ハライチ『封神演義』『I”s』『BOYS BE…』を語る

ハライチ『封神演義』『I”s』『BOYS BE…』を語る ハライチのターン

(澤部佑)おいおいおい、なんだよ、こいつ?(笑)。まあ、その主人公の瀬戸くんもやっぱりそう。もちろん童貞なんだけど、童貞っぽい……。

(岩井勇気)なんかあれを見ているとイライラするんだよね。

(澤部佑)うわっ。好きな女の子にはもうわざとツンとしちゃう。「逆走くん」って言われているんだけどね。漫画の中では。それもやっぱりダブるっていうかね。童貞たちと。ちょっと冷たくしちゃうていう。

(岩井勇気)わかんないんだよなー。エロいシーンしか覚えてないよ。だから。

(澤部佑)逆に『I”s』のエロいシーンは覚えているんだ。なに?

(岩井勇気)なんかあの……ええとね、友達のパンツを下ろすシーン、あるじゃん? 主人公が。

(澤部佑)はいはい。どの?

(岩井勇気)王様ゲームの。

(澤部佑)森崎さんのだ。ああ、お前……すごいな! えっ、王様ゲームでパンツを下ろすシーンでしょう?

(岩井勇気)そう。で、できなくて。それでヤンキーっぽい女の子に一貴がパンツを取られて。そのパンツをヤンキーっぽい女の子がクルクルってやっているところは覚えているわ。

(澤部佑)クルクルってやっているところ? お前、めちゃくちゃ渋いシーンを選ぶな!

(岩井勇気)で、一貴がちょっと涙がタラーンみたいな(笑)。

(澤部佑)もっと主人公がメインどころの……いわゆる『I”s』ってさ、イニシャルが「I」の女の子たちがいっぱい集まってくるのよ。瀬戸一貴の周りに。

(岩井勇気)でも、あのシーンは覚えているわ。いつきちゃん。いつきちゃんが美術の授業の時に変な裸のヌードモデルみたいのをやってると思ったら、実はピタッとした裸に見えるスーツみたいなのを着ていたんだけども。

(澤部佑)ボディスーツみたいな。

(岩井勇気)「裸に見えるスーツか!」みたいになった時に、そのいつきちゃんがそのスーツをビリビリやぶって裸になりそうになったところは覚えてるわ。

(澤部佑)なんでそんなところ覚えてるの?(笑)。いつきちゃんは、そう。特殊メイクとかを目指してたからね。

(岩井勇気)そういうのだけだな。ほぼ他は覚えてないわ。

(澤部佑)『I”s』、見てないですか? 『I”s』、見てないか……。

(岩井勇気)でも『I”s』ってそんなじゃないと思うよ。

(澤部佑)そうだよね。桂正和先生も代表作って言ったら、なに?

(岩井勇気)『D・N・A2』とかの方が……だってアニメ化されているしさ。

(澤部佑)『ウイングマン』とか『電影少女』とか?

(岩井勇気)『D・N・A2』は超よかったよ。

「『D・N・A2』は超よかった」(岩井)

(澤部佑)『D・N・A2』は見ていたな。ちょっとエロかったしね。

(岩井勇気)ちょっとエロいね。ああいう女の子……現実寄りの女の子が俺はあんまりあれだったですね。『D・N・A2』だとあのかりんちゃんっていう青い髪のヒロインがいて。未来から来た女の子。あれがよかったな。

(澤部佑)それは設定も含めて?

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)ええっ、ちょっと……そうか。小・中学生の時にちょっとエッチな漫画はじゃあ見てないの?

(岩井勇気)もう本当に……だからマガジンだもん。

(澤部佑)『BOYS BE…』?

(岩井勇気)『BOYS BE…』と『ラブひな』だね。

(澤部佑)『ラブひな』だ、こいつは!

(岩井勇気)赤松健先生のね。

(澤部佑)『ラブひな』、家にあったもんな。お前の家。はー!

(岩井勇気)うん、あった。『ラブひな』、面白かったねー。

(澤部佑)『BOYS BE…』もあったっけ?

(岩井勇気)『BOYS BE…』もあったね。

(澤部佑)あったよな。岩井の家、『BOYS BE…』を見に行っていたもんな(笑)。

(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! あるよね。

(澤部佑)あったな。『BOYS BE…』。懐かしいな。やっぱりいっぱいあるな、名作は。

(岩井勇気)あるねー。本当に。でも誰もさ、ジャンプ、マガジンばっかみんな買っていて。たまにサンデーを買ってる人がいたけど。チャンピオンでさ、めっちゃエロい『オヤマ!菊之助』ってやつ、知らない?

(澤部佑)知ってます!(笑)

(岩井勇気)フフフ、激エロだったよな、あれ? もうあれ、エロ本としてみんな買っていたもん。

(澤部佑)しっかりエロいやつだよね? あったわ!

(岩井勇気)あれだけ超エロかった。少年誌で。

(澤部佑)でも絵はさ、少年誌っぽい感じだよね。あったなー!

(岩井勇気)あれだけもう違法だったよね。違法漫画だったよ。

(澤部佑)いやいや、違法ではなかったけども(笑)。

(岩井勇気)少年漫画の規制から外れてるエロだったよ。それをみんなで回し読みしてたもん。

『オヤマ!菊之助』がヤバい

(澤部佑)俺もだからうちの兄貴が持ってたんだよな。たしか。でも、隠してた。

(岩井勇気)フフフ、そうだろうな(笑)。

(澤部佑)それと、あれ。『DEAR BOYS』の八神ひろき先生。あの人の、あったんだよ。ちょっとエロいイラスト集みたいな。

(岩井勇気)なにそれ?

(澤部佑)持ちビルさん、覚えている? 見たことあります? あの人のエロいデッサンイラスト集みたいな……(笑)。

(岩井勇気)フフフ、そういうのね、買うよね。

(澤部佑)それがうちの兄貴のナイキの靴の箱に入って本棚の上に置いてあったの。でも俺はそれ、知ってるんだよ。俺が見てたの、バレてるのかな? 俺は知ってるんだよね(笑)。

(岩井勇気)まだあるのかな?

(澤部佑)フフフ、まだあるのかな? わかんないけど。

(岩井勇気)やっぱりちょっと見ているやつは違うわ。『スラムダンク』もやっぱり見てないし。俺、『Harlem Beat』派だったからさ。

「『スラムダンク』より『Harlem Beat』派」(岩井)

(澤部佑)ああ、そうか。バスケ漫画って言ったらね。うん。

(岩井勇気)刺さるの、あったでしょうかね?

(澤部佑)フフフ、我々と同世代の方に向けてしまいましたけどね(笑)。

<書き起こしおわり>

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