪山で遭難した時に与えられたら目が覚める』という表現がぴったりだと本当に思いました。なるべくシンプルに醤油だけ。もしくは少しのお酒と佐藤を加えるなどできんぴらごぼう、鶏の唐揚げ、おでん、焼きおにぎりを作ったり、天ぷらやかまぼこ、冷凍たこ焼きなどにちょこっとかけたりしていただきました。どれもほんの少しでキリッとした味になり、香ばしさも感じて美味しく、急に料理が上手になったような気がしました。よいものをありがとうございました。大急ぎで送る準備をしてくださった配慮も心より感謝いたします。春になったら自分で予約して購入したいと思います」。いやー、嬉しいですね。

(中澤有美子)嬉しいですね。

(安住紳一郎)喜んでいただけて。やっぱりね、いろいろと合うみたいですね。もう一通。「昨日、玄蕃蔵が届きました。早速感想をと思い、昨日の仕事帰りに閉店間際のスーパーに駆け込みましたが、なぜか納豆巻きというお醤油の風味を感じるには絶望的なミスチョイスな買い物をしておりました。一応、家にあった醤油と比べましたが、玄蕃蔵で食べた方が納豆巻きが味わい深く感じることができたと思います。仕事の後の空腹な思考で大事な買い物はしてはいけないと学びました」。いやいや、納豆巻きね、合いますよ。私もね、昨晩納豆巻きを玄蕃蔵でいただきました。

(中澤有美子)そうですか。ええ。

(安住紳一郎)なんかね、あれですよ。お醤油を食べたくなりますからね。秋口ね。美味しいお醤油をつけて、なにかね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)葛飾区の方。「月曜の昼間に宅配便で届き、夕食でさっそくいただきました。まずは冷奴。これまで嗅いだことのない芳醇な香りが鼻を通り抜け、そしてなによりも驚いたのはその味わい。しっかりとした、しかしこの上なくまろやかな口当たりで大変に上品な一品。次は刻んだ青ネギを入れて焼いた卵焼きにかけていただきました。すると今度は何ランクも上の料理へと軽々と変化させるその実力に魅せられました。そして最後、デザートに選んだのはバニラアイス。玄蕃蔵を少しかけ、アイスと馴染むまでスプーンで少し混ぜ合わせてから一口。舌の上で甘いバニラアイスの奥から広がるのはえもいわれぬ深い大豆の味わい。最高の一言でした」。グルメの方、いらっしゃるねえ!

(中澤有美子)いやー、美味しそう。どれも美味しそう! 少量で効き目があるんですね。美味しいんですね、玄蕃蔵は。

(安住紳一郎)そして神戸の方。この方のグルメ度合いはちょっと頭2つ、抜けていますね。「まず届いた商品の梱包のうやうやしさに感動。そして開封してみてその容器の美しさに感動いたしました。さっそく美味しい醤油に合う美味しい酒の肴をと思った矢先、新鮮なトビウオとアジを入手しましたので、すぐさま捌いてトビウオはお刺身に。アジはノレソレと塩焼きにして蔵出ししたての玄蕃蔵でいただきました。九州の甘い醤油とも関西の慣れ親しんだ薄口とも違い、一言で言い表すのならキリッと淡麗といったところでしょうか。昇天すると思うほどの超超超美味でした。まだまだコロナで出かけることもままなりませんが、家にいながら千葉・銚子の美味しい醤油で舌鼓なんておうち時間も悪くないなと思いました。いつか、コロナが開けたら銚子にも遊びに行ってみたいです」。嬉しいですね。

(中澤有美子)嬉しいですね。

(安住紳一郎)すごいですね。もうトビウオのお刺身と、アジはノレソレと塩焼きにしてって。うーん。なんかもう、想像もできないもんね。トビウオのお刺身って私、わからないわ。どういうもの?

(中澤有美子)そうですね。ちょっとアジみたいな感じなのかな?

(安住紳一郎)そうだよね。アジとノレソレの塩焼きって、私も低い声で読んではみたものの、イメージできないわ。なに? ノレソレって高知で出てくるシラスみたいな、あのキラキラした……ちょっとね、ところてんみたいな肴でしょう? それを塩焼きにするの? わからないけど。でも、塩焼きにしたら醤油、いる? わからない。ちょっとわからないけど。美味しそうだなって思ったけど、イメージできないわ。

(中澤有美子)そうですね(笑)。いや、読み方ですごいよかったですよ。

(安住紳一郎)よかった? けど、うん。ちょっとわからなかったけど。そうかって思った。すごいレベル高かったね。

(中澤有美子)すごいですね。いや、もう皆さん、バラエティーがすごい。

(安住紳一郎)本当だね。届いた日にこれだけいろいろ……やっぱり皆さんのね、食への興味っていうのはいいですね。また食卓がね、華やかになりますからね。

(中澤有美子)本当にそうですね。話題も増えますし。うん。

(安住紳一郎)たくさんの皆さんに喜んでいただけて嬉しいです。そしてヒゲタ醤油の方からも「またぜひこういう機会がありましたら協力させていただきます」なんていう嬉しい言葉が届いていますので。ぜひ、これを機にズブズブな関係でお願いしたいと思います(笑)。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)いやー、いいねえ。うん。私もね、一瓶、自分の分を持っているじゃないですか。なのでね、本当に信楽焼のタヌキみたいにそのコンプラ瓶を一瓶、持ち歩いてずっとこの1週間、仕事をしているんですよ。行く先々で言われるから。「玄蕃蔵、ある?」って言われて。そしたら「はい」なんて言ってね、ちょっとずつ小分けして。すごいよね。

(中澤有美子)喜ばれますねー。

(安住紳一郎)喜ばれるね。「イエス・キリストか?」みたいな感じだね。ちょっとずつね、瓶からお水を出して。「はいはい、お皿を出してください」なんて。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 与えているの?

行く先々で玄蕃蔵を分け与える

(安住紳一郎)与えてね。ちょっと笑っちゃうよね。傍から見るとさ、ちょっと白いコンプラ瓶ってちょっとした、うん。怪しげな宗教色の強いものだから。「あのアナウンサーは行く先々でスタッフに少量ずつなにかを飲ませている? 何をしているんだ? 大丈夫か?」みたいな。「ちょっと、聞いてきて。安住、あれは何をみんなに飲ませているんだ?」って(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ちょっとね、怖いよね。宗教儀式みたいに見えるよね。

(中澤有美子)そうですよね。皆さん、押しいただくように(笑)。

(安住紳一郎)「ああ、これが……」「どうぞ、どうぞ。ちょっとですよ」なんて。で、なんか押しいただくように「これが……ありがとうございます」「いや、いいんです、いいんです」みたいな(笑)。

(中澤有美子)よき、よき(笑)。

(安住紳一郎)変な感じ(笑)。あるよね。ローマ法王がなんかちょっとずつ、パンかな? お水かな? なんか……。

(中澤有美子)ねえ。油とかね(笑)。

(安住紳一郎)すいません。私、宗教のことを悪く言っているわけじゃないんです。

(中澤有美子)そうです。イメージです。

(安住紳一郎)イメージでね。ということでございます。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 関東醤油の最高峰 ヒゲタ醤油・玄蕃蔵を語る
安住紳一郎さんが2021年9月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で半年前に予約をしないと買えない関東醤油の最高峰のひとつ、ヒゲタ醤油の玄蕃蔵について話していました。
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