ハライチ『ザ・ドリームマッチ2020』を振り返る

ハライチ『ザ・ドリームマッチ2020』を振り返る ハライチのターン

(澤部佑)まあね。どういう……直美も後で言ったのかな? 『ドリームマッチ』の話が来て「ああ、出ます」ってなって。その後に言ったのかな?

(岩井勇気)本当にさ、フィーリングカップルの時に「すいません。私、実は半分しかネタ合わせする時間、ありません」っていう風に言わないと。もう……ひどいよね?(笑)。

(澤部佑)たしかに、結構な重要事項だね(笑)。

(岩井勇気)なんか、ねえ。フィーリングカップルはドキドキしましたね。

(澤部佑)そうね。楽しかったね。面白かったしね。チョコプラさんのところとか。山里さんが春日さんに振られ続けるとかね。盛り上がったよね。フィーリングカップル自体もね。

(岩井勇気)塙さんが残っていたっていうのもね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 塙さんは本当にちょっと悔しがっていたというか、ショックを受けていたね。

(岩井勇気)塙さん、なんかね。ショックを受けてたね。なんか、「なんでだろう?」みたいな。

ショックを受けていたナイツ・塙

(澤部佑)だから塙さんと長田さんが残ったでしょう? あれは我々、先に抜けた組は上から見ていたじゃない? あのへんのみんなで話してたのは「塙さんと長田さんはやっぱり人がよさそうじゃないもんな。あの2人とネタ合わせ、したくなくない?」って。なんかみんなで言ってたわ(笑)。

(岩井勇気)そう。なんか別にネタどうこうじゃなくて、2人で同じ空間にいたくないっていうことなのかな?

(澤部佑)それも多少はあるかもね。少ないかもしれないけど。

(岩井勇気)土屋さんも言ってたよ。「人とやってみてわかったけど、俺はもう塙専用マシーンになっちゃっているなと思った」って(笑)。土屋さんが打ち上げの時に言ってた。

(澤部佑)いやいや、そういうことだね。なるほどね。そんな感じ、まあ全然別に感じないけどね。富澤さんとのを見て、めちゃくちゃ面白かったけどね。

(岩井勇気)「すげえ緊張したし、覚えられなかった」って言った。そうそう。

(澤部佑)たしかに緊張はしたな。ネタ合わせ、毎回。本当にこうやって、言ったらハライチっぽい部分も。まあまあ、大悟さんさんがアドリブでいきなり言ってきてさ。で、乗っかってやって。ほぼほぼそのままなんだけど、何だっけな? 1個、フレーズがなんかあったんだよな。 何か、あったんだよ。もう1フレーズ。それをなんか俺がブワーッとやって。何回かやって。結構、同じのを何回か繰り返しやってたんだけど。「おい、澤部。そこ、○○のフレーズ。あそこ。ウケてないの、わかっているか?」みたいな。「いやいやいや、ああ……スタッフさんとか笑ってないのはわかってましたけど。そうですかね。ああ……」って。まあ、それはやっぱりみんな、普段とは違うもんね。

(岩井勇気)そうね。本当に……塙さん、打ち上げに来なかったよね?(笑)。

(澤部佑)塙さん、来なかったね。いや、塙さんはやっぱりだいぶ終わった後もショックを受けていたからね。うん。

(岩井勇気)塙さんと山里さんがどんよりしていたよね?

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! いや、それも別に今更ね、いいんだけども。うん。

(岩井勇気)すごい……そうね。山里さんも「思うところがあるわ」みたいな感じだったんだけど。春日さんはおいしそうにお酒を飲んでいて(笑)。

(澤部佑)そういうことでしょう?(笑)。だから岩井が最初に言ってたのも、ちょっとそういうことでしょう?

(岩井勇気)そういうことなのよ。

ネタを書いていない方がおいしくお酒を飲めてしまう

(澤部佑)ネタを書いていない方が結局おいしくお酒を飲めちゃうというね。それはやっぱり本人たち……またネタ書いてる方がより、それはあるのかな? 思うところはね。

(岩井勇気)これ、ネタを書いてるやつの特権だと俺の中で思ってるんだけど。「自分が頑張らなくていいように作る」っていうね(笑)。

(澤部佑)フフフ、それはいくらでも操作することは可能だよね。

(岩井勇気)そうそう。でも、いいじゃん。本番の5分、6分、7分ぐらい頑張ればいいだけなんだから。俺らはもうずっと休みなく、日常的にネタを考えてるんだよ? それを5分ぐらいの頑張りで「なんで俺ばっかり頑張っているんだよ?」とは絶対に言ってほしくない。

(澤部佑)いや、その通りなんだけど。言わないのよ。あんまりネタを書いてる人は、そういうことを(笑)。

(岩井勇気)言ってほしくないね。本番は、頑張ってほしい!

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 「なんで俺だけ?」って、そんなこと言っている人、いる?

(岩井勇気)もう絶対にネタとか間違えないでほしいし、きっちりやってほしいし、頑張ってほしい。

(澤部佑)もう噛まれたりとかネタを飛ばされたりした日には、たまったもんじゃない?

(岩井勇気)そうだよ。至極のネタがさ!

(澤部佑)じゃあ、岩井が飛ばすのはいいの?

(岩井勇気)いいんだよ!(キッパリ)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! いいの?

(岩井勇気)マジで。俺ら、作っているんだから。

(澤部佑)そうなると、作っていない方はより思うのよ? 「ネタ書いて、一番ネタに触れている時間が長いのに、なんで飛ばしてんだよ?」って。

(岩井勇気)絶対にそんなこと、思わないでほしい!

(澤部佑)フハハハハハハハハッ!

(岩井勇気)俺がどうしようが勝手なんだから。俺のネタなんだから。

(澤部佑)ズルいよ(笑)。

(岩井勇気)全然ズルくないよ。だって、違う。本当に作曲してるやつが言ってたら違うと思う。

(澤部佑)どういうこと? 「作曲している」?

(岩井勇気)作詞・作曲してるバンドの、たとえばギターとかボーカルのやつがそれを言ってたら違うと思う。なぜなら作曲とかしてることによって入ってくるマージンがあるから。俺たちは、ないんだから。イーブンなんだから。ネタを作っているやつと作っていないやつの取り分が。

(澤部佑)フフフ、お金の面で言うとそうだね。たしかにね。

(岩井勇気)それでみんな、「いやー、ネタをやりたいから」とか「ウケたら面白いっていうのが快感なんだよ」とかいうこともあるじゃん? でも、そういう風に思ってないとやってらんないから言ってるだけだからね。これは本当にね。お金というものも入ってこないし。

(澤部佑)ああ、ネタを書いている人たちはたまに言うもんね。「作曲とかと一緒で、なんで金が入ってこないんだ?」っていう理論はよく言うもんね。

(岩井勇気)本当にそうなんだよ。ギャグが流行っても、他でいろんなところで使われたとしても、印税が入ってくるわけじゃないのよ。

(澤部佑)それを瀧上さんがめちゃくちゃ言っていたもんね。『水曜日のダウンタウン』で。

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