夏帆さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』にゲスト出演。同い年の小袋成彬さんと20代後半を迎えての仕事やキャリアについて話していました。
(小袋成彬)今回のゲストは先月、友達になった夏帆さんです。よろしくお願いします。
(夏帆)夏帆です。よろしくお願いします。フフフ(笑)。
(小袋成彬)同級生だよね。91年の。6月30日でしょう?
(夏帆)そうそう。同い年なんだよね。6月30日。
(小袋成彬)俺も4月30日だからさ、2ヶ月しか変わらない。
(夏帆)2ヶ月違い。じゃあ、もうすぐ誕生日じゃん。
(小袋成彬)そう。平成最後の日が誕生日だから。
(夏帆)!
(小袋成彬)でしょう? 4月30日。で、5月1日になってたしか平成から変わるじゃないですか。俺、平成最後の日が誕生日なんすよ。ヤバくない?
(夏帆)ヤバいね! いいね!
(小袋成彬)平成最後の日に28になる。今年、俺ら28だよね?
(夏帆)今年、28。うん。28。もうだんだん自分の年齢がわからなくなるよね。
(小袋成彬)わからなくなる。うん。役も変わってくるでしょう? いつぐらいから変わってきたの? ちなみに俺、あんまり見たことがない。正直言うと。
(夏帆)オイッ!
(小袋成彬)仕事しているところを見たことない(笑)。あんまり映画を見ないの。だから普通に、いい意味でピュアな友達になったっていう。だって俺が歌っているのもあんまり見たことないでしょう?
(夏帆)見たことあるよ。あ、仕事ではないけど。
(小袋成彬)でしょう? そう。だから、そんなもんよ。
(夏帆)そうだね。あ、なんの話だっけ? フフフ、ああ、役でしょう? 役の話。そうだね。だんだん変わってきているね。でもいま、すごい中途半端な年齢だからさ。
(小袋成彬)28か。
(夏帆)そう。学生はもうさ、できないし。
(小袋成彬)お母さん役はある?
(夏帆)お母さん役は、あるにはあるけど、でもやっぱりちょっと早かったりするじゃん。新入社員っていうのも年齢的にはちょっとでも……。
(小袋成彬)もうないの?
(夏帆)あるはあるけど……っていうなんかすごい微妙な。
(小袋成彬)微妙な歳なんだ。いちばん揺れ動く歳だもんなー。28か。ここ2年間ぐらいで俺、すごい人生観がいろいろと変わったんだけどさ。なんか仕事に対して変わったこととかある?
(夏帆)えっ、いつから? ハタチぐらいってこと?
(小袋成彬)いや、ここ2年間ぐらいかな。25を過ぎてから30に向かうまでの……。
(夏帆)すっごい変わった。
(小袋成彬)なんかさ、焦燥感とかあとは変な落ち着きとか。
(夏帆)あと、でも私はほら、若い頃から……10代前半から仕事をしているからさ。
(小袋成彬)今年で何年目ですか?
(夏帆)ええと、いまが27でしょう? だから、もう15年ぐらいやっているわけ。
(小袋成彬)ヤバッ! 15年前って12歳っていうこと?
(夏帆)そう。12歳の時にスカウトされて仕事を始めたんだけど。
(小袋成彬)どこでスカウトされたの?
(夏帆)えっ、原宿(笑)。
(小袋成彬)原宿? もうね、12で原宿にいるのがすげーよ(笑)。
(夏帆)フフフ(笑)。
(小袋成彬)俺、だって12の時は浦和で野球ボールを追いかけていたもん(笑)。
(夏帆)フフフ、ええ。東京出身ですから、私。シティガールなんですよ。
(小袋成彬)そうなんだよね。好きな歌とか聞いていても思った。あんまりさ、故郷へのノスタルジーとかじゃないじゃん。
(夏帆)ああ、そうだね!
(小袋成彬)そもそも東京でしょう。
(夏帆)そうだね。そういうのはだから、あんまりわからないんだよね。
(小袋成彬)なんかね、俺メモったんだよ。この人が好きな音楽、なんだろう?って。昔、メモったことがあって。そうそう。故郷のノスタルジーじゃなくて、抗いようのない感情とか状況とか、あるいは美しい景色に対して絶望的に対峙している歌。「この景色が素晴らしい」っていうよりも「ああ、どうしようもないな!」っていう。虚しいなとか悲しいなとかいう歌が好きなんだなっていうメモをしている(笑)。
(夏帆)ええっ、なんで? すごいね!
(小袋成彬)毎日日記を書いているからさ。
(夏帆)いや、でもたしかにそうかも。
(小袋成彬)シティガールがゆえにだよ。たぶん。
(夏帆)シティガールがゆえもあるし、たぶん仕事をしていたっていうのもあるし。
(小袋成彬)すげーな。12で……12の時は何の仕事があったの?
(夏帆)ええとね、最初はお芝居っていうよりもCMとか、あとはジュニアファッション誌みたいなのがあるんだけど。『ピチレモン』っていう。
(小袋成彬)ああー、『ピチレモン』だ。同級生がみんな見てたわ。
(夏帆)やってた。
(小袋成彬)エンジェルブルーとかでしょう?
(夏帆)あ、そうそうそう!
(小袋成彬)メゾピアノとか。懐かしい!(笑)。
(夏帆)ねえ、なんかそう。お芝居とかさ、自分がやるって想像したことがなかったからさ。絶対にできないと思っていたし。それは事務所に入った時に言ったの。「できないです」って。「まずテレビに出たくありません」って言ったの(笑)。
(小袋成彬)へー! すげーな。
(夏帆)でもね、いつの間にかね、テレビに出てた(笑)。
(小袋成彬)俺、本当にボウズでずっと野球していた。新座の果てで声を出してたよ(笑)。
(夏帆)そうだよね。野球をやってるって言ってたもんね。
(小袋成彬)尊敬だわ。12から働き始めるのはもう、ありえないわ。すごいわ。やっぱりそれがすごいな。あ、曲をかけます?
(夏帆)そうか。曲ね。
(小袋成彬)じゃあ、曲をかけましょう。いま、2番をもう流したので、それ以外の。
(夏帆)じゃあ、7番を。
(小袋成彬)7番。『Sincerity Is Scary』。The 1975。
The 1975『Sincerity Is Scary』
(小袋成彬)お聞きいただいたのはThe 1975で『Sincerity Is Scary』でした。マンチェスターのバンドです。イギリスの。
(夏帆)おおー、イギリスの。
(小袋成彬)マンチェスター・ユナイテッドとかの、あそこの。
(夏帆)イギリスだあ。
(小袋成彬)イギリスだあ。
(夏帆)イギリスかあ。
(小袋成彬)ごめん。話、戻るけどさ。年上が多かったでしょう? 昔から、ずっと現場には。
(夏帆)ああ、そうだね。
(小袋成彬)もう年下が多くなってきた?
(夏帆)多くなってきた!
(小袋成彬)ヤバいね(笑)。
(夏帆)本当に! スタッフさんとかって絶対に年上だったんだけど。
(小袋成彬)スタッフですら年下の方が?
(夏帆)もう全然年下がいるし。最初、同い年が出てきた時にちょっとびっくりして。
(小袋成彬)同い年で出てきた人、誰を意識した? いちばん最初に。
(夏帆)ああー。でも表方の人はいるけど、裏方というかスタッフさんって絶対に年上だったから。だんだん……年下が増えてきて。
(小袋成彬)俺、石川遼が出てきた時にびっくりしたんだよね。「同い年で賞金王が出た!」って思って。フフフ(笑)。めちゃめちゃびっくりした。あと、野球をやっているとさ、先輩後輩がさ、強くなってくるからさ。「あっ、18歳でプロでやっている!」とかさ、びっくりしちゃう。
(夏帆)私、甲子園の子たちがさ、みんな年下ってなった時にさ、すごいショックだった(笑)。
(小袋成彬)フフフ、わかるわー。俺、それで言ったらね、モー娘。に2000年生まれの人がいるっていうのも相当……。
(夏帆)ええーっ!? そうなんだ!
(小袋成彬)この前、調べたんですよ。いちばん最年長が1996年。
(夏帆)1996年。
(小袋成彬)それがいまのモー娘。の最年長だから。
(夏帆)ええーっ! そうなんだ。全然年下だね。
(小袋成彬)歳食っているっていうことだね。ヤバいよね。
(夏帆)なんかね、私、まだハタチ……22、3ぐらいのつもりでいるの。
(小袋成彬)わかるわ!
(夏帆)だからさ、それぐらいの子たちに会うと「同世代じゃん!」って思うんだけどさ、全然下なんだよね。
(小袋成彬)もう28だから。半年行かないで。
(夏帆)もう大人じゃーん。
(小袋成彬)大人だよ。
(夏帆)うわーっ……。
(小袋成彬)でもそれを聞いている30代は「なに言ってるんだ」って思っているんだろうね。きっとね。
(夏帆)そうだね。「まだまだ」って。
(小袋成彬)まだまだ。俺も22の人が「もう大人っすね」って言っていると「まだまだよ……」って言いたくなるもんね。うん。ヤバいな。ちょっと同年代としてがんばって行きましょう。本当に。
(夏帆)がんばります!
(小袋成彬)俺もがんばるわ。うん。
(夏帆)がんばって。
(小袋成彬)がんばる(笑)。
(夏帆)「がんばって」って言うのもあれだけど。
(小袋成彬)でもキャリアはね、死ぬ間際にピークに持っていきたいってずっと思っているから。だからね、84で死ぬとしたら、たとえばだけど。そこで武道館とかやりたいなって(笑)。
(夏帆)ああ、そうなの?
(小袋成彬)フフフ、そう(笑)。なんかね、ずっと上り坂がいいんだよね。っていう人生観でやっている。
(夏帆)そうか。
(小袋成彬)やっぱり人生、上り坂ですよ。
(夏帆)上っていかないと。
(小袋成彬)そう。止まっていたら落ちちゃうから。停滞がいちばんの悪ですから。
(夏帆)本当だよね。本当にそう思うわ。
(小袋成彬)1週目の締めがこんなにしんみりしていいのでしょうか?(笑)。
<書き起こしおわり>