安住紳一郎さんが2021年8月29日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で日本よりも蕎麦の消費量が多いと言われているスロベニアについて話していました。
(安住紳一郎)横須賀市の52歳、女性の方。ありがとうございます。「最近調べたことですが、『スロベニア 蕎麦』と調べました。『パラリンピック開会式でスロベニアの蕎麦の消費量は日本よりも多い』と聞いて俄然、興味がわきました。麺としてつゆで食べているとは思えません。しかし蕎麦がき、クレープ以外にどうやって食べるのか? 蕎麦茶としては飲むのか? いろいろとネットを探しましたが情報はありません。スロベニア料理を出すお店は日本でたったひとつとのこと。蕎麦粉料理の本なども検索してみました。しばらくは私の隠しテーマとしてスロベニアと蕎麦を調べ続け、いつかはスロベニア料理を食べるという野望を持ちました。パラリンピックを見て思ったことです」。52歳の方。
(中澤有美子)うん。そんな紹介、ありましたよね。
(安住紳一郎)うん。NHKのね、杉浦友紀アナウンサーが。そうなんですよね。「このスロベニアは福井県で合宿をしまして。福井は越前蕎麦で有名ですが、このスロベニアも蕎麦の消費量でも日本の蕎麦の消費量を上回っているということなんです」って。
(中澤有美子)ねえ。びっくりしました。
(安住紳一郎)そう。蕎麦ね。たぶん小麦を栽培するところって小麦と小麦の間に蕎麦を作ったりするからヨーロッパでも食べるみたいですけどね。蕎麦のガレットとかね、言いますもんね。
(中澤有美子)言いますもんね。
(安住紳一郎)そう。地理が詳しい方はスロベニアの場所、わかりますか? 地理、詳しくない方はスロベニアの場所、わからないですもんね。これ、難しいですよ。スロバキアとは違いますからね。ただ、スロバキアのすぐ下にあるんですけどね。スロベニア。旧ユーゴスラビアね。ふう~! 興味わきますよね! 興味わきます。私も俄然今、わきました。
(中澤有美子)そうですね。ええ。
俄然、興味がわいてきた
(安住紳一郎)行ってみたい。どうやって……日本人だってざる蕎麦とか、麺の蕎麦なしで蕎麦粉を消費しろって言われたら、なかなかキツいよね? 週に1回、蕎麦がきはキツくない? 好きな人は大丈夫か?
(中澤有美子)蕎麦がきはちょっと、ねえ。
(安住紳一郎)蕎麦がきは1年に2回ぐらいでいいよね? 蕎麦のクレープもそんなに行けないよね。
(中澤有美子)ガレットだったら一番食べやすいかな?
(安住紳一郎)そうね。でも、ざる蕎麦なしで行けって言われたら、キツいよ?
(中澤有美子)麺にはしてないのかしらね?
(安住紳一郎)麺にはしてないでしょう。
(中澤有美子)麺にするの、難しいものね。なんか、ボソボソしがちだから。
(安住紳一郎)いやー、所変わればですけども。ちょっとたしかにでも、日本よりも蕎麦粉を食べているってどうやって食べているんだろう? 麺なしで! 同じことを言っちゃっているけど。麺なしで蕎麦粉、どうやって食べます?
(中澤有美子)たしかに。考えれば考えるほど、難しいわ!
蕎麦つゆなしではキツい
(安住紳一郎)キツいよ! 蕎麦つゆなしでしょう? 蕎麦つゆなしで蕎麦を食べろってキツいよ? いくらこだわりの店で「塩をつけて食べろ」って言われたって、結局は隠れて蕎麦つゆでしょうよ? 最終的には「蕎麦を食べたい」っていうのは「蕎麦つゆで食べたい」っていうことだからさ。ねえ。
(中澤有美子)そうですか(笑)。
(安住紳一郎)そうだよ! 「いや、蕎麦の香りが……」とか言っているけど、絶対に隠れてる時は全部つけて食べるわけだから。ねえ。ほら、落語でもあるけどさ。「私は死ぬまでに1回でいいから、全部つけて食べたかった」っていう風にさ、蕎麦通の江戸っ子が言っているけども。そうだよ。ちょっとつけるふりをしてね、見てないところでザブッと入れたりして(笑)。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! そうですね(笑)。よかった、福井のお蕎麦を気に入って。うん。
<書き起こしおわり>