安住紳一郎さんが2025年1月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーのメールを紹介しながら40代、50代になるとだんだん徒歩への興味が増してくるという話をしていました。
(安住紳一郎)越谷市の40代男性の方、ありがとうございます。「私の気分転換は長距離徒歩です。休みの日にたっぷり時間を使い、渋谷から横浜まで東急東横線の区間を歩きます。所要時間はだいたい8時間くらい。帰りは東横線の特急に乗り、8時間かけて歩いた道のりを28分で帰れるので、車窓を流れる景色の速さに『うおー! 時空を超えている! 電車がない時代の人たちは大変!」と毎回、感動しています」。すごいね。8時間かけて渋谷から横浜まで?
(中澤有美子)すごい!
(安住紳一郎)それはもう気分転換というよりももう、ちょっとした特技っていうか。すごいですね。
(中澤有美子)本格的!
(安住紳一郎)わかります。40代、50代になると徒歩への興味って出るんだよね。
(中澤有美子)ああ、そうですか。
(安住紳一郎)私も前に話したと思いますが。5年くらい前かな? 異常に徒歩への興味が出てきて。「東海道を歩いてみよう」と思って。
(中澤有美子)やってましたね!
(安住紳一郎)日本橋から川崎の手前の六郷の雑色の辺りまでね、歩きましたよね。
(中澤有美子)おっしゃってた。
東海道を日本橋から六郷・雑色の辺りまで歩いてみた
(安住紳一郎)何日間かかけてね、行ったところからまた次、そこから再スタートして。いつか、京都まで行ってみたいみたいな気持ちになってましたけどまだ5年間で川崎にもたどり着いてないですけど。でもなんか日本橋から品川でしょう? そして六郷、多摩川だけれども。あそこまで1日で行ったんですけどね。それでもやっぱり3万5000歩ぐらい、ありましたよ。
(中澤有美子)へー!
(安住紳一郎)本当の江戸時代の旅人だと1日で日本橋から戸塚まで行かなきゃいけない。5万歩、だから35キロぐらい歩くんだよね。普通の人で。10時間ぐらいかけてということですよね。まあ昔の人の健脚ぶりに驚かされますが。でも私、日本橋から川崎の手前までしか行ってないですが、その前に一応、平和島ボートにも寄ってるからね。結構、アクティブなのよ。江戸時代にはない平和島ボートに寄ったりとかして。
(中澤有美子)お楽しみも入れながら。エンジョイ(笑)。
江戸時代の東海道ガイド本に書かれていた注意
(安住紳一郎)いろいろやって。で、面白いのは江戸時代に東海道を上る人、下る人向けに書かれたガイドみたいなのがあるんですよね。東海道細心とか東海道名所図会みたいなのがあったりして。そこに「日本橋からスタートした人は日本橋からスタートしてすぐの札の辻ぐらいまでのあたりではしゃいじゃう。いろいろ目にするものをいちいち観察したり、メモしたりする人がいるんだけど、それだと京都まで長続きしないから、そういう気持ちは抑えて向かえ」って書いてあるんだけど。
案の定ね、自分も札の辻あたりでなんか、そこに書いてある石碑の文とか読んじゃったってさ、すげえはしゃいでるの。その後にそれを読んだら本当にね、200年、300年の時空を超えて同じだと思って。「注意されていること、一緒!」って思って。高輪大木戸跡なんて、1人で写メとかしてたんだけど。時空を超えて注意されちゃったっていう。
(中澤有美子)まだゲートウェイ手前だよっていう(笑)。
(安住紳一郎)徒歩への興味、40代、50代に出ますんで。またこの話はいつか、させてください。
数年前に安住さんが徒歩での東海道五十三次ウォーキングにトライしていたというお話、平和島ボート以外にも、川崎で降りて川崎競馬に行ってしまったというお話もされており、「東海道はギャンブルをするところが多い!」と話していたことが印象的でした(笑)。
安住さん、いろいろお忙しくなってしまったのでなかなか続きのトライができていないようですが、いつかまた六郷の先を歩いてみたというお話を聞いてみたいと思っています。次の目標地は平塚競輪とかかな?(笑)。