安住紳一郎 ファッション用語の難しさを語る

安住紳一郎 ファッション用語の難しさを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2020年10月18日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でファッション用語の難しさについて話していました。

(安住紳一郎)今治市の54歳女性の方。ありがとうございます。「ファッションの用語が分からなくなったのはここ数年のことではありません。知らないうちにスパッツはレギンスになり、ジャンパーはブルゾンに。ニット帽はビーニーなっています。検索サイトのニュースなどに女優さんやタレントさんのコーディネートに称賛の嵐的なトピックが上がっていますよね。

先日も女優さんの『マニッシュなセットアップ姿に驚きの声』というのがあったのですが、どんな格好なのか全く想像ができませんでした。思わず『マニッシュ? セットアップ?』と声に出していたようで、その場にいた娘が『男性っぽい上下お揃いのコーディネートのことよね』と教えてくれました。私は『宝塚みたいなこと? ボーイッシュな三つ揃え?』と言ったのですが、娘は逆に今度は三つ揃えがピンとこないようでした。ファッション用語は進歩していますね」という。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)そうねー。「マニッシュ」ね。「男性的な」っていうこと? 「女性的な」は「フェミニン」ですか。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)「三つ揃え」ね。スーツね。「三つ揃え」ってあれ、スーツのことだよね?

(中澤有美子)そうですね。ベストが込みの。

(安住紳一郎)ベスト込みで三つ揃えだよね。そうですか。スパッツ、レギンス、トレンカ問題ね、ありましたね。

(中澤有美子)トレンカね!(笑)。ありますねー。

(安住紳一郎)くるぶしより上で切れているとでレギンスでしょう。で、土踏まずまで覆っちゃうとトレンカとかになるんでしょう。で、スパッツっていうのはレギンス的なことだけれども、膝から上で切れているのもスパッツって言ったりするのかな? それで丸々、足を覆っちゃうのはタイツになるのかな? タイツ、スパッツ、レギンス、トレンカみたいなことだもんね。「ゲートルっていうのもありますよね?」っていう。

(中澤有美子)ああ、巻き巻きするもの?

(安住紳一郎)あとは「キャハーン」みたいなことですか?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)たぶん若い人は「キャハーン」って言うと「えっ? なんですか、それ?」ってことになりますよね? 「脚絆だよ」っていうね。

(中澤有美子)ねえ。旅路に出る時とかに。

(安住紳一郎)あとは「手甲をつけて」か?

(中澤有美子)手甲(笑)。

(安住紳一郎)うん。来るかもよ?

(中澤有美子)来るかな?(笑)。

(安住紳一郎)来るかもしれないよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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