R-指定とDJ松永 Creepy Nuts武道館公演・松永号泣を語る

水溜りボンド Creepy Nuts武道館公演ライブ配信を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

(R-指定)いや、別にいいんよ。それは武道館。特別なステージやから泣いてもいいんすよ。泣いてもいいから、しゃべってくれよ! 泣くのを我慢してしゃべらんってそれ、自分のためだけやんか!

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(R-指定)自分の恥ずかしさのため、保身のためにやな。

(DJ松永)これ、本当にそう。俺があの日、しゃべんなかったのはCreepy Nutsのライブがとか、Rgaどうとかじゃなくて、俺が泣いたって思われるのが恥ずかしいから……(笑)。だからMCの仕事を全放棄して(笑)。「うわっ、泣いている!」って思われるのが恥ずかしかったから。

(R-指定)だから、もうそれはやるしかない!って思ってブワーッてしゃべって。それでまた曲に行って。それで、なんていうの? ちょっとそういう感極まるパートじゃない、割とワチャワチャしたいパートもあるんですよ。ライブの構成上ね。そういうパートでも松永さんに「よし、ここや!」って思ってまた次の長くしゃべるタイミングで。「いやー、俺らも昔はヘラヘラしてこういう風にやっていたわけじゃないですか」みたいな言ったら、逆に「ヘラヘラしてた俺たちが……」みたいなのがこみ上げてきてっていう。「もう何を言ってもアカンやんけ、こいつ!」みたいになって。

(DJ松永)フフフ、俺、あん時無敵だったから(笑)。どっからでも泣けるっていう(笑)。

(R-指定)ホンマにヤバい。こいつ……で、最後まで松永さん、ほぼ一言もしゃべらんまま本編の最後まで歌って。で、歌い終わって舞台を降りて。「やっと行けた……」みたいな感じでポロッと涙を流し始めて。で、ちょっと落ち着いてんで、アンコールですよね。で、アンコールで……これ、内容言っていいですよね? お題をもらうフリースタイルをしましょうってなって。

で、お題をもらってフリースタイルをするのでお客さんから直でお題をもらえへんから、事前に用意した箱にお題を書いた紙を入れてもらって。それを松永さんがランダムに引いていって。それについて俺ら2人でしゃべって最後にそのお題を回収するラップをしようみたいな。それで最初は「プリンタルト」みたいなのが来て。「ああ、全然関係ないやんけ!」とかしゃべりながらお題を引いていって。

そこはもう和気あいあいと。アンコールやからヘラヘラした空気、柔らかい空気も持ちつつやろうかなって思って。それで松永さんが5個目ぐらいでパッと引いたお題が「オードリー」やったんですよね。で、「松永さん、オードリーっすよ」って言ったら、「ねえ……オードリー、ねえ……」とかって。また「オードリー」っていうワードで泣きそうになっている(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

「オードリー」で泣きスイッチが入る

(R-指定)松永さん、ずっと聞いてきたオードリーのラジオ。で、『オードリーのオールナイトニッポン』の武道館ライブの曲『よふかしのうた』を作ったまさしく俺たちがその武道館で……みたいな。そんないろんな感情がまたこみ上げてきて。「オードリー」っていうワードでまた泣きそうになっていて(笑)。

(DJ松永)いや、「オードリー」はトリガーよ。

(R-指定)「こいつ、どこに地雷があんねん!」って。すごいよ(笑)。

(DJ松永)いや、びっくりした(笑)。でも、楽屋挨拶もありがとうね。

(R-指定)全部終わってから楽屋挨拶もあるんですけど、そこでもホンマに松永さんが楽屋に入った瞬間に泣き出して。で、「ちょっとした収まるかな?」と思って。そしたらマネージャーの森さんが「そろそろ楽屋挨拶を……」「じゃあ、行きましょうか」って。そしたら、森さんが楽屋の前に立っていて。「えっ、松永さんは?」って言ったら手で×をしていて。「いやいや、×じゃなくて……もうちょっと待った方がいいんですか? 松永さん、トイレっすか?」って聞いたら「松永くん、泣きすぎて出てこれないよ。1人でやってくれる?」っていう(笑)。松永がもう泣きじゃくって出てこれんくて、俺が1人で皆さんに楽屋挨拶ね。

(DJ松永)で、般若さんとかにも挨拶をしてくれて。

(R-指定)そうそう。1日目は般若さんとかOKAMOTO’Sとか見に来てくれていて。相田さんもそれこそ来てくれていて。それで挨拶が俺1人だけやから。「あれ? 松永は?」みたいな。当然、なるじゃないですか。「松永は?」って聞かれて「いや、説明しても意味がわかんないと思うんですけど……なんかすぐ横の部屋にはおるんですよ。おるんですけど、泣きすぎて立ち上がれないらしくて。部屋から出てこれないんですよ。泣きすぎて」っつって。それでみんなも「ええっ?」みたいな。

で、般若さんは武道館をやったことがあるから、なんか気持ちわかるみたいで。「ああ、まあな。わかる。わかるよ」って。それで般若さんのお子さんのヒビキくんも来てくれていて。で、ヒビキくんは……。

(DJ松永)6歳ぐらいだよね。

(R-指定)そう。ヒビキくん、訳がわからんすよね。「えっ、松永さんは?」みたいな。ヒビキくん、会いたがっていて。「松永さんは?」って言っていたから俺がヒビキくんに顔を近づけて。「ヒビキくん、なあ。松永さん、おるんやけど。ヒビキくんの友達とかでもケンカしたり、怒られたりとかして、泣いて。その泣いた後に泣きすぎて『エッ、エッ……』ってなってしゃべられへんかったり、立ち上がれへんようになる子っておるやんか?」「ああ、いる、いる」みたいな感じになって。

「松永のお兄ちゃん、今あれになってるから出てこられへんねん。ごめんな」「ああーっ!」みたいな。で、般若さんも「ああ、ほら。ケンちゃんとかトオルくんとか、泣いていたろ? あの後、動けなかったろ? あんな感じだよ」「そっか! 松永さん、そうなんだ」みたいな。

(DJ松永)これ、ヒビキくん怖いよね(笑)。「えっ、30歳になってもそれなの? あれ、30歳になってもまだやるの? ずっとやんの?」って(笑)。

(R-指定)ヒビキくん、絶望したやろうな。「今、まだ6歳だけど、この後何十年経っても『ヒッ、ヒッ……』って泣かなきゃいけないんだ」っていうね。

(DJ松永)ヒビキくん、絶望しただろうね。ごめんね(笑)。でも本当に俺、楽屋から立てなかったんだもん。で、俺が泣いているところをずっと『情熱大陸』がカメラでおさえていたんですよ。……使えや!(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! 泣いているところ、使ってくれよ(笑)。あんだけ泣いてるところをいじられたのに、あそこは使ってくれなかったな。やっぱりたぶん気を使って……だから松永が泣いているって思われたくないっていうのをわかってくれたから『情熱大陸』のスタッフも「これは切った方がいいんだろうな」って。本当、あそこは見てられへんかったんちゃう? 『情熱大陸』のスタッフさんもカメラを向けながら「大人のこの泣き方はテレビで行けるんでしたっけ?」「いや、無理じゃない? この泣き方はギリで無理じゃない?」みたいな感じで。

(DJ松永)なんかちょこちょこ質問されていたよ。抑えながら「今、どういう気持ちですか?」みたいな。俺、答えようと思っても言葉を出すとまた涙がブワーッと出ちゃうから、そのまま無言。それをカメラが抑えたまま。で、そこは一切使われない。

(R-指定)フフフ、でも泣いているところは……そこはやっぱりもうちょっとカラッとした俺たちっていうのを表現したかったんちゃう?

(DJ松永)そういうこと?

(R-指定)でも2日目はさすがに松永さん、あんだけ1日目に泣いたからもう大丈夫やなって。もうリハの時から松永さん、ヘラヘラと……逆に超元気で来て。2日目。

(DJ松永)だってそりゃ1日目、しょっぱな武道館で緊張するし、気持ちも高ぶるから。2日目はもうちょっと落ち着いた気持ちでやろうと思っていたよ。

(R-指定)「今日は元気でやろうな? な? カマそうな?」みたいな。「いや、お前……」「昨日はごめんな! 今日はもう、超しゃべるから!」って。リハではこんな感じで。「こいつ……マジでしばこうかな?」って。

(DJ松永)「いつもの倍、しゃべります!」って(笑)。

(R-指定)「いつもの倍、しゃべります! 今日は仕事します!」みたいなことを言って。ほんで本番が始まって1発目のトークは全然大丈夫だったんですよ。「そんなの……!」みたいな感じで。「いやいや、昨日はさ、こういう気持ちになってさ……」みたいな。

(DJ松永)「泣いちゃって」って。その泣きを笑いにしていた。泣いたエピソードトークをして。

ちゃんとしゃべる2日目のDJ松永

(R-指定)「泣いちゃって。自分をちょっと俯瞰で見て、泣いちゃってさ」みたいな。おもしろに変えて。「でも今日はばっちりやりましょうよ!」ってやって。それで、懐かしの……自分らが初めて作った曲をするゾーンに入る前に。あれ、松永さん、どこらへん? なんか『サントラ』が終わった後にMCを挟んでから自分らが初めて作った曲をやって懐かしの曲ゾーンみたいなのがあるんですけど。『サントラ』終わったぐらいでどうやら……PAのタバタさんの話によると「カメラでちょっと見てたけど『サントラ』あたりで松永さんは顔がヤバかった」みたいに言っていて。

で、俺は気づかずに普通に「じゃあ、懐かしい話をしよう」と思って。「じゃあ、せっかくなんでね、松永さん。俺たちが初めて作った曲の……」って言ってパッと見たらもう松永さん。昨日はなんかこらえて。「なあ……そうだよな……」とかぐらいだったのに。「松永さん、ねえ。俺らが一番最初に作った曲の話、しましょうか」って松永さんの方を向いたらタオルでこうやって両目を隠して。小3の女児みたいな泣き方をしていて(笑)。

(DJ松永)フフフ(笑)。

(R-指定)もう腕一本の男泣きとかじゃなくて、両手でタオルで抑えて……もうかわいらしい泣き方していて。

(DJ松永)もう本当、あの日ステージ上でヒックヒック言ってましたよ。ヒビキくんの友達の泣き方をしていました(笑)。肩を揺らして「エッ、エッ……」って。もう本当に……2日目はちゃんと泣いた。1日目はしずくをこぼさなければ泣いてないカウントだったんだけども、2日目はもうゴリ泣きして。いや、過去の記憶が全部ね、来るんすよ。

(R-指定)わかるよ。

(DJ松永)で、その懐かしゾーン。『使えない奴ら』やったじゃないですか。で、そこからまたMCがあって『未来予想図』に行くんですけども。そのゾーンもヤバかった。

(R-指定)だから結果、頭のMCしかしゃべってないっていう。

(DJ松永)しゃべってない。

(R-指定)そこからは前日よりもひどいことになっていて。

(DJ松永)『使えない奴ら』はライブでやりながらすごく泣いたね。一番……曲中で一番泣いたのは『使えない奴ら』かもしれないね。

(R-指定)お客さんやん……(笑)。

(DJ松永)いや、本当に……2011年ぐらい? 12年ぐらいに作ったのかな?

(R-指定)12年ぐらい? 2012年に書いていたな。

(DJ松永)それこそ『使えない奴ら』は唯一、あれは俺のトラックじゃないんですよ。

『使えない奴ら』の思い出

(R-指定)そうそう。あれは俺がファーストアルバムを作った時にお世話になって、ラップのイロハ、アルバム作りのイロハを教えてくれたI-DeAさんという日本のトッププロデューサーがおるんですけど。そのI-DeAさんのトラックで作った曲ですね。

(DJ松永)だからCreepy Nutsをやろうみたいな話をしていて。それで当時、2人で同居してはいたんだよね。Rはソロアルバムを作りに東京に来ていて、俺の家に同居していたんですよ。

(R-指定)そう。泊めてもらっていて。で、アルバムを作る時はI-DeAさんの家に行っていて。それで「今、アルバムどんな感じ?」なんて言われて。「こんな曲、できてるんすよ」って言って『使えない奴ら』を聞かせて。

(DJ松永)そう。で、その時はまだRはパソコンのマックブックに向かってマイクも使わずにガレージバンドで録音したデモバージョンを最初に聞いたんですけど。でも「これ、めっちゃいい曲じゃん! こいつ、すげえな!」ってその時に思って。で、その時に……本当にマジでその時、すでに超沁みたんですよね。俺は。で、俺はその時にバイトに行ってたいから、そのバイトの行き帰りとかに1万円ぐらい? 5000円ぐらいかな? 買ったiPod shuffle。2ギガしか入らないやつにMP3で入れて、それをずっと聞いていたんですよ。めっちゃよくて……。

(R-指定)今、ヤバいやん(笑)。お前、なんだよ、こいつ!(笑)。

(DJ松永)フフフ(笑)。

(R-指定)今、ヤバいやん! 目、めっちゃうるんで……今泣くかね!(笑)。

(DJ松永)すごい本当に……だから、あの時にそういう過去を思い出して。それが今、武道館に立って……って。

(R-指定)その『使えない奴ら』っていうのは俺の梅田の仲間でもあるシーンで……それが、当時は「梅田の仲間」って言ったけど。それが松永さんのことも含んでたりとか。それこそ『使えない奴ら』の俺の地元で撮ったMVとか。で、それが……あ、こいつ、アカンわ! こいつ、目が……(笑)。

(DJ松永)フフフ(笑)。

(R-指定)その話を今、オールナイトでしてるもんな。あの松永さんがずっと聞いていたラジオでな。

(DJ松永)や、やめてくれよ……(泣)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! こいつ、アカン! 本当に今、なあ。『よふかしのうた』で……。

(DJ松永)やめて……(泣)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

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