R-指定 雨宿りの思い出を語る

R-指定 雨宿りの思い出を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2021年6月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で雨宿りの思い出を話していました。

(DJ松永)どうですか? 雨、どれぐらい傘なしで耐えられる?

(R-指定)傘なし……まあ、耐える。小雨ぐらいやったら割と。でも……。

(DJ松永)行きなのか、帰りなのかによってもまた変わらない?

(R-指定)行きは絶対に傘、買うな。

(DJ松永)キツいよね。行きはだって濡れてこれから1日が始まるとか、キツいもんね。

(R-指定)帰りはな。

(DJ松永)風呂に入ればな。

(R-指定)そう。風呂入りゃいいから。だから帰りは雨でもダッシュで行けるな。

(DJ松永)行ける、行ける。

(R-指定)でも雨宿りとかも最近、せんようになったけどな。

(DJ松永)本当だね! 雨宿りってよく考えたら、全くしないね。雨をよけながら移動できるから。大人だから。こちとら。雨宿りしながら俺は目的地までたどり着けるから。

(R-指定)でも目的地ある場合やろ? 俺、でもホンマに一番最近で雨宿りしたのが……。

(DJ松永)えっ、あんの?(笑)。

3年前の雨宿り

(R-指定)3年前、俺、雨宿りしたよ。それこそ梅田サイファーのKZさんが東京に仕事で来ていて。タマコーっていうやつもその時におって。

(DJ松永)タマコーね。失踪したでおなじみの。

(R-指定)そうそう。今は五島列島に住んでいるから。そいつら、梅田サイファーのやつらと東京で遊ぼうってなった時、「どこで遊ぶ?」ってなって。夜に「1回、東京のど真ん中、行くか」ってなって。「みんなで銀座をうろつこう」ってなったんやけども。夜の銀座って店がほぼ閉まってるのよ。

(DJ松永)たしかに。銀座ってさ、閉まるの早いよね。

(R-指定)深い時間は眠る街なのよ。俺、それを知らんでみんなで行って。「全部閉まってるな。大したことないな、東京は。ヘヘッ!」って調子こいていたらめっちゃ雨が降ってきて。で、俺らは目的地がないんよ。目的地がないから……。

(DJ松永)そうか。「とりあえず、銀座に行こうぜ」みたいな感じだから。

(R-指定)そう。店、どこも開いてないから。ホンマに銀座の商業ビルのちょっと屋根が出っぱったところでみんなで、傘も持っていないから。コンビニも近くになかったから。そこで三角座りで。雨がブワーッ降っているところでホンマに三角座りで雨宿りしながら、俺とKZさんとタマコーで「なんかみんな、最近サイファーもせんし。曲も作らんし、仕事も忙しいし……梅田サイファーってこのまま終わっていくんかな?」って話をして。「いや、でも悔しいな。最後になんか、思い出でも1枚、作りたいな」ってKZさんが言って。それで出来たんが『Never Get Old』『マジでハイ』なんですよね。

雨宿りきっかけで出来た『NEVER GET OLD』

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(DJ松永)へー! エモーショナル!

(R-指定)雨宿りってやっぱりエモいのを生み出してくれる装置でもあるっていう。

(DJ松永)雨宿りで作ったアルバム?

(R-指定)雨宿りきっかけかもしれん。だから、やっていった方がいいんですよ。雨宿りって。

(DJ松永)やっていった方が? めんどくさ! だってさ、縛られるというか。なんもないところで雨が過ぎるのを待つだけの、よくわかんない……。

(R-指定)なんもない時に雨が過ぎるのを待つっていう時は、じゃあどうなる? 自分と向き合うやん? なにもないんやから。

(DJ松永)俺、嫌だよ、これ以上、自分と向き合うの。しんどいんだよ。自分と向き合うのって。

(R-指定)向き合おうぜ?

(DJ松永)嫌だよ。休みの日とか移動中にまで俺、向き合わなきゃいけないの? 疲れるよ、もう!

<書き起こしおわり>

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