東野幸治さんが2023年5月5日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『THE SECOND』で敗退してしまった流れ星☆たきうえさんがTwitterで愚痴っていることについて、渡辺あつむさんと話していました。
(東野幸治)『THE SECOND』の方も、ダウンタウンの松本さんがアンバサダーに就任しまして。決勝が5月20日でございます。そちらの方もだから、来来週ぐらいなんかな? なんですけども。まだ打ち合わせもしておりませんし。僕はどんな感じかわかりませんけども。粛々と、迷惑をかけないように。16年以上の漫才師のサポートをする。それに専念しますので。どうかよろしくおねがいします。
(中略)
(東野幸治)コージに教えて! 東野幸治が今、気になってることを本家の皆さんに教えてもらうコーナーでございます。ああ、これはもうあつむくんに聞きたいな。愛知県の方。「ダディ、あつむくん、こんばんは。流れ星☆のたきうえさんが『THE SECOND』で敗退したことをTwitterで愚痴ったら、見事に燃え上がりました。以下がたきうえさんが愚痴った内容です」。なんでこんなこと書いてるの? この人。ここで終わっておいたらええのにな(笑)。
「『悔し過ぎるから愚痴らせて。審査員全員がお笑いマニアはダメだわ。こっちは娯楽映画撮ってんのにニッチなフランス映画に負けた感じ。今のシステムだとニッチなネタが有利過ぎる。でも決勝(テレビ)では娯楽映画が求められると思う。娯楽では俺達が日本一だと思ってます』『三四郎のネタは面白かったけど賛否両論あって然るべきネタなのに会場は”賛”しか無かったのが異常で怖かった。審査員の割合をお笑いマニア3、一般観覧客7位にすれば”一般的な世間の声”な感じになると思うんだけどな。ザセカンドさん是非御一考を』。かなり自信があったネタだったことがわかりましたが、ダディ、ぜひたきうえさんを『ホンモノラジオ』に呼んで、あいつの溜まってる汚い心に火をつけてもっともっとすごくしてください」。嫌です(笑)。嫌ですけど。
これはだからお笑いコンテストとか出る経験あるじゃないですか。ジャリズムでもあるし、桂三度としてもあるじゃないですか。世界のナベアツでもあるんですけど。やってる上で、なんか結果は結果でいい場合もあるし、納得できない場合もそれぞれあるけど。どう、自分に最終的には納得させるんですか? 落とし込むんですか?
(渡辺あつむ)はい。ええと……いやー、言いにくいなー。
(東野幸治)なんでや? こんなところにたきうえくん、がおったで。
(渡辺あつむ)あの、僕はSNSで決して愚痴らないです。ただ、どういう気持ちかっていうのを今からはっきり言いますと……ええと、まあほんまに僕、一番誰よりもコンテスト歴、長いと思います。
(東野幸治)長いよ。だってコンビのコンテスト。R-1のコンテスト。ほんで落語。で、NHKの落語の最優秀を取っているんでしょう?
(渡辺あつむ)はい。いい時と悪い時、いっぱいあります。はい。
(東野幸治)あって……今、思い出した。これ、言うたらあかんわ(笑)。
(渡辺あつむ)やめてください。なにしてんすか?
(東野幸治)「なにしてんすか」(笑)。
(渡辺あつむ)なにしてんすか? 先祖の墓、行ってください。
(東野幸治)行ってるよ(笑)。年に1回、行っているよ(笑)。
(渡辺あつむ)はい。清めてほしいなって。
(東野幸治)で、どう落とし込んでいるんですか?
自分への落とし込み方
(渡辺あつむ)あの、コンテスト経験が豊富だと「ああ、これ通ったな」と思ったら、通るんですよ。で、「今日はちょっとあかんかったな。ひょっとしたら落ちるかもしれんな。予選でも」って。なら、落ちるんですよ。そういうのがあって。で、決勝で「ああ、これ、行ったぞ」って思った時に落とされた時は「ああ、こんなアホな審査員の大会に出た自分が悪い」って。
(東野幸治)ああ、なるほど! 結局自分に刃を向けて納得させると?
(渡辺あつむ)はい。だから誰かに頼まれて出たわけじゃなくて、自分で選んで出ているので。アホな審査員のところに自分で飛び込んでるから……っていう。めちゃめちゃ、ちゃんと言ってしまいました。
(東野幸治)いや、でもそれはいい意味でね。なんでもかんでも、人のせいにするんじゃないけど。なんか納得できて。「ああ、これ勝ったな」と思って「あれ? 意外に負けた。なんでやねんな」って時に、やっぱり清く正しく人のせいにすることによって、精神をゆっくりと落ち着かせるっていうことですよね?
(渡辺あつむ)あと、ホットミルクを飲みます(笑)。
たきうえに必要なのはホットミルク
(東野幸治)フハハハハハハハハッ! たきうえくんに必要なのはホットミルクだそうでございますから。持ってきてくれたらあっためますんで、ぜひホンモノラジオ、来てください。お願いします(笑)。
<書き起こしおわり>