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星野源『私』を語る

星野源『私』を語る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で最新EP『Same Thing』の楽曲『私』について話していました。

(星野源)さあ、ここで10月14日にリリースされた星野源最新EP『Same Thing』の中から1曲をおかけしたいと思います。今夜おかけするのは……『私』です。いま、「『私』です」って言う前の間を作ってる時にくりぃむしちゅーの有田さんが「私です」っていうギャグをやっていたなっていうのをいま、思い出して。「どうも。私です」っていう。じゃあ、メールを読もうね。感想メールが届いております。ありがとうございます。

北海道の方。「『私』に出てくる歌詞、とても日本情緒に溢れていて大好きです。『彼の町見や 美し火や』に見える夕焼け。『涙の川』の切なさ。『死ぬのだけじゃ あんまりじゃないか』という優しい叫び。前の3曲で源さんが世界をかけていく気持ちが強くなっていた直後のきれいな日本語に思わず、息を吐きました。そして最後の『手のひらが剥がれぬように振る』という言葉に、こんなに嬉しいさよならがあるのかと涙ぐんでいる自分がいました。ファーストアルバムに収録された『夜中唄』を思い起こすような日本語がたくさんあり、心に深く染みました。『ハウスバージョン』と記載されてない4曲目、どんなお気持ちで制作されたのでしょうか。ぜひお聞きしたいです」という。ありがとうございます。

もう1個、読もうかな? 「新曲の中で特に好きなのは『私』です。初めて聞いた時、『あの人を殺すより面白いことをしよう』という歌い出しに泣いてしまいました。私は何かが火だるまになるような感情を持つ相手こそいれど、なんだか疲れてしまって。もうその人を殺したいのではなく、自分を消したいと思っていました。だからこの歌詞に『自分を消すより面白いことをしよう』と言ってもらえたようで嬉しかったです。それを体現するように、あの日を超える未来であるいまを見せてくれる源さん。『好き』が詰まった新曲たち。『POP VIRUS』ライブツアーの最後に『笑顔で会いましょう』と言ってくれた源さんに会えるように私もこの楽しい地獄を進んで行こうと思います」。ありがとうございます。

もう一通。埼玉県の女性の方。「改めて『Same Thing』EP、配信リリースおめでとうございます。4曲を通して聞いた時の感情を思い出してみると、『Same Thing』で盛り上がり、『さらしもの』で源さんの初ラップにノリノリになり、『Ain’t Nobody Know』で少し大人の世界に入り込んだような感覚になり、最後の『私』では初期の源さんにタイムスリップしたかのように感じました。夜、外を見ながら『なんで最近は嫌なことだらけなんだろう。クソみたいなことだらけだな』なんて思いながら『私』を聞いていると歌詞のひとつひとつのグッと来てしまい、源さんの優しい声にもグッと来てしまい、夜に1人で泣いてしまいました。『悲しみと棒アイスを食う』という歌詞はどんな時に思いついたのでしょうか? ぜひ制作秘話などを教えてください」。ありがとうございます。

じゃあまず、曲を聞いていただきましょうかね。10月14日にリリースされました星野源最新EP。1曲めはですね、本当に大好きなみんなでございます。feat. Superorganism。Superorganismのみんなと一緒に作って。全部英語で初めて作った曲。それが『Same Thing』。

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2曲目はですね、PUNPEEくんと一緒に作った『さらしもの』。初めてちゃんとラップをやりました。

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3曲目はロンドンのトム・ミッシュ。もう大好きです。素晴らしい友達。トム・ミッシュと一緒に作りました『Ain’t nobody know』。先週かけましたけども。

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で、『私』は1人で歌っています。弾き語りですね。録音もギターも歌も同時に録りました。じゃあまず、曲を聞いていただこうと思います。もう大好評発売中。ダウンロード、ストリーミング両方あります。『Same Thing』の中から『私』。

星野源『私』

(星野源)お送りしたのは星野源の新曲『私』でした。ありがとうございました。この曲はですね、『Same Thing』というEPの4曲目に入っている曲です。そうですね。順番としてはどのぐらいのタイミングだろうな? 『Same Thing』と同じぐらいにできた曲かな。で、その後に『さらしもの』、そして『Ain’t nobody know』ができたという感じなんですけども。ええと……「『悲しみと棒アイスを食う』という歌詞があるんですけど、どういう風に思いついたんでしょうか?」みたいな質問、ありましたね。あと「手のひらが剥がれぬように振る」という言葉、ありましたね。

で、この間、いつもお世話になってます雑誌『MUSICA』で巻頭特集。来月の発売になります。15日とかたぶんそのぐらいの発売の号でしっかり取材をしていただきまして。なんかすごくいい取材だったなっていうのを個人的に思います。編集長の有泉さん、付き合いが本当に長いので。僕を初めて音楽誌の表紙にしてくれた人ですね。なんで、『夢の外へ』の時からずっと取材してくれてる方なんですけど。あ、その前か。その前から取材はしてくれているんですけども。ずっと見てくれている方でですね。今回の『Same Thing』の4曲っていうものをより深くというか、すごく理解ができるようなインタビューにたぶんなったんじゃないかなって思います。

自分でも「ああ、そうだな。俺、こういうこと考えてたんだ」っていうのを自分で話しながら気付くみたいなことをすごくあって。それがすごくよ楽しかったですね。なのでぜひ『MUSICA』を読んでください。それで明日、『ロッキング・オン・ジャパン』が発売されます。そこでもじっくりお話してますのでぜひみなさん、手に入れてください。写真もね、すごい気持ちいい中で撮ったので、ぜひ見てくださいね。

で、その『MUSICA』の時に有泉さんとも話したんだけど。特にこの『私』っていう曲に関して、「これはどういうきっかけで書いたの?」みたいな話とかしていたんだけど。とにかく一言、わからないっす(笑)。あの……理由も何もないです! なんかね、この曲はもうツルツルツルッとできちゃったんですよ。「あの人を殺すより面白いことをしよう 悲しみと棒アイスを食う」ってもうボコってできちゃって。だからそれはもう、「悲しみと棒アイスを食う」って何だよ?って話じゃない。なんだけど、もうこれなんですよ。これしかなくて。

でも、これで出てきちゃったからもうこれだわ!っていう。本当、それだけなんですよね。で、『私』っていうタイトルも、なんかこれだなっていう。だから、左脳……計算をする方の脳でほとんど考えてない曲ですね。曲も歌詞もボンッ!ってできた感じなんで。そうですね。でも、「こういうサウンドで録りたい」っていうのはすごく意識して録りました。で、いつもね、シングルの時に4曲目は「ハウスバージョン(House Ver.)」って言って家で録ることが多いんですけど。で、なんでこれ、ハウスバージョンってついてないのかっていうと、家じゃないんですね。スタジオで普通に録っているんですけども。

「ハウスバージョン」ではない理由

まあ、ちょっと特殊な録り方をしていて。どういう録り方かは秘密なんですけども(笑)。企業秘密なんですけど。なんでかっていうと、いわゆるハウスバージョンで録っている音とこの『私』で録っている音は僕の中では一緒なんですよ。なんて言うんだろうな? やっぱりハウスバージョンってするのって、サブっぽい感じがすごいするんだよね。「メインの曲じゃないですよ」っていう。それが自分の中ではすごい嫌で。

で、だからそういう意思表明です。今後はハウス、家で録っていようが、スタジオで録っていようが、「こういう曲は俺にとってのメインだ」っていう。そういう意思表示ですね。で、いま日本ではありえないんだけど、海外では……「海外では」っていうのもちょっとダサいね。まあ主にヒップホップ文化の中では、いわゆるベッドサイドで作ったものとか、あるいはiPhoneで作ったものっていうのがチャートの1位になるような、そういう豊かさがあるんですよね。

で、僕はそこの中にすごく音楽を感じるので。もちろん、そういう風に作ったものの中で音楽を感じないものももちろんあるんだけど。スタジオできっちりと作ったものの中にももちろん音楽を感じるし。その自分が音楽を感じるものなら、どんな音でも僕はいま、メインとして出していきたいっていう、そういう意思表示ですね。そんな感じですね。なので……あと、「手のひらが剥がれぬように振る」っていうのは……「そうそう、なるほどね」って思いました(笑)。「ああ、そういう解釈もあるのね」みたいな。

僕はただ、「手をつないで2人が楽しそうに手をぶんぶん振ってる」っていう。だから2人で仲良く歩いているっていうことなんですよね。僕にとっては。手のひらが二度と離れないように一緒に手をつないで歩いているっていう。なんかそういう、僕はそういうつもりで書いたんだけども。剥がれぬように……まあ、手を振るっていうことは結構「さよなら」の意味で書かれることが多いんで。たしかにそういう見方も素敵だなと思いました。だから「剥がれぬように振る」だから、なんかその再会の瞬間っていう感じもあるよね。会って「ああ、会えた」みたいな。「こっちこっち!」みたいな感じの手を振るっていう。そういう方向もありますね。

はい、そんな感じで『私』をお送りしましたけれども、いかがだったでしょうか? またね、『Same Thing』のどの曲でもいいですし、4曲まとめてEPの感想でもいいですし。『ロッキング・オン・ジャパン』、そして『MUSICA』を読んだ感想でもいいです。いろんな感想をどんどんどんどんお待ちしております。星野源『Same Thing』、大好評発売中でございます。ありがとうございます。そうだよ、あれだよ。言ってなかったね。

オリコン、そしてビルボード、1位になりました。ありがとうございます! やったー! やったよー! ねえ。「オリコン、そしてビルボードで1位になった」とタモリさんが言ってましたよ。フハハハハハハハッ! ありがとうございます。水谷豊さんも言ってました。(※ この日の放送でリスナーから「タモリさんが言ってました」「水谷豊さんが言ってました」という投稿が多かったため)。なのでぜひ、たくさん聞いてください。そして感想もお待ちしております。

<書き起こしおわり>

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