(岩井勇気)ああ、なるほどね。だから、そういうことなんだよ。カラオケだから。自分が作ったものを素人が歌ったりとかするみたいなことじゃん。カラオケは印税が入ってくるから。だから今回で考えを改めてほしいわ(笑)。
(澤部佑)俺が言ったことあるか!? なんか、「なんで……」なんて言ってないじゃん?
(岩井勇気)お前、今のこのテンションもおかしいからね?
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! でも今まで、たてついたことないじゃん。その面で言ったら。
(岩井勇気)当たり前なんだよ?
(澤部佑)だからでも言ったことないでしょう?
(岩井勇気)「たてついてないじゃん!」っていう風にも言うことがおかしいのよ。当たり前なんだから。
(澤部佑)でも今、そっちがそれを言ってきちゃっているじゃん!
(岩井勇気)それは当たり前のことなの。
(澤部佑)俺はできているんだよ? できてない人が結構いる中で、できてる人なんだよ? この人は。この澤部はできてる澤部なのに、それを今、言ってるの! このなんか変なクリアパネル越しに! それは言ったらダメよ。できてる人なんだから!
(岩井勇気)できてることがスタート地点!
(澤部佑)フハハハハハハハハッ!
(岩井勇気)できてることがスタート地点。すごいよ、お前。今、笑ったことによってこのアクリル板にツバがペペペペペペッて飛んだけども。本当に今、アクリル板があってよかった(笑)。
(澤部佑)そうよ。TBSラジオはしっかり対策してますから(笑)。ドアも開けてますしね。大丈夫ですよ。
(岩井勇気)できてることでスタート地点だよ。本当にお前の意識が「ネタを書いてくれてありがとう」って。何も言わないっていうことがスタート地点。
(澤部佑)スタート地点にはいるんでしょう?
ネタを書いている人へのプラスアルファ
(岩井勇気)もっとプラス、だからもっとちゃんとやろうと思ったら、肩を揉んだりとか。なにかお金を支払ったりとか。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! ダメだよ、そんな……コンビが成立しないよ。そんなコンビ(笑)。
(岩井勇気)いや、それが本当の成立なんだから。そもそも成立してないんだよ?
(澤部佑)俺がだって肩揉みしても、嫌でしょう? いきなりしても。「なんだよ?」ってなるじゃん?
(岩井勇気)「なんだよ?」ってなっても、「いやいやいや……本当、書いていただいているんで!」って。お前は食い下がらないとダメだよ?
(澤部佑)「肩だけ揉ませてください! すいません!」っつって?(笑)。
(岩井勇気)「いいんだよ……チッ、じゃあいいよ。揉ませてやるから」って(笑)。
(澤部佑)そんなこと、絶対に言わないじゃん(笑)。ただ、あれだ。それを一番ちゃんとやっているコンビはロッチさんなんだよね。
(岩井勇気)ああ、そうなの?
(澤部佑)そう。コカドさんがネタを書いてて、ネタ合わせの時に中岡さんがスイーツ持っていくから。
(岩井勇気)ほら! そういうことなんだよ。
(澤部佑)そういうことだね。岩井が言っているのはね。「いつも書いてくれてありがとう」みたいな、そういうことだね。
(岩井勇気)そう。足りないけどね。スイーツごときじゃ。マジでスイーツごときでネタがもらえるって思っちゃっているのもおかしいからね(笑)。
(澤部佑)「ネタがもらえるって思っちゃっている」っていうか、コンビでやるネタだからさ。
(岩井勇気)ネタ1本100万だと思って。本当に。ネタ1本100万円だと思って。
(澤部佑)ただでも、俺がピンでやっててね、作家さんに完全に書いてもらっていて。それだったらわかるけど。結局、その2人でやらなきゃいけないわけじゃん。岩井も相方がいなかったらできないわけじゃん?
(岩井勇気)今回でわかりましたよね、澤部さん。俺は誰が相方でも大丈夫だっていうことが?
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! これはよくないよ方向になっちゃっているよ! 『ドリームマッチ』で(笑)。『ドリームマッチ』でとんでもないバケモンを生んじゃっているじゃん!(笑)。
とんでもないバケモンを生んでしまった
(岩井勇気)フフフ、澤部さん。今回でこれ、立証されましたよね? 澤部さん。「それに見放されずに組んでいただいている」っていうことをあなたには噛みしめていただきたい。
(澤部佑)たしかに。エゴサーチしていると、引っかかってきます。「岩井、天才だ」みたいなのが結構引っかかってくるんですよ。それはたしかに、もちろんその意見もわかります。
(岩井勇気)俺は本当にどんな相方にでも合った武器を作ることができる人間なんだから。
(澤部佑)ただ、私が大悟さんと組んでる漫才。1本目ね。やってる時、私もエゴサーチしています。それ、見てないですか?
(岩井勇気)見てない。
(澤部佑)「澤部さん、やっぱり天才だな」っていう意見ですよ。ほぼ。
(岩井勇気)何でですか?
(澤部佑)「やっぱり澤部さんの演じる能力が……」とか。「澤部、こんなにできるのか?」「澤部、ちょっとアレだと思ったんだけどな。澤部がこうも……」って……ちょっと、もうやめよう? こんな人たちのラジオ、聞きたくないでしょう?(笑)。
(岩井勇気)澤部さん、あのね、俺は演技力がない人が相方だったら、それなりにその人に合った面白いネタを書けるからね。
(澤部佑)ああ、そういうこと? それ、できる?
(岩井勇気)できるからね。
(澤部佑)そうなると結構、岩井の負担がデカくなるでしょう? 岩井ができなきゃいけなくなるからね。
(岩井勇気)そんなこともないからね。演技力がないことを振りにしたネタとかも作れるからね。絶対に俺は。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 「やっぱりハライチ、2人がやるのが一番だね!」って言われなきゃいけないのに……(笑)。もう2人でモメちゃって、モメちゃって。ダメですよ(笑)。
(岩井勇気)フフフ、しかもどっちのコンビも良かったのに(笑)。
<書き起こしおわり>