吉田豪と長谷川るみ BUBKAスキャンダル報道を振り返る

吉田豪と長谷川るみ アイドリング!!!時代を振り返る SHOWROOM

長谷川るみさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。かつてBUBKAで報じられた自身の恋愛スキャンダルについて吉田豪さんと振り返っていました。

(吉田豪)でも、基本評判はいいんですよ。人として。

(長谷川るみ)そうなんですか?

(吉田豪)それだけ強烈な割には、思ったより嫌われてないじゃないですか。

(長谷川るみ)そうですかね? えっ、私嫌われてると思ってましたよ。

(吉田豪)嫌われてるんですか? あれは表面的にテレビの上だから嫌ってない感じにしているだけ?

(長谷川るみ)いや、わからないけど嫌われていると思いますけどね。こういうキャラクターだから。

(吉田豪)強すぎた?

(長谷川るみ)うん。もっと普通の、かわいい感じの子の方が受けるじゃないですか。

(吉田豪)まあ、オタにはね。アイドルオタとかには。

(長谷川るみ)そうだと思います。でも、自分の本質を隠してやってもいずれわかっちゃうし。嘘でやっていても人には伝わらないから。これでダメだったらもういいやって思ってますね。

(吉田豪)恋愛禁止に対するモヤモヤっていうのはずっとあったんですか?

(長谷川るみ)あります、あります。なんで人間なのに恋愛しちゃいけないのかな?って。そういう疑問ってありません?

(吉田豪)うん。もちろんね。

(長谷川るみ)まあ、でも夢を与える仕事だから。たしかに「恋愛しています」とか「彼氏がいます」っていうようなことをおっぴろげにやるのはファンの人には失礼だと……。

(吉田豪)フフフ、「おっぴろげに」(笑)。

(長谷川るみ)っていう風に思うんですよね。「私、昨日彼氏と……」とかって言うのは失礼じゃないですか。

(吉田豪)それは小林よしのり先生も書いていたんですよ。小林よしのり先生はAKBヲタで「『アイドルの恋愛を認める』みたいに言っているやつもいるが、何を考えているんだ? アイドルがステージ上で『私、昨日セックスしました』って言ってもお前、応援できるのか?」みたいによしりんは言っていたんですよ。単純にだから上手く隠してくれる分には僕らは何も言わないですよっていうスタンスです。

(長谷川るみ)そう。上手くやっていれば。そうですよね。やっぱり夢を与える職業だから。あからさまに……っていうのはよくないけど。

(吉田豪)ディズニーランドでミッキーマウスが本当に頭を外して歩いていたら嫌だよねっていうだけの話じゃないですか。見えるところではちゃんとやってよっていう。中身が人間なのはわかっているから……っていう話じゃないですか。

(長谷川るみ)そうなんです。その通りです。だから、ステージ上ではやっちゃいけないかなって思いますね。

(吉田豪)ねえ。……あの話は聞いてもいいんですか?

(長谷川るみ)どの話ですか?

(吉田豪)雑誌でちょっとしたスキャンダルがあったじゃないですか。

(長谷川るみ)ああーっ(笑)。フフフ、あれね。BUBKAですか?

(吉田豪)そうです(笑)。あ、ちゃんと雑誌名を出してくれた(笑)。

(長谷川るみ)いやー、あれね。本当に……申し訳なかったですね。

(吉田豪)フフフ(笑)。あれはただ、要は恋愛禁止に対して「なんだ、それ?」って思っていたからっていうことでもあったんですか?

(長谷川るみ)違うんです。そんなことじゃなくて、アイドルだったことを忘れちゃっていたんですよ(笑)。

(吉田豪)なんですか、それ?(笑)。

(長谷川るみ)歩いていた時に、やっぱりプライベートだから普通にお話して……ストレス発散したかったし。自分がアイドルだったっていうことを完全に忘れていたんですよね。そのへんね。

(吉田豪)完全に一般人感覚で(笑)。

(長谷川るみ)すっとぼけてしまって。

(吉田豪)「すっとぼけてしまって」(笑)。

プロ意識が足りなかった

(長谷川るみ)それでああいう行為をしてしまったんですよ。だから、いまで言ったらプロ意識がなかったと思うのね。それは反省しています。それはやっぱりファンの方とかを裏切ってしまう行為をしたわけだから。それこそ「上手くやれよ」っていう話なわけじゃないですか。別々にやったり、時間差で歩いたり。上手くやればよかったのにああいうことをやった自分っていうのが本当にプロ意識がなかったなって。10代の時ってまだ、ただの田舎から出てきた小娘だったので。

(吉田豪)うん。

(長谷川るみ)なにもわかっていなかったなって思って。まあ、彼氏もあの時、結構イエスマンみたいな彼氏だったんですよ。

(吉田豪)「イエスマンみたいな彼氏」(笑)。

(長谷川るみ)なんか子羊ちゃんみたいな。私の言うことは絶対みたいな。だから「いいよ、いいよ。いいと思うよ。OK、OK」とか。「イエス」しか言わないんですよ。「NO」は言えないんですよ。「こうしてよ」って言ったら「イエス」しか言わないから。

(吉田豪)「いいよ、いいよ。オッケー、オッケー!」って?(笑)。

(長谷川るみ)優しすぎた人はダメだってそこで学んだんですよ。「いや、お前さ、アイドルやっているわけだからこんなところでこういうことをしちゃいけないし。ちゃんとファンの方のために夢を売る仕事なんだから。こんな風に歩いちゃいけないし、別々に行動しなきゃダメだよ!」とか言ってくれるぐらいしっかりした男じゃなかったので。イエスマンだったから、「まあ、いいかな?」って思っちゃっていて。

(吉田豪)うん。

(長谷川るみ)だから、それから男の趣味が全く変わりましたね。

(吉田豪)イエスマンはよくない?

(長谷川るみ)いまは武士みたいな男の人が。「そこに座れ!」みたいな。「お前は、何をやっていんだ? 甘いよ、甘い!」みたいな感じで。

(吉田豪)おじいちゃんみたいな感じでね。

(長谷川るみ)そうそう。刀をいつ持ち出すかわからない、みたいな。そういう人を好きになってしまって。私にとってはあれはトラウマだったんですよ。あれが撮られちゃって。あれから人気も落ちたし……当たり前なんですけど。プロデューサーにも嫌われちゃったりして。

(吉田豪)あの時は相当怒られたんですか?

(長谷川るみ)怒られましたね。普通に。やっぱり「自覚がないんじゃないか?」って。プロ意識の足りなさとかを怒られて、ごもっともだからなにも反論はできず、そこはわんわん泣いて。あれがなかったらもうちょっと続けられたかもしれない。

(吉田豪)でしょうね。うん。

(長谷川るみ)あれのせいでやっぱり「ちん落」してしまったんで。

(吉田豪)「ちん落」(笑)。

(長谷川るみ)そう。あの時、結構運気も良かったのに、自分で自ら壊したみたいな感じで。だからいまは占い……そこから占いに行き始めたんです。

(吉田豪)なるほどね。そこからスピリチュアル好きになっていくという。

(長谷川るみ)そう! だから「こういう時期にこういう人と関わっちゃいけない」「こういうことをしちゃいけない」っていうのを、やっぱりそれからこだわるようになって。やっぱり大事な時期ってあるじゃないですか。

(吉田豪)ありますよ。

(長谷川るみ)売れる時期というか。それを逃したら何年も来ないわけなのに。アイドリング!!!は私のひとつのブレイクだったんですよ。でも、それでちょっとトチっちゃったからああなっちゃって。だから、それからすごい占いに行くんですよ。相性とか、この人はいい人なのかとか。だから、彼のことを悪く言うことはないですけども……私は、自分が結構気が強い人間なのでイエスしか言わないような男の人の方が相性がいいと思っていたんですうよ。

(吉田豪)まあ、やりやすいですよね。

(長谷川るみ)「いいよ、いいよ。かわいいよ、大丈夫だよ」って。やりやすかったんですけど、もうそれをはるかに超えるようなライオンのような男の方が相性がいいって最近は思ってきたんですよ。「お前はこうだからダメで、こうしなさい。こうじゃなきゃいけないんだよ」って言ってくれる人の方が厳しく生きられるわけですよ。そういった感覚になってきましたね。最近。

(吉田豪)僕がずーっと、スキャンダル関係は関係ないですけど、BUBKAで20年近く仕事をしていて。なのであの時期にBUBKAがああいうのを載せた結果、アイドリング!!!関係が一切扱えなくなって。

(長谷川るみ)そうなんですか?

(吉田豪)そうなんですよ。僕はオフィシャルな取材をしたいだけなのに、そういうことができなくなっていくんですよ。BUBKAのせいで。

(長谷川るみ)なるほどなー。

(吉田豪)いろいろありましたよ。あの時期。

(長谷川るみ)ああ、そうだったんですね。でも、衝撃的ですよね。あの写真は。うん。えっ、どう思いました? 「ヤバいな、こいつ」って思いました?

(吉田豪)だからこういう人間性を知らなかったから、「まあ、こういうこともあるな」ぐらいに思ったんですけど。こうやって話してみるとね、だから「恋愛禁止は人権無視じゃないですか!」みたいな人だとしたら、「うん、わかる!」ってなるじゃないですか(笑)。

(長谷川るみ)でも、自覚はなかったから反省はしています。自覚はないよ。ふしだらな行動でした、あれは。

吉田豪と長谷川るみ アイドリング!!!時代を振り返る
長谷川るみさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんとアイドリング!!!時代を振り返っていました。

(吉田豪)「ふしだらな行動」(笑)。

(長谷川るみ)ファンの人に失礼だし。私のためにお金を払ってやってくれている、見てくれている人に謝れよっていう感じだから。それからはもうずっと占い!

(吉田豪)フハハハハハハッ! 「反省」っていうよりも「占い」に行くんですよね(笑)。

(長谷川るみ)もう何か聞かないと無理になっちゃって。怖すぎて。なんか。

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