小袋成彬 イギリスのレコードマニアにウケた日本の楽曲を語る

小袋成彬 イギリスのレコードマニアにウケた日本の楽曲を語る MUSIC HUB

小袋成彬さんが2020年3月13日放送のJ-WAVE『MUSIC HUB』の中でイギリスのレコード好きの方々に聞かせて反応がよかった日本の楽曲を紹介していました。

(小袋成彬)先週はね、2009年特集ということで。曲だけを流したんですが、今日は久々にロンドンに帰ってきたので話をメインの回にしようかなと思っております。なんかいろいろあったんですよ。話したいこともあるし。いろんな経験をしたので、シェアしたいなと思っています。まずはじゃあ、何を流そうかな? 曲を流しましょう。ceroを流します。『薄闇の花』。

cero『薄闇の花』

お聞きいただいたのはcero『薄闇の花』でした。こっちのレコード好きな連中……レコード界隈があって。リイシューレコードを主催してる人たちとか、あとはレコードの即売会とかを主催してる友達がいて。それでceroを聞かせたんですよ。そしたら「めちゃくちゃいいね!」みたいな。「いや、いいよね。そりゃそうだよね!」って思いましたもん。あとペトロールズとかも聞かせてね。でもペトロールズはiTunesにすらないから。AppleMusicどころか。本当にもったいないなって思うんですけどね。

ただね、聞かせたらやっぱりね、「いいな!」ってなるんですよ。「こんなのあるんだ!」って。昔のレコードで勝手にYouTubeに上がっているようなやつってやたら皆さん、詳しかったりするんですけど。いわゆるこの2010年代の音楽っていうのは何もチェックというか、情報が届いてないっぽくって。やっぱり僕が「いいな。この人はグルーヴがあるな」と思ったやつはね、しっかり響くんですよね。

あとはね、すごい反応が良かったのは舐達麻の『100MILLIONS (REMIX)』とか。

舐達麻『100MILLIONS (REMIX)』

あとはGEZANの『狂(KLUE)』から『Soul Material』。

GEZAN『Soul Material』

これはめちゃくちゃハマりがいいし。俺も超好き。ceroは『Summer Soul』と『Orphans』がめっちゃいいかな。あとは『薄闇の花』もいい。

あとは……あと、意外と反応がいいのはGODの『DOG』というアルバムから『愛のバラード』。前に流したけどね。

GOD『愛のバラード』

あとはキリンジの『エイリアンズ』。このへんは間違いないかな。

キリンジ『エイリアンズ』

あとは吉澤嘉代子さんの『残ってる』。

吉澤嘉代子『残ってる』

だから反応がいいんで。なんかコンピとか作りたいなって思うんですよね。日本にいるとね、「えっ、そんなcheesyなことってある?」って考えるけど、意外とやっぱりね、セレクションをするとすげえいいレコードができたりするんで。まあいつかやりたいな、なんて思っています。

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