吉田豪とさわやか五郎 ハロプロ有料配信イベントを考える

吉田豪とさわやか五郎 ハロプロ有料配信イベントを考える SHOWROOM

(さわやか五郎)ただただベラベラとしゃべっているだけじゃ……どうなんだろう?

(吉田豪)そうなんですよね。たぶんロフトプラスワン的に「ある程度、踏み込んで話をしますよ」みたいなものがあれば「課金しよう」ってなったりするかもしれないけど。

(さわやか五郎)そうですよね。あとは「この人だから面白そう」っていうのはあると思いますけどね。

(吉田豪)でも、アイドルコンテンツだったらたぶんある程度は行けると思うんですよ。ある程度の信頼関係というか。「この子の話が聞きたい」「この人との絡みだったら大丈夫だろう」みたいな。

(さわやか五郎)はいはい、たしかに。それはちょっと行きたいな。そうですよね。

(吉田豪)僕も最近、ある芸人さんをZOOMで取材した時に言ってたのが本当に今、仕事がごっそりなくなって。事務所から提案されたのがファンとの有料のZOOMの飲み会みたいなのがあって。1時間か2時間かわかんないけど。「その時間、10人ぐらいのファンと飲んだら僕らが1万2000円ぐらいもらえるんですよ」って言っていて。でも、「それって普通にトークイベントにした方がもっと稼げますよ」って話をして説得したんですけどね。1万2000円って……。

(さわやか五郎)でも、それもすごい話ですね。

(吉田豪)というのを事務所側が提案してきているらしいですけどね。

(さわやか五郎)でもたしかにZOOMはちょっとやっていかないとな。そうですよね。ぜひですよ。豪さんじゃあ特に別に今は、この影響で暇になってるっていうわけじゃないんですね?

仕事的にはあまり影響が出ていない

(吉田豪)基本の仕事は変わらないですからね。基本、原稿を書いた話を聞いて……っていう仕事なんで。たとえば取材でご高齢の方に会えなくなったりとか、そういうことはあるけれども。その代わりの取材はいくらでもあるんで、なんとなく普通にやれちゃってるんですよね。人とは会えていないだけで、やっていることは変わらないっていう。

(さわやか五郎)はいはい。で、収入も増えそうだし。うらやましいなー! 本当、うらやましいな。なんかバイトさせてくださいよ。なんでもやりますよ!

(吉田豪)でも家庭を支えるのは大変ですよね。今、この状況で。

(さわやか五郎)本当、そうですよ。だから本当に給付金じゃないですけど。10万円とかもらえるんですよね? そうしないと、ちょっとやっていけないですよ。

(中略)

(吉田豪)(コメントを読む)「鈴木啓太は呼ばれてました」。ああ、そうか。なるほどね。インスタライブに呼ばれたわけね。「啓太とコラボしていた」「相方は呼ばれていた」っていう。

(さわやか五郎)「コラボ」ってなんですか?

(吉田豪)インスタでリアルタイムの配信ができるんですよね。それが同じインスタをやってる人同士で2人での配信もできるんですよ。コラボっていう。それを今、暇になっている芸能人の方々がよくやっていて。インスタライブがすごい増えていて大変なんですよ。宇多田ヒカルとかすらやってるような状態になっていて。

(さわやか五郎)すごいっすね。じゃあまず、インスタを始めなきゃダメなんですね。

(吉田豪)でも、なんかさっき流れていましたよ? 「お前もやっているじゃないか」っていうツッコミが。

(さわやか五郎)やってないですよ。

(吉田豪)アカウントはあるんじゃないですか? そもそもない?

(さわやか五郎)ないです。

(吉田豪)ないですね。了解です。(コメントを読む)「さわごろさんは良い人だけど他人に興味なさそうだからかな?」とか言われてますよ?

(さわやか五郎)めちゃめちゃ興味ありますよ。人間味の塊ですよ、自分なんて。

(吉田豪)(コメントを読む)「ここからは豪さんに配信戦略はレクチャーしてもらおう」とかね。

(さわやか五郎)ああ、でもそれは本当にそうですね。はい。

(吉田豪)でも本当、コメントに書いてますけども。「ハロプロでやってるようなトークイベントを配信してほしい」っていう。本当にこれに尽きるんですよ。

(さわやか五郎)でも前から「アンケンさん」っていう作家とずっと話していて。だからバースデーイベントしかり、いろんな僕がやらせてもらっていた研修生のとか、そういう名古屋とかも、終わりで反省会っていう意味じゃないですけども。ちょっとしたそういうのは配信でやりたいなってずっと言ってるんですけどね。

(吉田豪)たぶん基本、バースデーイベントとかもだいたい全部ソールドアウトで見れない人もすごく多いじゃないですか。最近、本当に僕もそうなんですけど、たとえば沖縄でイベントとかやった時に、沖縄までは来れない人も多いから。現場では普通にトークをやって。それの配信もやって。それで現場に来てくれた人のために30分とか1時間、追加で話すみたいなことをやっていたんですよ。そうすると、沖縄イベントってそれまで正直、そんなに上がりが出ない。経費とか大変だったのが、普通にちゃんと成立するようになって。だから、やり方次第だなってすごい思ってるんですよね。配信は本当にどんどん、やれるものは有料配信やっちゃっていいとすごい思いますよ。僕も普段だったら仕事と被っていて見れなかったイベントとかがちゃんと見れるようになってきて。超便利っていう。

やり方次第で十分に成立する

(さわやか五郎)でもやっていきたいですよね。たしかに。これは豪さんに本当、レクチャーをしてほしいですね。豪レクチャーを。

(吉田豪)フフフ、それはいくらでも(笑)。(コメントを読む)「研修生イベントとか、扱いが難しいことはないですか?」。

(さわやか五郎)いやいや、全然っすよ。でも、面白いですよ。研修生の子の方が僕がやりたいなっていうお笑いというか、それに非常に近いことをしてくれるので。僕はすごい面白いですけどね。

(吉田豪)まだ芸能人としてのルールがそんなに入ってないがゆえの無邪気な反応とかがあって……っていうことですかね?

(さわやか五郎)で、やっぱりまだ小・中学生だったり。高校生もいますけど。まだ「こうしなきゃいけない」っていうのをわかってない分、本当は言っちゃいけないようなことも言ってきたりして、すごい面白いですけどね。

(吉田豪)ああ、でもすごいちゃんとした人がいる。「上々軍団の収入面的な今は配信が必要だけど、上々の良さはライブでこそだと思う」っていうね。

(さわやか五郎)いやいや、でもそんなこと言ってられないですよ。たしかにちょっと……バイトもしないとな。

<書き起こしおわり>

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