R-指定 FOD・おすすめフジテレビドラマを語る

R-指定 FOD・おすすめフジテレビドラマを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2020年5月5日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でフジテレビオンデマンド(FOD)についてトーク。おすすめのフジテレビドラマについて話していました。

(R-指定)でも、それこそウルフルズさんとのライブがなくなったって言うけども。俺らホンマにさ、ライブいろいろなくなってるじゃないですか。

(DJ松永)もう全部です。ツアーもなくなりましたよ。

(R-指定)だから基本的に結構ね、家にずっとおるんですけども。結構やっぱり……みんな、どうですか? そのいろいろ見てると思うんですよ。動画配信サイトというか。

(DJ松永)そうだね。今は本当、ここぞとばかりにさ、みんな見てるだろうからね。

(R-指定)みんな、見てるでしょう。どうですか、松永さん。やれ、ネットフリックスだ、アマゾンプライムとかですか?

(DJ松永)俺、アマゾンプライム入ってるよ。

(R-指定)ネトフリは?

(DJ松永)ネトフリとか、そういうところじゃない?

(R-指定)あとは、Huluとか? そうでしょう? でも、違う、違う。FODやから。フジテレビオンデマンドを見てくれよ! 今すぐに!

(DJ松永)え、FOD?

(R-指定)FODよ。

(DJ松永)FODに入ってんの?

(R-指定)当たり前よ。みんな、入っているよ。FODなんか。

(DJ松永)そんなやつ、いるの?

(R-指定)いやいや、おるよ! お前、それはFODに失礼や!

(DJ松永)嘘でしょう?

(R-指定)いや、ホンマ。

(DJ松永)だって、アマゾンプライムでだいたい見れるよ。そもそも俺、アマゾンプライムは商品が早く届けてほしいから入っていたんだけども。それで後から「あれ? めっちゃ映画が見れるじゃん!」ってなって。ドラマも見れるし。

(R-指定)えっ、ドラマってそんないっぱい見れる? アマゾンプライムで?

(DJ松永)うん。

(R-指定)えっ? 『愛という名のもとに』とか入ってる? 『抱きしめたい!』とか入ってる?

(DJ松永)いや、ちょっと存じ上げない……。

(R-指定)えっ? 『大奥』の全シリーズ、入ってる?

(DJ松永)いやいや(笑)。海外ドラマとかじゃないの?

(R-指定)いやいや、もうみんな、海外ドラマばっかりやん! フジテレビオンデマンドで日本のドラマ、見よう! 今!

海外ドラマじゃなく、日本のドラマを見よう

(DJ松永)ああ、そうか。「フジテレビオンデマンド」っていうことは昔のフジテレビのドラマとかいっぱい入っているんだ。

(R-指定)そうやねん! で、これFODがすごいのは、俺は入ったのが最近なんですよ。ホンマに自粛期間になって、なんか家で見ようってなって。俺、ずっとパソコンで見ていたんやけど、マネージャーの森さんに電話で教えてもらって。そのテレビの画面、テレビでネットの配信のサイトを入れるようにしてもらって。その流れでちょっと俺、「大画面で木村拓哉を見たいな。大画面でキムタクのドラマ、見たいな」と思って。

(DJ松永)なるほど。もう最近、ずっとPC、PCだったわけか。

(R-指定)そう。でも木村にはあの画面って小さすぎるねん。

(DJ松永)ああ、たしかに! 収まらないよな? でも、たしかにドラマってさ、テレビで見たいよな。パソコンとかじゃなくて、テレビの画面なんだよな。

(R-指定)だから俺、パソコンでキムタク見てたらなんか申し訳ないんよ。

(DJ松永)たしかに。「違うんだよな、この画角、画質じゃないんだよな」って。

(R-指定)そう。だからテレビ画面で見たいと思って。それで「キムタクのドラマを見られるやつ、なんやろう?」って思って聞いたら「FODとか、結構あるよ」ってなって。それで俺、フジテレビオンデマンド、FODに登録して。それで最初はキムタクのドラマを見るつもりやってん。それで、結構見ててん。それで「やっぱり懐かしいな!」って見てたんやけど、「他のドラマ、どんなの入ってんのやろう?」ってバーッと一覧みたいなのを見たら……まあいかに俺の人生がフジのドラマに彩られてきたか。

(DJ松永)えっ、そうなの? 俺、そもそもさ、ドラマを局で判断したことないから全然わかんないけど……。

(R-指定)そう。俺もあんまり局で判断してなかったんやけど、一覧を見たら「ああ、これもフジやった! これもフジ。えっ、これも?」みたいな。で、俺は中学、高校の時に学校から帰ってくるやん? それで関西のフジテレビ系列のカンテレってワイドショーから夕方のニュースの間に2時間ぐらい空いてんねん。その2時間でドラマを2話ずつ再放送を毎日してんねん。で、その時にずっと俺が見てたドラマとかが軒並みあるのよ。

(DJ松永)ああ、なるほどね!

(R-指定)「えっ、ちょっと……『美女か野獣』あるやん!」とか。これね、福山雅治と松嶋菜々子のテレビ局のやつね。それでいろいろとあって。「ちょっとこれ、お気に入りに入れといて、あとで見よう!」って。それで「俺、ちょっとトレンディドラマって見たことがないな」って思って。「ザ・トレンディドラマっていうのを俺、見たことないかも……」って思って。

(DJ松永)世代的にやっぱり俺らには一昔前だもんな。

(R-指定)そう。それでザ・王道やけども、名前だけ。タイトルだけ知ってる。キャラクターだけ知ってる。名ゼリフだけ知ってるっていう意味で『東京ラブストーリー』。

(DJ松永)ああ、俺も名前だけ知っているわ。見たことないけど。

(R-指定)それで「『東京ラブストーリー』、見てみよう!」と思って概要みたいなのを見たら1991年のドラマやねん。だから俺と同い年。

(DJ松永)タメじゃん。それは見ているわけ、ねえもんな。

(R-指定)そう。「俺と同い年のドラマがどんなやつやったんか、ちょっと見てみよう」って思って。それで『東京ラブストーリー』、見たんやけども……めちゃくちゃおもろい!

(DJ松永)面白いんだ!

(R-指定)めっちゃおもろいし、あのね、もう29年前のドラマやけども全部新鮮やった。29年前のドラマが。

(DJ松永)そうなんだ。新鮮なんだ。

『東京ラブストーリー』がめちゃくちゃ面白い

(R-指定)「なんで新鮮なんやろう?」って俺、考えたら……俺らがドラマのど真ん中とか王道やと思ってきたやつって、それまでのトレンディとかの流れを木村拓哉がぶっ壊した形。木村がぶっ壊して新しくした形を俺らはど真ん中やと思ってた。その木村が時代を塗り替える前の時代やから、めっちゃ斬新やん?

(DJ松永)なるほど!

(R-指定)「ああ、こんな感じなんや!」って。

(DJ松永)じゃあ、当時は全くベタじゃなかったんだ。木村のやってきたことは。

(R-指定)せやねん。だから木村が斬新やったから、スタンダードになった。

(DJ松永)すごい! 新しいスタンダードを作り上げるって、とてつもないことだね。

(R-指定)そう。で、『東京ラブストーリー』の何がすごいって……。

(DJ松永)でも、そうか。もうちょい新しいものだったりすると、入りくかったりするんじゃないですか?

(R-指定)えっ? 時代? いや、全然全然。

(DJ松永)全然? その時代のものがいいんですか?

(R-指定)あのね、「その時代のものがいい」っていうか、普通に全部味が濃いし。なんていうか、「ああ、東京でこんな恋愛したいな」とめっちゃ思うんよ。しかも、織田裕二が主演やねんけど。その相手役が鈴木保奈美で、めっちゃかわいい! それで、みんな知ってるあの「カンチ!」っていうセリフ、あるやん? あのドラマ。で、「元ネタ、これやったんや!」みたいなのがいっぱい出てくる。織田裕二と鈴木保奈美が向かい合って「じゃあ、明日も元気でな」って後ろ向きに向かい合いながら歩いていくねん。

で、お互いに言うねん。「明日も元気でな」「カンチもね」って。「ちゃんと寝ろよ」「カンチもね」「遅れるなよ」「カンチもね」とかって。「なんかこのままじゃ、ずっと帰れないね」みたいな感じで後ろ向きで離れていくのよ。「じゃあ、いっせーので背中向けよう」っつって「いっせーの!」って背中向けるねん。で、織田裕二が歩き出して「まさか……」と思ってパッと振り向いたら、鈴木保奈美はまだこっちを向いてるねん。で、織田裕二が「ずっちーな!」っつって(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(R-指定)それで鈴木保奈美がブワーッと走ってきて「カンチ、好き!」って抱きついてキスするの。そこで「チュクチューン! テーレーレレレーレ♪」って『ラブ・ストーリーは突然に』が流れるのよ。

(DJ松永)なるほど!

「ずっちーな!」(織田裕二)

(R-指定)あのイントロの破壊力とかもめちゃくちゃすごいわけ。小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』の。だから、ドラマの至るところで、その男女の心が動いた瞬間とかに……だからあのイントロってハートを射抜かれた音やねんな。

(DJ松永)なるほどね!

(R-指定)キューピッドの小田和正がどっちかの恋のハートを矢で射ぬいた音っていうのが「チュクチューン! テーレーレレレーレ♪」って。あれが流れんねん。めっちゃいいんです。もうドンズバのタイミングで流れるのよ。

(DJ松永)へー!

(R-指定)それでいろんなのを見ていて。それで……松永さん、90年代は昔すぎるか。2000年代の方がまだいい?

(DJ松永)そうだね。2000年代だったらまだ入るというかさ、見たことがある景色とかが舞台だったりするので。

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