小袋成彬 2019年イギリス音楽の現状を語る

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小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中で2019年現在のイギリス音楽について話していました。

(小袋成彬)いま、お聞きいただいたのはパイロットというバンドの『January』です。

そうそう。こういうのって僕、もちろん生きていないんで。親父もまだ俺が生まれる前……青春時代前ぐらいですか? そうだそうだ。なんですけど。その親父の持っているCDとか、あとはまあ日本のレコード会社が出してるコンピ系ですよね。ソウルファンクディスコみたいな。そういうので僕、知って、そっからディグるっていうのがまあ、この手合いのディグり方なんですけど。だから僕はレコードではないです。

ちなみにパイロットはイギリスのバンドでですね、たしか74年にデビューだった気がします。74年です。で、ファーストとセカンドアルバムがめちゃくちゃ売れたんですよ。ファーストがね、いきなり全英5位とかに入ったんですよ。たしかトップ5に入って、アメリカでもそこそこ売れて。

で、75年。その次の年にアルバムを出したそのシングルが『January』。まさにこの曲だったですよね。当時、75年っていうと、イギリスはエルトン・ジョン全盛ですよね。そういう時代です。で、調べたんですけど日本でいうとイルカの『なごり雪』が1975年。「いま春が来て君は~♪」ってやつですね。あれが75年なんで、その頃の曲と思えばは何か少し思いを馳せことができるかもしれないですね。当時のイギリスに。

やっぱりこういう時代のを調べてるとアメリカってすごくソウルフルで「踊り」っていう感じなんですけど、イギリスだとちょっとね、グループサウンズの影響がちょっとずつ残りつつも、ほのかな田舎な香りがある感じはやっぱり英国音楽の矜持がありまして。ビートルズから続いて、まあたとえばパイロットですとかエルトン・ジョンもあって。ブラー、オアシスまで続くバンド文化、イギリスの英国ミュージックっていうのがどれだけ世間を席巻してたか?っていうのはね、本当にこういうのを調べているとよくわかります。

一方、いまの時代を見るとやっぱりアメリカがいちばんなんですよ。何においても。音楽においてもね。この前、人づてに聞いた話で、もうアメリカが音楽のいちばんになっている。いつの間にかもう、オアシスあたりから英国音楽産業が伸びてはいるものの、世界を席巻するというまでには至らない。まあデュア・リパ、エド・シーラン、あとはワン・ダイレクションとかあのへんはありますけど、やっぱりどう考えても主流はアメリカなんですよ。

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英国音楽の代名詞が失われた

で、いま、ガレージロックと言われたいわゆる英国音楽のそういう代名詞みたいなものが全くない。「これは由々しき事態だ!」って思ってるんじゃないかな?って僕はなんとなく……イギリス人はそう思ってるのではないかとずっと想像したんですけど。どうもインタビューをしたら、やっぱりそう思ってると。「いま、イギリスを代表するものがグライム以降、ない」って言っていたのかな? 「グライムラップ以降、ない」って言っていたんで。

でも、そのかわりSpotifyとかAppleMusicを使ってデジタル的にいまの英国音楽を広めていこう。その筆頭にジョルジャ・スミスがいるんですよ。あとは……まあインディーの話ですけど、ジョルジャ・スミスとあとはトム・ミッシュ。あとはジャングル。このあたりがSpotify UKも一緒になって、イギリスの音楽を世界に広めようということで、どんどん……Spotifyが中心となって宣伝をやっているっていういまの英国の音楽産業の現状です。

<書き起こしおわり>

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