R-指定 30歳の痛風デビューを語る

R-指定 30歳の痛風デビューを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2021年9月14日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で痛風発作のデビューをしたことを話していました。

(DJ松永)いやー、R-指定さん。30歳のお誕生日、おめでとうございます!

(R-指定)ありがとうございます!

(DJ松永)いやー、サーティ! おめでとうございます!

(R-指定)なりましたね。さっきもなんか、ケーキをね、喫煙所に持ってきてくれましたけど。やっぱりホンマに松永さんなんやなって。マネージャーとかがたぶん向こうでロウソクに火を付けて。で、喫煙所にいる俺のところに持ってきてくれて。で、一応ね、喫煙者はガラス張りなんで、全部見えてるですよ。俺、タバコ吸いながら。で、タバコ吸おうかなの思っていたら見えて。「あっ、持ってきてくてるんや」って思ったら松永さんがドッキリみたいなノリで走って持ってきて。自分の走った風圧でロウソクを消しているのよね。だから俺のところに持ってきた時にはもうロウソクの火、消えてたんですよね。

(DJ松永)すいませんでした……

(R-指定)下手くそやなー(笑)。

(DJ松永)それでね、もう1回に付けて。その付けた火でセッターに火を付けて(笑)。

(R-指定)俺がね。で、煙で消してやりましたよ(笑)。

(DJ松永)下品だからやめた方がいいよ?

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)でも、いいじゃないですか。Rさん。30歳。すごく大人になりました。30歳を節目に……。

(R-指定)どう、ですかね?

(DJ松永)いや、すごい大人になったことがあるじゃないですか? 皆さん、R-指定さんははっきり言って大人になりました。

(R-指定)はいはいはい。まあ……なりましたね。

(DJ松永)びっくりした?

(R-指定)まあ、びっくりしましたよね。やっぱり。「ああ、そうなん? まあまあ、でもこういうこともあるタイミングやろうな」っていうか。うん。

(DJ松永)じゃあ、ご自分の口から説明してあげてください。

(R-指定)そうっすね。まあ……痛風になりました(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! しゃっ! よしよしよしっ! よーし、よしよしよし!

(R-指定)「よっしゃ」じゃないやろ?

(DJ松永)R-指定、痛風……よしよしよしっ! 大人っすねー! いや、大人!

(R-指定)厳密に言うたら「痛風になった」っていうのもおかしいんですけどね。「痛風発作が出た」という言い方なんでしょうけどね。爆発したという。

(DJ松永)いや、大丈夫です。痛風で。

(R-指定)まあ、みんな潜在的には抱えているものではある。尿酸。

(DJ松永)でも本当にもう痛風じゃないですか。もう、ゴリゴリじゃないですか。痛風のど真ん中。で、ひとつ納得がいかないのが、この人ね、痛風を黙っていたんですよ。おかしくない? なんなの? なんか……ダサくない?(笑)。

(R-指定)いや、だから……。

(DJ松永)これこれこれ! 皆さん、ちょっと1回、聞いてください? 俺に黙っていて。で、この間、ソニーパークのイベント展示、あるじゃないですか? で、ソニーパークで流れるラジオを録りにとあるスタジオに行っていたんですよ。で、俺は先にトイレに行っていて、収録を始めるってなってバンッとブースの扉を開けたら福田さんとRがいて。すげえ楽しそうに、なんかにぎやかで。「どうしたんすか?」って聞いたら福田さんが爆笑しながら「R-指定、痛風」って(笑)。「ええっ? 痛風なの?」って。しかも結構、8月ぐらいから痛風だったらしくて。なんで黙っているの?

(R-指定)8月というか、正式にはアルバムを作り終えて。で、実際ちゃんと言うとバーン!って……あれ、急になるっぽくて。

(DJ松永)ああ、ゼロ100で? 急に症状がその日、ポーンと現れるんだ。

(R-指定)だから全くなんもなかったのにそれこそ、雑誌『NYLON』の撮影をしている時。その後半かな? いろいろと服を着替えて最後、結構高めの底が厚い靴とか、違う変わった形の靴とかを履いたから、その時にめっちゃ足が痛くなって。「でもこれ、形が違う靴とか、無理なポーズとかしまくって。撮影で足に疲労みたいな、疲れが来て痛いんかな?」って思って。で、その後にラジオやったやん? ラジオの時にはもう結構……「あれ? 折れてる?」みたいなぐらいの痛さで。

(DJ松永)マジで? えっ、そんなに痛いんだ? どういう痛みなの?

(R-指定)でも、その日はまだそんぐらい。「筋肉痛のちょっとひどいやつかな? いててて……」ぐらいやったんやけども。その次の日。水曜の朝、起きたら足を地面につけられへんのよ。左足なんですけど。

(DJ松永)ええっ? 朝、起きて?

(R-指定)朝、起きて。「ああ、まだ痛み、残ってるな。でもまあ、筋肉痛的には2日ぐらい引きずるからな……」と思って布団から出ようとして、ベッドから足を床につけたらビキーン! みたいな。全身、もう脳を突き破る……。

(DJ松永)全身に響くぐらい?

(R-指定)ホンマにでも「風でも痛い」っていうのはよう言うたもんで。風が吹いたぐらい……で、その後も「全体重を乗せたらそれは痛いわ」って思って。「ちょっと地面に触れるぐらいなら……」って地面に触れただけでも痛いんですよ。だからマジでたぶん風が吹いても痛いっていう。

(DJ松永)うわっ、ヤバいね!

(R-指定)それで俺は結構、いろんな人の痛風話をヘラヘラして見ててたんですよ。それこそかまいたちの濱家さんがYouTubeで「痛風先生」みたいなのをやっているのを俺はヘラヘラ、お菓子とか食べながら見ていたんですけども。その日、焦ってもうすぐに見て。

かまいたち濱家「痛風先生 俺みたいになるな」

(R-指定)で、痛みが風のように来て、その痛みが風のように去るから痛風っていう説もあるらしいんやけども。で、その尿酸値の話とかもしていて。で、濱家さんはどうやら、ハタチから8年間、毎日ビールを飲み続けて尿酸値が12になって爆発みたいな。で、俺はその爆発した当日はわかんないんですよ。痛風かどうかは。で、病院に行って、レントゲンを取って。「骨には異常がないです。これはどうも痛風の可能性あるから……」っていうことで採血されて。

「1週間後、結果が出ます。だからとりあえず、痛み止めだけ飲んでください」って言われて。痛み止めと胃薬だけもらって。それでまあ、2日ぐらいで痛みは収まったんやけども。それで翌週に病院に行ったら「ちゃんと痛風です」って言われて。で、尿酸値がそのずっとビールを飲んでいた濱家さんが12やったやろ? 俺、11あってん。

(DJ松永)ええっ?

(R-指定)で、普通の成人男性、尿酸値が7ぐらいでもう危ない。7を超えたらもういつ、痛風発作が起きてもおかしくないって言われていて。で、それの12やから、濱家さんはすごいと。ビールを飲み続けたからそうなるわなっていうのはわかるんですけど俺、酒を全く飲まへんのにその365日、8年間ビール飲み続けた人に及ぶぐらいの尿酸値で。

(DJ松永)それは何が原因なの?

(R-指定)だから俺も「なんでですか?」ってその先生に聞いて。「やっぱりビール、相当飲まれます?」「いや、飲まないですよ。なんでなんですか?」「ええっ? じゃあ、なんでしょうね? 食生活だと思いますけど」って言われて。もう、不摂生。

(DJ松永)それ、「痛風です」って診断を受けた時、どういう気持ちになる? その時、どういう気持ちだった?

(R-指定)でもなんか、1週間頭を冷やす期間があったから。たぶんその当日に「痛風です」ってちゃんと言われたらたぶんもうめっちゃ落ち込んだと思うけど……でも、1週間あったから痛み止めとかで、もう痛みも収まっていて。冷静に考えれるから。「ああ、そうか。受け入れるしかないか……」みたいな感じやったな。

(DJ松永)いやー、お疲れさん。

(R-指定)「お疲れさん」やないよ。

(DJ松永)いや、心配してるんやって。

(R-指定)いや、笑っているもんな。なんかヘラヘラして。だから言うの嫌やねん。

(DJ松永)いや、違う! 違うって!(笑)。いや、俺らに黙っていたじゃないですか。黙っていて「なんで黙っていたの?」って聞いたじゃん? 「いや、バレたら『お前、だらしない生活をしてるからだ』とかやいのやいの言われると思ったからやろうが!」って急にキレ始めて。俺、なんか怖かったのよ。「なんで痛風になったの?」って聞いたら急にキレ始めて。心配して聞いているのに、急にキレ始めるのは怖いって!

(R-指定)いや、わかるけど。その「心配」ってちょっと「怒り」の要素が入る時、あるやん? 人によっては、その「心配して言ってるねんで。あなたのことを心配して言ってるねんで?」っていう、その「あなたのために」っていうのが……。

(DJ松永)「ありがとう」ってそれを受け取れないのって、どう?

(R-指定)いや、受け取るけども。言い方……言う時に「心配やから言うてるねんで? でもあなた、ちゃんとしてないから……だから生活のこういうところ、こういうところを改善して。こういうところはダメですよ」って言われるのが嫌やねん!

(DJ松永)キレちゃっているじゃん?

(R-指定)いや、違う、違う。

(DJ松永)俺ら、なんも言ってないから。まず、「痛風なの?」って聞いただけだから。聞いたら急にキレられて(笑)。

(R-指定)あかん、あかん!

急にキレられる

(DJ松永)俺はあかんくないよ? なにがあかんのよ? いや、俺ら、助け合ってやっていこうよ。チームじゃん? やっていこうよ。だって、オールナイトにも痛風仲間、多いよ? ディレクターの金子さんとか、三四郎の小宮さんもさ。で、みんなでやっていこうよって話じゃん? で、「痛風なの?」って聞いたじゃん。それは「一緒にやっていこうよ」って感じだから。フォローしあって。チームで。だから、心配してるわけよ。相方の健康、めちゃくちゃ心配ですよ。

(R-指定)でも、なんかいろんな可能性があったから。やっぱりヘラヘラ、バカにされる可能性。蔑まれる可能性。言ったら言ったで痛風で……たとえばやけど、痛風で足が動かれへんくてライブできませんとか……。

(DJ松永)だからこそ、伝えておかないと。

(R-指定)で、その時には、不測の自体というか。「そもそも日常的に健康管理、ちゃんとやっておけばよかったんちゃうん?」っていう怒りにつながるルートがあるから、まずあかんやろ?

(DJ松永)あかんくない!(笑)。あかんくないって。どんだけ怒られたくないんだよ!

(R-指定)あと、「生活改善をちゃんとしなさい」って……。

(DJ松永)ちょっと待って? 生活改善をそんなに……そんなに後ろめたい気持ちがあるなら、「やっとけばよかったな」っていう話にならない?

(R-指定)「後ろめたい」とか言ってる……ヤバい、こいつ! それ! それが嫌やねん!

(DJ松永)お前、小学生かよ! 大人なんだぞ、お前!

(R-指定)あっ、ああーっ!

(DJ松永)「ああーっ!」じゃないよ!

(R-指定)いや、すごいわ……。

(DJ松永)こんなの、仲間にしか言わないわけでしょう? 家族とか。大切な人だから……親が子供に「早く寝なさい」とか「野菜を食べなさい」って言うのは何にも代えがたい大切な存在だから。本当に心から心配してるから。「この人が健康に過ごしてくれさえすればいいから」という気持ちから、そういうことを言うんでしょう? そういう人の気持ちに対して「ああ、それ言われたら面倒くさい。ダルい」とか、そんなのもう小学生じゃないんですから。

(R-指定)声が大きくなってきている。声が。落ち着いて、1回?

(DJ松永)ちょっと、なんで俺が今、諌められてんの? 「ワーッ!」ってなったの、お前だから。

(R-指定)シッ、シーッ……。

(DJ松永)あの……健康。まず、あなたの周りには仲間しかいないわけです。だからあなたを傷つけようとか、怒って自分のストレス発散とか、叱ってマウントを取る、傷つけるみたいな目的の人間が周りにいると思う? 逆に。想像してみて? そんな発想でRさんの生活をただそうなんて人、いる? 

(R-指定)いないな。

(DJ松永)本当にみんな、心配しているわけでしょう? で、Rさんの食生活、どうなのかな?って心配して。「気をつけよう」って言ってる言葉に対して「ああ、うるさい!」とかって、30の……。

(R-指定)ああ、ほら! それ! それを……。

(DJ松永)いやいや、それをちゃんと受け止めて、受け止めた上でっていう心の強さ、どうですか? あ、「強い」とも言わないわ。もはや強くもないわ。そんぐらい、受け止めて。自分と向き合うという、みんなやるやつ。全員がやってきているやつ。

(R-指定)いや、だからもう……「向き合う」な。まあ、な。じゃあ、俺のことを「心が弱い」って言っているっていうこと? 「メンタルが弱い」って言っている?

(DJ松永)そこだけ抽出したよ、こいつ。そこだけ抽出した……。

(R-指定)「俺が自分と向き合ってない」って言いたい?

(DJ松永)ちょっ、もう、どうしたらいいの、こいつ? マジで!

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)マジで心配しているやつしかいないから。周りに。いやいや、お前、周りを睨むな!(笑)。いや、その善意に対してそれはダメなのよ。

(R-指定)「ダメ」……?

(DJ松永)「ダメ」っていう言葉に引っかかるな! 言葉尻に引っかかるな! その、その人の真意とか、その人が自分に対してちゃんと愛情を持っているとか、わかるじゃないですか。そこの根本の部分で人を見ましょうよ。そんな傷つけようなんて誰も思っていないわけですから。

(R-指定)わかるけど……いや、たぶん、ちゃうねん。たぶん、こんだけ引っ張って言って「何で言われへんかったの?」っていう理由でなんかワーッと言われるからっていうことで、たぶんこの言い方になってるけど。もしそうじゃなく言ったら「フハハッ!」みたいにまず、バカにして。その後に「お前がちゃんとしないからだろ!」みたいになる可能性が数パーセントでもあったから。「じゃあ、ちょっとこれは自分で内々に処理しましょうか」って。

(DJ松永)いや、内々に処理できないし! えっ、どういうことですか?

(R-指定)いや、だからとりあえず、結果が1週間経たないとわからんっていうのもあったでしょ? その間にもう完全に痛みはなくなっていて。だから、まあ……。

(DJ松永)違う、違う。そんなにバレたくなかったら、逆に何で言ったの? いつの瞬間に言ったの? 福田さんと?

(R-指定)そう。福田さんとしゃべっていて。あれ、なんやったっけな? それで、なんか……メシかなんかの話になって。「脂っこいガツンとしたものを……」みたいな話になって。「俺、最近食ってないんすよ。痛風になったから」みたいな感じでポロッと出ちゃって。

(DJ松永)脇が甘え(笑)。

(R-指定)それで福田さんが「えっ、えっ? 痛風!?」ってなって。で、すぐに言いつけて。

(DJ松永)「言いつけ」って……キレちゃってるじゃん! たしかに俺、ブースに入ってきた時に福田さん、笑っていたわ(笑)。でも、よくない? 仲間が……ハッピーじゃん。そんな、深刻な感じもどう? 逆に、お通夜みたいになるっていうのも?

(R-指定)たしかに。いや、ハッピーやけど、なんか……俺には生活がボロボロになってしまった理由もあるから。

(DJ松永)理由? えっ?

生活がボロボロになってしまった理由

(R-指定)いや、当然、たぶんその不健康な食事っていうのはなんとか、その場その場で心を満たすためとか、バランスを保つためにそういうのをぶち込んでる可能性があるやん? だから、一概に全部俺がちゃんとすればできることなのか?っていう……。

(DJ松永)ちょっと待って? 周りの責任を問いだしている! ちょっと、ちょっと! 今、言い方、すごかったよ?

(R-指定)いや、周りちゃう。周りというか、この、この社会のシステムの中で……。

(DJ松永)なんか「周りが俺にストレスをかけてきたから」みたいな言い方をしていたよ? 逆ハラスメントみたいな感じになっていたよ?

(R-指定)この社会のシステムの中で健康な生活を保つことってだいぶハードルが高いかな?っていう。だからこれは果たして俺だけのせいなのかなって……?

(DJ松永)怖いよ、怖いって! 俺、怖いよ、こんなやつ。マジで。怖くね? この発想。ええっ?

(R-指定)だからみんな、健康には気をつけていきましょうね。

(DJ松永)いや、なんにも落ちてねえぞ?

(R-指定)フフフ(笑)。

(Creepy Nuts『風来』が流れる)

Creepy Nuts『風来』

<書き起こしおわり>

R-指定 尿酸値ゼロへの道を語る
R-指定さんが2021年9月14日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で痛風デビューをした件についてトーク。尿酸値を下げるためにしていることなどを話していました。
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