町山智浩と山里亮太 2019年を振り返る

町山智浩と山里亮太 2019年を振り返る たまむすび

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』大晦日の放送に出演。山里亮太さん、赤江珠緒さんと2019年を振り返っていました。

(赤江珠緒)この時間は映画評論家、町山智浩さんの「アメリカ流れ者」でございます。今日は町山さん、久々にスタジオご登場ということで。こんにちは。

(町山智浩)こんにちは。どうも。大晦日に……すごいですね。大晦日も働いて。

(山里亮太)町山さんもですよ(笑)。

(町山智浩)これ、録音でいいじゃん? ダメなの?(笑)。

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ!

(町山智浩)なんで生でやらなきゃいけないの? 時事問題も何も扱わないのに……(笑)。

(赤江珠緒)フハハハハハハハハッ! そう。うちはいいよね?(笑)。

(町山智浩)録音でいいじゃん、別に(笑)。なんで生でやる必然性があるんだろう?って。ただ、「暑い」とか……今日は暑いじゃないですか。で、「暑い」って言うと生な感じがしますよね。

(赤江珠緒)ああ、大晦日の情報としてね。今日は珍しく暑い大晦日。

(町山智浩)そうそう。大晦日は寒いに決まっているっていうことで「寒いですね」って言って録音していたら大変な自体になってましたからね。これね。

(山里亮太)それが回避できたっていう(笑)。

(町山智浩)これぐらいしか生でやるメリットないんだから(笑)。

(山里亮太)なにがすごいって町山さんにそれを言われて全員がハッとしたっていう(笑)。

(町山智浩)「そうか、俺、休めたのに!」ってみんな思っているっていう(笑)。ねえ。子供とかお父さんがいなくて怒って。大晦日に掃除もしないで奥さんにも怒られてさ。

(山里亮太)でも、録音じゃないからこうやって町山さんが生で、タイミングよく来てくれましたよ。

(赤江珠緒)で、町山さん、ちゃんと先週おっしゃっていた中国の深圳に行かれたというお土産を。

(町山智浩)行ってきましたよ。本当に。嘘じゃないですからね。

(赤江珠緒)「嘘だ」なんて誰も言ってないですよ(笑)。

(山里亮太)かなりの未来シティだったっていうね。

(赤江珠緒)ねえ。すごいんですね。深圳ってね。

町山智浩・深圳取材

町山智浩 中国・深圳取材を語る
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(町山智浩)すごかったですよ。ホテルがね、その時に誰もいなくて。その時が深圳ででっかいコンベンションが終わった直後だったんですよ。で、空いているかららしいんだけど、いきなり部屋に通されたらものすごい、社長室みたいなところで。ものすごい、会長さんとかしか泊まれないような、天井がこの2倍ぐらいの高さみたいな。このフロア全体ぐらいの部屋みたいな。

(赤江珠緒)ええっ! そんな、広すぎる!

(町山智浩)ものすごい部屋で。「これ、間違いだから。これ、請求されても困るから、こんな部屋はいらないです!」って言ったら「いいんですよ、いいんですよ。もうめちゃくちゃコンベンションで儲かったから。いま、お客さんいないから、どうぞご自由にお使いください」って。

(赤江珠緒)ええーっ! 景気がいいな!

(町山智浩)で、朝昼晩と全部ご飯もついて。もう本当、たぶん俺が貧しそうに見えたんだろうね(笑)。「この日本人に施してやろうか」って(笑)。

(赤江珠緒)「かわいそうだから……」って(笑)。

(町山智浩)そう(笑)。「1回、夢を見せてやろう。お前ら、一生これないからな」っていうことでね、そういう施しを受けてきました(笑)。

(山里亮太)ラッキーじゃないですか(笑)。

(赤江珠緒)さて、今日ですけども、大晦日だから今年を振り返ろうというような……。

(町山智浩)はい。あんまり振り返りたくないですよね。お互いね。でも、この人だけは振り返りたいでしょう?

(赤江珠緒)そうですよ、山ちゃんはもう……。

(山里亮太)振り返りましょうか?

(町山智浩)大変だね。でも奥さんが「一番惚れているところは金銭感覚」って言われてるから。稼がなきゃならないって。ものすごいプレッシャーがかかるよね(笑)。

(山里亮太)そういうことだったのか!

(町山智浩)そういうことじゃないの?(笑)。

(山里亮太)「金銭感覚が似ている」っていうところですから。

(町山智浩)金の切れ目が縁の切れ目になったら大変じゃない、それ?(笑)。

(山里亮太)あ、すいません。「お金に興味がある」というんじゃなくて、「金銭感覚が似ているところに興味がある」ということで。

(町山智浩)ああ、似ているところなんだ(笑)。

(山里亮太)危ない、危ない(笑)。

(町山智浩)そうなんだ。でも、稼がなきゃいけないから大変だと思って。「うわっ、これはプレッシャー!」って思ったよ。見ていて(笑)。それはないね。そう。僕、ずいぶん前にね、奥様が出演されてる映画の話をしたことがあって。今、タイトルがすごく長いので思い出せないのですが。白石和彌監督の映画で……。

(山里亮太)ああ、『彼女がその名を知らない鳥たち』ですね。

(町山智浩)やっぱり! 完璧にタイトルが出る!

(赤江珠緒)そりゃあやっぱりもう、ハズバンドですから。

(町山智浩)これ、出なかったらネチネチやられるもんね(笑)。

(山里亮太)フフフ、「あなた、見てなかったの?」ってなりますからね(笑)。

(町山智浩)「あなた、あれのタイトルがパンと出ないの?」みたいなね(笑)。

(山里亮太)よかった、言えて(笑)。

(町山智浩)あの話をした時に、あれが蒼井優さんが松坂桃李とかイケメンとの恋でいろいろとあって……っていう話で。そこに天使のような汚い中年男が出てくるんですよね。

(山里亮太)はい。阿部サダヲさんの陣治が。

(町山智浩)で、その話をしたんですよね。あれ、公開当時に。

『彼女がその名を知らない鳥たち』

(山里亮太)まさか、その陣治に僕がなるとは……(笑)。

(赤江珠緒)フフフ、そうだね!

(山里亮太)俺、「陣治と結婚をする」っていう役作りの延長で俺といるんじゃないかな?っていう風に思ったけどね(笑)。

(町山智浩)いや、あれは素晴らしい役なんですよ。阿部サダヲさんが。だからあれも偶然だなって思って。その話をしていて。

(山里亮太)そうですよね。その頃はまだそんな可能性もまったくない時でしたからね。

(赤江珠緒)ねえ。人生面白いですね。

(町山智浩)ねえ。まさかあの映画が本当になるとは……ってそこまでひどいことを言うなよ!っていうね(笑)。

(山里亮太)そうですよね(笑)。

(町山智浩)「俺とあれを一緒にするなよ!」って怒った方がいいですよ(笑)。

(山里亮太)「陣治とは僕、違いますから!」って。

(赤江珠緒)急に思いついたみたいな。「ああ、そう言えば……」みたいなね(笑)。

<書き起こしおわり>

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