Creepy Nutsのお二人がニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でウィル・スミスが13年ぶりに音楽製作を開始したことについて話していました。
(DJ松永)さあ、今週もヒップホップニュースが届いています。ウィル・スミスが13年ぶりに音楽製作へ。『メン・イン・ブラック』などでもおなじみウィル・スミス。もともとはラッパーとしてデビューしてグラミー賞をとっているぐらいのすごい人。
(R-指定)そうなんですね。あ、かかった。ラッパーの時の名義は「フレッシュ・プリンス」ですね。
(DJ松永)そうなんですよ。先週はレアルのセルヒオ・ラモスがラッパーデビューした
というニュースを取り上げて、「名を上げてからのラッパーはインチキだ」とおっしゃっていましたが、こっちのパターンはOK?っていうことですけども……OKすぎます!
(R-指定)フハハハハハハッ!
(DJ松永)よかったな、ウィル! ウィル・スミスに対してはスーパーリスペクト。だって昔、DJジャジー・ジェフっていうレジェンドDJとDJジャジー・ジェフ&フレッシュ・プリンスで組んで活動をしていて。それは80年代とかだっけ?
(R-指定)ぐらいかな?
(DJ松永)俺、そのあたりあんまり……90年代だっけ? 忘れたけども。『Summertime』っていう曲がヒットしてね。クラブとかに行くと夏場とかかかったりするんだよね。結構俺らよりも上の世代。おじさんDJがよく夏場に『Summertime』をかけているイメージで。
『Summertime』
(R-指定)そやね。
(DJ松永)でも本当に何なんだろうな。ラップ音楽っていうすごい評価基準が曖昧なところでちゃんとゼロから、1から積み上げて成功を収めた後に俳優さんデビュー。それで……だっていま、あれでしょう? もうウィル・スミスがもともとラッパーだったってこと、知らない人が多い。で、ちゃんと俳優さんとして評価されているでしょう? これはスーパーリスペクトに違いないんですよ。
(R-指定)フハハハハハハッ! お許しが出ましたね。松永さん。
(DJ松永)いやー、本当にウィル・スミスの爪の垢を煎じてセルヒオ・ラモスに飲ませたいですよ。
(R-指定)でもウィル・スミス、息子もラップ上手いからね。
(DJ松永)あ、息子もラップしてんの?
(R-指定)めちゃくちゃ上手い。『Icon』っていう曲が超ヒットして。めちゃくちゃかっこいい。
Jaden Smith『Icon』
(DJ松永)へー!
(R-指定)俺もまあ、「ウィル・スミスの息子、どんな感じかな?」って思って。
(DJ松永)最初は懐疑的な目で見て。
(R-指定)ちょっと聞いたけど「うまっ、こいつ!」みたいな。すごいんよ。息子も。
(DJ松永)(拍手)
(R-指定・DJ松永)(拍手)
(R-指定)だからもうどんどんその調子で貫いてくれと。
(DJ松永)いやー、本当に質のいい精子なんでしょうね。素晴らしいですね、本当に。
(R-指定)おいっ! ウィルの精子が?
(DJ松永)ウィルの精子(笑)。いや、これならどんなAV女優もごっくんしたいと思いますよ。本当に。
(R-指定)なんや、それ?
(DJ松永)素晴らしいですね。USのラッパーってさ、よく考えたら芝居したりって多いよね?
(R-指定)結構ね、多いんすよね。それこそアイス・キューブとかね。昔で言うと。
(DJ松永)そうね。
(R-指定)で、最近だと……。
(DJ松永)それこそエミネムとか50セントとかね。Qティップとかもそうでしょう?
(R-指定)あ、50はね……。
(DJ松永)フハハハハハハッ! そういうことじゃない?
(R-指定)50はね……。
(DJ松永)演技がどうとかじゃなくてね。
(R-指定)じゃない。50はサビがいいから。
(DJ松永)フハハハハハハッ! ねえ。ラップじゃなくてサビがいい。
(R-指定)サビがいいから。
(DJ松永)平のラップじゃなくてメロディーのあるところがいいんだ。
(R-指定)あと、50のドキュメンタリーでみんなが50のことを褒めるんやけどエミネムがどう褒めるのかな?って思ったら「あいつは何も恐れてねえんだ」って言っていて。ラップのことは褒めてなかったな(笑)。
(DJ松永)マジでちょっと全然わからんぞ、それ(笑)。
(R-指定)「あいつは何も恐れてねえところがヤベえんだよ。だって弾丸9発食らって生きてるんだぜ?」っていう。そこで評価されている(笑)。
(DJ松永)ああ、そこなんだ(笑)。エミネムが50のことをバカだと思っているんじゃなくて?
(R-指定)フフフ、いや、たぶんバカやと思っている(笑)。
(DJ松永)ひどい! 悲しいねえ……。
<書き起こしおわり>