安住紳一郎さんが2024年6月29日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でバレーボール男子日本代表がネーションズリーグ2024でスロベニアを下し、決勝進出を決めたことについて話していました。
(安住紳一郎)それから、バレーボールのニュースが入ってきています。今朝方、中継をご覧になったっていう方はいますか? ちょっと私は見てなかったんですが。中澤さんも見てないですよね?
(中澤有美子)私も、そうですね。見てないです。
(安住紳一郎)バレーボール、日本が調子がいいんですよね。女子もね、銀メダルを取りましたけれども。男子も銀メダル以上が確定したということで。今朝方、行われていた準決勝で日本が勝ちました。今朝、日本時間3時すぎに行われたバレーボール ネーションズリーグ男子ファイナルラウンド、日本対スロベニア。日本がセットカウント3-0で勝って決勝戦進出を決めています。
(中澤有美子)すごい!
(安住紳一郎)すごいですね。3-0で。ただ、「3-0」とは言うものの、ストレート勝ちですけれども。かなり試合内容は切迫したというか。かなり接戦だったようですね。今から私が原稿を読み上げますので、イメージしながら聞いてください。
(中澤有美子)わかりました。
実は接戦だったスロベニア戦
(安住紳一郎)「日本は第1セット、石川のスパイクが連続で決まり5対2とリードしますが、スロベニアに中盤で3連続得点を許し、同点に追いつかれます。さらに、サービスエースを決められ逆転。しかしキャプテン石川のスパイクなどでブレークし、再びリード。セットポイントを握った日本は西田のサービスエースで25対21。第1セットを先取します。第2セットは出だしから石川のバックアタックや大塚のサーブなどで5対0とリードしましたが、中盤でスロベニアのサーブに苦戦し、15対15の同点に。
終盤まで競り合うと、22対23の場面ではお互いのスパイクを好ディフェンスで繋ぐ壮絶な長いラリーを石川のスパイクで制し23対23とします。スロベニアに先にセットポイントを握られましたが、第1セットに続き西田のサービスエースで27対25と2セットを連取します」という。これ、デュースになったってことですよね。すごいですよね。
(中澤有美子)すごいですね。
(安住紳一郎)デュースになると、なんとなくセットが取れないっていう日本の伝統がありますからね。見てるとね、心に悪い。心臓に悪いよね。もう60過ぎてからはデュースになるとテレビを消した方がいいって言われますからね。心臓に悪いから。
(中澤有美子)なるほど(笑)。長生きのために。
(安住紳一郎)いや、本当にデュースってさ、きついよね。見てるだけでプレッシャーだもんね。
(中澤有美子)本当です。呼吸がもう苦しくなっちゃって。
(安住紳一郎)呼吸が止まるしさ。あと、有利になった時はね、ちょっと気が大きくなるんだよね。一瞬ね、気が大きくなるんだよね。「別にここは1点取られてもいいや」なんて、気が大きくなるんだけど。逆に詰められるともう「はあっ!」って思うよね。うん。自分がレシーブしてる気持ちになっちゃったりとかしてね。
(中澤有美子)本当(笑)。
(安住紳一郎)動揺しちゃったりして。「王手をかけた第3セットは主力の高橋藍が不在も石川、西田が効率よくスパイクを決め、リード。最大6点あったリードも終盤に20対20の同点に追いつかれると、また先にセットポイントを奪われる。しかし、全員バレーで再逆転した日本は粘るスロベニアを振り切り、ストレート勝ちを収めました。日本は主要国際大会としては1972年のミュンヘンオリンピック以来、52年ぶりの決勝進出。決勝はフランスとの対戦となっています」という。フランスはね、東京オリンピック金メダルですからね。
(中澤有美子)そうかー!
(安住紳一郎)そしてBS-TBSですが。日付が変わって月曜日の深夜2時54分から決勝戦。日本対フランスということですね。これは見ちゃいますね。
(中澤有美子)見ちゃいますね。2時54分から。
(安住紳一郎)そう。3時からということですね。これで金メダルを取ったら、大変な騒ぎになるでしょうね。いやー、楽しみですね。
(中澤有美子)すごいですね。強いなー!
(安住紳一郎)バレーボールはやっぱり、テレビで見ていても興奮するスポーツですよね。前にも話しましたよね。バレーボールとテレビ中継の親和性みたいな。あれ? この番組じゃないかな? 違う番組で話したんだっけな? スポーツ中継は当然、皆さんも知ってると思いますけども。バレーボールって、なんかテレビのサイズにぴったりはまってるような気もするし。
(中澤有美子)本当にそう(笑)。
バレーボールとテレビ中継の親和性
(安住紳一郎)ちょっとね、私が働いてるっていうところで少し、そういう贔屓目もあるのかもしれませんけれども。あと決定的にテレビ中継に向いてるって言われていて。それは野球もそうなんですけども。その理由、わかりますか?
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)どうぞ。
(中澤有美子)ほどよくコマーシャルを入れられる。
(安住紳一郎)ああ、たしかにそうですよね。ちょうどね、よくね、作戦会議とかありますもんね。まあ、それもあると思いますが。皆さん、わかりますか? やっぱりスパイクが決まった瞬間とか、活躍した選手とかの表情って、すぐ見たいですよね?
(中澤有美子)見たいですね。
(安住紳一郎)もちろんですよね。その表情がないと、興ざめですよね。スパイクを決めた瞬間、急に全体の画とか、体育館の中とか、点数表示とかを見せられても困っちゃうでしょう? それじゃ、全然ダメ。やっぱり特にバレーボールは結構、活躍してる選手の表情とか、雄叫びとか、見たいじゃないですか。
そうすると、バレーボールってコートが限られていて。比較的、選手が動かないんでカメラから選手の表情をしっかり捉えることができるんですよね。サッカーだとものすごい興奮して動くからね。で、後ろを向かれたら終わりですけども。バレーボールの場合はまあ、四方八方にカメラが構えてますし。選手の表情がアップで捉えられることが昔からできるんで、ものすごく臨場感を持って伝えられるんで。私も含めてですけれども、テレビで見てると「バレーボール、面白い!」っていう風になったりするっていうのがありますよね。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)ちょっとそしてね、慣れてくると選手も少し表情を見せてくれるようになるっていう噂ね。まあ、そりゃそうだよね。うん。バレーボール男子が決勝に進出したということです。
(中澤有美子)おめでとうございます。
<書き起こしおわり>