EXIT兼近 過去のM-1グランプリをはじめて見て感じたことを語る

佐久間宣行とEXIT『ゴッドタン マジ歌ライブ 2020』を語る 佐久間宣行の東京ドリームエンターテインメント

EXITのお二人が2020年2月18日放送のニッポン放送『佐久間宣行の東京ドリームエンターテイメント』にゲスト出演。過去のM-1グランプリを一切見ていなかった兼近さんが2001年の第一回から見てみて感じたことを話していました。

(佐久間宣行)メールが来ております。「兼近さん、ちなみに達川光男さんはご存知ですか? 今、一番面白い人らしいですよ」。達川光男さん。

(兼近大樹)達川光男さん? いや、もう「?」がノンストップですけど……達川? なんかプロレスラー? 違う?

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! 違うな。うん。元広島カープの選手で、今は解説者の方。名解説者なんだけども。

(りんたろー。)野球、好きなのに。

(兼近大樹)いや、過去の野球選手はあんまり知らないんですよ。

(佐久間宣行)兼近、知らないことが多すぎるよね。

(りんたろー。)そうなんですよ。だからどうやってここまで情報を遮断してこの年齢まで生きてきたんだろう?っていう(笑)。

(佐久間宣行)兼近はね、家が貧乏すぎて、一時期すべての痛みを「成長痛」で片付けられていたからね(笑)。

(兼近大樹)そうそうそう(笑)。

(りんたろー。)だからめちゃくちゃ血とか出てるのに、お母さんが「成長痛だ」っていう風に……。

(兼近大樹)びっくりした(笑)。さすがに切り傷は俺もわかるしっていう(笑)。「喉が痛い」って言って声も枯れているのに「成長痛だ」って言われたり。せめて声変わりだろう?っていう(笑)。

(佐久間宣行)それで片付けられてきたから、なかなか病院に行かないんだって。それであまりに忙しくて体調を崩した時には、だってりんたろー。がマネージャーとスケジュールを調整して、兼近を病院に行かせたっていう(笑)。もう親なの。親。りんたろー。が(笑)。

(りんたろー。)だから、今まで1回も喧嘩したことないですけど、その時に病院に行かずに遊んだりしていたんで、その時はちょっと怒りましたね。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(兼近大樹)そう。スケジュールを勝手に空け始めたから「もう遊んでやろう!」って思って。「体調いいわ」って思って。そしたら怒られちゃって。

(佐久間宣行)で、怒ったんだよね。でも、みんなが思う「怒る」じゃないのよ。たしなめる怒り方で。それで「りんたろー。、なんでそんなに怒らないの?」って聞いたら、何だっけ?

(りんたろー。)いや、怒るとやっぱり萎縮するんで……。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! 最高の上司(笑)。

(兼近大樹)のびのびできなくなるっていう(笑)。

「兼近はのびのびさせてやりたい」(りんたろー。)

(佐久間宣行)「兼近はのびのびさせてやりたい」っていう、最高の上司(笑)。ということで、この番組はゲストにおすすめエンタメっていうのをうかがってるんですよ。ということで、EXITのおすすめエンタメを教えてください。

(兼近大樹)僕はでもやっぱり読書ですかね。読書が一番人生を変えるものだと思ってるので。

(佐久間宣行)好きな本は?

(兼近大樹)一番好きなのは、エッセイ系なんですよね。その作者の気持ちが伝わるというか。直接伝わってくるっていうので。それで穂村弘さんっていう……。

(佐久間宣行)おおっ! 穂村弘さん!

(兼近大樹)わかりますか? 歌人でめちゃめちゃきれいな文章を書くんですよ。もう等身大のサラリーマンのおじさんの1日をただ書いてるだけなんですけど。情けなくもあり、かっこよくもあり。とてもきれいな文章。最高!

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! お前、チャラ男は無理だったんじゃねえか? 穂村弘を語って生き生きしているじゃねえかよ(笑)。

(りんたろー。)EDMを聞いてくれよ(笑)。でも、それで言ったらね、M-1にも最近、ハマったんでしょう?

(兼近大樹)ああっ、M-1も最近……一番最新のやつを見たんで、「ちょっと過去のM-1ってどうなっているの? そういえば、見てなかったわ」って思って2001年から見直して。まず、中川家さんがおもろすぎて。中川家さんがぶっちぎり! 他にフットボールアワーさんとか出ていたんですけど。フットボールアワーさん、別の番組とかでMCをやっていて絡んでたんで。今のフットボールアワーさんを知ってるんで。あの2001年のフットボールアワーの漫才がつまんなさすぎて……(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(兼近大樹)「おい、こんな滑ってんのかよ!」って思って(笑)。

(佐久間宣行)まあまあ、まだ若手だからね。

2001年のフットボールアワーがつまらなすぎる

(兼近大樹)そう。後藤さんが俺よりも若手の時だから。めちゃくちゃしゃべりも下手だし、緊張して噛んでいるし。逆に笑っちゃって。「つまんねー!」って思って。でも、過去のものを見れるっていうのが楽しすぎて。で、次に2002年に行ったらフットボールアワーがめっちゃおもろくなっているんですよ!

(りんたろー。)フハハハハハハハハッ! 1年で?(笑)。

(兼近大樹)「おいおいおい! 成長、ハンパじゃねえな、フットボールアワーさん!」って思って(笑)。すごいっすよ。

(佐久間宣行)やっぱりMCまで上りつめる人は違うんだね。

(兼近大樹)「こんなにおもろくなるんだ!」って思って。

(佐久間宣行)1年目は?

(兼近大樹)1年目はクソつまんねえ。滑って滑って。

(佐久間宣行)まあ、でも伸びているからね。

(兼近大樹)だから今のやつを知っちゃっているから。

(佐久間宣行)じゃあ、あれじゃない? アンタッチャブルとかはじめて見たんじゃない?

(兼近大樹)だから今、ちょうど2003年の決勝のところで敗者復活戦で「アンタッチャブル!」って選ばれて出てくるシーンで止めてあるんですよ。

(りんたろー。)なんでだよ!

(佐久間宣行)お前、そこでよく止められるな(笑)。

(りんたろー。)見たくなるだろう?(笑)

2003年、アンタッチャブル登場で一旦止める

(兼近大樹)一番いいところで止めているんですよ。でも俺、噂で「優勝をしている」っていうのはもう知ってるんで。だからちょっとなんか……「ああ、でもこれ、アンタッチャブルさんが優勝するんだよな」って知っちゃってるっていうのがなんか嫌で、見れないんですよ。

(佐久間宣行)ああー。アンタッチャブル、その年は多分していないよ。敗者復活戦から上がった時はしていない。

(兼近大樹)ええっ!? してないんだ、あれ?

(佐久間宣行)の、はず。

(兼近大樹)えっ、ヤバい、ヤバい、ヤバい!

(佐久間宣行)あっ、ネタバレしちゃったな……(笑)。

(りんたろー。)フハハハハハハハハッ!

(兼近大樹)うわっ、ヤバい! なにしてんすか!

(佐久間宣行)ごめんごめん(笑)。

(りんたろー。)優勝すると思ってしなかった時の楽しさが……(笑)。

(兼近大樹)ヤバい! 誰がしたの!?

(佐久間宣行)そして、翌年が楽しみだもんね。

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