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東野幸治『イゾラド』国分拓ディレクターを語る

東野幸治『イゾラド』国分拓ディレクターを語る 東野幸治のホンモノラジオ
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東野幸治さんが2021年8月6日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『イゾラド』『ガリンペイロ』『ヤノマミ』などを制作した国分拓ディレクターと出会った件についてトーク。国分ディレクターから聞いた裏話などを紹介していました。

(東野幸治)さあ、そして今週もう1個、いい出会いというか。8月18日(水)、NHKの22時30分から『3分ドキュメンタリー』っていう30分の特番に。これ、なにかっていうとNHKにたくさんあるドキュメンタリーの中から何個か作品を抜粋して。3分間にタイトにタイトに流して。「本編はこんなんがありますよ。オンデマンドで見てください。○○で見てください」みたいな。要はドキュメンタリーの入門書みたいな番組に出たんですよ。

で、その時にずっと会いたくて会えなかった国分ディレクターに会えたんですよ。『イゾラド』の。ほんで、その『イゾラド』も紹介させてもらったりして。『イゾラド』のDVDも国分ディレクターにお会いしていただいて。一応、知らん人に言いますと南米ペルーのアマゾンのジャングルの奥の奥の奥にイゾラドっていう現代の文明人に未接触の部族がいてて。その部族が高速道路を作るとか、森林伐採とかで現代人がどんどんどんどん奥の方にやってくることによって住処を追われていって。ある日、突然向こう岸の森から出てきたっていう。そこから始まるんですよ。

だから当時……今から2年、3年前に見て衝撃を受けて。流行りましたよね? みんな。「『イゾラド』、見たか?」って。

『イゾラド』

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(東野幸治)で、その『イゾラド』。そのDVDは国分ディレクターと初老の日本人のおじいちゃんカメラマン。最終的にペルーのイゾラドを監視しよう、取り込もうっていうお腹が出たおっちゃん。だからその文明を持っている、我々現代人と交流のある部族で、普通にデニムのショートを履いて、Tシャツを着て、すごい恰幅がいいから完全に現代人に……言うたらええもん食わされて、酒を飲んで、現代人になったおっちゃんが8回、9回とイゾラドを……文明の現代人と接触はできないけども、そのおっちゃんは多少の片言の言葉とか、雰囲気で会話ができるから。ボートに乗ってその人らと会いに行って。ちょっとずつ懐柔していって。

ペルー政府のその人たちを懐柔していこうっていう作戦をしている人が「今からバナナを渡しにそっちに行くから。1人だけなら乗っていいよ」って言って。で、国分ディレクターと初老のカメラマンがいてて。その初老のカメラマンはカメラを持っていて、国分ディレクターはこっちで待っているっていうことで言って。で、その『イゾラド』のドキュメンタリーの方も、だから「とにかく『ノモレ(友達)』っていう言葉だけ覚えてたらいいから」って言われて。もういい加減なおっさんやから。

「『友達』っていう意味やから。とにかく『ノモレ、ノモレ』って言うておけばええ」っていうんやけども。「お前、誰や? お前、誰や?」ってイゾラドの人たちからめちゃくちゃに言われて。ほんで、その言うたらお腹が出た、文明の現代人と接触している部族のおっちゃんはパッと見たらそのイゾラドの好奇心旺盛の子供と河原を思いっきり走ってて(笑)。全然カメラマンの方を助けてくれない中でずっと服を引っ張られて。「これ、くれ!」とか。

「ああ、どうしよう? どうしよう?」とか言うてるの、あったじゃないですか。あれの、あそこの映像をほぼほぼノー編集でDVDには残っているんですよ。もうすっごい緊張感のある中、「お前、俺の子供になんかしたら、わかってるやろうな?」とかものすごい罵られているみたいなところもあるDVDをいただいたりとかして。

(東野幸治)ほんで、その国分ディレクターに「あの時はどうやったんですか?」みたいな話を聞いたりして。あとは『ガリンペイロ』っていうアマゾンの奥地で金を掘るっていう。これも見ました? あれ、めちゃくちゃ面白いでしょう? 「あっちの方がヤバかった」って言ってました。あっちの方が危ない。要は、都会で犯罪を犯したやつとかがやってきて、一攫千金を狙って。毎日毎日、1日中土を掘って。その中から金が出てきたら、その何割かは自分のものになって大金持ちになれる。

『ガリンペイロ』

(東野幸治)ルールは名前を名乗らんでいい。ほんでそこであったことは街に帰っても絶対に言ってはいけないっていう(笑)。いや、恐ろしいルールなんすよ。そこで取材をしているんですけども。一番最初、そこを仕切っているボスみたいな人がやってきて。テーブルだけ映していたら、そこにいきなり拳銃がフレームインして(笑)。で、そのボスが指につけている、そこの金を掘ったところで取った、明らかにベタ中のベタな金の指輪6つぐらいがテーブルに置かれて。「お前ら、わかってんな?」みたいに脅かされながら取材をするっていうところで。

それで週に1回、街からやってくる売春婦と金を掘っている悪いやつが隙間だらけの小屋に入っていって。その隙間を映す国分ディレクターみたいなのがあって。それも本をもらったりして、裏話を聞いたりして。

(東野幸治)あとは『ヤノマミ』っていうその原点になる国分ディレクターが一番最初に行った、ヤノマミっていう独自のルールのもとで生活をしている集団の部族。赤ちゃんが生まれたらその赤ちゃんを産んだお母さんが赤ちゃんとして育てるのか、シロアリの巣のところに持っていって燃やして天国に旅立たせるのかっていうのを選択する、そういうルールのある……だから我々にはわからないけども。そんなルールのある部族を3ヶ月、半年間。カメラを持たずにポケーッとして。「敵じゃない」っていうことを知らせるため、ポケーッとするんですよ。なにをするでもなく。

ほんではじめてロケの許可が出て撮影するっていうので。「あの時はどうでしたか?」っていう話みたいなのも聞かされて。「次の作品はなんですか?」って。「あと1個だけ、撮りたい」っていう風に言っていました。本人は。「今、それを動いているんですか?」って言ったら「今、札幌の飛ばされて。やることないから毎日、酒を飲んでます」って(笑)。

「今、札幌の飛ばされて。毎日、酒を飲んでます」

だから、どう考えても出世しない人でしょう? ああいうのを撮る人って。だからとにかく札幌にいてるっていう(笑)。「札幌に来てくださいよ。お酒、飲みましょうよ」「そうですね」言うて。「緊急事態宣言とかコロナが収まったら札幌に遊びに行きます」っていう。お会いしたんで。たぶん30分番組やからほぼほぼ全部カットやと思いますけども。その『3分ドキュメンタリー』という番組で国分ディレクターに会ったっていうのが楽しかったなっていうことでございますから。

なかなか会えないですからね。そういう意味で言うと。やっぱり話題になりましたよね。エグいでしょう? 『イゾラド』って。すごいですよね。考えたら。我々にはわからないけども。だって、仲良くなって。「バナナ、くれ」って。それでバナナをもらって。代わりに自分たちの槍の先っぽを置いて。物々交換じゃないですか。それでもう、友達じゃないですか。でも、なぜかその1週間後にその村を襲うんですよ。家畜、全部殺すんですよ。もう、わからないです(笑)。

で、最後にね、その国分ディレクターがたしか質問を5つぐらい、投げかけるんですよ。「どうして人間を襲うんですか?」「お前たちが先に襲ってきたからだ」みたいな返答があって。「幸せですか?」「幸せってなんですか?」って。で、おどろおどろしい曲が流れてくるんですよ(笑)。ぜひ、よかったら皆さん、『イゾラド』『ガリンペイロ』『ヤノマミ』、ありますんで。よかったら見てほしいと思います。

<書き起こしおわり>

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