永野と吉田豪「松本人志や東野幸治のように売れても、楽しみは女か文化の摂取」という現実を語る

永野と吉田豪「松本人志や東野幸治のように売れても、楽しみは女か文化の摂取」という現実を語る SHOWROOM

永野さんが2024年5月28日配信の『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』の中でセカンドブレーク中であるにもかかわらず全然楽しめていない件についてトーク。吉田豪さんと「松本人志や東野幸治のように売れても、楽しみは女子と飲むか文化を摂取するぐらい。芸能界は楽しくない」と話していました。

(永野)だから……ヒロシさんはリアルで好きなんですけど。芸能人で憧れる人が私、いないんですよね。

(吉田豪)やっぱり「本当に楽しそうだな」と思うゴールみたいなのが見えづらいってのは、ありますよね。

(永野)ありますね。

(吉田豪)このへん、言い方は難しいので永野さんは別に乗っからなくていいですけれども。それこそ松本さんぐらい、あれぐらい成功してもやっぱり女子と飲むことぐらいしか楽しいことがないのかなとか思っちゃったりもするし。

(永野)それは思いますよ。

(吉田豪)あと東野さんとか、最高に面白いですけど。あれぐらい売れて、あれぐらい知識欲がある人がNetflixとか、ああいうので文化を摂取することぐらいしか楽しみがないっていう。「えっ、女か文化か、どっちかなの?」みたいな。

「えっ、女か文化か、どっちかなの?」

(永野)そうなんですよ。別になんか僕、とてつもないことには見えないんですよ。でも「あなたはとんでもない悪者だ」ってなったじゃないですか。で、文化を摂取するのもいいですけど。芸能界に入って文化を摂取するって、嫌じゃないですか?

(吉田豪)話は合うし、信用できる人だなと思うけど。

(永野)もちろん。尊敬していますよ。

(吉田豪)でも「成功してそれでいいのか?」って思いはちょっと、ありますよね。

(永野)思います、思います。

(吉田豪)「それって、僕らじゃん」っていう(笑)。

(永野)そうそう。なんかそこを……もっとなんか飛び越えた、法に触れるようなことぐらい、許されていいんじゃないかなとは思いますよね。なんか、だから怒られないことじゃないですか。キャンプしたりとか、家族と楽しいとか。「俺は何を見せられているの?」とか思っちゃって。やっぱり子供の頃に見た勝新さんのパンツのあれじゃないですけども。

(吉田豪)デストロイが足りないですよね。

勝新太郎のような人はもういない

(永野)デストロイ、足りないですよ。やっぱり「すげえな」って思ったじゃないですか。で、「ガンだ」っつってるのに記者会見でタバコを吸ったりとか(笑)。「ああ、やっぱり芸能人ってやばいんだ」って思ったじゃないですか。

(吉田豪)やっぱりギターウルフ・セイジさんとかは家庭とかはちゃんとしているかわりにステージで破壊的だったりとか。

(永野)破壊的ですよね。

(吉田豪)その他の逸話も破壊的で。ただし、その女性関係をちゃんとしてるみたいな、あのバランスの良さもあるじゃないですか。「東京に来て、やりまくる」と思っていたのに、最初に出会った女と結婚とか。

(永野)そこが愛おしいですけど。セイジさんはそういう方ですけども。たとえばセイジさんが本当にいろんな女をとっかえひっかえしていたとしても僕、好きですから。なんか、そういうのはもうないんで……なんか芸能人ってもう、楽しくなくないですか?

(吉田豪)よく売れ始めたぐらいの若手の芸人の人と取材すると、皆さんぼやいていますよね。「モテると思って始めたのに、いざ売れてみると一番遊んじゃいけない時代になっていて。なんだ、これ?」っていう。

(永野)そうなんですよ。しかも……でも若手たちも、どうなんだろうな? すごいっちゃ、すごいっすよね。すぐ売れてるじゃないですか。僕、全然売れなかったんで。相当、時間がかかったんで。

(吉田豪)相当時間がかかった上に、もう1回潜伏して時間がかかるっていう(笑)。

(永野)そうなんですよ。それで僕、売れたらある程度、幸せになるって思ったんで。売れても「幸せじゃない」って言ってる人って、ポーズだと思っていたんですよ。「嘘つけよ。かっこつけやがって。気取っているんじゃねえよ」って思っていたんですけど。「あれ、本当なんだ!」と思いましたね。

(吉田豪)カート・コバーンの気持ちがわかる(笑)。

(永野)カート・コバーンの気持ち。もう20以上、上ですけども(笑)。

(吉田豪)「わかったよ、カート!」って(笑)。

カート・コバーンの気持ちがわかる

(永野)「わかったよ、カート!」って。20年かけて追体験しただけですけど。「カート・コバーンとかなんであんなに不平不満を言うんだろう?」って思っていたけど。あれ、楽しくなかったんだろうなって。これ、思ってる人、自分だけなのかな?

(吉田豪)そうでもないとは思いますけどね。

(永野)そうでもないんですかね? めっちゃくちゃ楽しくないですよ。芸能界。

(吉田豪)フハハハハハハハハッ!

(永野)これ、酒1杯でしゃべることじゃないですけど(笑)。お酒が弱い人みたいに……こういうのも「誰も見てない」と思ってしゃべっていますけども。いや、めちゃくちゃ面白くないですよ。全然面白くなくないですか? 「逆に面白さ、教えてよ。なにが面白いの?」って。

<書き起こしおわり>

東野幸治 永野と吉田豪の「松本人志や東野のように売れても、楽しみは女か文化の摂取」発言を語る
東野幸治さんが2024年5月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で永野さんと吉田豪さんの「松本人志や東野幸治のように売れても楽しみは女子と飲むか文化を摂取するぐらい。芸能界は楽しくない」という発言について話していました。...
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