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安住紳一郎 セクシー係長への道を語る

安住紳一郎『出演番組を見る際は自分自身を全力で応援する』 安住紳一郎の日曜天国
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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』で2010年5月にしたトークの書き起こし。『セクシーさが足りない』と指摘された安住さんが失ったセクシーさを取り戻すための努力について話していました。

局アナ 安住紳一郎

(安住紳一郎)さて、ananという雑誌をみなさん、ご存知でしょうか?

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)中澤さんは当然、知っていると思いますけども。non-noと並んで、いまも日本を代表する女性週刊誌の代表ですけども。アンノン族とか言いましたもんね。anan、non-noに影響された。

(中澤有美子)言い方、ありましたね。

(安住紳一郎)ええ。マガジンハウスですね。年配の方は、平凡出版って言った方がわかりやすいかもしれませんが。マガジンハウスから出されている週刊誌。毎週水曜日の発売。35万部とか。たいへん人気のある雑誌ですが。女性雑誌。特に、メイク、ファッション、恋、異性。20代の女性に関連するテーマの企画がメインになる雑誌ですけれども。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)好きな男、嫌いな男ランキングなどはもう名物企画。雑誌の企画の域を超えて、ちょっとした年中行事のようなものになっておりますけどもね。

(中澤有美子)ええ。そうかもしれません。

(安住紳一郎)そのanan最新号。5月26日号は、ご覧になりましたでしょうか?これ、いま手元にあるんですけども、最新号ですか。こちらですね。

(中澤有美子)あら。松田翔太さん。

(安住紳一郎)そうですね。表紙は松田翔太さんの写真。

(中澤有美子)ああ、素敵。

(安住紳一郎)襟元がグッとえぐれた白のTシャツを着て、右耳、左耳にちょっと大きめのピアスをして。立膝をして、こちらをなにか物憂げな表情で見ているという。ええ。こんな表情は素人にはできないという。

(中澤有美子)そうか。

(安住紳一郎)そういう非常におしゃれな雑誌ですけども。そして、今週号の特集は、赤い字のゴシック体で書かれていますけれども。『やっぱりみんな浮気するの?オトコの謎199』という。ええ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)確実に私、手に取らないという。これ、やっぱり10代、20代女性は知りたいという?

(中澤有美子)そうですね。昔はこういうの、あったらもう絶対に買っていたって感じがしますね。

(安住紳一郎)あ、結構買って?

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)199。なぜ200じゃないか?というね。『なぜメールを返さないの?』などなどですね。ええ。いろいろあるわけですけども。そんな中ですね、実はこのanan5月26日号にラジオの特集が載っているんですね。

(中澤有美子)ああ、そうなんですね。

(安住紳一郎)ええ。他の番組でも、何回かこの話をされていましたけども。ラジオの特集が載っていて、8ページに渡って載っているんですかね。ええ。私、昨日の夜、これを見てですね、『あっ、ananでラジオの特集をやるんだ』と思って。少しびっくりした気持ちもあるんですけども。実はあの、この番組でもずいぶんお話をしましたが。今年の3月から、インターネットを使ってもラジオが聞けるようになった。このシステムをRadikoと言ったりするんですけども。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)このRadikoの登場と相まって、ずいぶん新聞雑誌で特集の記事が編成されたようですね。やはり、インターネット、パソコンを頻繁に使う10代、20代のRadikoがこう、接近しやすい新しいみなさんの動き。その流れをフォローすべく、10代、20代が読者層にあたる雑誌が、いまのラジオってどんなことをやっているんだろう?っていうことを特集している。

(中澤有美子)うん。

(安住紳一郎)そして、ananもそういうことなのかな?という。特にこの3月、4月はね、すごく多かったような気がしますけども。ええ。ちょっとね、白黒のページなんですけども。でも、結構あの、すごいですよ。

(中澤有美子)ねえ。割いてますね。誌面を。へー。

(安住紳一郎)で、もれなく私たちの番組はスルーされているんですけども。

(中澤有美子)そうなんですね(笑)。

(安住紳一郎)いや、まあそうなんです。それはいいんですけども。別に。

(中澤有美子)そっかー。

(安住紳一郎)特集記事の最初のページは、『スローな時間の流れが好き いま、ラジオが心地いい』ですからね。うん。『柔らかく耳に響くラジオのサウンドは、いつもどこか心地いい』っていうね。『疲れた心にスーッと染みこんで、やさしく包む』っていう。うん。まあ、取材が来ないのは当然だなっていう気がしますよね。

(中澤有美子)(爆笑)。そう・・・です・・・ね。

(安住紳一郎)まあまあ。そうですよ。

(中澤有美子)ちょっと違う感じですもんね。そうね。そうね。

(安住紳一郎)まあ、ね。特集ページは8ページあるんだけども、今回はこのスローな時間の流れが好きという特集記事にスルーされたという。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)ことになりますけども。まあまあまあ。ぜんぜん、これ、本当にあの、関係無いですから。で、やっぱりこう、ページを繰っていきますとね、やはりその、当然ananですよ。あのananですから。やはりその、縦軸をラジオにとっているとはいえ、横軸はやっぱり、いい男でとっているわけですよね。

(中澤有美子)ああ、そうなんですね。そう。それなら・・・

(安住紳一郎)いやいや!みなまで申さなくても・・・

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いやいや、違います。それは本当に違うと思う。いや、ちょっとあれですよ。城田優さんとか、大沢たかおさんとか。もうそういう、本当にちょっと半端ない感じのいい男を横軸でとっている。縦軸ラジオで、横軸を超一級品の美男子たちが。うん。

(中澤有美子)ああ、そうですか?入っていると思うけど。

(安住紳一郎)いえいえいえ。みなさんは、ラジオを縦軸にして、いい男を横軸にとった場合に、その縦と横で囲んだ部分に、みなさんはなにを入れますかね?どなたが入るかな?っていう疑問があるんですけども。ねえ。ちょっと縦軸ラジオ、横軸男で切るとね、いろいろ。はぶ三太郎さんとか、大沢悠里さんとか、たくさん(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)森本毅郎さんとかバンバンバンバン詰め込むんだけども。違うわけよ。やっぱり。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ものすごいね。うん(笑)。TBSラジオなんかものすごい、ぐわわわわーっ!っつって(笑)。

(中澤有美子)(笑)。ワラワラっとね。

(安住紳一郎)もうたくさんいます!っつって。

(中澤有美子)もう本当に層が厚いです。

(安住紳一郎)『ああ、荒川(強啓)さん!荒川さん!入って、入って!』っつってもう。

(中澤有美子)生島さん!

(安住紳一郎)『生島(ヒロシ)さん、生島さん!なにやってんの、そんなところで!?』って。縦軸ラジオ、横軸男ですよ!このマス目に入ってください!』っつってね。当然僕も入るつもりなんですけども。やっぱりそれは許さないわけですよ。縦軸ラジオ、横軸は男じゃなくて、横軸は『いい男』で切っているわけです。別にね・・・

(中澤有美子)anan的いい男ですよね。

(安住紳一郎)あ、ありがとうございます。ナイスなフォロー、ありがとうございます(笑)。もう本当に大沢(悠里)さんとか、心から尊敬してるんですけども。anan的いい男には、残念ながら大沢さんは入らなかったという。

(中澤有美子)まだ、良さが。ええ。

(安住紳一郎)まだちょっと、マガジンハウスが大沢さんに追い付いていないというところがね、あると思いますけども。で、私もちょっと読んだんですけども。最初ね、やっぱりちょっとね、反発しちゃうんですよ。本当に正直な気持ちで申し訳ないんですけども。ええ。やっぱりこれは、女性雑誌ですから。女性の目線で見ることを想定している雑誌ですから。やっぱりちょっとね、反発しちゃって。『いや、それはあくまで枝葉の部分だな。それはちょっと、幹の部分じゃないんだよね』なんて思いながらちょっと、うん。まあ、私の悪い癖ですけども。ちょっと批判的な気持ちで。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)ふーん・・・なんつって。ちょっと斜に構えて見ちゃったりするんですけども。それから、まあ正しく言うと『いい男』っていうよりも、そのなんですかね?『セクシーさ』。もう写真とかも全部、セクシーな感じで切っているんですよ。

(中澤有美子)おおー。

(安住紳一郎)それで、ちょっとなんとなく、ああ、そういうものかっていう風にちょっと見てたりして。さらには当然、FM。J-WAVEとかが中心にね。やっぱりね、なってくるという。

(中澤有美子)(笑)。そうなんですね。

(安住紳一郎)TBSラジオはちょっとやっぱり、榎さんがいなくなったいまね、ちょっとセクシーと言われると・・・(笑)。なかなか後継者がいないもんですから。ええ(笑)。なかなかね。あと、若山弦蔵さんとかもね。

(中澤有美子)ああ、そうでしたよね。

(安住紳一郎)AMセクシーの代表格だったんですけど。まあ、完成度のすごい高い記事なんですけども。で、私、ちょっと傍観を決め込んで。こうなんか、ふんふんふんって言って見てたんですけども。でもですね、ちょっとひとつの出来事を思い出して。去年だったんですけども。そのことをちょっと思い出して、傍観できなくなってしまった自分がいて。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)去年、ある女性アナウンサーと深夜、デスクで一緒になって。10才違うのかな?あまり話をしたことがなかった後輩だったんで、ちょっとなんかこう、部屋に2人きりになったんだけれども、ちょっとお互いなんか、同僚なんだけども、他人としての警戒心と緊張があって。それでなんか、彼女、ちょっと疲れた様子だったんだけれども。私の座っている机のところに、ちょっと来てるなっていう感じがあって。それで、『えっ?どうしたの?』って言ったら、もうちょっと、半分泣き出しそうな感じで。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)やっぱりちょっとなんか、悩んでいたみたいで。それで、すごく思いつめた顔で、『安住さん、いまの私に足りないものってなんですか?』って。

(中澤有美子)ほー。

(安住紳一郎)まあ、たぶん仕事をし始めて2年目か3年目くらいなのかな?『ああ、がんばっているんだな、かわいそうに。がんばれよ』っていう気落ちもあったんですけども。まあ、10才後輩っていうこともあるんで、割と私、的確なアドバイスができたと思うんですけども。ええ。

(中澤有美子)そうなんですねー。

(安住紳一郎)まあ、そして彼女もよろこんで。少しその後、笑顔も見せてくれたんですけども。なんかこう、普段あんまり話さない後輩と一気に打ち解けた先輩のよろこびもあって。あるいは、深夜っていうことも手伝って。普段ではちょっとあんまり言わないことを聞いちゃったんですよね。

(中澤有美子)はあ。

(安住紳一郎)『ところでさ、俺に足りないものってなに?』って聞いてみたの(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ちょっとね、あの、普段の正気な時には決して出ない言葉なんだけれども。もう・・・いま思うと本当、恥ずかしくて。もう本当、逃げ出したいくらいなんだけれども。

(中澤有美子)いやいや、でも、よく、ねえ。

(安住紳一郎)いや、大事なことだなとは思うんですけども。ええ。『俺に足りないものってなんだろう?、いま』と思って、聞いてみたんですよ。そしたら、まあ、『いやいや、なにもありませんよ』って言ってくれるのかな?みたいな感じもあって。

(中澤有美子)そうですよね。

(安住紳一郎)さすがにちょっとね。

(中澤有美子)10年っていったらすごい先輩ですよ。

(安住紳一郎)いえいえ。で、そういう風に言ってくれるのかな?と思ったら、結構、『あ、はい』って言って。『あっ、あるんだ!』みたいな感じになっちゃって(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『そうかそうか。あ、いかんいかん。これは聞かねば』と思って(笑)。

(中澤有美子)なんだろう?

(安住紳一郎)で、『ずっと思っていたんですけど・・・』って言うんですよ。それで、彼女はっきり私に言ったんですよ。深夜のね、2人きりの部屋で。『安住さんは仕事を丁寧にはやっていると思いますけれども、セクシーさがありません』って言われたの(笑)。

(中澤有美子)ああ、そうですか!

(安住紳一郎)そう。うん。『性的魅力がありません』ってことね。うん。結構ビシッて言われちゃったわけね。で、結構響いちゃって。

(中澤有美子)(笑)。芯、くったんですね。

(安住紳一郎)結構ね、『ああ、そうだ。あ、いかんわ、これは』と思って。うん。まあその、なんか彼女曰く、『いや、安住さんはあえてそういう部分を消しているんだとは思うんですけども、世の中は男性と女性しかいないから、あえて男性らしさみたいなところを封印することは、逆に自分の可能性の芽を摘んでるんじゃないですか?』みたいな。『急に饒舌になりやがったな、この野郎!』みたいな。

(中澤有美子)すごいですね。ええ、ええ。

(安住紳一郎)『なんだなんだ?そんなに客観的に見られるんだったら、自分のことをまず見てみろよ?』みたいな気持ちはあったんだけれども(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)急にこっちが劣勢に回っちゃって。『ああ、彼女に相談に乗ってもらってよかったな』って(笑)。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)それで、本当にこれまで自分では全く考えたことなかったんだけれども、自分にセクシーさがない!っていうことを痛烈に自覚したんだよね。『うわっ!たしかにそうだ』と思って。仕事がない時、だらしない格好しているし。髪の毛ボサボサで来ているとか。なにやってるんだろう?みたいな気持ちがあって。で、これはたぶんラジオを聞いてらっしゃる、働いている30代、20代、40代、50代。特に男性の方。特にサービス業。特にサラリーマン。なんとなく、セクシーさっていうのを封印したほうがいいと思って消す時期があるんですよね。

(中澤有美子)ああ、うん。

(安住紳一郎)特に、仕事つきたての頃とか。『なにお前、色気づいてるんだよ?』みたいな。

(中澤有美子)ああ、はい。そんなことより、仕事だろ?っていう感じですかね。

(安住紳一郎)ですよね。そして、そういう状況で10年、20年といると、人前でセクシーさを出せなくなるんだよね。うん。たぶんね、共感してくださる方は多いと思うんですよ。

(中澤有美子)ふーん。

(安住紳一郎)当然最初はそれぞれの男性らしさっていうのは持っているんだけれども、丁寧に、失敗のないように、嫌われないように、怒られないようにっていう作業の繰り返しが、たぶんサラリーマン諸氏。30代男子、40代男子のセクシーさを奪ってるんだよね。

(中澤有美子)おおおー!

(安住紳一郎)と、俺は思った。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)で、本来、そのセクシーさというものは嫌われるべきものではない。なのに、なにか世の中を上手く渡ろうとしている時に、邪魔になるんだろうね。で、それをどっかに置いてきちゃうんだよね。

(中澤有美子)うんうん。あえてね、しまう感じはありますよね。きっとね。わかります。

(安住紳一郎)で、私も実際そういう風に仕事を進めてきたなと思った。もともともう、普通の男ですから。普通に女の子に目が行ってしまったりとか、当然そういう男としての生理があるんだけれども。それをなんか、おくびにも出さないみたいな。受付嬢をチラッとも見ない!みたいな。

(中澤有美子)(爆笑)。そうでしたよね。

(安住紳一郎)そういうなんかね、ことをしていると、いつしかその、色気っていうものをね、失ってしまったという。で、ふと話を戻すと、今週号のananラジオ特集は、そのセクシーについて書いてあるわけじゃないですか。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)もう私、その後は、この一件を思い出した以降はですよ、受験の参考書のようにですね、赤いペンで線を引きながら、慎重に読み返しましたよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そしたらやっぱり、最初はまあ、失礼な話、なんかやっぱり女性の見方ってこうなるのか、みたいな感じだったんだけれども、おおー!なるほど!と思って。

(中澤有美子)(笑)。得るものがありましたか?

(安住紳一郎)得るもの多いな!と思って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)で、いちばん指摘されているのはやはり、セクシー男子が営むラジオのいちばんのポイントは、『声』って書いてあるわけですよ。

(中澤有美子)へー、うん。

(安住紳一郎)で、私、声なんてそんな意識したこと、なかったんですよね。聞き取りやすいっていうのがいちばんベター、ベストだろうと思っていたんですけど。セクシーへの道への、いちばん最初はやっぱり声だ!たとえばこの、『甘く柔らかな声が心地よく、一日の疲れを和らげてくれます』とかね。『ワインに合う声』とか。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『ええっ?ワインに合う声!?』みたいな。ブクブクいっちゃうんじゃないの?っていう。うん。すごいですね。それから、この記事は『本番前にかならずリハーサルを行って、声づくりをしています。演出にも余念がありません。まさに、美声は1日にしてならずなのだ』という。うん。

(中澤有美子)ふーん。

(安住紳一郎)あの、だから要するに、セクシーをきちんと番組の売りにしているところは、出す声をリハーサルしてるんですよね。ええ。今日はこういう声だと。そういうところでこの、セクシーさが出る。それを私は、当然意識していないから。別に、聞き取れればいいだろうっていうようなことに着目してしまう。

(中澤有美子)内容重視な感じでしょうかね?

(安住紳一郎)うん。いやいや。まあ、聞き取りやすくということなんですけどね。そして、その声を作るには、ヘッドホンが大事っていうことも気づきました。

(中澤有美子)あ、書いてあるんですね。へー。

(安住紳一郎)書いてありました。これがね、びっくりしましたよ。『東京FMの女性アナウンサーは全員、自分専用のヘッドホンを所有しています。もっとも音が聞こえやすい状態を常に作っておきたいからです。ヘッドホンはソニーにMDR-CD900STを選ぶ人が多いです』っていう。ええ。

(中澤有美子)ほー!そんなに。

(安住紳一郎)もうきちんと、要するにヘッドホンを使って放送している。ちなみに私、あの、もうほぼ競馬場でおじさんがラジオを聞くイヤホンみたいな。モノラル回線のを。ええ。

(中澤有美子)(笑)。いや、そうですよ。私もそれに倣って、片耳線、出てますけど。

(安住紳一郎)ちょっと接触が悪いとね、こう、つまみをひっくり返して。『あれ?ここか?』みたいな。

(中澤有美子)そうね(笑)。

(安住紳一郎)じゃないの。

(中澤有美子)違うのね。

(安住紳一郎)あの、これあの、みなさん、おわかりいただけると思うんですけども。片耳で音声を聞く場合と両耳で音声を聞くとでは、ぜんぜん意識が変わるんですよね。

(中澤有美子)ああ、そうなんですね。

(安住紳一郎)はい。あの、自分の声っていうのは頭蓋骨で響きますんで。実は自分が思っているより高く、実は出ていて。で、よくレコーダーとかに自分の声を録音すると、自分の声が高くてびっくりみたいな経験があると思いますけども。自分が思っている以上に高く出ているということで。両耳でしっかり雑音をふさいで自分の声を聞くと、どんどんどんどん低く出す傾向があるんですね。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)なので、両耳ヘッドホンをすると、もうカビラさんみたいな感じになるんですね。で、たぶんそういうことをやって声づくりをしていると。で、ヘッドホンを持ってこないと、セクシーな声は出ないと。ええ。で、ちょっと私その、ソニーのヘッドホンを借りてきたんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ちょっといまあの、イヤホンからヘッドホンにしますんでね。ちょっとちょっとみなさん、お待ちください。

(中澤有美子)お待ちくださいませね。はい。

(安住紳一郎)いま、付け替えます。

(中澤有美子)えっ、それかー。それかー。

(安住紳一郎)Lは左だよね?そうだよね。はい。これでものすごい、(いい声で)声の返りが違うんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)(いい声で)いや、これね、ちょっとわざとにやっているっていうことはあるんですけども。本当に自分の低い声に酔ってしまうんですね。ええ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)(いい声で)これでセクシーさが出てしまう、ということなんですね。ええ。で、声が非常にですね、細かいところまで、その息遣いとか。そういうところがこう、自分の耳に返ってくるんで。そこに酔ってしまう。(ささやいて)そういうところがあります。

(中澤有美子)(笑)。なんでそんな、ささやきボイスなんですか?

(安住紳一郎)(いい声で)いや、で、両耳をふさいで、いつも通りの高い声を出すと、とても耐えられないんですよ。

(中澤有美子)ああ、大きかったり、うるさかったり?

(安住紳一郎)(いい声で)そうなんです。そうなんです。ええ。まあ声をつくるっていうのはそういうことなんだなと、思いますよね。

(中澤有美子)顔の表情まで違うんですけど(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)だから結構その、ミキシングとかね、そういうコード表みたいなのを持ってる方もいらっしゃって。ええ。

(中澤有美子)へー!そうなんですか?

(安住紳一郎)(いい声で)そうなんですね。で、僕の場合はだからその、エフェクトをこうしてください、そういうような要望もあって。やっているDJが多いということになりますよね。ええ。私もその、AMラジオにいてね、内容重視のAMだとは言われてましたけども、今回のこのananの特集を読んで、やっぱりちょっとAMラジオもね、少し勉強をするところがあるんじゃないかな?と。そういう風に思いました。

(中澤有美子)あるんじゃないかな(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)小さいころ、あの、全く海外に行ってなかったので、ちょっと無理があるんですけれども。

(中澤有美子)(笑)。危険な香りがしてきましたよ!

(安住紳一郎)(いい声で)で、まあその、なんですかね?あの、私はこれから、自分に男性的魅力、セクシーさっていうものをね、どんどん付加していきたいなぁ、なんて考えているんです。

(中澤有美子)(爆笑)。ちょっと、もう・・・

(安住紳一郎)(いい声で)まあでもね、具体的にどうしていいのか?っていうのがまだまだ勉強不足なところが。アイデアがまるで湧いてこない。昨日の夜からね、ずっと考えてるんですよ。ええ。でも・・・

(中澤有美子)も、もうダメ・・・(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)声を低くするっていうこと以外に、じゃあ自分、なにをできるんだろうな?なんてね、思ったんですよね。でもあの今日、出がけにね、ひとつだけ思いついたんです。お気づきになりますか?先週までの私と、今日の僕なんですけどね。ええ。

(中澤有美子)ええー?ええと、いつものシャツスタイルではなく・・・

(安住紳一郎)(いい声で)そうですね。ちょっと短めのシャツにしてみたんですけども。

(中澤有美子)カジュアルなシャツの装いですね。

(安住紳一郎)(いい声で)実はですね、あの、私、今日香水をふってきまして。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)(いい声で)たしかな一歩を踏み出しました。

(中澤有美子)たしかな(笑)。あ、そういえば、いい香りがします。

(安住紳一郎)(いい声で)そうなんですよね。ええ。ちょっとあの、香水をふってきましたよ。

(中澤有美子)(笑)。なるほど。五感のうちの耳と香りで。

(安住紳一郎)(いい声で)まあちょっとあの、ラジオをお聞きのみなさま方には伝わらないかなとは思うんですけどね。まあ、気持ちだけ伝わればというね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)(いい声で)それからですね、あの、さっきもうひとつ気づいたんですけども、番組にたくさんお便りをいただくんですよね。メッセージを。その中にはその、私たちを激励してくださる手紙というものも、中にはあるんですよね。ええ。とても、うれしくて。そんなお便りを読む時、本当に自分たちの原動力にね、なりますよね。

(中澤有美子)(笑)。はい。

(安住紳一郎)(いい声で)特に固定給の私の場合は。ええ。

(中澤有美子)固定給(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)まあ、どんな仕事をしても、同じ給料という場合においてはね、やっぱりこう、より喜んでくれた方が、自分としてはうれしいということがありますね。

(中澤有美子)そんな内容でいいんですか?そんなお声で?そんな、固定給とか、そういう、世知辛い感じで、いいんですかね?(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)この声から、『固定給』っていうちょっと、あんまり聞かないですよね。本当にたくさんあの、激励のお手紙をいただいて。中澤さん宛、佐藤しほ里宛、楠葉さん宛、知念さん宛、外山宛、そして私宛にも。更には、もう辞めてしまった新崎さん宛にもね、まだまだファンレターを送ってくださる方、いらっしゃるんですけども。ええ。でも本当に、みんな喜んで。うれしい。誰宛に何通来たか?そんなね、細かいことは気にしていません。ただ、私は毎週、小さく手帳にメモをしているだけですけれども。

(中澤有美子)(爆笑)。すごい。いつの間に・・・

(安住紳一郎)(いい声で)また、あの、姫野カオルコさんからの手紙以降ですよね、中澤さん宛の激励の手紙が増えてしまいまして。『私も姫野さんと同じことをずっと思っていたんです』という、そういうような手紙が増えましてね。で、先ほど気づいたんですよ。中澤さん宛に来るメッセージ。『中澤さんのような女性に憧れています』というような年下の女性の方からのメッセージ。あるいはその、『鈴を転がしたような、中澤さんの柔らかい女性らしさが番組に華を添えてますね』という、年上の男性からのメッセージ。

(中澤有美子)いえいえいえ・・・

(安住紳一郎)(いい声で)それからまあ、ラジオファンのみなさんは非常に落ち着いた視点で見ていて。中澤さんのような女性がアシスタントをしていることは、番組の宝ですね』というような、そういうような本当に、大げさではなくて、あって。当然、僕に対してもあってうれしいんですけども。これで、賢明なみなさんはお気づきだと思うんですけども。わかります?

(中澤有美子)・・・僕宛?

(安住紳一郎)(いい声で)いえいえいえ。これ、実はね、結構深いところに気づいたなと思ったんですけども。『中澤さんのような女性に憧れます』とか、『中澤さんの柔らかい女性らしさ』とか、『中澤さんのような女性がアシスタントをしている』とかですね。ええ。中澤さんを語る場合には、『女性』っていうキーワードがね、結構出てくるんですよ。

(中澤有美子)ああ、そうですね。

(安住紳一郎)(いい声で)いや、本当にね、これはそうなんです。ええ。『中澤さんのような女性』。ところがですよ、私について書いてくださる方もいらっしゃるんですが。『安住のような男性』っていうキーワードは出てこないんですよ。ええ。

(中澤有美子)(笑)。ああ、そう、ですかね?

(安住紳一郎)(いい声で)『安住の気持ち、わかるよ』とか。『係長らしいね』とか。『塩を作る安住さん、愛してますよ』というのは、あるんですよ。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)(いい声で)でも、『安住のような男性』とか、『男性としての安住』っていうキーワードは出てこないんですね。これね。

(中澤有美子)ああ、そうですかねー?

(安住紳一郎)(いい声で)ということは、どういうことか?っていうと、まあたしかに女性の方がその、フェミニンな感じ。女性、性的な感じを出しやすいってことはあると思うんですけども。中澤さんは、セクシーアピールはできているんですね。

(中澤有美子)(笑)。そうなんですか?

(安住紳一郎)(いい声で)うん。これは本当、あの、一緒にね、これまでずっと仕事をしてきて気づかなかった面でもあるんですけども。これね、勉強になったなというのが正直私、思いました。ええ。

(中澤有美子)恐縮です(笑)。

(安住紳一郎)(いい声で)いえいえ。まあね、セクシーさを身につけたいと言っているそばから、こんなチマチマネチネチしたことを言っているわけですから。果てしなく道は遠そうですけれども(笑)。ええ。まあ、ね。ちょっとイヤホンに変えてみますね。

(中澤有美子)ああ、そうですか(笑)。

(安住紳一郎)(ちょっといい声で)まあでも、セクシーらしさをね、取り戻したいというか。番組、そして私自身にも取り入れていきたいなと。決して間違ったことではないので。あ、ごめんなさい。声が戻らなくなっちゃって。あれ?おかしいな(笑)。

(中澤有美子)(笑)。いやいやいや。十分もう、モテてますから。

(安住紳一郎)いやいや、そんなことないんですけども。ただ、あの、本当にみなさんたぶんね、そんなに私のことを知らないと思いますけども。言っておきますけども、中学校の卒業アルバム。みんなのアンケートのコーナーみたいなのが最後にあったりしますよね?『このクラスでいちばん○○な人は?第一位、第二位・・・』みたいな。そういうランキング、ありますけれども。

(中澤有美子)はいはい。

(安住紳一郎)3年F組。芽室中学校でしたけども。芽室中学校3年F組、いちばんエロい男子第一位、私ですからね!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)女たらしだと思う男子第一位、私ですからね!意外にポテンシャル、高いですから。

(中澤有美子)(笑)。危険よ、危険!

(安住紳一郎)気をつけていただきたいと思います。

(中澤有美子)危険(笑)。近寄っちゃダメよ。

(安住紳一郎)結構やりますからね!

(中澤有美子)そう。こういう顔して。そう(笑)。

(安住紳一郎)はい。いい人ぶっていたのは先週までですから。かなりいきますよ。香水プンプンさせてますよ!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)長くなりました。今日のメッセージテーマ、こちらです。

(中略)

(安住紳一郎)それでは、日曜天国がよりセクシーに、そしてよりスタイリッシュになるべくお送りする今日の1曲目です。10代、20代の少年少女たちよ。大人の男の色気を感じてください。内山田洋とクールファイブ『長崎は今日も雨だった』。It is rainy today in Nagasaki、チェケラ!

(中澤有美子)(笑)

<書き起こしおわり>

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