R-指定さんが2020年8月11日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で餓鬼レンジャー『HABANA』を紹介していました。
(DJ松永)じゃあ、Rさんの日本語ラップ紹介コーナーにまいります。
(R-指定)はい。今日、紹介したいのはまあ、この番組でも何度かかけていますが、餓鬼レンジャーさん。我々の先輩。餓鬼レンジャーさんは熊本出身のヒップホップユニットで、説明不要なんですがポチョムキンさんとYOSHIさんというラッパー。それからDJオショウさんとGreen PeeaceさんというDJ兼トラックメイカーの方がいて。4人組なんですけども。あと、タコ神様というパフォーマーもいて。この餓鬼レンジャーというグループが最近、『HABANA』という新曲を出しました。で、この曲が超夏チューンで。俺的に最高に好きやったんですよ。
(DJ松永)はいはい。
(R-指定)で、餓鬼レンの中でもそういう陽気な感じでダンサブルな曲っていうのは結構出していたんですけども。この『HABANA』はそれこそ遅回しのダンスホールレゲエ調のトラックに乗せて、餓鬼レンの2人がオートチューンを駆使しながら結構今っぽい歌もののメロディアスな曲を作ったんですよね。で、これが結構今の御時世と相まって、いい感じに夏に連れて行ってくれる曲なんですよ。で、今って結構夏を満喫できないじゃないですか。
(DJ松永)音楽だけでもね……。
(R-指定)そう。で、音楽だけでもハバナに連れて行ってくれる曲なんですよ。で、ハバナっていうのはリゾート地ですけども、ハバナっていうのはもともとカミラ・カベロっていうUSのめっちゃきれいな女性シンガーが『Havana』っていう曲を出していて、大ヒットしていたんですね。
(DJ松永)うんうん。
Camila Cabello『Havana』
(R-指定)で、それを聞いている感じ。だから「カミラ流れるトラベル ハバナがいい」みたいなのが歌詞の中でも出てくるんですけど。それで要はこれ、餓鬼レンジャーの2人がハバナを想像して家にいるっていうことなんですよ。だから、聞いているみんなと割と同じ状況。音楽だけでも、脳内だけでもハバナに行ってリゾート、夏の気分を味わおうぜっていうのがサビの歌詞の中で明かされます。歌詞の部分とか、あとはフロウをYOSHIさんもね、新しいメロディーの感じに挑戦していたりとか。
で、これサビがすごいレゲエ調なんですけども、このレゲエっぽいサビはレゲエシンガーのHISATOMIさんが書いたらしいんですよ。それがすごい餓鬼レンジャーと相性がよくて。バースの、結構ポチョムキンさんもこれ、褒め言葉ですけども。すっごいしょうもないことを言っています。やっぱり夏のエロ曲なので。そういうところも含めてね、まずは聞いてもらいましょうか。餓鬼レンジャーで『HABANA』。
餓鬼レンジャー『HABANA』
(R-指定)はい。これはもうホンマに夏スケベソングというか。このポチョさんのバース、ヤバない? 「夏の果実かじって麻痺 お胸様と密 たぎってマイアヒー」っていう(笑)。「おパンツなど履いてない お尻様とキス マジでマイアホー」っていう(笑)。「なに言ってるんすか?」っていうね(笑)。
(DJ松永)何を言ってるんだろう(笑)。あのね、フロウがマジで……(笑)。
(R-指定)せやな。「ピタッと密着し抱擁 モチッとした太もも 押しつぶされそう乳房」っていう(笑)。で、そう思いきや、メロディーの最後、YOSHIさんの「波バシャッと打ち寄せる水際で」とか、なんかエロいのに切ないメロディーがやってくる。まあ、夏ソングってそうやねんけど。なんかエロいのに切ないのな。で、なんか「夏のせいにしてまたKiss Me Again」とか言った後に最後、「熟れたフラワーに包まれるキューカンバー」とかって言って。最後に「ぱっくり割るアバローニ ああ夏になる」っていう。なんか切ないんやけども言っていることはアバローニって貝のことやから。めちゃめちゃ下ネタっていう。「なに言ってるんすか?」っていうね。
(DJ松永)うわあ……(笑)。マジで酔っ払ったエロオヤジだよね(笑)。
(R-指定)でも、そんな感じで夏に連れて行ってくれる最高な餓鬼レンジャーっていうね(笑)。
(DJ松永)ありがとうございます!
(R-指定)ありがとうございます!(笑)。
<書き起こしおわり>